学校生活 南稜NOW

タグ:食品科学科

課題研究発表会

1月15日と22日に3年食品科学科の課題研究発表会が行われました。各班で1年間、研究し取組んだ成果を発表しました。発表の後、質問も飛び交い、学びが深まりました。2日間にわたり、12本の発表が行われました。

南稜焼酎品評会

熊本国税局の岩田知子様ほか多数の講師にお越しいただき南稜焼酎の品評会を開催しました。今年の食品科学科3年生が製造した焼酎も高い評価を受け、生徒たちも自信につながったと思います。今回の品評会では生徒たちは未成年のため試飲することはできませんでしたが香りだけは確認していました。2年後の蔵開きでは試飲することになっています。それまでのお楽しみですね。

食品科学科2年 「調理・加工技術研修」

1月9日(木)、福岡キャリナリー製菓調理専門学校で食品科学科2年生が研修を行いました。調理技術や加工技術をより高度な専門学校での指導をとおして体験的に習得することができました。研修ではアメ細工、製パン、調理、カフェの4つから希望で2つ選択し学んだほか、1年先輩の本校卒業生の報告など収穫の多い充実した1日でした。福岡キャリナリー製菓調理専門学校の校長先生はじめお世話になら真下先生方大変お世話になりました。

蔵開き その2 「チョク」と「ガラ」

子どもたちに長く読み継がれる絵本ではありません。球磨焼酎をいただく際に使用する「ガラ」と「チョク」という伝統的な酒器です。「ガラ」は急須のような形をした徳利で「チョク」は小さな盃です。こんな所にも地域の伝統があります。

 

 

卒業生たちが在学中にデザインしたラベルを貼ったマイ小瓶。

 

蔵開きを実施しました!

 平成29年度(2017年度)卒業生の蔵開きを実施しました。

 

蒸留した焼酎の原酒を水で割って25度に調整し、ガラ(酒器)で注ぎ分けたら、

在学時の室長の発声で乾杯!2年前に自分たちで製造した焼酎を、ようやく味わうことができました。

 

短い時間でしたが、お世話になった先生方やなかなか会えない級友との会話も弾み、充実したひとときを送ることができたように思います。新成人のみなさんのこれからのご活躍を心から願っています!

プラント焼酎の製造 ~その4 蒸留~

 12月6日(金)、食品科学科3年生の醸造の授業でプラント焼酎の「蒸留」を行いました。

2週間前の二次仕込み翌日のもろみの様子です。まだ1日しかたっていませんが、お米が溶けかけているのがわかります。

 

こちらは蒸留直前のもろみの様子。上澄みがきれいな琥珀色になっていました。

 

もろみを蒸留機に投入して蒸留開始!

 

約2時間で20Lの焼酎を蒸留しました。白く濁っているのは原料由来の脂質が含まれているためです。

 

仕込みから蒸留までの3週間、生徒のみなさんがもろみの管理をしっかりと行ってくれたおかげで、十分なアルコール度数を得ることができました!

 

 できあがった焼酎は、1月に実施する焼酎品評会でその出来が評価されます。よい評価が得られることを期待したいです。

プラント焼酎(減圧蒸留)の製造 ~その3 二次仕込み~

 11月22日(金)、食品科学科3年生の醸造の授業で、焼酎の「二次仕込み」を行いました。

 

1週間前に行った一次仕込み直後のもろみの様子です。ほとんどのお米は沈んでいて、その原形をとどめていますが・・・

 

1週間たつとこのような状態に。酵素のはたらきによって、米の原形がわからないほどに溶けてしまっています。

 

一次もろみを二次仕込み用のタンクに移し、

 

汲水(仕込み用の水)26.5Lを加えます。

 

蒸し上がった掛米(二次仕込みで仕込むお米)を適温まで冷まし、

 

タンクに移せば二次仕込みは完了です!

 

 もろみの発酵は順調に進んでいますが、まだまだ油断は禁物です。蒸留するまでの2週間もこれまでと同様に、しっかりもろみの管理を行っていきましょう。次回の実習は12/6(金)、「蒸留」を行います。

プラント焼酎(減圧蒸留)の製造 ~その2 一次仕込み~

 食品科学科3年生の「醸造」の授業で取り組んでいる、焼酎の試験製造。今日は「一次仕込み」を行いました。

 

前回行った製麹直後のお米の外観です。まだ麹菌は繁殖していませんが・・・

 

1日後には部分的に白い菌糸が見られるようになり、

 

2日後には全体が白くなっていました。麹菌が順調に生育しています!

 

汲み水、酵母液、米麹の順でタンクに仕込み、

 

「かい入れ」をして全体を混ぜれば、一次仕込みは完了!

 

 発酵が順調に進むよう、しっかりともろみの管理を行っていきましょう!次回の実習は1週間後の22日(金)、「二次仕込み」を行います。