食品工業科 NEWS
ビウレット反応(食品工業科)
2年生の食品化学実験で「ビウレット反応」を行いました!
ビウレット反応は、2個以上のペプチド結合を持つ化合物をアルカリ溶液中で銅塩と結合させると赤紫色に発色する反応です。
今回の試料も前回のニンヒドリン反応と同じ、醤油、豆乳、牛乳、卵白、味の素、水の6種類になります。
各試料液が入った試験管に水酸化ナトリウム溶液を加えた後に、硫酸銅溶液を数滴加えて混合して、反応を見ます。
試料液を試験管に取る作業はみんな上手くなっていますね❗
水酸化ナトリウム溶液と硫酸銅溶液を入れて混合し、反応を見ています
綺麗な紫色の反応がありましたね✨
今回はアミノ酸ではなく、2つ以上のペプチド結合を有している化合物に反応をする定性実験のため、前回と同じ試料でも異なる結果が出ましたね。勉強になりましたね❗
ニンヒドリン反応(食品工業科)
2年生の食品化学の実験で「ニンヒドリン反応」と行いました!
ニンヒドリン反応とは、ニンヒドリンがアミノ酸のアミノ基(NH2)と反応して、青紫~赤紫色に呈色する反応のことです。ニンヒドリン反応で生成された紫色のことを「ルーエマン紫(パープル)」と言います。
今回は「醤油」「豆乳」「牛乳」「卵白」「味の素」「水(蒸留水)」の6つを試料として実験を行いました!
試料が入った試験管にニンヒドリン溶液を加え、混合して煮沸します。
みんな真剣に試料液を試験管に取っています❗
突沸しないようにゆるく揺らしながら加熱を行っています❗
綺麗な紫色ができていますね✨
その後みんなで実験結果の振り返り、まとめを行いました❗
この実験を通して、食品中にアミノ酸が含まれていることを勉強できました✨
全国和菓子甲子園 決勝戦出場!(食品工業科)
令和6年8月21日(水)大阪府にある辻調理師専門学校にて、第15回全国和菓子甲子園に2年食品工業科の松江桜那さんと吉坂梨愛さんが九州ブロック代表として出場しました!
この大会は高校生が楽しく和菓子に触れ、その素晴らしさを体験することを目的としています。
全国から応募された約100作品から、各ブロックの予選を突破した12作品が選ばれ決勝戦が行われました!
実技審査と3分間のプレゼンテーションから審査されます。
今年の大会では、『日本の酪農』をテーマに、脱脂粉乳と国産の乳製品を使った作品が募集対象となりました
松江さんと吉坂さんは『牧野き』(ぼくやき)を考案しました
家畜を放牧するための草原という意味である「牧野(ぼくや)」と「どら焼き」を掛け合わせました。
原材料には、脱脂粉乳やクリームチーズ、生クリームなどの乳製品を使用しています。また、小麦粉ではなく米粉を使ったことで、モチモチとした食感のどら焼き生地に仕上がりました!
2人とも初めは緊張していましたが、一つ一つ丁寧に、そして楽しく製造できました。プレゼンテーションでも創意工夫を凝らし、しっかり作品をアピールできました
結果は惜しくも上位入賞はできませんでしたが、製造・試食を通して和菓子の素晴らしさや魅力、奥深さなどさまざまな学びや貴重な経験ができました
トマトケチャップ&ピザ(食品工業科)
食品工業科2年「食品製造」の授業で野菜類の加工について学習しています。
今回は『トマトケチャップ』の製造を行いました。
本校農業科が栽培しているトマトで、割れや病気が出ているけれど取り除けば食べることができるというトマトを使用しました。
洗浄後、トマトの皮に包丁で切れ目を入れます。沸騰した湯に入れて剥皮します。
損傷部分やへた部分、種等を除去してミキサーにかけてトマト果汁にします。
トマト果汁を鍋に入れて強火で加熱します。灰汁を取りながら糖度10度以上になるまで濃縮します。
その後、砂糖、塩、香辛料(オニオン、ガーリック、シナモン、コショウ、オールスパイス、クローブ、セージ、パプリカ)を加えさらに加熱し、最後に食酢を加えて全体が混ざったら火を止めます。ビンに詰めて完成です
本日はこのトマトケチャップを使って、ピザも作りました
ピザ生地は発酵が1回だけなのでとても簡単です。今日のトッピングはベーコンとコーンとチーズでした。
170~180℃で20分焼いてできあがりです。
とても美味しそうにできました!
アイスボックスクッキー(食品工業科)
食品工業科1年生「食品製造」の授業で小麦の加工について学習します。
前回実習したスノーボールクッキーも含めて、クッキーには様々な種類があり、形や味・食感で作り方も異なります。
今回は「アイスボックスクッキー」の製造実習を行いました。
やわらかくした無塩バターに砂糖を加えて、白っぽくなるまでホイッパーで混ぜます。これがサクサクになるコツです。卵を加え混合し、篩った薄力粉を加えてさっくり混ぜます。
13.5㎝幅のグラシン紙を使って直径3~4㎝の棒状に整形します。
ショックフリーザー(急速冷凍機)で凍結直前まで冷やし固め、グラニュー糖をまぶして7㎜の厚さに切り、天板に並べます。
180℃のオーブンで15分間焼き上げます。おいしく焼けました!
いちごマフィン(食品工業科)
食品工業科2年生「食品製造」の授業で『いちごマフィン』を作りました。
まず、小鍋でいちごジャムを作ります。
ジャム作りのポイントは「糖」と「酸」と「ペクチン」の3つです。これらは保存性と粘性においてとても重要となります。
原料のイチゴの50%の砂糖は3回に分けて加えます。そのうちの1つにペクチン(イチゴの0.5%)をまぜておきます。砂糖を加えたらその都度『屈折糖度計』で糖度を計測します。糖度が56℃~58℃になったらクエン酸(イチゴの0.5%)を加えます。
最後に『コップテスト』(ゼリー化のテスト)で粘性を確認します。
各班で作ったこのいちごジャムをマフィン生地の中に入れて焼き上げます。
180℃のオーブンで35分程度焼いたらできあがり
ふっくらおいしそうにできあがりました!
