学校生活

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新任式・始業式

4月10日(月)は、定期異動に伴う令和5年度の新任式が、定時制多目的室で行われました。

今年度は、定時制には7名の先生方が赴任されました。

校長先生からご紹介があった後、新着任の先生方よりお一人ずつごあいさつをいただきました。

その後、生徒会長より歓迎のことばが立派に述べられました。

新着任の先生方にとっても、楽しみにしておられた生徒との初対面です。

生徒のみなさんは、こらから先生方とたくさんの思い出を作ってほしいですね。

 

引き続き、始業式が行われました。

校長講話では、「何事にも当事者意識を持ち、夢の実現に向けて挑戦する生徒の育成」という今年度の教育スローガンについてお話がありました。昨年度のスローガンをほぼ引き継いだものですが、「夢の実現に向けて」が今年度の大きなポイントです。

毎日通っているこの学校には、夢を実現するためのヒントがたくさんあります。経験豊かな先生方を頼り、今年度もたくさんのことを学んでいってほしいですね。

入学式・初顔合わせ会

4月10日(月)令和5年度の入学式が実施されました。

今年度の定時制の新入生は9名。緊張した面持ちで入場しましたが、校長先生からの入学許可・式辞に続き来賓祝辞も、とても良い姿勢で聞くことができました。

 

式後は、定時制の多目的室に移動して、新入生・保護者・職員の初顔合わせ会が行われました。

教頭あいさつ、担任・副担任あいさつから職員紹介を経て各部連絡が行われました。

いろいろな面で、義務教育課程とは異なる高等学校の仕組みについてお話がありました。

 

いよいよ、翌日からは一人で登校することになります。これから始まる定時制での高校生活の、記念すべき初日が無事に終わりました。勉強に、友だちづくりに、大いに励みましょう。

 

3学期生徒交流会~バドミントン大会~

3月23日(木)に、3学期生徒交流会が行われました。

1学期に続きバドミントン大会を開催しましたが、今学期はシングルでの試合を行いました。

      

かねてより体育の授業で練習をしてきた生徒たち。

1学期に比べ、その腕前はかなり上達していました!

 

空き時間に練習試合や入念な準備体操を行うなど、気合十分で臨んでいました。

本番も1点差で試合が終わったり、最後の決勝トーナメントまで入賞者が決まらなかったりするなど、1つ1つの試合が盛り上がりを見せていました。

      

      

      

会の最後には上位3名が表彰され、笑顔で賞状を受け取りました。

1年間の最後に、また1つ良い思い出をつくることができました。

調べ学習発表会

3月20日(月)に、調べ学習発表会が行われました。

生徒たちは「食事」「スイーツ」「特産品・レジャー」の3グループに分かれ、その中で各自好きなテーマを設定して調べ学習を行いました。

また、発表会に向けての準備ではChromebookを活用し、調べた内容をスライドにまとめて発表しました。 

       

 

 自分が好きなお店やアルバイト先のメニューをおすすめしたり、地域にある飲食店や施設を幅広く調べたりするなど、バラエティに富んだ内容となりました。

オリジナリティあふれるスライドの数々で、クイズを出題したり、大盛りサイズの料理をキャラクターの身長で表したりするなど、より分かりやすく伝えるための創意工夫がみられました。

さらに、調べている飲食店を自分達で訪ねて実食したという生徒もおり、今すぐ足を運びたいと思わせられるような発表もありました。

     

     

 

本校は、水俣市以外の地域から通学している生徒が多いのも魅力の1つです。

自分が知らなかった情報を得られるだけでなく、改めてそれぞれの地元の良さも実感できる良い時間でした。

卒業証書授与式・卒業生を祝う会

3月1日(水)に、卒業証書授与式が挙行されました。

今年度は、3年生3名と4年生1名の計4名が本校を卒業しました。

卒業証書授与では、代表の生徒1名が壇上に上がり卒業証書を受け取りました。

             

