学校生活
定通文化大会本番
10月13日(日)は、いよいよ待ちに待った定通文化大会本番でした。
県内の定時制・通信制に通う生徒が一堂に会する、年に1回の一大イベントです。
早朝から学校に集合し、バスに乗って会場へ向かいます。
県立劇場に到着したら、作品展示と販売実習のための荷物を降ろします。
館内に入ったら早速、あらかじめ決められていた役割分担別に分かれて作業を開始します。
弁士・本部会場係の3名は直接打ち合わせ会場に、それ以外の生徒で「作品展示係」及び「ランチタイムショップ準備係」に分かれて設営に着手します。
作品展示係の設営の様子です。本校生徒が創作活動の時間に制作した各種芸術作品を展示していきます。まずは、ボードに展示できる平面の作品から掲示していきます。
並行して、ランチタイムショップ準備係の設営の様子です。
まずは、土台となる白いシートを敷いていきます。テーブルとテーブルの間に折り目を曲げ、丁寧にメイキングをしていきます。「のぼり」は本校の屋号が入った貴重なPRアイテムですので、確実に棒に通しながら広げていきます。
作品展示係の作業も順調のようです。
ボードへの掲示も終わり、テーブルに立てかけるタイプの作品を並べていきます。
本校の創作班「光班」が誇る幻想的な作品です。その前には、水俣高校定時制のホームページにリンクするQRコードが入ったネームプレートを置きました。本校定時制のことを少しでも多くの人に知ってもらうための工夫です。
作品展示はおおむね完成しました。左右からのショットです。
実はあらかじめ学校で展示のシミュレーションをしていたので、わりとスムーズに展示ができました。
この後、作品展示班は、ランチタイムショップ準備班の支援のため、そちらに合流します。
会計の準備のため、あらかじめ先生が用意しておいたお釣りの確認をします。協力して紙幣・硬貨を数え、先生に報告します。
生徒「〇〇円でした。合っていますか?」
先生「その通り!正解です!!」
ブラックボードの準備と、今回の販売商品「水定どら焼き」の陳列作業の様子です。
演劇ホールへの入場時刻が迫ってきたため、残りの時間を使って接客案内等の入念な打ち合わせをします。
そして、いよいよ開会です。
厳粛な雰囲気の中、定通文化大会が開会されました。
待ちに待った食品バザーが昨年度解禁され、コロナ禍前の水準に戻った状態での開催2年目となります。
そして、今大会のメインイベントである、生活体験作文発表の部が始まりました。
本校の代表生徒は9人中4番目で、前半の部のトリを務めることになります。
題目は「人生 ハードモード」です。
本校の全日制高校へ入学し、部活動や委員会活動に励んでいたものの、対人関係に悩み、大好きな学校へ行けなくなったことによる心の葛藤や、小・中学校時代にもともと仲が良かった定時制に通う同級生からの励ましもあり、定時制に編入してからの生徒会活動や商業科の販売実習、アルバイト等の諸活動を通して、今は自分らしく生きていけていること、支援してくれるすべての人たちに対する感謝の気持ちが綴られた内容でした。
「皆それぞれの性格や個性があるけれど、皆同じ人間であること。」辛い経験を通して誰かの味方になり、話を聞いてあげられる存在になりたい、人の役に立ち、人と関わることをしていきたいという強い思いが語られました。
そしてお昼休みの時間は、もう一つのメインイベントであるランチタイムショップでの販売実習です。
昼休みの75分間を、前後半の2班のチームに分けて行いましたが、定通文化大会のランチタイムショップでは今回初登場となる創作惣菜パン「シンPITAパン」も好評で、150個仕入れた水定どら焼きは、後半の部の概ね中ごろに完売となりました。ありがとうございます。
今回が販売実習初参加の1年生たちが中心となって店舗の設営に携わったので、幸いにも良い経験となりました。
2年生以上の上級生も、1年生のフォローをはじめとした、各種大事な仕事を最後までよく頑張ってくれました。
続いて、午後の部のステージ発表です。
8月に実施された定通生徒会役員交流会の報告会が行われ、本校の発表も紹介されました。
裏方として本部会場係の仕事をこなしてくれた本校代表の生徒2名を含む生徒スタッフの紹介もあり、会場の皆様からは、ねぎらいの拍手が送られました。
アトラクションの部では、熊本国府高校チアダンス部のステージでした。海外公演もされているというその実力は凄まじく、生徒一同、真剣に見入っていました。
そして、閉会行事です。
生活体験作文発表の部の表彰では、優秀賞をいただき、講評でもありがたい激励のお言葉をいただきました。
そして、いよいよエンディングです。
校長先生からの最後の訓示では、今日一日の生徒の頑張りをたくさんほめていただきました。
次は、いよいよ定時制文化祭が11月8日(金)に開催されます。
