・高校生が列車の乗客に花を販売 (2016/12/12)
人吉市と湯前町を結ぶくま川鉄道の観光列車の車内で12日、地元の高校生が自分たちが栽培した鉢植えのシクラメンを販売をしました。
車内販売したのは沿線の南稜高校の園芸科学科の女子生徒3人です。
生徒たちは実習で1年かけて育てたシクラメン50鉢をあさぎり町のおかどめ幸福駅に到着した観光列車「田園シンフォニー」に積み込みました。
そして、乗客に対しシクラメンは、葉っぱの数と同じ数の花が咲くことや手入れのしかたなどを説明をして販売すると、乗客たちは赤や白、それにピンクなど
色鮮やかに咲きそろったシクラメンを次々と買い求めていました。
宮崎県から来た男性は「娘と来ました。妻にプレゼントします」と話していました。
兵庫県から来た女性は「元気いっぱいの女子生徒が育てたので買いました。玄関に飾ります。いい正月が来ます」と話していました。
販売した南稜高校の秋山さんは「たくさん買っていただいてうれしいです。私たちは2年生なのでこれからも花の魅力を伝えられるようにたくさん育てて、
皆さんに笑顔になっていただきたいです」と話していました。