校長式辞では、校長先生がネルソン・マンデラ氏や松下幸之助氏の言葉を紹介され、これから旅立つ卒業生に向けてエールを送られました。

卒業生には時折笑顔も見られ、それぞれで高校生活の思い出を振り返っていたようです。

さらに今回はマスクを着用しての斉唱が可能となり、3年生にとっては念願の校歌斉唱となりました。

新型コロナウイルスの影響を受け、今回が最初で最後の機会となってしまいましたが、言葉一つ一つを噛みしめるように歌う卒業生の姿に感銘を受けました。

 

式後は、定時制多目的室にて卒業生を祝う会が行われました。

前日の夜から在校生全員で飾り付けを行い、とても華やかな会場となりました。

    

  

当日も数名の在校生が駆けつけ、長い時間をともに過ごしてきた仲間の卒業を見届けました。

涙を流して友との別れを惜しむ姿も見られましたが、最後は全員笑顔で会を終えました。

 

卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

今後は高校生活で培ってきたものを最大限に活かし、唯一無二の明るい人生を切り拓いていってください。

これからもずっと、応援しています。

3学期始業式

1月10日(火)に、3学期始業式が行われました。

17日間の冬休みでしたが、生徒たちは今学期も元気に登校してきました。

生徒たちはそれぞれで良い年末年始を過ごしたようで、久しぶりに会う友人と楽しく話をしていました。

 

始業式では、校長先生が古代ギリシャの哲学者・アリストテレスの「人間は、目標を追い求める動物である。」という言葉を紹介され、生徒たちが3学期の過ごし方を考える機会となりました。

         

 

3学期はいよいよまとめ・準備の期間です。

卒業予定の生徒に関しては、残りの登校日もあと十数日となります。

気持ちよく一年間を締めくくることができるよう、一日一日を大切に過ごしていきましょう。

表彰式・終業式

12月23日(金)に、表彰式・終業式が行われました。

表彰式では、各検定試験の合格者や書道展で銀賞に輝いた生徒、2学期皆勤・無欠席の生徒に賞状が贈られました。

      

1人で何枚も賞状をもらった生徒もおり、2学期は特に生徒たちの活躍が目立ちました。

 

終業式では、校長先生とともに2学期の振り返りを行いました。

               

文化祭、販売実習、校外研修、創立10周年記念式典、生徒交流会など、学校行事がたくさん行われた2学期でした。

生徒それぞれが個性や力を発揮し、充実した2学期を過ごすことができたのではないでしょうか。

 

また、この日は校外研修で訪ねた御船窯で制作した作品が学校に届きました。

 

想像以上に素晴らしいできあがりとなっており、生徒たちも作品を手にとって思い出話に花を咲かせていました。

(※校外研修のようすは、こちらから是非ご覧ください。)

 

今年度もいよいよ3学期を残すのみとなりました。

3学期はそれぞれの進路や今後の生活について考え、しっかりと準備をする期間となります。

寒い日が続きますが、来年1月にまた元気な姿が見られるのを楽しみにしています!

2学期生徒交流会~百人一首大会~

12月22日(木)に生徒交流会が行われました。

毎年、2学期は百人一首大会を開催しており、数週間前からこの日を心待ちにしていた生徒もいました。

国語や社会の授業でも百人一首の練習をする機会があり、初めて百人一首に挑戦する生徒もしっかり準備をして参加することができました。

 

今回は2人1組となって3回戦まで行いました。

上の句が読み上げられた時点で、すばやく札を取りに行く生徒や、「全然見つからん!どこ!」と、対戦相手とつい協力してしまいながら札を探す様子などが見られ、部屋のあちこちから一喜一憂する声が聞こえてきました。

    

楽しみつつも真剣勝負となり、勢いあまって椅子を倒してしまうハプニングも。

         

 

最後に、今年最後の運試し「坊主めくり」を行いました。

終了時に持ち札が最も多い人の勝利ですが、驚異の99枚で勝つ生徒もいるなど、こちらも大盛り上がりの対戦となりました。

        