スノーボールクッキー(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業で小麦の加工についての学習を行っています。
今回の実習では「スノーボールクッキー」を作りました。しかし1年生は初めての製造実習なので、本日のメインは「実習後の清掃の仕方を学ぶ」です。慣れないと清掃に時間がかかるため、
今回は事前に職員が混合しておいた生地を7グラムずつに分割、計量するところからです。手で丸く整形して焼き上げます。冷めたら粉糖をまぶしてできあがりです。
食品製造実習は「安心・安全」が基本で、後片付けと清掃にも時間をかけます。毎回、実習台と床、溝の洗浄は必須です。全員で役割分担して「共働・協働」を学びます。
実習を重ねる毎に、自然と自分は何をすべきかが見えてきて、お互いに声を掛け合って協力体制ができます
ジャムとマーマレードが出来ました!(食品工業科)
食品工業科2年生の「食品製造」では『野菜果実の加工』について学習しています。
本校では『いちごジャム』『りんごジャム』『マーマレード』を製造、販売しています。
ジャムは果実中のペクチンが酸と糖の作用によってゲル化(粘性のある状態)したものです。
果実に含まれている成分量がそれぞれ異なるので、グラニュー糖やクエン酸、ペクチンの量を調整して仕上げていきます。
いちごジャムは本校農業科で栽培されたイチゴ(さがほのかとゆうべに)を原材料として使用しています。果肉を潰さずに粒のまま仕上げました。
りんごジャムは1個ずつ丁寧に生徒が皮をむいて、角切りにしました。果肉の食感がやさしく味わえます。
マーマレードは爽やかな甘夏果汁とスライスした外果皮の苦みがクセになる味です。
パンやクラッカー・ヨーグルトと一緒に、また料理の隠し味にと幅広く使えます。
1個140g入り 各¥300
次の製造は2学期を予定しています。ご購入はお早めに。
お問合せは食品工業科までお気軽にどうぞ
酸乳飲料「ラッキス」の販売準備ができました!(食品工業科)
・1本400円(500mL入り)
・4~5倍に希釈してお飲みください
年間の生産数量は限られています…ご購入はお早めに初物のラッキスをぜひご賞味ください
ご不明な点は、食品工業科までお気軽にどうぞ
酸乳飲料「ラッキス」の製造~販売用~(食品工業科)
3年生「食品製造」の授業で、酸乳飲料「ラッキス」の製造実習を行いました。
今回製造するのは、販売用の製品です。1回の実習で約170本分の原料を仕込み、生徒たちは充填の工程を担当します
今回製造したラッキスは、次回の実習で検品・ラベル貼りを行います。販売の準備ができるまで、しばらくお待ちください
酸乳飲料「ラッキス」の製造~持ち帰り用~(食品工業科)
3年生「食品製造」の授業で、酸乳飲料「ラッキス」の製造実習を行いました。
酸乳飲料とは
・乳酸発酵させた乳に、多量の砂糖や香料を加えてシロップ状にしたもの。
・乳酸発酵させずに製造する方法もあります。
・4~5倍に希釈して飲用する、日本独自の飲料です
ラッキスとは
・本校の看板商品のひとつで、約50年前から作り続けられています
・乳酸発酵させない「有機酸添加法」によって製造します。
・本校独自の配合で、爽やかな後味に仕上がっています
水に脱脂粉乳と砂糖を溶かしたら、定められた温度で一定時間殺菌し、冷却します。大量の砂糖を加えることに、驚きを隠せない生徒もいました
酸液(乳酸+クエン酸)を少しずつ添加して、香料で香りをつけたら完成今回は、プレーンタイプの他に、好みの果汁を加えたフルーツ味も製造しました
現在学んでいる「牛乳の加工」の単元では、今後も様々な加工品を製造していきます。様々な加工品の製造をとおして、牛乳という身近な食品への理解を深めていきましょう!
令和5年度 校内プロジェクト発表会(食品工業科)
3月14日(木)に開催された、令和5年度学校農業クラブ校内プロジェクト発表会に食品工業科代表として2年生の木村さん、田上さん、中川さん、中野さん、中村さん、村田さんの計6名が出場しました!
プロジェクト発表のプロジェクトとは、「課題解決学習」ともいわれ、日頃の課題を自分たち自身で設定し地域などと協力して体験的に解決するという学習です。今回、食品工業科からは「マラソンランナーの力になる給食を!ペトレ家のおもてなし 2年目の取り組み」と題して、2月18日に行われた熊本城マラソンへの取り組みを発表しました。
(※熊本城マラソンでの活動詳細は→こちらご覧ください。)
今年は2年目の取り組みということもあり、1年目よりも、ランナーの方々の力になれるような給食を考案することを目指して、活動を開始しました。1年目は、バターサンドクッキーを給食として提供すると、「パサつく」「水分が欲しくなる」というランナーの皆さんから意見をいただき、今年はよりしっとりした食感の給食を考えることに! また、少しでもランナーの力になれば・・・と思い、疲労回復効果のあるクエン酸を多く含んだレモンを使用することにしました
これまで何度も試作を重ね、考案したのが「レモンケーキ」! これを熊本城マラソンで提供すると、ランナーの方々から高い評価をいただくことができ、ランナーの方々の力になれるような給食を考案するという目標を達成できました!しかし、中には、「水分がもっていかれる」という声もあったため、まだまだ改善が必要です。
発表を終えた後、木村さんにインタビューすると、「今までやってきたことが皆に伝えられてよかった」「これからも熊農生としてもっと地域に貢献していきたい」と話していました。今年の課題をさらに進化させられるよう、引き続き頑張ってほしいです!
先進地視察研修(食品工業科)
2月20日(火)に先進地視察研修に行きました。
食品工業科1年生は、お菓子の香梅 阿蘇西原工場さんとサントリー九州熊本工場さんを訪問しました。
お菓子の香梅 阿蘇西原工場さんでは、お菓子の香梅さんの歴史から、製造している菓子の種類、工場について詳しく話をして頂きました。また、熊本の銘菓である「誉の陣太鼓」「武者返し」の生産ラインを見学しました。学校では見たことのない機械や、お菓子の香梅さんにしかない機械が数多くありました。見学の最後には、和菓子一級技能士の方による練りきり菓子製造の実演がありました。目の前で職人さんの高度な技術を拝見することができ、生徒たちからも歓声があがっていました。
サントリー九州工場さんでは、ザ・プレミアムモルツと天然水について学びました。ビールの原料から製造工程まで詳しく教えて頂き、とても勉強になりました。サントリーさんは4か所の工場で天然水を取り扱っており、地域ごとに天然水の硬度が違うことなど、今まで知らなかったことを知ることができました。さらに環境保全活動にも取り組まれており、SDGsに関連する具体的な活動例を生徒たちも実感できたようです。
学校では体験することのできないことを多く知ることができました。
この経験を今後の授業に活かせるように頑張ります!!
令和5年度 九州ミルク料理コンクール 3位入賞!(食品工業科)
2月17日(土)令和5年度九州ミルク料理コンクール(ごはん・おかず部門)に平井 颯貴さんが出場しました!
このコンクールは、牛乳の消費拡大を目的としたコンクールで、牛乳・乳製品を使ったレシピを考案し、九州各県の代表として選ばれた選手たちが集まり、実技審査が行われました。
平井さんは、九州各県の120を超える応募の中から書類審査を勝ち抜き、熊本県代表として出場しました!
審査基準として、美味しさ・アレンジ性・料理のしやすさ・栄養バランスなどが総合的に評価されます
平井さんは、明太クリーム春巻きを考案。この料理のポイントは、クリームコロッケとはまたひと味違うクリームの春巻き。さらにその中には明太子を入れ、少しピリッとさせました牛乳を使ったクリームのまろやかさと明太子のほどよい辛みがベストマッチ!それをパリパリの春巻きの皮で包み揚げました。
これまでに何度も試作を重ねこのコンクールに挑んだ結果、なんと3位を獲得することができました!牛乳は栄養価が高く、料理にも幅広く使うことができます
牛乳をたくさん消費し、健康な生活をここから広めるきかっけになればいいなと思います
熊本城マラソン2024「ペトレ家のおもてなし」(食品工業科)
◇2月17日(土)…レモンケーキを製造!
食品工業科2年生12人と1年生5人の計17人で、9時頃から仕込みを始めました。通常の授業では扱うことのない大量の原材料に圧倒されながらも、約8時間かけて、約1200個(4800食)のレモンケーキを作り上げました!
「ペトレ家のおもてなし」については、こちらをどうぞ
◇2月18日(日)…ランナーの方々をおもてなし!
