学校生活ブログ
天草市長とのボランティトークに参加しました!
11月23日に令和3年度ボランティア月間啓発事業として行われた、中高生と馬場昭治天草市長とのボランティトークに出席しました。
天草市内の中学校4校と高校5校の代表生徒が天草市長と共に『今、私達に出来る地域ボランティア活動を考える』をテーマとして「ボランティア活動をとおして思うこと」や「これからの天草に、どんなボランティア活動が必要か」などについて考えました。
各学校が取り組むボランティア活動を発表したり、天草市長に対して質問をしたりと活発な意見交換が行われました。
【授業の取組(政治・経済)】防災学習①(水ろ過(天草市水道局訪問)・避難所運営ラーニング)
3年生の「政治・経済」の授業では、10月から1月にかけて「実践型防災学習」に取り組んでいます。いつどこで自然災害に遭遇するか分からない昨今の状況を考え、自分たちに出来ることを考えて実行できる力を身につけられるようにしています
図書館の田中先生、理科の濱田先生、防災主任の村嶋先生に協力をいただきながら、防災学習の前半部分で学んだ内容を紹介します。
まず、過去に熊本で起こった災害を調べてレポートにまとめたり、天草市が発行している資料をもとに、オリジナルのハザードマップを作成しました。
次に、災害時に停電や断水になっても水を確保する(ろ過)方法を体験しました。また、水の専門家である天草市水道局の皆様にご協力いただき、ろ過した水の水質調査をはじめ、浄水場や天草市所有の給水車などを見学させていただきました。
そして、卒業後、公務員として災害時に住民対応をする立場になることを想定し、避難所運営ラーニングや、避難所で起こりうるケースをグループ討議しました。
◎水ろ過装置製作
材料:ペットボトル・脱脂綿・ガーゼ・砂・砂利・活性炭
ろ過する水:入浴剤入り水(お風呂の水を想定)・プールの水・池の水・海水
性質調査:pH測定・硝酸銀水溶液(塩素の有無を測定)
ペットボトルに砂などを層になるように詰め、各自が学校周辺で得ることの出来る水を集めてろ過しました。ろ過の前後でpH測定と硝酸銀水溶液を用いて塩素が含まれているか調べました。
参考に、日常生活の中で使用する洗剤や飲料などもpHを測定しました。
◎天草市水道局訪問
11月9日(火)に、天草市水道局を訪問しました。
まず、城の平浄水場を見学させていただき、市民が飲用している水がどうやって作られているか説明を受けました。さらに、漏水箇所を見つけるための器具の使用体験をさせていただきました。
また、市が所有されている給水車を見せていただきました。平成30年7月の西日本豪雨時に、愛媛県宇和島市に給水活動に行かれたこと、また、天草地域でも自然災害などにより断水が起こった際には出動したことを教えていただきました。自分自身が卒業後公務員として仕事を始めた際に、災害時に出動する姿を想像し、その任務の重大さを自覚しました。
ちなみに、学校で採取した水4種類(ろ過前後)を調査していただいた結果は・・・
検査項目:「濁度」
検査結果:「池の水を除いては水道法水質基準に適合」
ということでした。今回の検査項目はあくまでも「濁度(にごり)」の検査のみですので、飲用に適しているかどうかは判断できませんでした。しかし、水の成分が分からないので「ろ過装置を通したから飲用可能だ!」と安易に考えるのは危険だと言うことが分かりました。
◎避難所運営ラーニング
防災主任の村嶋先生のご指導の下、避難所運営ラーニングを行い、自分が運営側だったら何に気をつけなければならないかを考えました。また、「配給された食糧が避難者の数より少なく、誰から優先に配布するべきか」というケースを想定し、グループ討議を行いました。
「正解のない問題」を考えるのはとても難しいですが、起こりえるケースです。正しい答えはありません。しかし、「その状況における最善策を、様々な人の立場で考えること」が大切だと思いました。
防災学習後半では、避難所に指定されている施設に実際に足を運んだり、自分の力で火を熾したり、災害食を作ります。
参考文献(天草工業図書館にあります)
『災害に役立つスキルを手に入れる!もし時サバイバル術Jr.』 2018年 太郎次郎社エディタス
『自衛隊防災ブック2』 2019年 マガジンハウス
『インフラってなに?①水道~飲み水はどこからくる?~』 2017年 筑摩書房
熊本県産業教育振興会「産学懇談会」にて各代表として発表しました!
