先週に引き続き、南阿蘇村に農業ボランティアに行きました。
最初に、阿蘇大橋周辺を見学をし、NPO法人ユナイテッドアースの方に被災状況の説明をして頂きました。
映像と実際に見る現場の違いに驚く生徒たちでした。
1階がつぶれているアパートを見て、言葉を失う生徒達・・・
亡くなられた方を慈しむ意味を込めて、黙祷を行いました。
その後、先週からお世話になっているノースグレープファームに向かい、先週、摘粒をした葡萄の袋がけを行いました。
昨日行った事前研修を活かし、精一杯取り組んでいました。
昼食(自費)場所までの移動の時も今回の震災について話を聞きました。マグマ食堂では、阿蘇の美味しいご飯でみんな笑顔になりました。
袋がけの後は、苗木の除草にも取り組みました。
生活経営科手作りクッションとメッセージカード、球磨支援学校の生徒が栽培した草花を送りました。
NPO法人ユナイテッドアースから避難場所への配布してもらいます。
生徒の感想
被災地の状況を初めて生で見て、言葉がでないくらい凄いものでした。
もっと生きたかっただろうと思ったら涙が出てきました。
この貴重な体験をずっと忘れずにこれからの生活にも活かしていきたいです。
人の役に立てて「ありがとう」と言われただけで嬉しかったです。
最後に、ノースグレープファームの北さんから
「今年の葡萄は、たくさんの人の想いの詰まった葡萄になりました。」という話がありました。
たくさんの方の協力があり、2回農業ボランティアを行うことができました。
今回の体験を忘れず、今後色々な形で活かしていきます。
美味しい葡萄になりますように!