大会当日は、交通規制が開始される前にフルマラソンコースの26.7km地点に集合!ラッキスを水で希釈する、レモンケーキを専用のトレイに移すなど、ランナーの方々に給食と給水をスムーズに提供するための準備を進めました
そして…マラソンがスタート!先頭選手の通過後しばらくの間は、記録優先で何も取らずに通過する選手がほとんどでした。しかし11時を過ぎたころから、レモンケーキとラッキスを手に取ってくださる方が急増!11時半以降は目の回るような忙しさになりましたが、準備してきたレモンケーキとラッキスをすべて提供することができました
昨年のクッキーよりもしっとりしたものをという生徒たちの考えから生まれたレモンケーキ。「これを楽しみにしていた!」「うっっまっ!」「まだ残ってた!よかった~」など、心にしみるたくさんのお声かけがあり、ランナーの方々の期待に応えられていることを実感できました
一方で「水分がもっていかれる…」との声も一定数ありました。昨年度の反省を踏まえて改善したものの、まだまだ改良の余地はありそうです。貴重なご意見として、今後の活動に活かしていきます!
いちご大福(食品工業科)
1年食品製造の授業で「米の加工品」について学びます。
今回の実習では今が旬のイチゴを使って『いちご大福』を作りました。
白玉粉と水を混ぜた生地を蒸気が上がった蒸し器で15分間蒸します。蒸し終わったら鍋に移し、加熱しながら砂糖を加えて良く練ります。水分を飛ばしてしっかり捏ねて粘り気が出たら、片栗粉を広げたまな板に取り出して8等分に分けます。
あんこをまとわせたイチゴを包んで完成です
表面からイチゴがうっすらピンク色に見えていて、とても美味しそうですねみんな上手に出来ていました
熊本城マラソン2024「ペトレ家のおもてなし試食会」
2月7日(水)、熊本市役所にて開催された「ペトレ家のおもてなし試食会」に参加し、熊本城マラソンで給食として提供する焼き菓子を披露してきました!昨年に引き続き、2度目の参加になります
ペトレ家のおもてなしとは
熊本城マラソンの26.7km地点で、給食と給水によってランナーを応援する活動です。熊本県出身で「日本のマラソンの父」ともいわれている金栗四三(かなぐりしそう)さんが、ストックホルムオリンピックに出場した際のエピソードに由来するもので、2019年大会から実施されています。
試食会では、ランナーの方々に振る舞うレモンケーキと酸乳飲料ラッキスを、熊本城マラソン実行委員の皆様に試食していただき、「とてもおいしい!」「販売してもいいのでは?」など、嬉しいご感想をいただくことができました
18日(日)の大会当日は、約4,500食のレモンケーキを提供します。前日の準備はとても忙しくなりますが、ランナーの方々のおもてなしのためにがんばります
還元糖の定量実験〔ソモギー変法〕(食品工業科)
3年食品化学の授業で『還元糖の定量実験』を行いました。
糖類のなかで、ホルミル基(アルデヒド基)-CHOをもつ還元糖の性質を利用して、食品に含まれている還元糖の量を測定します。実験は『ソモギー変法』を用いて行いました。
ソモギー変法の試薬はA液からE液まであり、それぞれを調整します。
◇ソモギーA液:酒石酸カリウム-ナトリウム、リン酸三ナトリウム、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、ヨウ素酸カリウム、純水
◇ソモギーB液:シュウ酸カリウム、ヨウ素カリウム、純水
◇ソモギーC液:濃硫酸、純水
◇ソモギーD液:チオ硫酸ナトリウム五水和物、純水
◇ソモギーE液:可溶性デンプン、塩化ナトリウム、純水
試料は市販されているジュース5種(アップル、パイナップル・コカコーラ・ヨーグリーナ・午後の紅茶ストレート)です。
還元糖溶液と硫酸銅(Ⅱ)アルカリ溶液を混ぜて加熱すると、硫酸銅(Ⅱ)は水酸化銅(Ⅱ)となり、さらに、糖により還元されて酸化銅(Ⅰ)になります。この酸化銅(Ⅰ)は、ヨウ素酸カリウムとヨウ化カリウムが反応して生成したヨウ素を定期的に消費します。残ったヨウ素をチオ硫酸ナトリウムで滴定し、ヨウ素の消費量から糖量を求めることができます。
▽試薬作りの一部
▽試料溶液に純水やソモギーA液を加え加熱、冷却及びソモギーB液、C液を加え、ソモギーD液をビュレットにセットして滴定、途中でソモギーE液を加え再度滴定して値を出します。
成分表の数値はアップル:11.4g、パイナップル:11.1g、コカコーラ11.3g、ヨーグリーナ6.1g、午後の紅茶4.0gで、各班の実験結果も近い数値が多くありました。上手く実験が出来ていたようです。
※実験工程や操作はここでは簡単に掲載していますが、実際は試薬作りを含め2週間程度かけて実施しています。
デコレーションケーキ(食品工業科)
食品工業科2年『食品製造』の授業でデコレーションケーキの製造実習を行いました。
1年次の反省を生かしながら『食べる人のリクエストに応える』をテーマに製造しました。インターンシップ先の洋菓子店で学んだ技術を活用したり、飾り用のクッキーやムースを自宅で作ってきたりと昨年度よりもグレードアップさせたケーキが出来たようです。
南園祭(食品工業科)
11月11日(土)に『南園祭』が開催されました。
食品工業科では、南園祭当日の販売直前まで製パンの準備を頑張ってきました。また、生徒実習製品販売においては、たくさんの地域の方々に並んでお買い求めいただき誠にありがとうございました。しかし、並んでいただいた方の中にはすでに売り切れて、残念な思いをされた方もいらっしゃいました。申し訳ない気持ちでいっぱいですが授業の一環として生産される製品で製造数量にも限界があります。今後とも御理解、御協力をよろしくお願いいたします。
肉加工実習(食品工業科)
食品工業科「食品製造」の授業では『肉加工』について学習します。工程が多い『ソーセージ』は3年生、『ベーコン』は2年生で製造実習を行いました。
肉加工製品は肉の下処理や塩漬、乾燥、燻煙、ボイル、冷却、包装、殺菌、検品そしてラベルを貼って完成です。検査機関に完成した製品を提出して安全を確認して販売となります。
安心安全な製品を完成させるために、生徒一人一人の体調管理、衛生チェックはもちろんですが、それぞれの担当する製造工程を誠実に取り組む姿勢を重視して、実習に取り組みました。
数に限りがありますが、南園祭で販売を予定しています。(ソーセージは1本1000円、ベーコンは大きさで値段が異なりますが1個1000円前後です)
※『ロースハム』は10月に製造実習の日程が確保できなかったので、南園祭では販売しませんのでよろしくお願いします。
メロンパンとあんパン(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業でパン製造の学習を行いました。
パンは酵母(イースト菌)が発生させるガスの力で膨らみます。イースト菌は小麦粉や砂糖などの栄養分、35~38℃の温かい環境、60~70%の湿度でより活発に活動しガスが発生します。このガスはエチルアルコールと二酸化炭素です。できたてのパンを割ったときアルコールのにおいがするのはそのためです。
実習では『メロンパン』と『あんパン』を作りました。
材料をこねる→ 一次発酵→ 分割・丸め・成形→ 仕上げ発酵→ 焼成
おいしそうにふっくら焼けました
炭水化物(還元糖)の定性実験 (食品工業科)
2年生「食品化学」の授業で炭水化物(還元糖)の定性実験 『銀鏡反応』の実験を行いました。
『銀鏡反応』とは、還元糖にアンモニア性硝酸銀水溶液を入れて加熱すると、銀が生じる反応のことです。この反応によって、試料中(食品中)に還元糖が含まれていることが分かります。今回は、①「ブドウ糖」、②「ショ糖」、③空試験の「純水」を試料として実験を行いました。
最初に、アンモニア性硝酸銀水溶液の作成を行います。0.1mol/L-硝酸銀水溶液の中に1%-アンモニア水を入れます。はじめは茶色く濁りますが、さらにアンモニア水を加えていくと無色透明の水溶液へと変わります。これでアンモニア性硝酸銀水溶液の完成です。この中に、希釈した試料を2ml加えて、湯浴で加熱し、冷却して観察します。色の違いや濃淡はありますが①のブドウ糖で反応が確認できました。
還元性を持つ糖は、メイラード反応と呼ばれる加熱褐変反応を起こします。パンやクッキー、カステラなど、こんがりとしたきつね色の着色にも役立っています。香ばしいかおりきつね色をつけたい料理で還元糖を使うときれいな焼きあがりになります!