今回は百人一首の優勝チーム、個人1~3位、坊主めくりの優勝者を表彰しました。

感染対策を講じながらの対戦でしたが、笑顔あふれる賑やかな時間を過ごすことができました。

 

デジタル社会を生きていく生徒たちですが、こうして古き良き日本の文化に親しむ時間も大切にしてもらいたいと思います。

環境教育

12月16日(金)に、環境教育が行われました。

今年度は講師として国立水俣病総合研究センターの丸本様にお越しいただき、SDGsをテーマに専門的な視点からお話をしていただきました。

 

はじめに「SDGsとは何か」についてお話をしていただきました。

本校でもSDGsについて勉強する機会を設けており、生徒たちはこれまでに、目標達成に向けて自分にできることは何かを考えてきました。

 

今回は講師の先生と一緒に、現在の世界情勢や日本国内の状況、それらに関するさまざまな調査データなどと照らし合わせながら、「このままで本当に2030年までに目標を達成できるのか?」ということを考えました。

      

知識を取り入れるばかりではなく、具体的に何をする必要があるのか等の課題発見も行うことにより、生徒たちはSDGsについて新しい見方をできるようになりました。

 

次に、身近なSDGsについてお話をしていただきました。

日本国内で駆除された動物のうち、多くはそのまま捨てられてしまっている現状があるのだそうです。

水俣市内でもイノシシやシカをはじめとする動物の駆除が行われており、この問題は決して他人事ではありません。

そこで、駆除された動物を利用してSDGsの目標達成につなげられることはないかということを考えました。

   

   

この日は講師の先生がつくられた動物の骨の標本などに触れ、SDGsの視点における解決策を考えるだけでなく、この問題の根幹ともいえる“命の尊さ”を直接感じることができました。

 

今後、世界はさらにSDGsがキーワードとなっていきますが、2030年までの目標達成に向けて、これからは本校の生徒たちから発進していけるようになってもらいたいと思います。

薬物乱用防止教室

12月9日(金)に、薬物乱用防止教室が行われました。

今年度は水俣警察署の方にお越しいただき、薬物を使用することの危険性や恐ろしさについてお話をしてくださいました。

          

最初に、薬物の種類やその影響についての説明がありました。

世の中には数多くの薬物があり、さらにそれぞれにはわざと親しみを持ちやすいような名前がつけられていることを学びました。

特にSNSが普及した現代では、一見、薬物であるとは気付かないような巧妙な手口で販売されているケースも多いようで、SNSを利用している人であれば誰もが気をつけなければなりません。

 

その後、薬物の依存性についての説明がありました。

1gあたり数万円もする薬物でも、たった1度使用してしまえば「大金を払ってでもまた使いたい」と思わせてしまうほどの強い依存性があるのだそうです。

これまでに薬物乱用に関する話を聞いたことがあるという生徒たちも、薬物の値段や薬物依存の恐ろしさに驚いていました。

 

今回の話を通して、薬物は1度でも使用すれば「乱用」になり、薬物を使用した本人が心身ともにボロボロになるだけでなく、友人や家族、ひいては地域までも壊してしまう恐れがあるということを学びました。

今回学んだことをしっかりと心に留め置き、万が一誘われてもきちんと断ることができる人であってほしいと思います。

防災訓練

11月25日(金)に、防災訓練が行われました。

今年度も水俣消防署の方々にご協力いただき、さまざまな見学や体験をすることができました。

内容は、消防署内や緊急車両の見学と、心肺蘇生の練習の2つでした。

 

 消防署内・緊急車両見学では、この機会にしか見ることのできないものをたくさん見ることができました。

まずは訓練施設や生活スペースなどを見学し、消防士の方々が署内でどのように過ごされているのかを知ることができました。

      

奥へ進むと司令室があり、たくさんのモニターが並んでいる様子に生徒たちは興味津々でした。

          

