交通安全教室
5月23日(火)に、水俣自動車学校にて交通安全教室が行われました。
令和5年4月1日より自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されたことから、今年度は自転車の乗り方について教えていただきました。
1限目では、自転車に乗る際の注意点について学びました。
自転車は免許を必要としない乗り物ですが、誰もが交通ルールを知っておかなければ安全に走行することはできません。
DVDを鑑賞し、基本的なルールに加え、歩行者や自動車にも気を配る「思いやり運転」を学ぶことができました。
2限目では、ヘルメットの重要性と自転車保険について学びました。
今回のテーマにちなみ、講師の方がさまざまなヘルメットを紹介してくださいました。
最近では学生であっても購入しやすい価格のものや、ヘルメット着用への抵抗感をなくすためのキャップタイプのものなど、多種多様なヘルメットが販売されていると知り、生徒たちも興味津々な様子でした。
自転車事故による死者の約7割が頭部を損傷しているというデータも紹介され、ヘルメットの必要性を再確認しました。
また、自転車保険について自転車事故の例を交えながら学びました。
誰もが気軽に自転車に乗れる分、事故の加害者はたとえ未成年であっても、損害責任は非常に大きくなります。
もちろん事故に遭わない・事故を起こさないのが第一ですが、万が一のために備えておくことはとても重要です。
3限目では、夜間特性について学びました。
暗い時間帯になってから色の異なるカラーコーンを外で見てみると、青色や黒色はライトに照らされていてもほとんど認識できないことに気付きました。
さらに、無灯火で走行する自転車が夜間でも見えるかどうかを確かめると、車の明るいライトで照らしても自転車の姿は全く見えないという結果でした。
自分たちの目で確認することにより、反射材やライト点灯の重要性、外出する際の服装のポイントなど、文字や映像だけでは気付きにくいポイントを知ることができました。
自転車に乗る機会も多く、また暗い時間帯に登下校する生徒の皆さんは、今回の交通安全教室で学んだことをしっかり覚えておく必要があります。免許の有無にかかわらず、いつも交通安全を意識して過ごすようにしましょう。