絞りクッキー(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業でクッキー製造の学習を行っています。
クッキーには様々な種類があり、形や味・食感で作り方も異なります。
今回は口金をセットした絞り袋に生地を入れて、天板に絞り出す「絞りクッキー」の製造実習です。
口金の種類によってクッキーの形状が変わるのが特徴ですが、同じ大きさ、同じ形に絞り出す技術が必要とされます。
生徒全員上手に絞ることができましたよ
ジャム・マーマレード製造実習(食品工業科)
食品工業科2年生の「食品製造」では『野菜果実の加工』について学習します。
いちごジャム、りんごジャム、マーマレードを製造し、製造の原理や技術、保存食品についての基礎を学びます。
ジャムは果実中のペクチンが酸と糖の作用によってゲル化したものです。
果実に含まれている成分量がそれぞれ異なるので、グラニュー糖やクエン酸、ペクチンの量を調整して仕上げていきます。
いちごジャムは本校農業科で栽培されたイチゴを原材料として使用しています。果肉を潰さずに粒のまま仕上げました。
りんごジャムは1個ずつ丁寧に生徒が皮をむいて、角切りにしました。果肉の食感がやさしく味わえます。
マーマレードは爽やかな甘夏果汁とスライスした外果皮の苦みがクセになる味です。
パンやクラッカー・ヨーグルトと一緒に、また料理の隠し味にと幅広く使えますよ!
各種 1個140g入り ¥300
次の製造は2学期を予定しています。ご購入はお早めに。
お問合せは食品工業科までお気軽にどうぞ。
牛乳の凝固実験(食品工業科)
3年生「総合実習」の授業で、牛乳の凝固実験を行いました。
牛乳の特性のひとつに「タンパク質の凝固」があります。タンパク質が凝固する要因には、熱や酵素など様々なものがあり、この特性は牛乳を利用した加工品の製造も深く関係しています。
今回の授業では、「酸」による牛乳の凝固を確認するとともに、温度の違い、砂糖の添加量の違いが牛乳の凝固にどのように影響するかを調べることを目的として実験を行いました。
←写真ではわかりにくいですが…右側2つのビーカーで凝固が起こっています。
牛乳に酸液(乳酸+クエン酸)を加えたときの変化に、驚きの声をあげる生徒もいました身近な食品が見慣れない変化を起こすことが、生徒の目にとても新鮮に映ったようです。
今回の学びは、食品工業科の看板商品のひとつである酸乳飲料「ラッキス」の製造にもつながる重要な内容です。しっかり覚えて、自信をもって製品づくりに臨んでくれることを期待しています!
花壇の除草(食品工業科)
1年生「農業と環境」の授業で、花壇の除草を行いました。
外用の実習服を着て行う初めての実習だったため、服を着用する際のルール、片付けの進め方など、説明することがたくさんありましたが、どの生徒も集中を切らさずに話を聞いてくれました。
実際に体を動かす時間は長くはありませんでしたが、互いに声を掛けながら協力して実習に取り組み、予定していた内容をやり遂げることができました!
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これから、日を追うごとに日差しが強くなり、暑さも厳しくなってきます。万全の状態で実習に臨むことができるよう、日頃から体調管理に気を配ってくれたらと思います。そして、実習ではよい汗を流しましょう!
みたらし団子(食品工業科)
食品工業科 1年生 「食品製造」の授業でみたらし団子を作りました。
みたらし団子は鎌倉時代に誕生したと言われ、漢字では「御手洗団子」と書きます。
原材料の「白玉粉」は、もち米を精白・水洗いし、水を加えながら石臼で挽いたのち、沈殿物を乾燥させたものです。団子にすると食感はもちもちとしていて柔らかくなめらか冷やしても固くなりにくいのが特徴です。
白玉粉に水を加え、しっかりこねます。ここで水を加えすぎてはいけません!みんな慎重に水の量を調節しながらこねていました。同じ大きさに分割し、茹であがったら氷水で冷まします。その間に、みたらしのたれを作り、団子にかけて完成です!今回は食べやすいようにカップに入れて持ち帰りました。全員もっちもちのみたらし団子ができました!
脂質の定性実験「アクロレイン反応」(食品工業科)
2年生「食品化学」の授業で脂質の定性実験として『アクロレイン反応』の実験を行いました。
脂質はグリセリンと脂肪酸等で構成されており、今回は「食品中にグリセリンが含まれているか」を確認する実験です。
試料(油脂)に含まれる「グリセリン」と「硫酸水素カリウム」を高温で反応させると刺激臭の強い『アクロレイン』の白煙が生成されます。
試料はAキャノーラ油 Bオリーブオイル Cバター を使いました。
試験管3本に「硫酸水素カリウム」を薬さじ小1杯ずつ入れて、各試料を入れます。
ガスバーナーの遠炎で徐々に加熱していきます。
この3つの油脂には「グリセリン」が含まれているので、白煙を生じる反応や色、臭いを確認して記録します。
生徒達はこの臭いを『飲食店の換気扇から出てくるにおい!』『揚げ物屋さんのにおい!』と表現していました。
きのこ栽培(食品工業科)
2年生「微生物利用」の授業で キノコ を栽培しました。
キノコ とは菌類であり、分類学上は「かび」に近い仲間とされています。また、自然界では細菌やかびなど多くの微生物と共存しています。
今回は、キノコ栽培キットを使って、「シイタケ、エリンギ、ナメコ、ヒラタケ、エノキ」
の5種類の中から自分の好きなきのこを1つ選び、愛情を込めて毎日お世話しました。
霧吹きで1日2回水をあげます。すると、3日目ぐらいから、小さいキノコが出てきました。その後もぐんぐんと成長し、約2週間で大量に収穫できました!
シイタケなど多くのキノコ類はグアニル酸という旨味成分を含んでいます。
収穫したきのこは、みんなで調理して美味しくいただきました!
第10回熊本城マラソン大会『ペトレ家のおもてなし』(食品工業科)
2月19日(日)に開催された『第10回熊本城マラソン大会』大会コース26.7キロ地点での「バターサンドクッキー」と「ラッキス」の振る舞いと、ランナーの皆さんへの応援を精一杯!頑張ってきました。
感染防止対策として、クッキーは1人分を紙コップに入れて、紙コップごと渡したり、ラッキスは走りながらでもこぼれない量を入れたりと、多方面の配慮を行いました。
また、卒業生などたくさんの方から励ましのお声かけもいただきました。
試作から準備、当日のおもてなしは大変でしたが、とても充実した活動でした。
【前日 2月18日(土)の準備】
【当日 2月19日(日)】
第10回熊本城マラソン大会に向けて準備中(食品工業科)
2月19日(日)に開催される『第10回熊本城マラソン大会』において選手に振る舞うクッキーを準備しています。
県出身で日本人初の五輪選手「金栗四三」がストックホルム大会のマラソンの途中で倒れ、現地の『ペトレ家』に介抱された逸話を元に食品工業科2年生が考案しました。
大会当日は、金栗さんが倒れた距離と同じ26.7キロ地点で「ペトレ家のおもてなし」と銘打ったブースを設置して、本校で収穫された柑橘を砂糖漬けして作ったネーブルオレンジバターをサンドした『バターサンドクッキー』と本校生徒実習製品の酸乳飲料『ラッキス』を振る舞います。
選手の皆さんが無事に完走できるように心を込めて焼き上げます!