ここでは、消防署に通報があってから出動するまでの流れを教えてくださり、火事や救急の際に短時間で駆けつけてくださることのありがたみを感じました。

 外へ出ると、緊急車両が立ち並んでおり、まさに大迫力の景色でした。

      

1つ1つの車両について、どの場面で活躍するのか、何のための装備かなどを丁寧に教えていただきました。

 最後に消防士の方が防火服の着装を実演してくださったのですが、重装備にもかかわらず、かかった時間はわずか1分未満・・・!驚きと感動を覚えました。

生徒たちも防火服を実際に着させてもらい、その重さや動作の大変さを味わいました。

       

 

心肺蘇生の練習では、急病人を発見したときにとるべき行動について教えていただきました。

まずはビデオを視聴し、心肺蘇生が命を取り留めることができるということ、勇気ある行動が一人の命を救えるということを学びました。

このことを踏まえ、実際に目の前で人が倒れていたらどうすればよいのかについて、人形やAEDを使った練習を行いました。

通報から救急車の到着まで平均8分程度かかるとのことで、その間は心臓マッサージをし続けなければなりません。

    

今回は練習ということで2分間の心臓マッサージをやってみましたが、生徒たちはとても疲れた様子。

「こんなに大変なんだ」と初めて知ることができたうえに、その行動こそが人命救助の第一歩であるということを、生徒たちは身をもって体感することができました。

 

今回の防災訓練を通して、いつも私たちの安全を守ってくださる消防士の方々に感謝の気持ちをもつとともに、いざというときには自分自身も行動を起こすことで命を守ることができるということを学びました。

勇気ある行動で自分の命・まわりの命を守るためにも、今回学んだことを日常生活でしっかり活かしてもらいたいと思います。

 

定時制文化祭

11月11日(金)に、定時制文化祭が行われました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般公開は行わず、来場者を限定して開催しました。

今年度のテーマは「桜梅桃李(おうばいとうり)!輝け努力!みんなで彩る文化祭!」でした。

この“桜梅桃李”という言葉には、「それぞれが独自の花を咲かせるように、個々がそれぞれ違う輝きをもつこと」といった意味が込められています。

まさにこのテーマの通り、今年度も個性あふれる作品の数々が、夜の教室を彩りました。

<創作活動の作品発表>

 

      

   

      

               

 

今年度は、生徒たちがおもてなし班・光班・紙工作班・絵画班に分かれて行う創作活動での作品発表に加え、国語・書道・理科・数学による授業展示、商業科による販売実習も行われ、とても賑やかな文化祭となりました。

<授業展示>

  

  

  

 

<販売実習の様子>

       

          

準備の段階から文化祭当日まで、生徒たちは一生懸命に取り組んでいました。

 

今年度も無事に文化祭を開催できたことを、とても嬉しく思います。

生徒たちには、これからもさまざまな場面で“桜梅桃李”のように輝かしく活躍してくれることを期待しています!

校外研修

10月21日(金)に、校外研修が行われました。

今年度は御船町を中心に、合計3カ所を巡りました。

 

まずは、御船町恐竜博物館。

はじめに、学芸員の方に化石についてお話をしていただきました。

恐竜の生態や歴史、化石の発掘方法、さらにはその期間のキャンプ生活の様子など、とても興味深いお話でした。

「化石は人類の宝である」という言葉がとても印象的でした。

       

 

説明が終わり、さっそく展示室へ足を運ぶと、そこには大迫力の恐竜の化石が・・・!