11月16日(火)に開催された令和3年度熊本県産業教育振興会「産学懇談会」にて、
本校電気科の3年生7名(赤城雅さん、荒木玲耶くん、泉海斗くん、小林晃嘉くん、辻快くん、新納進之介くん、野島弘翔くん)が工業部会代表として「工業高校生による技術発信 〜ハニカムラジオを通して〜」の発表を行いました。
また、「専門高校生グローバルチャレンジ事業実践報告」を本校機械科2年B組の立石剛士くんが、参加者50名の代表として発表しました。
2組とも堂々とした発表で、観覧いただいた方々から多くのお褒めの言葉をいただきました。
農業、工業、商業、水産、家庭、福祉の各代表校の活動成果発表を拝見することができ、参加した生徒たちも多くの刺激を受けていました。今後の研究や学習活動に繋げていきたいと思います。
天工祭
11月13日(土)に天工祭が実施されました。新型コロナウイルス感染防止で制限がある中、生徒達が自ら考え、行動し、天工祭実施に向け準備をしてきました。各クラスで作成した動画、インターンシップや図書委員会、専門高校生グローバルチャレンジ海外オンライン研修の報告、工業関係生徒研究発表会の発表、ダンス、カラオケ大会など生徒一人一人が楽しみ、来校してくださった保護者の方々にも天工の魅力を伝えることができたと思います。
芸術鑑賞会
11月12日(金)、本校体育館にて芸術鑑賞会がおこなわれました。
今年は劇団アルファー様をお招きして、幕末の坂本龍馬と現代の様々な人物との関わりが織りなす「龍馬からの手紙」(←劇団のHPへのリンク)を公演していただきました。
演劇という普段なかなか接する機会のない芸術を鑑賞し、生徒たちも楽しんでいました。
天工祭について
11月13日(土)に「天工祭」を実施します!
新型コロナウイルスの影響により、本年度の天工祭の観覧につきましては、三密(密接・密集・密閉)の回避や飛沫感染の予防対策を図り、事前に登録した3年生の保護者としています。受付時間は9:00~ 体育館 で行います。なお、天工祭の様子は後日ホームページに動画で掲載しますので、ご覧下さい。
第57回天工祭プログラム
① 開会式 9:00
② 開会セレモニー(生徒会) 9:10
③ M1Aの日常(M1A) 9:15
④ えむびーず?(M1B) 9:25
⑤ 電気科TikTok(E1) 9:35
⑥ 微美男美女(C1) 9:45
⑦ 青春って何?(J1) 9:55
( 休憩 )
⑧ インターンシップ報告(2学年) 10:20
( 休憩 )
⑨ ハマンゲリオン(M3A) 11:20
⑩ 機械科3年B組の進路試験に向けての頑張りが伝わる動画(M3B) 11:30
⑪ 伝説の恋愛マスター(E3) 11:40
⑫ C3のゆかいな仲間達の進路奮闘記(C3) 11:50
⑬ これまでのJ3、これからのJ3(J3) 12:00
( 休憩 )
⑭ 図書館&おすすすもの本紹介(図書委員会) 12:15
⑮ 「専門高校生グローバルチャレンジ」研修報告(英語科) 12:25
⑯ 工業高校生による技術発信~ハニカムラジオを通して~(E3) 12:35
( 昼休み )
⑰ プリキュアセブン【ダンス】(有志) 13:40
⑱ 天工クリエイターズ【動画・ダンス】(有志) 13:50
⑲ カラオケ大会(生徒会) 14:00
⑳ 閉会式 14:45
【3学年】主権者教育(LHR特別授業)
10月21日(木)6限目のLHRを利用して、3年生を対象に「主権者教育特別授業」を行いました。選挙制度についての理解を深め、投票用紙の記入の仕方や投票所の様子などを知り、本番と同じ流れで代表者に模擬投票を行いました。有権者として実践的な知識を身に付ける良い機会になったようです。
●授業後の生徒の感想
・忘れていた選挙制度や紙の書き方などを選挙の前に知れて、実際に選挙に行って投票できるようになったので行ってみようという気持ちになりました。選挙は大人のマナーと言われて社会人にとっては大事なことなんだなと思いました。
・投票が簡単に行なえることは魅力的だとは思いますが、立候補者の公約だとか選挙の細かな仕組みについては難しくして少し消極的になってしまいます。少しでも日本の政治に関心を持てるよう今回の選挙から注目していこうと思います。今回の授業は今後のためになりました。
・自分がちょっとした行動を起こすだけでこれからの政治がある程度決まってくるので、いろいろな形で選挙に参加したいです。シルバー民主主義を減らしたいです。
今回の授業を受けて、主権者としての意識が高まった生徒も多かったようです。
高校を卒業し、一人の社会人として自立することを自覚する時期になってきました。政治に参加するという意識をしっかりと高めて、自分から行動できる有権者になりましょう。
日本の高校生と台湾の大学生とのオンライン討論会
10月20日(水)に開催された台湾留学サポートセンターが主催する「日本の高校生と台湾の大学生とのオンライン討論会」に本校から機械科2年B組の汐見奈伊希、立石剛士、吉口元貴の3名が参加しました。また、情報技術科の1年生も見学に来てくれました。
今回の討論テーマは「米中関係」について。事前に動画を視聴し、討論を行いました。台湾の大学生も流暢な日本語で話しており、台湾の方の勤勉さを感じました。
政治的な内容も含んでおり、難しい内容でしたが、生徒たちも自分の意見をはっきりと述べており、充実した討論ができました。オンラインながら台湾の大学生や日本の他地域の高校生と意見交換ができ、生徒たちの考え方の幅が広がったと思います。
今後も様々な企画に参加していきたいと思います。
【工業科】天草まちゼミ「地元高校生起業プラン」発表
「天草宝島起業塾高校生コース」に参加した土木科1年生5名が、天草まちゼミの講師として地元高校生起業プランの発表を行いました。内容は起業塾で作成したビジネスプラン「自然災害発見アプリ」をブラッシュアップしたものです。発表を聞いていただいた企業の方々や天草市の方々からご意見や感想をいただき、貴重な体験ができたとともに、今後につながるものを得ることができました。
グローバルチャレンジ 代表発表者に選出されました!