シフォンケーキ(食品工業科)
食品工業科1年生「食品製造」の授業で『シフォンケーキ』を作りました。
アメリカ生まれのスウィーツで、できあがった生地の様子が絹織物(シフォン)のようにきめ細かくふんわりと軽い食感なのでシフォンケーキと名付けられました。
製造工程で重要となるポイントは、卵黄・砂糖・水・サラダ油を乳化(水と油をなじませること)させてもったりとマヨネーズのようになるまで泡立てる工程と卵白と砂糖を泡立てるメレンゲ作りの工程です。
卵白を凍結直前まで冷やすとしっかりとしたメレンゲができます
全体を混ぜ合わせる時、気泡を潰さないようにやさしく混ぜると、ふんわりとした生地が完成します
焼き型に流し入れて、170℃のオーブンで35分間焼きます。
焼き上がったら逆さまにして冷却します。
全員ふんわり焼き上がりましたよ
デコレーションケーキ(食品工業科)
食品工業科1年『食品製造』の授業で「デコレーションケーキ」の製造実習を行いました。
6号サイズ(直径18cm)のスポンジケーキから作りました。
各自、デザイン画を手書きで作成しイメージ通りに作ることを課題としました。また、材料の原価計算、時間内に完成させるために準備することなども実習前の学習として取り組みました。
ハートや星型のクッキー、マジパンで作ったバラ、マカロンやトリュフ、チョコやイチゴのソースなど自宅で作ったものを飾った生徒もいました。出来上がったケーキは素晴らしい作品ばかりでした。
水分の定量実験(食品工業科)
1年生「食品化学」の授業で『食品中における水分量測定』を行いました。
食品中の水分含有量は味や食感、保存性などとても重要な部分です。
食品中の水分の測定方法には乾燥法、蒸留法、化学的測定法の3つあり、今回は乾燥法で測定しました。
まず、①秤量びんの重量を測定して『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度加熱します。②デシケーターで冷却して、③再度秤量びんの重量を測定する。①~③を測定前後の差が0.5mg以内になるまで繰り返します。秤量びんに付着した空気中の水分等を取り除くために重要な工程となります。
次に、試料のダイコン、ニンジン、キュウリ、キャベツを細かく切って5g採取します。
①~③の工程を経た秤量びんに入れて『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度乾燥させます。重量をはかって減少が見られなくなるまで乾燥を続けます。
この後、計算式に当てはめて水分含量%を求めていきます。
水分が無くなった野菜は、どれがどれか分からないですね
タンパク質(アミノ酸)定性実験(食品工業科)
2年生「食品化学」の授業でタンパク質(アミノ酸)の定性実験として『ニンヒドリン反応』の実験を行いました。
『ニンヒドリン反応』とは“ニンヒドリン”とアミノ酸がもつ“アミノ基”が反応して、青紫や赤紫に色が変わる反応のことです。この反応によってアミノ酸が含まれていることがわかります。
今回は①「醤油」、②「牛乳」、③「卵白」、④調味料の「味の素」と⑤空試験※の「蒸留水」を試料として実験を行いました。※⑤の空試験とは物質が入っていないときは反応しないことを証明するための実験です。
希釈した試料(牛乳のみ原液)3mlに0.2%ニンヒドリン溶液を1ml加えてガスバーナーで加熱し、冷却して観察します。
⑤の空試験「蒸留水」以外は色の違いや濃淡はありますが反応が確認できました。
また、色の違いや濃淡によって、アミノ酸の含まれる量も推測することができました。
この「ニンヒドリン反応」は紙や木材に付着した指紋の検出にも用いられます。
また、ニンヒドリン反応を最初に報告したイギリスのルーエマンさんにちなんで、反応した時の紫系の色を『ルーエマンパープル』といいます。
開放講座(食品工業科)
11月12日(土)に食品工業科実習棟で開放講座が行われ「ロールケーキ」を作りました。
卵9個と砂糖を使用し、全卵を泡立てる共立て法で生地作って焼きます。共立て法は湯せんで温めるとより泡立ちがよく、もったりとした生地ができます。そして、篩った薄力粉を入れてゴムへらでさっくり混ぜて生地の完成です。
(ちなみに卵白だけを泡立てるのは別立て法といいます。この場合は冷やすとよりしっかりとしたメレンゲとなります。)
天板に流しいれ、きれいにならしたら200℃のオーブンで13分間焼きます。
焼きあがって冷却した生地に、泡立てた生クリームをのせて巻いていきます。みなさんとてもきれいに巻くことができました。そして箱に入れてお持ち帰りいただきました。
親子で参加された方もあり楽しんで作っていただきこちらも良き時間でした。
肉加工実習(食品工業科)
肉加工については「食品製造」の授業で主に3年生が学習する分野ですが、南園祭で販売するために10月上旬から3年生を中心に全学年で取り組みました。
肉の下処理や塩漬、乾燥、燻煙、ボイル、冷却、包装、殺菌、検品そしてラベルを貼って完成です。検査機関に完成した製品を提出して安全を確認して販売となります。
下処理から包装までベーコンとロースハムは10日間、ソーセージは7日間を要します。
ひとつひとつの工程を丁寧に、安全に行わなければならないので生徒も職員も必死でした。そして南園祭では多くの方にお買い求めいただきました。会計までの待ち時間も長く大変ご迷惑おかけしましたが、本当にありがとうございました。
これからも安心安全に取り組んでまいります。
パウンドケーキ(食品工業科)
食品工業科1年生「食品製造」の授業で『パウンドケーキ』を作りました。
『パウンドケーキ』は薄力粉、砂糖、卵、バターを1ポンド(POUND)=450gずつ合わせたイギリスのお菓子です。フランスでは『カトル・カール(1/4が4つ集まったという意味)』と呼ばれます。
今回の配合 パウンドケーキ型(8㎝×21㎝×6㎝)
薄力粉125g、砂糖125g、卵125g、無塩バター125g、バニラオイル3滴 です。
材料それぞれに温度差があると分離して膨らみが悪いことがあります。無塩バターは軟らかくしておく、卵はぬるま湯の湯煎であたためるなど準備をしておくと上手に焼き上がります。
175℃のオーブンで40~50分程度焼いたらできあがりです。
みんな上手に膨らみました!
あんぱん&チーズパン(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業でパン製造の学習を行いました。
パンは酵母(イースト菌)が発生させるガスの力で膨らみます。イースト菌は小麦粉や砂糖などの栄養分、35~38℃の温かい環境、60~70%の湿度でより活発に活動しガスが発生します。このガスはエチルアルコールと二酸化炭素です。できたてのパンを割ったときアルコールのにおいがするのはそのためです。
今回の実習では『あんぱん』と『チーズパン』を作りました。
材料をこねる→ 一次発酵→ 分割・丸め・成形(あんことチーズを詰める)→ 仕上げ発酵→ 焼成
おいしそうにふっくら焼けました!