今回、定通文化大会に参加させていただいたことによって、準備から片付け、販売実習や生活体験作文発表に至るまでの多岐にわたって、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)の実現に向けて挑戦する生徒たちの輝く姿を垣間見ることができました。
これらの経験が、来月の定時制文化祭の成功へとつながる布石となったことと思います。
定通文化大会事務局の先生方及び県立劇場スタッフの方々をはじめ、大会の成功のためご尽力いただいた多くの関係各位の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。
定通文化大会校内リハーサル及び準備
10月11日(金)は、前週3日間の中間考査が終わりホッとしたのも束の間、3・4限目のLHR等の時間を使って、いよいよ2日後に迫った定通文化大会の校内リハーサル及び大会へ向けた準備をしました。
まずは、学校代表として生活体験発表の部に出場する生徒の、最後の読み上げリハーサルです。
題目は「人生 ハードモード」です。
2学期に入ってからも、アルバイトが終わってからの時間に登校し、入念に作文の指導を受けてきました。
読み終えた後は、生徒全員で書いた応援メッセージを渡して激励します。頑張ってください。
続けて、明日の流れについて説明を受けた後、まずは「展示準備係」及び「ランチタイムショップ準備係」並びに「弁士・ステージ係」に分かれて準備・打ち合わせです。
当日の朝、スムーズに準備ができるよう、チェックします。
最後に、ランチタイムショップの実習班別の打ち合わせです。当日は、昼のわずか75分の実習時間を、前後半に分かれて販売実習をします。水定どら焼き(甘夏あん・お茶あん)を各220円で、シンPITAパン(照り焼き・むね肉)を各300円で販売します。頑張ってきます。
創作活動(各創作班初回)
9月20日(金)より、いよいよ今年度の創作活動が始まりました。
今年も1年生~4年生の全生徒が、「光班」「絵画班」「工作班」「おもてなし班」の四班に分かれて活動します。
まずは、全生徒多目的室に集合して、文化祭・創作活動全体の連絡を受けます。その際、生徒会長より、今年度の文化祭のテーマを発表してもらいました。
2学期初頭に生徒から募集した案をもとに、生徒会3役及び文化委員長で話し合いをしてもらった結果、今年度のテーマは「和気愛逢 ~創ろう!唯一無二の青春を~」に決まりました。
この「和気愛逢(わきあいあい)」というテーマには「探究心を持って、それぞれの個性を出し、和気あいあいとした雰囲気で文化祭当日も準備期間中も笑顔が溢れる文化祭になってほしいという願いと、“愛逢”にはその価値を認めてまわりの人を大切に想い、親しい人や大切な人と顔を合わせ、大切なお客様をもてなすといった意味が込められています。」と、生徒会長より説明がなされ、このテーマには、その様子を表す思いが込められています。
テーマは、次週より教室掲示されますので、日頃からこのテーマを意識して取り組んでいってほしいですね。
その後、各班に分かれて活動開始です。
それでは、光班の活動風景からです。
本日は初回ということもあり、まずは昨年度の作品を掘り起こして、使えそうな部位、新たに必要と思われるものをピックアップしていきます。
光班は毎年、夜間実施の定時制文化祭に彩りを与える演出を施してくれます。楽しみです。
続いて、絵画班の活動風景です。
絵画班は、1年生や昨年から絵画班に参加している2年生のメンバーが中心です。
昨年の作品を参考に、出来ることから始めます。幻想的な作品を作っている様子です。
続いて、工作班の活動風景です。
昨年の作品の説明を受けた後、動画教材を使って、工作の作品がどのようなものか勉強します。
工作班も、制作の幅が広いので、どんな作品が出来上がるか楽しみです。
続いて、おもてなし班の活動の様子です。
おもてなし班とは、文化祭当日にお客様をもてなすための各種掲示物等を、趣向を凝らして制作する班です。
昨年の作品等を参考に、今年度のバージョンを考案し、作業を進めていきます。
以上が初回における各創作活動班の活動の様子でした。
創作活動を通して、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための制作期間であることを願います。
創作活動の成果は、11月8日(金)の定時制文化祭で披露する予定です。
創作活動(絵手紙教室)
9月13日(金)は、創作活動第1弾として、毎年恒例の「絵手紙教室」が書道室において開催されました。
講師は、今年も墨人・書家として活躍されている、本校定時制卒業生の新立航大氏に来校いただき、講演・実演・指導をしていただきました。
まずは、新立先生によるお手本です。書画カメラに投影しながら、テクニックを披露していただきます。
「風」という字を書いていただきました。
丁寧に綺麗に書こうとするのではなく、このように遊び心で自由に書く風も面白いですよということでした。
続けて、様々な書体の「風」を書いていただきました。絵手紙を書く上での参考になりそうです。