8月に開催された「令和3年度専門高校生グローバルチャレンジ事業(海外オンライン研修)」の事後報告の代表者に機械科2年の立石剛士君が選出されました。
11月16日(火)に熊本学園大学14号館高橋守雄記念ホールで開催される熊本県産業教育振興会「産学懇談会」で発表する予定です。
先日、事前の打ち合わせをGoogle Meetで行いました。今回発表する3名の生徒とともにプレゼンテーションの内容などを確認しました。
代表に選出していただいたことに感謝し、本番に向けて資料作成や発表練習に励んでいきます。
【研究授業】一人一台端末(Chromebook)活用授業
今年度の初任者、機械科:上田先生、電気科:岡部先生の研究授業においてICTを活用した授業実践がおこなわれました。
端末を利用したり、プロジェクターで資料を提示したり、視覚的にわかりやすい工夫がなされており、生徒たちも意欲的に取り組んでいました。
【機械科】課題研究(地域活動班)
機械科3年生の課題研究で森林組合から提供していただいた「天草ヒノキ」を用いてベンチとビッグジェンガを製作しました。
ベンチは、天草市の銀天街で毎月第3日曜日に開催されている「まちはみんなの遊園地」に提供しています。また、ビッグジェンガも来月から提供予定です。
ベンチは、座面と脚が取り外し可能な簡易式のもので、イベントなどですぐに設置ができ、銀天街の皆様にも好評をいただきました。
ビッグジェンガも子どもたちに遊んでもらえるように丹精込めてつくりました。
今後も地域のイベント等で活躍する製品をつくっていこうと思います。
一人一台端末(Chromebook)活用授業
一人一台端末を活用した授業が本格的にスタートしました。
機械科2年生、原動機の授業では事前にクラスルームに配信していた解答例を参考に中間考査の振り返り学習を行いました。
以前はプリントで渡していましたが、データにすることで紙の使用量が削減できます。また常にデータとして残るので、テスト直後だけでなく、いつでも効率的に振り返り学習ができ、学習の定着につながると感じました。
授業だけでなく、多くの場面で活用していきたいと思います。
大型掲示装置(プロジェクター)が全教室に設置されました
10月8日(金)から10日(日)にかけて、全教室に大型掲示装置(プロジェクター)とスクリーンが設置されました。
10月11日(月)には、試運転で接続テストをする先生や設置されたプロジェクターを使用して授業を行うクラスもありました。
今後、授業等で本格的に使用していきます。
日本の高校生と台湾の大学生とのオンライン討論会 事前学習会
10月20日(水)に開催される台湾留学サポートセンター主催の「日本の高校生と台湾の大学生とのオンライン討論会」に参加することとなりました。
この討論会は、全国の10校と台湾の大学生10名との「米中関係のゆくえ」についての討論会で、本校から3名の生徒が参加します。
本日は事前学習会として、当日どのような内容を討論するのか、討論の注意事項等を全国10校の生徒とともに確認しました。
今回の討論は、政治的な内容を含んでおり、日本の高校生にとっては非常に難しいものですが、事前に学習してしっかりと意見が述べられるように準備します。
【ボランティア活動】あまくさ福祉まつりボランティア
10月10日(日)に天草市民センターにて行われた「あまくさ福祉まつり」のホール司会と展示会場の案内ボランティアを行いました。
ホールでは防災についての講演会や書道や絵画などの表彰式が行われました。2名の女子生徒が緊張しながらも福祉まつりの司会進行を努めてくれました。
他にも、ボランティア活動などの資料を展示したブースの受付、案内を行いました。
多くの方々にご来場頂きました。
一人一台端末(Chromebook)活用スタート!
10月より導入されました一人一台端末の活用がスタートしました。
各クラスでマニュアルの確認、アカウント入力等の初期設定を行いました。初めて使う端末に生徒たちも目を輝かせていました。
来週、10月11日(月)から授業等で本格的に使用していきます。
3年生の合格祈願に行きました
9月13日(月)
今週の16日(木)から3年生の就職試験が始まり、その後、進学・公務員関係の試験も続きます。みなさんの頑張りの後押しをすべく、校長、教頭、3学年主任(3学年を代表して)で本渡諏訪神社に合格祈願のお参りに行ってきました。
コロナ禍で様々な制約がある中、3年生のみなさんはこの夏それぞれの進路目標達成に向けて、本当によく頑張ってきました。今現在も連日、始業前、昼休み、放課後と就職試験対策の面接をする3年生の声が聞こえてきます。
こうした努力が報われることを切に願います。頑張れ、3年生!希望する進路先に全員が合格しますように!