西洋料理と西洋菓子の技能体験セミナー(食品工業科2年)
県商工労働部 商工雇用創生局 労働雇用創生課と県技能士会連合会の主催でおこなわれ、西洋料理と西洋菓子の講師の方をお迎えして、『みらいの技能士育成ステップアップ事業』の一環で「技能体験セミナー」が行われました。
今回は食品工業科2年生を対象に、7月25日から5日間インターンシップへ行く、事前セミナーとして技能士の方からの講話や指導を含めた体験の機会をいただきました。
西洋料理の班は『オムレツ』を作りました。
火加減や卵の混ぜ方、フライパンや箸やヘラの使い方をマンツーマンで教えていただきました。自分で作るのとは違って中はトロトロふわふわのオムレツでおいしかったです
西洋菓子の班は『抹茶のスノーボール』と『チュイル・オ・ザ・マンド』というクッキーを作りました。ホイッパーやゴムヘラの使い方、生地の混ぜ方に無駄がなく素晴らしかったです。できあがったクッキーはサクサクでとにかく美味しい!
今回の技能体験では技術面だけでなく、「元気のよい挨拶」「大きな声で返事する」といった人として大切なこともお話しくださいました。
生徒にとって有意義でたのしく、おいしい時間となりました。
トマトケチャップ(食品工業科2年)
食品工業科2年「食品製造」の授業で野菜の加工について学習しています。
今回は、本校農業科で栽培しているトマトを使用して『トマトケチャップ』の製造を行いました。使用したトマトは天候の関係で、割れてしまったり傷が入ったりして製品として販売できないものをいただきましたが、食するのには十分フレッシュなトマトでした。
損傷部を取り除き、沸騰した湯にトマトを入れて湯むきします。
へた部分を除去して8等分程度に切ってミキサーにかけます。
ザルで裏ごしして種や繊維を取り除きます。
裏ごししたトマト果汁を鍋に入れて加熱します。灰汁を取りながら糖度14度になるまで濃縮します。
その後、半量の砂糖、香辛料(シナモン、白こしょう、オニオン、クローブ、セージ、オールスパイス)を加えさらに加熱し、糖度27~30度まで濃縮します。
仕上げに残りの砂糖、食塩、食酢を加えて全体が混ざったら火を止めて完成です。
今回はビンに詰めて各自持ち帰ります。パスタやピザに使えますよ。
マドレーヌ(食品工業科1年)
食品工業科1年生「食品製造」の授業で『マドレーヌ』を作りました。
卵と砂糖を混合します。スポンジケーキとは違って、卵を泡立てないのがマドレーヌです。ベーキングパウダーを入れてふるった薄力粉をさっくり混ぜます。
溶かしバターを加えてやさしく混ぜ合わせ、レモンエッセンスを加えたらマドレーヌ型に紙を敷いて生地を流し入れます。
180℃のオーブンで20分程度焼いたらできあがりです。
マドレーヌ専用の袋に入れて完成です
みんな上手にできましたよ
生徒実習製品販売中(食品工業科)
生徒実習製品の販売の準備ができました。
いちごジャム300円、マーマレード300円、りんごジャム300円、ラッキス(酸乳飲料)350円です。
いちごジャムとりんごジャムは果肉がゴロゴロ残っているタイプです。
マーマレードは甘夏みかんを使用しています。
ラッキス(酸乳飲料)は5倍程度の水などで薄める濃縮タイプです。
どうぞよろしくお願いいたします。
アイスボックスクッキー(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業でクッキー製造の学習を行っています。
クッキーには様々な種類があり、形や味・食感で作り方も異なります。
今回は生地を棒状に整形後、冷やして7㎜の厚さに切って焼く「アイスボックスクッキー」の製造実習です。
やわらかくしたバターに砂糖を加えて、白っぽくなるまでホイッパーで混ぜます。
篩った薄力粉を加えたら、切るようにさっくり混ぜることが「サクサククッキー」になるコツです。
グラニュー糖をまぶして均等に切り、天板に並べます。
おいしく焼けましたよ!
酸乳飲料「ラッキス」(食品工業科)
食品工業科3年生の「食品製造」では『乳加工』について学習しています。
本校生徒にも大人気「酸乳飲料 ラッキス」5倍程度に薄めて飲む濃縮タイプを製造実習を行いました。
【2人一班による手作りでの学習の様子】
【販売用製造の様子】
1本1本正確に充填(ビン詰め)します。
フタをしたら殺菌、冷却、拭き上げ、検品、ラベル貼りを行います。
出来上がった製品は細菌検査に出して安全を確認できました。
ご購入については後日、お知らせいたします。
安心安全!食品製造(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業で、最初に学ぶのは『食品衛生』についてです。
初めての実習ということで本日は以下の5項目をメインに行いました。
①実習服の確実な着用(帽子から髪の毛1本も出しません)
②実習室への入室(粘着テープでほこりを取り、エアシャワーへ)
③手の洗浄(掌のしわの間や指1本1本、手首までを2回)
④器具や実習台の洗浄(洗剤でしっかり)
⑤床の洗浄(ブラッシング、水切り、タオルやモップで拭き取り)
全員が協力して声を掛け合いながら行うことで、自分は次に何をすべきかを考えるようになります。
これから始まる製造実習が、よりスムーズに行えるようにみんなで頑張りましょう!
ジャム製造(食品工業科)
食品工業科2年生の「食品製造」で『野菜果実の加工』について学習しています。
2年生はこれまで、リンゴジャム、イチゴジャム、甘夏マーマレードの製造実習を行いました。イチゴは本校農業科で栽培されたものを使用しています。
本日は検品やラベル貼りを行いました。
できた製品は現在、細菌検査に出しています。安全を確認してからの販売となりますので、ご購入についてはしばらくお待ちください。
食品工業科2年(食品化学実験『ヨウ素でんぷん反応』)
食品工業科2年生「食品化学」の授業で『炭水化物』について学習しています。
本日は炭水化物の定性実験の『ヨウ素でんぷん反応』を行いました。
ヨウ素デンプン反応がどのようなものか、デンプンはどのような要因で分解されるのかを知るための実験です。
1%デンプン溶液と3M(モル)硫酸を入れた試験管を5本と1%デンプン溶液のみの試験管を1本準備し、沸騰した鍋に入れて加熱します。
2分おきに1本ずつ鍋から取り出し、ヨウ素液を加えます。
加熱時間でどのような反応があるか、3M硫酸を入れていない溶液はどのような反応があるのかを確認します。
分解されていないデンプンは濃い青色となります。
分解が進むにつれて赤系→黄色系→無色透明となります。
すべての班で確実な反応を確認することができたようです。
3年食品工業科 クリスマスケーキを製造しました☆
食品工業科では、毎年12月に自分でスポンジケーキから製造し、思い思いのデコレーションをしてクリスマスケーキを製造しています。
3年生は今回(3回目で)、高校生活最後のクリスマスケーキ製造になります。
「食品製造」の授業で、クリスマスケーキを製造しました。
12月13日(月)スポンジケーキ作り
これまでに学んだスポンジケーキが膨らむ原理をしっかりと考えながら、それぞれどんどん進めていきます。
前半の混ぜが足りなかったり、後半無駄に混ぜてしまうとうまく膨らみません・・・
さて、うまく膨らむでしょうか?
