学校生活

カテゴリ:行事・イベント報告

第73回日本学校農業クラブ全国大会令和4年度北陸大会壮行会

 10月26日(水)~27日(木)に日本学校農業クラブ全国大会が富山・石川・福井の3県で開催されます。日本学校農業クラブ全国大会とは、全国の約385校(熊本県は12校)の農業を学んでいる高校生、約8万人が参加して行われる”農業高校の甲子園”とも呼ばれる大会です。今年で73回を数えます。農業や林業など授業で学んだ知識や技術を競います。本校からも県大会や九州大会を勝ち抜いた7名が出場します。まず、意見発表会に「ニホンミツバチと共にある豊かな暮らしを提案するために」と題しまして 林業科学科3年岸本さんが出場します。また、平板測量競技会に 林業科学科3年橘さん 藤岡さん 増田さん 2年上田さん、農業鑑定競技会「園芸の部」食農科学科3年梅田さんが、同じく「林業の部」に林業科学科2年境さんが出場します。

皆さん応援よろしくお願いします。 

堂々と決意表明する出場者

 

OneTeamプロジェクト 熊本工業高校との共同学習

今年度、熊本工業高校と矢部高校は、「One Teamプロジェクト」という事業の一環として、「SDGs(持続可能な開発目標)」をテーマに台湾の高校との交流会を行っています。

熊本では、台湾積体電路製造(TSMC)という世界的な半導体企業が菊陽町に現在建設中です。
そこで今回は「台湾との交流」「半導体」という2つのキーワードで共に学習を進めました。

午前中は、熊本工業高校で交流会と学習会を行いました。


まずは工業化学科の生徒さんの指導のもと実習体験をさせていただき、その後熊本工業高校の地歴公民科の高山先生から台湾に関して、同じく電子科の田中先生から半導体についての講座をしていただきました。

「台湾の歴史」「日本との国際関係」「熊本と半導体の今」「TSMCがどのような点で他の関連企業より優れているのか」など様々な視点から学習を深め、互いに意見交換をしながら、興味深い様子で話に耳を傾けていました。 


午後からは、菊陽町にあるTSMCの熊本工場「JASM」の建設現場をバスで一周し、規模の大きさを体感しました。

その後菊陽町役場に移動し、商工振興課長兼半導体産業室長の今村課長から「TSMC誘致の経緯」と「今後の町のあり方」について話を聞く機会に恵まれました。
また、JASMの人事担当の中村様、村上様にもお越しいただき「グローバル企業で働くことの意義」や「JASMで働けるにはどんなことが必要か」など、興味深い話を聴くことができました。

「TSMCの社員と仕事をするうえでどんなことに困っているか」「どのくらいの英語力が必要か」など両校の生徒から次々と質問が飛び交い、活発な意見交換が行われました。

菊陽町役場の方・JASMの方ともに「高校生向けに話をするのは今回が初めて」だということで、「台湾との交流に関心を持ち、半導体についても学習を進めている熊本工業と矢部の生徒たちは、周りの人たちよりも一歩先を進んでいるのでは」というお褒めの言葉までいただきました。

以下は生徒たちの感想です。

「実際に初めて熊本工業高校の人と会って、お話したりできたりして楽しかったです。」

「今まで知らなかったことについて詳しく知ることができて少し賢くなった気になれ、これからニュースなどの報道の見方が変わるなと思いました。」

「(半導体製造には)前工程と後工程があり、工場ではどういう仕事が行われているかなどを知りました。」

「どうして熊本県の菊陽町なのか、その理由やJASM立地による経済効果など知ることが出来ました。台湾から来られる人たちに対する受け入れ対応など、そこまで考えてなかったので関心しました。日本でもほとんど前例がない取り組みと聞き、大変な挑戦だなと思いました。」

「グローバルな会社にはやはり英語が必要だというのが印象に残っています。

 またお互いの文化の違いを理解し合い思いやることで、国の壁を越えてみんなで働くことが可能になるのだと感じました。」

「英語が出来れば損することはないことをモチベーションとして、これからも英語の勉強を頑張っていきたいです。」

「新しい大きな工場が立つにあたって、その準備だけでなくその後の対応等も考えて行っていくのが町の仕事だとわかりました。

 自分も公務員志望なのでそういった所を学ぶことができてよかったです。」

 今後、10月、11月に台湾の高校を交えて、さらに交流を深めていく予定です。

 

オンライン国際交流

本校では、昨年度より海外姉妹校である台湾の國立臺北科技大學付属桃園農工高級中等学校とオンラインによる国際交流を行っています。

先日、本校では4回目となる交流会を実施しました。

本校からは食農科学科、林業科学科、普通科から生徒10名が参加しました。

今回は、熊本県立熊本工業高校の生徒さんも参加し、3校合同でzoom上で親睦を深めました。

SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに各校での取組や各国の状況について比較し、日頃の学びを深める良い機会となりました。

 本校からは、真田校長先生も英語で挨拶をされ、生徒も職員も終始楽しい雰囲気の中で英語を話すことが出来ました。

参加した生徒からは

「英語ばかりで全然分からないだろうなと思っていましたが、少しだけ単語とかが聞き取れて、分かった!って思えました。驚いたことは、台湾の人たちが日本語が日常会話レベルですごかったことです」

「他の国の人と関わる機会はなかなかないのでとてもいい経験ができたなと思いました。また参加する機会があったら次は今回の交流会よりも多く話せるように頑張りたいです。」

「台湾や熊工と関わることで、視野が広がるなと思いました。今は、簡単にSNSで繋がることもでき、今もやりとりしている人が何人かいるので、この交流があってよかったと思います。」

などの感想が寄せられました。

10月、11月と同様の交流を行う予定です。

令和4年度 歓迎遠足

歓迎遠足が行われました。本校を出発し緑地公園駐車場までの片道3.5kmをゴミ拾いしながら歩いて行きました。

到着後、緑地公園駐車場で学校長・生徒会長挨拶の後、対面式およびオリエンテーションが行われました。

オリエンテーションでは、各クラスの挨拶や紹介、生徒会役員の紹介、その後レクリエーションとしてフラフープリレーが行われました。

次に、体育大会の団結式が行われ、昼食となりました。昼食後は、部活動紹介が行われ、終了後は学校へと戻りました。