Chromebook研修を実施しました。
本校では、10月に生徒一人一人にChromebookが導入されます。
現在、生徒職員にはGoogleアカウントを配付し、classroomへの登録やアンケートなどで活用しています。
本日は端末導入に向けて、5回目のChromebook職員研修を実施しました。
日頃、パソコンを使って仕事をしている職員も、初めてのChromebookに戸惑う場面もありましたが、有意義な研修を実施することができました。
生徒一人一人がChromebookを最大限活用できるように、今後も職員一同、研修に取り組みたいと思います。
教育実習生の紹介
9月1日(水)から14日(火)の2週間で実習があります。
今年度の実習生は、平成29年度機械科卒業の富永聖也さんです。
本校在学中は、ハンドボール部に所属しており、活躍してくれていました。
2週間、先輩として、そして先生として頑張ってくれます。宜しくお願いします。
※撮影の為マスクを外しています。
2学期 始業式
令和3年9月1日(水)2学期始業式を行いました。
今回の始業式はコロナ感染対策の点から、放送による始業式となりました。
夏休み期間中に天草地域でもコロナ感染が広がり、不要不急の外出自粛が必要とされる夏休みとなりました。そのような状況で、あまり夏休みを満喫できなかった人も多いのではないでしょうか。その代わり家にいる時間が長くなることで、家族で過ごす時間も増えたと思います。本校は、およそ7割の生徒が就職をし、その大半が天草外での就職となります。だからこそ、家族で過ごす時間を有効に活用し1日、1日を大切に過ごして欲しいと思います。
2学期は1年間で1番長い学期となり、行事もたくさんあります。また3年生は就職試験がいよいよ始まります。勉強に部活に忙しい日々がまたスタートしますが、このような状況でも、天工一丸となって頑張っていきたいと思います。
九州中央リハビリテーション学院からマスクや消毒液を寄贈いただきました
8月2日(月)に九州中央リハビリテーション学院から志垣理事長、田爪副理事長、中村顧問、島田課長が来校され、マスク300枚、消毒液60リットルを寄贈いただきました。県独自の「蔓延防止宣言」が発令された直後であり、本校としても新型コロナウイルス感染拡大防止対策を強化していくところでしたので、ありがたく有効に活用させていただきます。
【工業科】令和3年度天草宝島起業塾高校生コース
7月11日(日)、17日(土)、18日(日)、31日(土)、8月1日(日)の5日間、天草宝島起業塾高校生コースに参加してきました。
参加生徒は以下の通りです。(M2B、C1の2グループ)
【M2B】井手尾 七海、岩下 怜、立石 剛士、小﨑 快斗
【C1】赤城 夏那、稲田 帆華、寺田 美菜、原田 果林、山田 紗瑛
それぞれのグループが起業するためのビジネスモデルの製作に取り組みました。
M2Bは天草陶石の破片に着目し、天草陶石の廃棄物を利用したアクセサリーの製作、C1は自然災害防止に着目した危険箇所発見アプリの製作をテーマとしました。ビジネスモデルを製作する上で、様々な課題や問題がありましたが、この天草宝島起業塾高校生コースに携わられた方々から貴重なご助言やご意見をいただき、まとめることができました。非常に良い勉強となり、今後に向けてつなげることができる大事なものを得ることができました。
8月1日(日)はそのビジネスプラン発表会が行われ、C1が「優秀賞」を受賞することができました。
参加にあたり、企画・運営していただいた天草市経済部産業政策課産業政策係をはじめとするご関係の皆様に感謝いたします。
(M2B) 【プレゼンの様子】 (C1)
西村校長先生(左)、金教授(京都大学・右) 【表彰の様子】 若林教授(京都大学・左)
株式会社「岳」様からドローンを贈呈いただきました!
令和3年7月16日(金)
天草で唯一のドローンスクールを経営されている株式会社「岳(がく)」様から、本校にドローンを2機贈呈していただきました。
代表取締役の荒木圭一氏と副社長の井手浩輝氏に御来校いただき、贈呈式を行いました。荒木氏は本校電気科の卒業生であり、母校の活性化に貢献したいという思いから、この度贈呈を思い立ったとのことです。本校の教育活動に大いに活用させていただきたいと思います。
贈呈式後、本校体育館で全校生徒対象に「ドローン基礎講座」を開催しました。初めて間近でドローンを見る生徒も多くいましたが、実演を交えて、分かりやすくドローンの活用法等についてお話しいただきました。
1学期クラスマッチ
7月19日(月)に1学期クラスマッチを実施しました。競技はソフトボール・ハンドボール・バレーボール・オセロ・ドローン・フィッシングの6種目です。どの競技も白熱した内容でした。特にドローン競技は初の試みでした。今年度から「天工ドローン探究プロジェクト」が始まり、ドローンについて学ぶ機会が増えました。学んだ知識を活かしながら楽しくドローンの操作技術を身に付けるためにクラスマッチの競技として導入しました。競技のコースやルールを生徒自身で発案し、自分たちの手で作り、コースをどれだけ早く進めるかタイムで競い合いました。操作を上手にできた生徒もできなかった生徒も笑顔で楽しくクラスマッチを実施することができ、さらに、ドローンについての知識と技術が高まりました。今後も授業だけでなく、学校行事に工業高校の特色を出し、様々なことに挑戦していきたいと思います。
1学期表彰式・終業式が行われました
7月20日(火)、1学期の表彰式・終業式が行われました。
表彰式では、九州大会出場したボクシング部田邉慧君(3年機械科)、砲丸投げでインターハイ出場する陸上競技部山里桜輝君(3年電気科)、高校生ものづくりコンテスト電気工事部門九州大会出場の野島弘翔君(3年電気科)など1学期に活躍した多くの生徒たちが表彰されました。
2学期以降も多くの生徒たちがいろんな場面で活躍してくれることを期待しています。
令和3年度「社会を明るくする運動」で2名が表彰されました!