しっかり膨らんできていますね♬
次はデコレーションが楽しみです。
12月15日(水)デコレーション
事前に思い思いのデザイン案を考えていて、それに沿ってデコレーションを進めていきます。
さすが3年生!!3年目ともなれば、手際もよく、デザインもいろんなアイデアを取り入れて個性豊かなクリスマスケーキが完成しました♬パティシエを目指している生徒もいますので、売り物のように上手にできている生徒もいました。
各自ワンホール持ち帰り、それぞれの家庭で一足早くクリスマス気分を味わったことと思います☆
どれも素敵なデコレーションになりました!
食品工業科 開放講座☆
2021.10.2(土)
食品工業科の開放講座を実施しました。
今年の実施内容は、「生キャラメルつくり」でした。
参加者は、毎年参加してくださっている方、初めて参加された方、子供たち~ご夫婦での参加など合計9名の方に参加していただきました。
製造工程は単純ですが、温度の見極めや拡販のタイミングなど、すべてがうまくいかないと、ととろけるくちどけが特徴である生キャラメルはできません。
その見極めのコツなどを一緒に製造しながらお伝えすることができました。
自分で作ったからこそできる、ぜいたくなスティック状のキャラメルを頬張るお子様!
上手にできたようですね(^^)
皆さんの笑顔がたくさん見られ、熊農(食品工業科)についてもお伝えすることができ、楽しいひと時になりました♬
ぜひまた、家庭でもいろいろとアレンジをして作ってみてください。
1年生の実習紹介~食品製造・マドレーヌ&パウンドケーキ~(食品工業科)
今回は、1学期の期末考査以降に実施した実習を紹介します。
◇マドレーヌ(7/9, 7/12)
卵の「起泡性」を活かして製造します。卵を十分に泡立て、その後の工程を手際よく進めることができれば、生地がしっかりと膨らんだふわふわの仕上がりになります!
◇パウンドケーキ(7/16, 7/19)
今回は、マーガリン→砂糖→卵→小麦粉の順で材料を混ぜましたが、別の製造方法もあります。焼き上がり後、熱いうちにブランデーやラム酒などの洋酒を染み込ませることで、好みの風味に仕上がります!
1年生の実習紹介 ~食品製造・クッキー編~(食品工業科)
食品工業科1年・食品製造の授業における本格的な実習が始まって、約1ヵ月が経ちました。今回は、生徒たちが様々なクッキーの製造に挑戦したこの1ヵ月を振り返ります。
◇アイスボックスクッキー(5/31, 6/4, 6/7, 6/11)
棒状に成形した生地を冷やして固め、その後切り分けて焼き上げます。マーブル・渦巻き・市松模様など、ひとりひとりが工夫を凝らしたデザインを考えてくれました!
◇型抜きクッキー(6/14, 6/21)
こま板とめん棒を使って生地を均一の厚さに伸ばし、型抜きして焼き上げます。
◇絞り出しクッキー(6/25, 6/28)
柔らかめの生地を絞り袋に入れ、好みのデザインに絞り出しました。
3年生食品化学 セミミクロケルダール法(食品工業科)
3年生の科目「食品化学」では、5月末から3週にわたってセミミクロケルダール法という実験を行っています。
食品工業科では、食品製造だけでなく食品成分を分析する実験も数多く行っています。
今回の実験は、食品中のタンパク質量を分析する実験で、3年間で学ぶ実験操作の中でも高度な実験の一つです。
難しい実験操作にも、班内で協力して安全に実験を行うことができています。さすが3年生!!
ようやく実験も終盤です。無事に食品中のタンパク質量を分析することができるでしょうか?
(今回は、生徒の希望でハトムギ・ブロッコリー・鶏むね肉・スライスチーズ・プロテイン(粉末)のタンパク質量を分析しています。)
①試料の分解
②水蒸気蒸留・・・複雑な蒸留装置でしょう?
③滴定(ピンク色が灰色になるまで、、、)
緑色に代わると失敗!慎重に、慎重に、、、
今日の課題研究(食品工業科)
3年生の課題研究の授業では、各々が設定したテーマに基づいて研究計画を立て、調査・実験実習・振り返りを繰り返していきます。今日の授業でも、たくさんの生徒が真剣な表情で実習に取り組んでいました。今後、どのように研究が進展していくのか・・・楽しみにしています!
モッツァレラチーズを作りました!(食品工業科)
畜産物の加工について学んでいる、3年食品工業科の生徒たち。今回は「モッツァレラチーズ」の製造に挑戦です。
製造工程の中で、重要なポイントのひとつが温度管理です。時間を見ながら火力を微調整し、一定の温度に達したら・・・
水に溶かした凝乳酵素を加えます。この酵素はチーズの製造に不可欠で、1gで30~50Lの牛乳を凝固させる力があります。
しばらくすると固まるので、さいの目状に切断します。すると、固形物と液体に分離してきます。
水を切った固形物をお玉にのせ、熱湯につける→折りたたむようにこねる→再び熱湯につける…を数回繰り返すと・・・
はじめはボソボソした状態だった固形物が、次第にまとまり、伸びるようになってきました。
きれいに丸めたら完成です。今回、1Lの牛乳から、やや小ぶりのミカン程度の大きさのモッツァレラチーズが2個できました。完成した量が想像以上に少なかったことに驚きの声もあり、食品加工の奥深さを改めて実感できたようです。
実習製品、卒業生にも人気です(食品工業科)
令和元年度の農業土木科卒業生が、実習製品購入のために食科棟を訪ねてきました。本人が大好きなだけでなく、職場でも大人気のようです。一人では抱えきれないくらいの数だったので、食品工業科の3年生が運ぶのを手伝ってくれました。
卒業生のみなさん、お土産が必要なときや熊農食科の味が恋しくなったときは、ぜひ食品工業科にお越しください!
クッキー製造実習(食品工業科)
1年生で食品工業科に入学して最初の食品製造実習が行われました。
まずはクッキー。
クッキーも製造方法の違いでたくさんの種類があります。
今回は絞り出しクッキーとアイスボックスクッキーにチャレンジ!!
形はそれぞれ好きな形にということで、ペアの人と相談しながら決めていました。
クッキーを試食して、焼きたてと冷却後での食感や香・味などの違いを感じていました。
おいしくて試食が止まらない人もいましたが・・・お昼ご飯は食べれたかな?
検品&ラベル貼りを経て‥‥‥販売の準備が整いました!(食品工業科)
食品工業科3年生の食品製造の授業で、ラッキスの検品とラベル貼りを行いました。今回の実習を経て、ようやく製品として皆様にお届けする準備が整ったことになります。初物のラッキス、ぜひご賞味ください!
ラッキスの製造実習(販売用)を行いました!(食品工業科)
前回の実習でラッキスの製造原理を学んだ食品工業科3年生。今回の製造実習では、販売用の製品づくりに取り組みました。
どの生徒も、自分が担当する工程に真剣に取り組んでいました。頼もしい3年生!これからも、一人一人が常に向上心をもって実習に臨んでくれることを期待しています。ラッキスの販売開始はもうしばらくお待ちください…。
現場実習 がんばってます!(食品工業科)
現在、2年生が県内各所の食品関連企業24社ご協力のもと、現場実習に取り組んでいます。普段の授業や実習では学ぶことのできない貴重な経験を積んでいます。食品に携わる就業経験の中で、専門的知識や技術の向上だけでなく、一番の目的とする「就業観」をしっかりと身に付けてくれることでしょう。がんばれ!!