       

           

想像を超える恐竜の大きさに、生徒たちは圧倒されていました。

恐竜だけでなく、古生物や人類の歴史に関する展示もあり、幅広い知識を得ることができました。

 

次に、イオンモール熊本へ行きました。

はじめに、スタッフの方にイオンモール熊本についてお話をしていただきました。

「お客様第一」の理念は、商業科で学ぶ私たちにとってたいへん大きな学びとなりました。

さらにイオンモール熊本は、従業員の方々が働きやすい環境づくりにも注力されており、この点に関心をもった生徒も多かったようです。

    

 

説明の後は、いよいよ自由時間です。

       

買い物や食事を存分に楽しむことができたようで、「また来たい!」といった声も聞こえてきました。

 

最後に、御船窯で陶芸体験をしました。

生徒たちの多くは初めての陶芸で、作り方の説明をとても真剣に聞いていました。

          

製作中の生徒たちはとても楽しそうで、「もうちょっとこうしたら?」などとアドバイスし合っている場面もありました。

  

  

 

仕上がりは、このようになりました!

 

まさに「世界に一つだけ」の、個性あふれる素晴らしい作品になりました。

 11月頃に焼き上がったものが届くとのことで、生徒たちは完成を心待ちにしています。

 

今回もまた1つ、楽しい思い出をつくることができました。

それだけではなく、今後の授業や販売実習に活かすことができる学びもあったようで、とても充実した1日を過ごすことができました。

今後もさらに充実した学校生活を送ってもらいたいと思います。

熊本県高等学校定時制・通信制文化大会

10月16日(日)に、熊本県高等学校定時制・通信制文化大会が開催されました。

今年度は3年ぶりの熊本県立劇場での開催となり、県内の定時制・通信制高校が一堂に会しました。

また、今回は久しぶりに全プログラムが行われ、盛りだくさんな内容となっていました。

午前の部:各校代表生徒による生活体験発表

昼食時間:各校の作品展示、湧心館高校定時制によるランチタイムショップ

午後の部:生徒会報告、各校のステージ発表、湧心館高校定時制和太鼓部によるアトラクション

 

本校は、展示の部と生活体験発表の部に参加しました。

展示の部では、生徒が作り上げた絵手紙や切り絵、光を用いた作品、折り紙などを展示しました。

お互いに協力しながら準備を行い、本校生徒の魅力があふれる空間にすることができました。

     

     

生活体験発表の部では、本校代表生徒が『挑戦』という題目で、将来への強い思いを込めた素晴らしい内容を発表してくれました。

その他の生徒たちもしっかりと他校の発表を聞き、「共感した」「心を打たれた」など、友人と感想を共有していました。

              

現地開催は多くの生徒にとって初めてでしたが、生徒たちはとても楽しめたようで、終始笑顔に満ちていました。

他校の活動を知るだけでなく、仲間たちの頑張る姿や個性あふれる作品などを実際に見ることができ、充実した1日となりました。

銀座熊本館「創業祭&くまもとのお肉フェア」販売実習

10月7日(金)~9日(日)に、銀座熊本館「創業祭&くまもとのお肉フェア」販売実習が行われました。

イベントは9月27日(火)~10月17日(月)の期間で開催されていますが、このうち10月8日(土)については、生徒による販売をさせていただきました。

 

今回の販売実習に際して、ホームページだけでなく、銀座熊本館公式フェイスブック・ツイッター等でも告知していただきました。

           

 

 

実習は、前日の7日(金)から始まりました。

銀座熊本館にてスタッフの方々との自己紹介をし、最初に館内を案内していただきました。

その後、実習当日のことについて打ち合わせをしていると・・・

    なんと、くまモンが電撃来館・・・!!!

      

さっそくどら焼きを手に、一緒にPRをすることができました。

 

当日8日(土)は、開館前に商品陳列や補充の手順、接客の仕方などについて、入念にチェックを行いました。

また、この時間を使って県内商品の売り場も見学し、売れ筋TOP3の商品などについてご説明いただきました。

              

そして、いよいよ迎えた販売本番。

開館直後から途切れることなく、たくさんのお客様にご来館いただきました。

            

館内だけでなく、出入口に立ってのPRも全力で行いました。

        

どら焼き販売だけでなく、県内商品およびスタンプラリーの案内や説明も行うなど、幅広く接客を行い、どら焼き販売以外にも携わることができました。

結果として、この日予定していた個数は全て完売し、急遽追加で販売した分についても完売することができました。

販売以外にも、他県のアンテナショップを視察・見学するなど、学校生活だけでは得られない学びを持ち帰ることができました。

 