7月17日(土)、天草市総合施設ここらすにおいて、令和3年度「社会を明るくする運動」(主催:社会を明るくする運動天草市推進委員会、天草市青少年育成会議)の表彰式が開催されました。
一般の方も含め1000点を超える応募作品の中から、最優秀賞に本校1年生の森﨑瑛稀君、奨励賞に本校1年生の山田麻花さんが選ばれ、馬場天草市長より表彰されました。(入賞者6名のうち2名が本校)
森﨑君の標語(最優秀賞)
「だいじょうぶ? 身近な言葉が 助け合い」
山田さんの標語(奨励賞)
「話してよ 誰かが君の そばにいる」
周りの人が困っていたり、悩んでいたら声をかけてくださいね。また、悩み事があるときは、一人で抱え込まずに身近な誰かに相談してください。必ず力になってくれる人はいます!
地震・津波避難訓練を実施しました
7月8日(木)6限目に、地震・津波避難訓練を実施しました。
地震が発生し、津波警報が発令されたという想定で、まず生徒は机の下に身を隠すなどの措置をとった後、
次に校舎5階まで避難します。そして最後に学校長の訓話がありました。
災害が多くなりつつあるこの時代、災害に対する意識を高く持って生活をしていきたいものです。
【電気科】第20回高校生ものづくりコンテスト九州大会3位!
期 日:令和3年7月4日(日)
会 場:福岡県立福岡工業高等学校
部 門:電気工事部門
上記の日程・内容にて、電気科3年 野島 弘翔君 が出場しました。
いつもと違う環境での競技となり、やや緊張した面持ちでしたが、競技が始まると普段どおりに施工することができました。審査の結果、優良賞(第3位)となりました。
育友会・同窓会を始めとする多くの方々から応援していただきありがとうございました。
子からのメッセージカードの貼付けを行いました
親と子のメッセージカード
子からのメッセージカードをクラス毎に貼付けました。
下記のリンクより各クラスの画像を拡大できますのでご覧ください。
1年生 M1A.JPG M1B.JPG E1.JPG C1.JPG J1.JPG
2年生 M2A.JPG M2B.JPG E2.JPG C2.JPG J2.JPG
3年生 M3A.JPG M3B.JPG E3.JPG C3.JPG J3.JPG
天草地域合同企業説明会を開催しました
7月1日(木)に本校を会場として、天草地域合同企業説明会が天草地域雇用創出協議会・天草地域合同企業説明会実行委員会の主催で開催されました。天草の企業(警察・自衛隊を含む)40社が来校し、天草管内の高校生約340名が参加しました。本校からは2年生全員と3年生の希望者が参加しました。
今年度の説明会については、天草市長様、上天草市長様、苓北町長様からのメッセージ動画や参加企業のPR動画を事前に生徒が視聴(YouTube)するとともに、当日は、各教室に2社ずつ企業等が待機し、15分の説明が交代で行われるもので、高校生が話を聞きたい企業がいる部屋を訪れるという形式で実施しました。
今年度は、特に、全国に説明を配信する部屋も各階に設け、参加企業が順番に入り、自社の魅力を全国にアピールしていました。
参加した高校生からは、
・多くの企業の仕事内容や理念を聞き、それぞれの企業の将来性やお客様への気持ちがすごく伝わってきました。
・天草にもいろんな職種があることを知りました。1つの企業にも種類の違う職種があると知り、今回の説明会に参加して良かったと感じました。
・自分の進路は進学だけど、学校を卒業したあとは就職をしないといけません。天草にもこういう職場があると知って、改めて天草はとても良い町だと思いました。
などの感想が寄せられ、有意義な説明会であったことがうかがえました。
高校生にとっては、地域の魅力を知ると同時に、天草にどんな事業所があり、どんな職種があるのかを知る機会となり、今後の進路を考えていくうえで、大いに参考になりました。
【情報技術科】プロフェッショナル人材育成講演会
6月16日(水)の午前中、情報技術科1、2年生を対象に、東京に本社がある「株式会社ミックス」の代表取締役・草野貴志氏をお迎えして講演会を開催しました。誰もが知っているCMやゲームソフトのCG映像やアーティストのミュージックビデオなどを多数手がけている会社ということもあり、生徒たちは大変興味をもって話を聞いていました。
