学校設定科目『球磨地域学』の内容として、稲刈り収穫体験を実施しました。
本校作物専攻が育てている稲、約100年前の品種を鎌で刈り取っていく実習体験です。
本校では、例年1年次に田植え体験実習を学年行事として実施しますが、収穫までの行程を体験することはありませんでした。
その後の行程を体験する機会はないかと、農業科へ相談したところ、
「収穫」を一緒に体験することを提案いただき、このような機会が実現しました。
本校生の田植えに関する経験値は、小学校で収穫を行っていました。しかし、高校生になってからはしたことがない様子でした。
この年代で、鎌を使って収穫をした感想は次の通りです。
鎌で刈るのが楽しい。刈る瞬間の「サクッ」と伝わる感触がいい。
与えられた場所にあった稲が、どんどん収穫していくスッキリとなくなっていく達成感を感じる。
鎌のなかった時代は相当苦労していると思う。
貴重な体験をできる場所が、身近にあるなんて素晴らしい環境です。
子どもたちは、その素晴らしさを実感できていないようですが、今はしっかり体験することが大切でしょう。
この体験が、大人になって故郷の偉大さを実感する礎になります。今後も、このような機会を増やしていきます!!
10月13日(土)、全国高校サッカー選手権大会熊本県予選の2回戦が行われました。南稜・多良木高校は合同チームで参加し、天草工業高校と対戦しました。
結果は
南稜・多良木高校 2-2 天草工業高校
PK 4-2
(前半1-2 後半1-0 延長前半0-0 延長後半0-0)
で見事勝利し、3回戦進出を果たしました。
応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。
3回戦は10月20日(土)、東稜高校グラウンドで東稜高校と対戦します。全力で頑張りますので応援よろしくお願いします。
10月1日~8日に行われた「H30年度専門高校生による海外インターンシップ事業研修」に南稜高校から3名の生徒が参加しました。本研修は同窓会から寄付をいただきました。そこで、10月11日(木)、研修の報告とお土産を渡すため、同窓会会長の鶴田様のもとを訪れました。
鶴田会長からは「現地の世界地図を買いましたか?日本を中心にして見た世界と、世界から見た日本は全く違います。貴重な経験ができましたね。」と様々なお話をいただきました。生徒たちは外国の農業や文化に触れ、先進的な農業を学んだ一方で、改めて日本の文化の尊さ感じた部分もあったようです。この経験を糧に、更なる成長を期待します。
〇 スギとヒノキ
スギは、日本で最も植林面積の多い針葉樹で、建築材の材料として広く
普及しています。
春にはたくさんの花粉を出し、花粉症の原因として嫌われることもあり
ます。
近隣の水上村、山江村、球磨村の町木にもなっています。
ヒノキは、ヒノキ科の常緑針葉樹であり、スギとともに普通に見られる
木の一つです。
ヒノキ材は木目が美しく、香りも良いことから建築材として広く用いら
れています。
秋には赤褐色の丸い実がつきます。湯前町の町木になっています。
本校には校内に神苑があります。その一体は小さな森のようになっ
ており、その周辺に大きなスギ、ヒノキが植栽されています。また
本校には、林業を学ぶ生徒たちの学習の場として、良く管理された
21ヘクタールの演習林があり、そこにもたくさんのスギ、ヒノキ
が植栽されています。
小動物舎側から見た神苑と見本林園
生活経営科3年は毎年、郷土料理の授業で栗の渋皮煮を作っています。
今年は、山江産の利平栗を使いました。
↑鬼皮をむいたところ。大きい! ↑重曹を加えてゆで、アクを取ります。
↑渋皮の毛や筋をていねいに取り除きます。
砂糖としょうゆ、みりん、赤ワインで煮込んで・・・試食は明日!
栗の産地である球磨郡の秋の味覚を楽しみます★
梅の加工実習で作った、はちみつ入り赤シソ梅干しの試食もしました。
はちみつは湯前町産、梅は南稜高校に実っていたものです。
甘酸っぱくて、お茶と白いご飯が欲しいとの声が・・・。