今回の販売実習にあたっては、首都圏のお客様だけではなく、熊本出身のお客様も数多く来館され、温かいお言葉をいただきました。

また、本校同窓会の皆様からは激励のお言葉やお土産をいただき、大変嬉しい思いをしました。

それだけではなく、新たな課題を発見することもできました。

今回は、どら焼きの販売を通じて水俣・芦北地域のPRを行うことを目標としていました。

しかし、実際に来館されたお客様は、我々のことを「熊本県の物産に精通しているプロ」として接してくださり、県内商品の案内などで戸惑うこともありました。

そこで、熊本県内の商品についても事前にしっかり勉強しておくことで、スムーズな接客やどら焼き販売のきっかけにつなぐことができたのではないかと感じました。

今後は、どら焼きの販売はもちろんのこと、新たな共同商品開発や県内各地の観光名所・商品等のPRにも力を注いでいきたいと思います。

 

ご来館くださった皆様、本当にありがとうございました!

今後とも、本校のどら焼きをどうぞよろしくお願いします。

 

「この事業は、水俣芦北地域振興計画に基づく地域振興事業として、水俣・芦北地域振興財団の助成により実施しています。」

第1回講師招へい授業(商業科)

9月27日(火)の1・2時間目に、講師招へい授業が行われました。

これは商業科における取組の一環で、生徒たちがさまざまな学びを展開できる貴重な機会となっています。

今回は講師として、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータ 館長の北田様、館員の大塚様にお越しいただきました。

 

まず前半では、これまでの振り返りを行った後、講師の方々にお話をしていただきました。

今年リニューアルオープンした道の駅みなまたの様子や、新しい施設に関してご説明いただき、水俣市を盛り上げるための取組などを学ぶことができました。

             

後半では、3・4年生がグループに分かれ、それぞれがプレゼンを行いました。

プレゼン内容は、各班でオリジナルのメニューを考案し、道の駅みなまたでの販売を想定した価格設定や製造・販売方法なども考えるというものでした。

A班は、エコパーク水俣内にある「バラ園」を意識した、バラパフェとプリンタルトを考案しました。

バラをイメージした材料を加えるなどの工夫を凝らし、見た目だけでなく、食感や手頃さにもこだわった一品を考えていました。

  

B班は、年間を通じて販売できる、かつ“SNS映え”も狙ったパンケーキを考案しました。

商品自体へのこだわりはもちろん、販売方法やお客さんを楽しませる工夫までしっかり考えられた、高校生ならではの発表でした。

           

C班は、種類豊富で、見ても食べても楽しいミニピザを考案しました。

もち麦を中心とした地元の材料を使用することにこだわった「ご当地ピザ」にし、さらに、大きさや販売方法にも工夫を重ね、幅広い客層をターゲットとしたアイデアでした。

                    

 

プレゼンの後は、それぞれのアイデアについて講師の方々にご講評をいただきました。

講師の方々は、まさに商品開発のプロです。「なぜその値段にしたのか?」「なぜその材料にしたのか?」など、詳細まで踏み込んだ質問も投げかけていただきました。

生徒たちもかなりの時間をかけて今回のプレゼンに臨んだため、しっかりと自分なりの考えで質問に答え、次第に本格的な話し合いへ発展していきました。

             

プレゼンには参加していない1・2年生も、講師の方々や先輩のアイデアにしっかりと耳を傾け、今後の活動につなげられるようにたくさんメモをとっていました。

                

すべてのプレゼンが終了し、最後にまとめを行いました。

講師の方々からお褒めの言葉をいただき、とても緊張していた3・4年生も安堵の笑みを浮かべていました。

 