「今の世の中、リモートでどこにいても仕事はできる」「一生学び続ける覚悟は必要だ」「『やりたいこと=できること』ではない」「どんどん失敗をした方がいい」など生徒が自分の将来を見据える上で指針となる言葉をたくさん投げかけていただきました。
「若くして事業を立ち上げるには」「スマホでどれくらいのことができるのか」など生徒からも積極的に質問をしていました。
【工業科】熊本県高校生ものづくりコンテスト結果
第18回熊本県高校生ものづくりコンテスト
日時:6月12日(土)、13日(日)
会場:玉名工業高等学校
本校から4部門、6名の選手が出場してきました。出場選手は以下のとおりです。
旋盤作業部門:M3B 山下 崚太(やました りょうた) 本渡中学校出身
電気工事部門:E3 野島 弘翔(のじま ひろと) 五和中学校出身
電子回路組立部門:J2 向 優貴(むかい ゆうき) 五和中学校出身
測量部門:C3 稲尾 陸斗(いなお りくと) 苓北中学校出身
井上 樹稀(いのうえ じゅき) 本渡中学校出身
小林 颯琉(こばやし そうる) 倉岳中学校出身
各選手がこれまで培ってきた技術を最大限に発揮し、ものづくりの「スペシャリスト」を目指して臨みました。
結果は以下のとおりです。
電気工事部門:E3 野島 弘翔 【金賞受賞】 ※九州大会出場
測量部門:C3 稲尾 陸斗 、井上 樹稀 、小林 颯琉 【銀賞受賞】
九州大会は7月3日(土)、4日(日)に福岡県立福岡工業高等学校で開催されます。
[機械科]高校生溶接技術大会の練習
令和3年7月3日(土)に行われる高校生溶接技術大会へ向けた練習を先週から開始しました。
参加生徒は男子4名、女子2名(2年生3人、1年生3人)の計2チームで参加します。
アーク溶接は、2年生の機械実習で学習するため、今回参加する生徒は初めてアーク溶接を行います。短い時間の中で集中して頑張ってます。女子生徒の上達に驚きましたが、みんな入賞目指して頑張ってます!!
【インターアクトクラブ】6月9日(水)SDGsの学習会を行いました
建築家の室伏次郎氏(校舎の設計者)が訪問されました!
令和3年6月10日(木)、本校の校舎(1995年から4期に分け、1998年に工事が竣工)を設計されたスタジオ・アルテック代表の室伏次郎氏(建築家、神奈川大学名誉教授、画像右側)が本校を訪問されました。
この天草という素晴らしいロケーションを活かした建築物を設計するに当たり、設計当時の建築に対する熱い思いをお聞きすることが出来ました。スタジオ・アルテックのスタッフの皆さんと一緒に、しばらくの間、校舎や校地を見学されました。
今回は、突然の御訪問でしたが、次回はゆっくり御来校いただき、生徒の皆さんとも交流が出来ればと考えております。今後とも天草工業高等学校の校舎・生徒共々宜しくお願いいたします。
【工業科】ものづくりコンテスト激励会
本日、6月13日(日)に玉名工業高等学校で開催される第18回熊本県高校生ものづくりコンテストに出場する選手に、激励会が行われました。
出場する各選手が大会に向けた抱負を述べ、校長先生より激励のお言葉をいただきました。
改めて気を引き締めることができましたので、大会当日に向けてしっかりと準備を進めていきたいと思います。
【2学年】SBP講演会が行われました
5月22日(土)本校多目的会議室にてSBPオンライン講演会が行われました。
一般社団法人未来の大人応援プロジェクトの岸川政之先生(テレビドラマにもなった「高校生レストラン」仕掛け人)を講師に、約2時間オンラインにて講演会を行っていただきました。32名の生徒が受講しました。
SBP(ソーシャルビジネスプロジェクト)についての説明やこれまでの取組、高校生への熱いメッセージなどたくさんのことを教えていただきました。
最後には、講演会を聞いての感想や自分の将来の夢、質問など4名の生徒たちが手を挙げて発表してくれました。
今回の講演会で聞いたことを今後の学習や進路選択に活かしてくれたらと思います。
【教務部】1学期中間考査が始まりました!
1学期の中間考査が5月19日(水)から21日(金)の3日間で実施されます。
今月末には高校総体や総文祭が実施されるため、生徒たちは部活動と両立させて学習に励んでいました。
最後の1分1秒まで諦めず、今まで学習してきたことを全力で出し切りましょう!