それでは、生徒による練習です。
上級生は、早速、書きたい字の練習から始めます。下級生は、過去の作品などを見ながら、書きたい字を考えます。
黙々と練習する人、新立先生からアドバイスをいただきながら書く人、様々です。
清書は、ポストカードに書いて、色画用紙に貼って完成です。
最後に、文化委員長より生徒代表謝辞をしてもらいました。
新立先生、本年も後輩たちのために、夜遅い時間にご来校・ご指導いただきありがとうございました。
講座終了後は、片付けの要領の説明を受けて、きちんと最後まで後始末をして終わりました。
絵手紙教室を通して、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための取り組みができたようです。
出来上がった作品は、10月13日(日)の定通文化大会及び11月8日(金)の定時制文化祭において展示予定です。
進路講話・文化祭オリエンテーション
9月6日(金)は、進路講話及び文化祭オリエンテーションが実施されました。
〇進路講話
講師として若者サポートステーションやつしろの所長様及び職員の方をお迎えして、「コミュニケーション~自己理解と他者理解~」と題して、ご講演をいただきました。
コミュニケーション能力の定義としては、他者との意思疎通を上手に図る能力のことで、感情を互いに理解し合い、意味を互いに理解し合う能力であり、感情面に気を配って、意味を分かち合い、信頼関係を築いてゆく能力です。電子メールや手紙による、顔を合わせない意思疎通もコミュニケーションの一部となります。
【ジョハリの窓】についてお話がありました。米国の心理学者ジョセフ・ルフトとハリー・インガムによって提唱された心理学モデルです。円滑にコミュニケーションを促進するために設計されました。「4つの窓」と呼ばれるフレームワークを使い、自己認識と他者からの評価の相違を理解しやすくする点に大きな特徴があり、自身の長所短所に気付け就活にも活用できます。
そこで今回は、自己理解と他者理解ということで、他人の目に映った自分を知ることで、他人と自分の見方の差異を認識し、自己の内面を見つめることで自己理解を深め、自分と向き合う姿勢を身に付ける取り組みをします。また、自己理解を深めることで、人間関係という点から他者理解につなげるための実践も行います。
ジョハリの4つの窓について確認します。
①開放の窓は、自己開示の領域です。自分も他人も分かっています。
②秘密の窓は、秘密やプライバシーです。自分は気づいていますが、他人は知りません。
③盲点の窓は、自分は気づいていません。自分は分かりませんが、他人は気づいています。
④未知の窓は、潜在的な可能性です。自分も他人も知りません。
グループワークを通して、フィードバックした盲点の窓を開放の窓に受容し、秘密の窓を開示して開放の窓に広げ、未知の窓にある潜在能力を開放の窓に移すことで、自己成長につなげられます。
心の窓を開くことは、自己開示することであり、それは人間関係づくりに欠かせない点です。自分の良さや個性、内面に気付き、ありのままの自分を理解・把握し、自己受容することが大事です。
進路選択は、まず初めに「自己理解」から始まります。確かな自己理解と自己にしっかりと向き合うことで、自分の進路の可能性を広げることに繋がります。
最後は、最高学年の4年生の生徒より、立派な謝辞がありました。
本日の講義を聴講し、グループワークを通して、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するため、上級生は目の前に迫った進路活動に対する、下級生は1~2年後の進路実現に向けた、それぞれが着実な学びとなった1日でした。
この度、講演をいたいただきました若者サポートステーションやつしろの先生方、本日は本校生徒のために本当にありがとうございました。
〇文化祭オリエンテーション
進路講話の講師の先生方をお見送りした後、休憩を挟んで「令和6年度定時制文化祭」のオリエンテーションが実施されました。
文化祭は、定時制の生徒が、日ごろの学習成果などを展示、発表する行事です。創作活動による展示、販売実習などがあります。
今年度の文化祭は、11月8日(金)本校定時制教室・多目的ホールで開催されます。
昨年度の活動の様子を、スライドで見ながら説明を受けました。
その後、それぞれの生徒が考える「今年のテーマ」の入力及び各創作活動班の希望調査を、タブレット端末で行いました。
最後に、次週予定されている「絵手紙教室」についての説明がありました。
年間最大の行事である文化祭の準備を通して、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための、実り多き活動期間であることを願います。
定時制文化祭に関する情報及び準備の様子等は、このホームページ上で随時更新していく予定ですので、楽しみお待ちいただけますと幸いです。