今回のプレゼンに向けて、生徒たちは水俣や周辺地域に関することや特産品などを数多く調べ、勉強していました。

さらに、その土地のすべてを集結したスポットともいえる「道の駅」で働く方々と、深い交流を行うこともできました。

今回の講師招へい授業を通して、水俣高校でしかできない学びを経験することができたのではないでしょうか。

生徒たちには、学びを活かし、あらゆる場面で充実した活動を行っていくことを期待しています。

銀座熊本館「創業祭&くまもとのお肉フェア」販売実習に向けて

9月27日(火)より銀座熊本館にて開催されている「創業祭&くまもとのお肉フェア」では、本校のどら焼き(お茶あん・甘夏あん)を販売しており、期間中の10月8日(土)には生徒による販売をいたします。(※詳細はホームページトップをご覧ください。)

今回の販売実習に際しまして、この度、水俣高校同窓会より助成金をいただきました。

10月4日(火)に助成金の授与式が行われ、販売実習に参加する生徒2名が出席しました。

今回は、同窓会会長の澤村様より助成金が授与されました。

    

また、澤村様より「たくさんのことを学んできてください。」と、激励のお言葉をいただきました。

最後に、参加生徒がそれぞれお礼の言葉を述べ、東京での販売実習に向けた決意を表明しました。

              

 

同窓会の皆様には、心より御礼申し上げます。

この度は、皆様より沢山のご支援をいただき、誠にありがとうございました。

 

8日(土)の販売実習の様子につきましては、後日ホームページに掲載いたしますので、ぜひご覧ください。

性教育講話

9月26日(月)の1・2時間目に、性教育講話が行われました。

 講師の方々にお越しいただき、「安心・安全な関係のために 〜性暴力について考えてみよう〜」というテーマでお話をしていただきました。

               

人と人との境界線とは何か、もしも性暴力の被害にあったら、または相談を受けたらどうすればよいかなど、クイズなども交えながらとても丁寧に教えていただきました。

                

 スマートフォンやSNSが身近な存在になったことにより、人との関わり方が多様になってきています。

便利なツールでもある一方で、様々な危険が潜んでいるということを忘れてはなりません。

今後も良好な人間関係を築くために、今回の保健講話で学んだことをしっかりと覚えていてもらいたいと思います。

絵手紙教室

9月16日(金)の3、4時間目に絵手紙教室が行われました。

講師として、本校の卒業生であり、書道家・墨人としてもご活躍なさっている新立航大さんにお越しいただきました。

                

 

まずはじめに、新立さんに実演していただきました。

とても素敵な作品が出来上がる過程を目の前で見せていただき、生徒たちもその筆遣いに見入っていました。

        

お手本を見せていただいた後は、いよいよ生徒たちの番です。

まずは自分の好きな言葉やイラストを、半紙を使って練習しました。

新立さん曰く、「使用する筆の大きさによって表現の幅も変わる」ということで、生徒たちはアドバイスをもらいながら思い思いに文字やイラストを描いていました。

             

一通り練習を終えたところで、最後に絵手紙を作製しました。

墨だけでなく、顔彩も使って鮮やかな作品に仕上げ、「世界に一枚だけの絵手紙」が完成しました。

       

            

普段の生活ではなかなか触れることのない芸術に親しみ、非日常を楽しむことができました。

素晴らしい作品の数々は、学校行事等で展示する予定です。

生徒一人一人の個性がまぶしいほどに輝いた一日でした。

進路講話

9月9日(金)に、進路講話が行われました。

若者サポートステーション八代から講師の方にお越しいただき、進学や就職に必要な面接について学びました。

 

前半は面接に向けての心構えに関するお話でした。

面接のマナーや重要性などを、細かく丁寧に教えていただきました。

  

後半は、面接時の入室方法や態度などを学びました。

面接試験を想定した実演を交え、講師の方と生徒たちで注意すべき点や改善点を話し合いました。

             

教科書では学ぶことのできない内容で、とても貴重な時間となりました。

今回学んだことを、生徒の皆さんには今後の人生において存分に発揮してもらいたいと思います。