第57回 体育大会を実施しました
4月25日(日)に第57回天草工業高校体育大会が実施されました。今年度も昨年度と同様に午前中のみでの実施となりましたが、県内でも一番早い時期での実施となり、練習期間も2週間という短い期間でしたが、生徒達の日頃の練習の成果も実り、晴天の中、体育大会を実施することができました。
新型コロナウイルスの影響で、多くの場面で制限が掛かるものの、その限られた中で生徒たちは優勝を目指して各団一致団結をして競技に取り組み、最高のパフォーマンスを繰り広げてくれました。
近日中に、今回の体育大会の模様を動画で公開する予定ですので、今回ご来場出来なかった保護者の皆様、並びに地域の方々は是非そちらを御覧下さい。
たくさんの御来場、御声援ありがとうございました。
【土木科】測量競技合同練習会
熊本県高校生ものづくりコンテストに向けて、熊本工業高校土木科工業倶楽部と測量競技の合同練習会を行いました。
お互いの技術を見て学ぶことで競技力の向上につながりました。この機会を今後の活動に生かし、本大会に向けて頑張りたいと思います。
【電気科】歓迎遠足・体育大会結団式
4月9日(金)歓迎遠足が行われました。
電気科は3年生を先頭に十万山へ行きました。
十万山頂上に到着後は体育大会の結団式も兼ねて
・3年生の体育大会応援リーダー、看板リーダーの紹介と挨拶
・生徒自己紹介
・校訓唱和、校歌の練習
・昼食会
・記念撮影
が行われました。
これから体育大会に向け練習が始まりますが、電気科全員で心を一つに総合優勝目指して頑張りたいと思います!!
【2学年『現代社会』『国語総合』ディベート実施】クロスカリキュラムの取り組み
2学年の授業で、地歴公民科の『現代社会』と国語科の『国語総合』の時間を利用して、ディベートに取り組みました。
クロスカリキュラム(教科横断的指導)の一環として、現代社会の授業で扱われた学習内容をテーマに、国語でディベートの理論を学び、それを実際のディベートとして論戦が繰り広げられました。
図書館の田中先生にご協力いただきながら、図書館や各科のパソコン室を利用してディベートに必要な資料を収集し、役割ごとに立論や反駁の原稿を作成しました。そして3月17・18日の授業で発表を行い、担任の先生や他教科の先生方にも観覧いただきました。
●テーマ①「選挙における投票の棄権に罰則を設ける」
●テーマ②「小売店(コンビニ・スーパーなど)の24時間営業」
・図書館での調べ学習
・各教室での論戦の様子
・ジャッジ(審判)の様子
自分たちで調べ、班内で意見を固め、反対意見の人と議論を交わし、自分たちでジャッジする。
初めてディベートを体験した人が多かったようです。しかし、自分の意見を述べる・質問する・相手の意見を聞く・相手の意見に対してさらに自分の意見を述べるという力は、これから1人の社会人として生活していく上で必要な力です。
今後も様々な機会を通して、自分を表現する力を身に付けていきたいです。
3学期クラスマッチ
3月23日(火)に3学期のクラスマッチが行われました。
5つの競技が行われ、それぞれで生徒達が活躍する姿が見られました。
今年度最後のクラスマッチをとおして、より一層仲を深めた生徒達の頑張る姿を来年度も見ていただけたらと思います。
【ボランティア】まちはみんなの遊園地in3月期のボランティアに参加しました。
3月21日に銀天街で行われ「まちはみんなの遊園地」にボランティアとしても参加させて頂きました。
受付や子育て相談コーナー、本部運営などのお手伝いをさせて頂きました。また、京都芸大の方々が取組まれていたオリジナルエコバック製作のお手伝いもさせて頂きました。
たくさんの業務に携わらせて頂き、とても勉強になりました。
今後もたくさんのボランティア活動に取組んでいきたいと思います。
【1学年『地理A』防災学習】オイルランプ製作
1学年の「地理A」の授業では、“日本の自然災害と防災”分野で防災について学習しています。
自然災害の多い日本では、どんな災害があるのか把握し、それに備えることが必要です。そこで、理科の濱田先生のご協力の下、1年生全クラスを対象に、自分の住んでいる地域のハザードマップを見たり、被害をより少なくする減災の備えをするために、家庭にある物を使って「オイルランプ」の製作を行いました。万が一災害に遭って停電したとしても、少しの明かりがあるだけで安心感が違います。
●ランプ製作(材料として用意したもの)
・サラダ油40ml・アルミホイル25センチ×25センチ・キッチンペーパー1枚・マッチ・ピンセット
テーマ「班で自由に材料を使って(全てを使わなくてもOK)、より長く点灯するランプを作る!」
さまざまな工夫をして、アイデアあふれる形のランプを製作する姿が見られました。
今回は、サラダ油を使用しましたが、他に家庭にある物で代用できる物としては「ツナ缶(オイル漬け)」があります。ランプとして利用できるだけでなく、中のツナは食べることもできます。自宅で準備をする防災グッズに1つ足しておきたいアイテムです。
身近なものを使って災害に備える力を身に付け、自助・共助の取り組みにつなげていきたいです。
【ボランティア】銀天街のボランティアに参加しました。
2月21日(日)に銀天街で行われた、「まちはみんなの遊園地in銀天街2月期」にボランティアスタッフとして参加させて頂きました。
