学校生活

カテゴリ:林業科学科

ハート 林業科学科 認知症予防パズル授業第2回目

林業科学科の2、3年生で取り組んでいる
認知症予防パズルの製作授業の第2回目の授業を実施しました。

 

今日も、講師の川畑先生からパズルを使って、
楽しく、引き込まれる授業を行っていただきました。

 

テーマは、「パズルをとことん楽しもう」です。
川畑先生が作って販売している「川畑式」パズルと
「Tパズル」を使って、高齢者にはどんなパズルが向いているのか、
認知症予防のために高齢者にパズルをやってもらうときの解き方のヒントを与えるときには
どんなポイントに気をつけたらいいかなどを生徒たちが実際に体験しながら学びました。

 

次回は、6月3日です。
いよいよ、矢部高校オリジナルパズルを考える授業に入ります。

  

ハート 林業科学科 「林業のチカラ×介護予防」2、3年生が認知症の実際を学習

林業科学科では、課題研究の一環として木製のパズルや積み木を製作し、
木育や福祉に活用する研究をしています。

今年度は、山都町社会福祉協議会の協力で
「認知症予防パズル」の企画及び製作の授業を実施することになりました。

 

講師は、さまざまなパズルを製作・監修している
(株)Re学 代表の川畑先生です。

第1回目の今日(5月17日)は、林業科学科の2、3年生に対して
山都町福祉課の藤原様から町内の高齢者の割合などの高齢化の実際について講義をしていただき、
川畑先生から、老化による様々な体の機能低下や認知症とはどういう状態かについてのお話をしていただきました。

 

川畑先生の楽しい講義に、生徒たちは楽しみながら真剣に受講しました。
今後は、全5回の講義の中で認知症予防パズルについて詳しく講義をしていただき、実際にパズルを企画・製作する予定です。

次回は、5月31日に実施します。

 

緑科学科(林業科学科) ドローンを使って山都町の自然を撮影

緑科学科3年生が「課題研究」の時間で取り組んだ、
無人航空機(ドローン)の活用に関する研究で撮影した映像を6分間の動画にしました。

 

先日の課題研究発表会で来場者から、
様々な意見をいただき、若干改良したものをYouTubeチャンネル「みどりのバイク」に公開中です。

 

リモートセンシングを活用した森林管理や苗木の運搬などで期待されている、
無人航空機(ドローン)の技術習得と活用方法の検討などを目的として1年間取り組みました。

新型コロナウイルス感染症対策のために、観光に出かけることができない状況が続いていますが、
この動画を見て、この状況が収まったら是非!山都町にお越しください!!

 

課題研究発表会時の動画はコチラ↓
景色を楽しみたい人には見にくいという意見が多かったです。

令和2年度(2020年度)熊本県教育功労(優秀教職員)表彰

林業科学科の米村龍一先生が今年度の優秀教職員として熊本県教育功労表彰を受けました。

熊本県教育委員会では、学校教育において積極的な取組みを行い、顕著又は他の模範となる取り組みを行っている教職員を平成17年度から表彰しています。

今年度、米村先生の地域や大学との協働により生徒の「主体的・対話的で深い学び」を実現した取組が評価され受賞されました。先生は、林業の学習指導において、最新の林業技術やICTを導入し、地域資源を活用した実験・実習や課題研究などを通じて生徒に達成感や自己肯定感を持たせ、自主性を引き出す授業を展開されています。

また、本校林業科の同窓生として地域との連携を深め、八朔祭の大造り物製作や石橋などの地域の魅力をインターネットなどで発信することで、生徒が地域への誇りや郷土愛を持つことにつながるような教育活動を行なっています。

12月22日(火)に熊本県教育庁教育指導局人権同和教育課の柳田審議員が来校され、表彰式が執り行われました。

 

会議・研修 林業科学科 伐木プロフェッショナルの技術を体験!

緑科学科3年岩戸くん林業科学科1、2年生は、
熊本県内で林業技術者として仕事をする傍らで林業の魅力を発信し、
林業技術と安全作業の意識向上を目的に伐木チャンピオンシップ競技に取り組まれている伐木プロの皆さんに来校いただき、
プロの林業技術を体験しました。

世界伐木チャンピオンシップは40年以上前からヨーロッパを中心に実施されている由緒ある林業技術の大会です。
伐木や玉切りなどの林業技術と安全作業の向上を目的としたこの大会は、
2年に1回の世界大会が開催され、日本でも青森県で予選大会が行われています。

 

今日は、本校緑科学科の3年生の岩戸くんが伐木プロとして参加し、
後輩達に日頃の練習の成果を披露しました。
残念ながら2020年度の世界大会、日本代表予選は中止となりましたが、
岩戸くんはこの競技の練習を積み、ジュニアクラスの日本代表を目指して練習に励んでいます。

 

丸太合せ輪切り生徒達は、ソーチェーン脱着競技、丸太合せ輪切り競技、簡易伐倒競技に挑戦しました。
世界大会出場を目指すプロの技を食い入るように注目し、
自分たちでも体験することで、その難しさを体感し、林業技術の奥深さと安全な作業の重要性を学ぶことができました。

伐木プロフェッショナルの皆様はお仕事で大変お忙しい中、菊池や阿蘇などからいらっしゃり
生徒のために朝早くから準備をしていただきました。
事業を実施していただいた熊本県森林整備課、上益城地域振興局林務課の皆様をはじめ
多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。

矢部高校では、今後もこの競技に取り組んでいく予定です。
今後もどうぞよろしくお願いします。

 

ソーチェーン脱着競技 接地丸太輪切り競技

 簡易伐倒競技 伐木プロフェッショナルの皆さん