食品科学科2年生を対象とした「SPH COC+微生物実験技術研修Ⅰ」を実施しま
した。
5限目の講師は、崇城大学 生物生命学部 応用微生物工学科の三枝敬明教授です。
世の中の臭い発酵食品の話に、目を見開く生徒、顔をしかめる生徒、笑ってしまう
生徒…。反応は様々でしたが、印象に残ったようです。
焼酎の製造に欠かせない酵素の話も。来年の「醸造」の授業に備え、大切なことは
しっかりメモを取っていました。
6限目の講師は、崇城大学 生物生命学部 応用微生物工学科の寺本祐司教授です。
この見慣れない道具で、目に見えない微生物の存在を数値で確認します。
使い方の説明を受けます。道具の扱いはとても簡単です。
手指(特にしわの部分)をめん棒で拭き取ります。
化学反応が起こり、透明だった試薬の色が変わります。これを専用の機械で読み取
ります。
手洗いする前では、非常に高い値(=汚れている)を示す生徒もいました。
しかし、手洗いをすると…
値が激減!値が十分の一以下に減った生徒もおり、見た目では分からない手洗いの
効果を数値で確認することができました。
「SPH COC+微生物実験技術研修」は4回に分けて行う予定で、研修Ⅱは12月
3日(月)に実施します。次回もよろしくお願い致します。