生徒たちは受付や各ブースのスタッフとして活動しました。子供たちの笑顔がたくさん見れ、多くの方々が銀天街で楽しい時間を過ごせたイベントとなりました。12月から毎月第3日曜日に行われている「まちはみんなの遊園地」。来月は、天草工業高校インターアクトクラブからもブースを出して参加させて頂く予定です。来月も多くの方の来場をお待ちしております。
【機械科】天草チャレンジオリンピック2021 結果報告
先日、2月13日(土)にポルトで開催されました「天草チャレンジオリンピック2021」に機械科1年で取り組んでいる「天草ぺんしる」の提案で参加しました。結果は最優秀賞には届きませんでしたが、よい経験となりました。
今回は、新型コロナウィルス感染対策としまして、審査員がリモートで視聴し、質疑や評価を行うかたちで開催されました。
発表では、トップバッターということもあり緊張でかたさもありましたが、堂々と発表することができました。質疑応答では、審査員の方々の質問に対してうまく返答することができず、悔いの残るかたちとなりましたが、今後の課題としてその点を強化していこうと思います。
最後に、講評で本渡商工会議所会頭の池田様より「天草ぺんしる」について実現可能性が最も高いという評価をいただきました。今後も天草の地域興しを目指し、製品開発に励んでいきます。
熊本県産業教育振興会天草支部会が開催されました
2月8日(月)本校会議室にて、令和2年度熊本県産業教育振興会天草支部産学懇談会が開催されました。
《会 次 第》
(1)開会
(2)熊本県産業教育振興会天草支部長あいさつ
(3)当番校あいさつ
(4)出席者紹介
(5)熊本県産業教育振興会事務局あいさつ
(6)意見交換
①学校概要ならびに進路状況報告
②令和2年度天草地域合同企業説明会及び上天草市企業説明会報告
(8)その他
(9)閉会
出席者一覧
(1)天草支部法人会員
本渡商工会議所 会頭 池田 正三郎
野上建設株式会社 代表取締役 野上 辰雄
本渡五和農業協同組合 代表理事常務 梅川 正
(2)熊本県産業教育振興会事務局 事務局主査 堀江 幸司
(3)高等学校
天草拓心高等学校 校長 中村 洋介
本渡校舎 進路指導主事 竹本 光利
上天草高等学校 教頭 草原 俊明
情報会計科主任 藤﨑 淳二
天草工業高等学校 校長 吉塚 治生
教頭 西村 和久
進路指導主事 原田 敬一
工業科代表 森下 武
記録 奥田 涼介
【3学年『政治・経済』防災学習②】(避難所へGo・ロケットストーブ・災害食作り)
3年生の選択授業「政治・経済」の授業では、“地域社会の変貌と住民生活”分野において「実践型防災学習」に取り組んでいます。
学習成果発表第2弾となる今回は、理科の濱田先生、家庭科の中野先生、図書館の田中先生、防災主任の橋口先生のご協力の下で進めてきた防災学習の後半部分を紹介します。
第1弾で、天草市が作成しているハザードマップを使って学習を進めてきましたが、今回は天草市が指定している「避難所」へ実際に足を運び、気づいたことを書き留めてきました。また、停電や断水になっても、自力で暖を取ったり、炊き出しをしたりする方法を身に付けることを目的に「ブロックを使用したロケットストーブ作り」「災害食作り」を行いました。
●避難所へGo(天草市民センター・天草市複合施設ここらす)
車いすでも使いやすい、広めのトイレが設置されていますが、階段でしか行けない箇所もあったりと、使いづらさを感じる人もいるかもしれません。また、一つ一つの文字表記が大きくて見やすくなっていますが、英語表記が少なく、日本に来て日が浅い方だと不便さを感じるかもしれません。
●ロケットストーブをつくろう(ブロックを組み合わせる)
第1弾では、どんな樹木が燃焼に適しているかを実験しました。今回は、災害時に炊き出しや暖をとる方法を知るために、市販のブロックを組み合わせて、ロケットストーブを作りました。身近にある資材を使い、効果的に調理ができるストーブを仲間と協力して作ることで、実践で使える技術を身に付けました。
機械科の先生が作られた(素晴らしい溶接技術!)鉄製のロケットストーブもお目見えし、より効果的に燃焼させるにはどのような形状がいいのかなどを、意見交換をしながら、賑やかに実験が行われました。
●災害食をつくろう(鍋でお米を炊く・缶詰を使用したポリ袋調理)
カセットコンロがあれば、鍋でお米を炊くことが出来ますので、作り方を知っておくと安心です。
家庭科の中野先生によるご指導の下で調理をしましたが、鍋でお米を炊くのが初めてだという生徒もいました。また、ポリ袋に入れるだけで簡単に調理できる食事も同時に作りました(親子煮(焼き鳥缶と卵))。缶詰を使用しましたので、簡単に手早く作れました。災害時に、あたたかい食事が取れると、心もお腹も満たされます。
実際に行ってみる。実際に作ってみる。
体験してみて初めて気づくことがあります。いつ、どこで自然災害に遭遇するか分からないからこそ、平時のうちに防災学習を通じて、災害に備える力を身につけることが必要です。
政治・経済での学習内容を、図書館廊下にポスターとして掲示しています。
防災に関しての書籍も多数備えてあります。ぜひ足を運んでみて下さい。
●参考文献(天草工業図書館にあります)
・『かんたん、時短「即食レシピ」もしもごはん』2016年 今泉マユコ著 清流出版
・『避難所に行かない 防災の教科書』2020年 西野弘章著 扶桑社