3学期も頑張っています!(食品工業科)
3年生は最後の実習として創作菓子に取り組みました。自分が作りたいものを、自ら計画し、限られた時間の中で製造します。3年間でずいぶん手際がよくなり、みんな上達しましたよ
2年生は豆類の加工を学習しています。大豆の豆腐だけでなく、落花生豆腐にも挑戦しました。大半が見るのも食べるのも初めてだったようです。
1年生は米粉類を学習中です。この季節といえば、いちご大福ですね! 熱々の求肥に悪戦苦闘しました… みたらし団子も上手に出来ました
実習風景(食品工業科)
2年生では、現在『イモ類の加工』について学習中です。(上:こんにゃくの製造 下:いきなり団子)
こんにゃくは、ノーマル(ひじき)の他に、青のりやゆかりを混ぜ込んだ変わり種も製造しました。
いきなり団子は郷土料理の代表格ですよね! 今回は西原村産の美味しいサツマイモを使用しました。
まだまだイモ類の加工が続きます。次は何ができるかな?
九州農業・水産高校収穫祭2019(食品工業科)
九州農業・水産高校収穫祭2019が10月13日(日)福岡市中央区天神にあるソラリアプラザで行われました。
各県の農業・水産系高校で「食」を学ぶ生徒たちが作った、実習製品の販売会に参加しました。
出品校は58校に上り熊本県からは8校の実習製品を販売してきました。
本校からはリンゴジャムを販売。また、鹿本農業・菊池農業・翔陽・阿蘇中央・矢部・八代農業・芦北の各校自慢の逸品を本校生が代表して販売しました。
販売会は福岡の中心街で行われたため、都市部で好まれる商品と地元で好まれる商品の違いがあり、一瞬で完売する商品となかなか売れない商品など差がありました。お客様との会話を通して容器のサイズや価格など都市部で好まれる商品にするアイディアを頂くことができました。
販売会が終了して、夜は参加校と交流会がありとても楽しいひと時でした。
次の日は、乗用芝刈り機などを製造販売するオーレックが福岡天神に、10月31日オープンのカフェを先行公開してくださいました。また、カフェで提供する無農薬米で作ったお米ラテを試飲させてくださいました。
その後は、南九州大学の学生さんが農業高校時代を振り返り、現在のキャンパスライフや学んでいることなど進路選択についての話がありました。
最後には毎日新聞社の方が進路などで役立つ文章の書き方を教わり、充実した2日間でした
酵母固定化の実験(食品工業科)
3年生の微生物利用で実験を行いました。
今回は酵母の固定化に関する実験!各班で協力し酵母を混ぜたアルギン酸ナトリウムを上手に滴下して、塩化カルシウムと反応させて酵母を固定化しました。
ペットボトルで作成した簡易バイオリアクターに固定化酵母を入れ、上から様々なジュースを滴下。
固定化酵母に触れたジュースが下から出てきたときにはどういう反応が起きているのか?楽しみです。
1週間後にバイオリアクター通過後のジュースを糖度計測したところ、固定化した酵母の作用により糖が減っていました。酵母が糖からアルコールを生成したため、香りもアルコール臭があり、バイオリアクター通過後には変化がみられました。また、糖度の変化からアルコール生成量を計算で求めることができました。
かびの培養実験(食品工業科)
2年生の微生物利用の実験でかびの培養実験を行いました。
かびをスライドガラス上で生育させてから顕微鏡で観察するスライド培養を行いました。
1週間培養して、観察をおこないました。
各班で話し合いながら、顕微鏡の名称を書き貼り付けました。
先生からの顕微鏡取り扱い方法の説明のあと、光学顕微鏡でかびの観察を行いました。
和菓子講習会を行いました(食品工業科)
地元川尻町では、6軒の和菓子店が「開懐世利(かわせり)六菓匠」というグループを結成し、和菓子の普及活動をされています。そこで、食品工業科でも和菓子に触れ、地域理解と伝統産業の継承を図ろうと、毎年3年生が和菓子作りに挑戦しています。当日は本校卒業生でもある『菓舗梅園』より片岡 翔之助様を講師にお迎えし、和菓子ならではの技術と、日本の美しい四季を表現した作品を披露していただきました。しかし、いざ自分たちが挑戦してみると、そう簡単にはできません。まさしく悪戦苦闘…。それでも楽しく貴重な講習会となりました。
シュークリームが出来ました!(食品工業科)
少しずつ実習内容がレベルアップしている1年生。シュークリームに挑戦です。全員が無事に膨らみ大喜び! もちろんカスタードクリームにも挑戦しましたよ
果実加工に取り組んでいます(食品工業科)
今、2年生は果実加工を学習しています。旬の梨を贅沢に使った“万能タレ”では、すりおろした玉ねぎや生姜、にんにくに、醤油やみりんなど数種類の調味料を加えて煮詰めます。出来上がるころには食欲をそそるいい香り 万能タレのあとは、リンゴを使った“焼肉のタレ”にも挑戦しました! こちらは豆板醤やゴマ油を加え、大人の味に仕上げました。
パウンドケーキ製造実習(食品工業科)
2学期スタートと同時に、南園祭に向けた実習が始まりました!! 1年生は製菓製パンを担当します。そのため、2学期最初の実習は『パウンドケーキ』を製造しました(本番に向けた予備実習です…)。夏休み後の成長が見られ、みんな失敗なく出来上がりました
夏休みの実習風景(食品工業科)
長期休暇中には、日ごろの2時間実習では時間が足りず、なかなか実施できない貴重な実習が行われます。
製パン実習です! 食パンが焼き上がるころにはいい香りでいっぱい! 1人1.5斤を持ち帰ります。
そして、発酵を待つ間にもうひとつ・・・。
頑張って踏み踏み・・・。そう、うどんの実習です。こちらは生地を一晩ねかせて、翌日のお昼においしくいただきました。
初めての実習製品販売を行いました(食品工業科)
小麦粉の加工を学習中の1年生が、自分たちで製造したマドレーヌの校内販売を行いました。
自分たちが製造した商品を誰かが購入してくれる!! ちゃんと膨らむかな…、失敗しないかな…といつも以上に気合の入った実習となったようです。
シフォンケーキ出来ました!(食品工業科)
毎週、焼き菓子に挑戦中の1年生…。シフォンケーキを製造しましたよ まだまだ全員が上手に膨らむで訳ではありませんが、一生懸命に取り組んでいます。少しずつ手際も良くなり、上達していますね
リンゴジャムの製造実習(食品工業科)
食品工業科2年生がリンゴジャムの製造を学びました。
果皮を丁寧に剥き、芯を取り除いたら可食部をサイレントカッターという細かく刻む機械で荒おろし状態にします。
その後、大きな二重釜で砂糖などを加え、加熱濃縮をしていきます。
熱いうちにビン詰めして、二次殺菌を行い完成です。
熊農リンゴジャム1個350円で販売いたします。
マドレーヌに挑戦中!!(食品工業科)
1年生の食品製造実習では、基本のクッキー製造が終了し、先週からマドレーヌに挑戦しています。先週は別立て、今週は共立てでの製造です。製造方法の違いやその特徴などいろいろな知識と技術を習得中…みんな上手に膨らんだかな??
クッキー製造頑張っています!(食品工業科)
1年生の食品製造では、基本のクッキーを製造しています。
絞りクッキー、型抜きクッキーと製造方法や材料が少し変わるだけでもコツがあります。生地を捏ねすぎないように…、油脂が分離しないように…、焼き上がりが均一な製品になるように…、ペアで協力しながら練習に励む日々です。
ラッキス & 麦みそ 製造中(食品工業科)
現在、食品加工実習室では、3年生がラッキス(酸乳飲料)の製造と麦みその仕込み真っ最中です。
ラッキス製造では、実習室いっぱいに爽やかな香りが漂っています。
麦みその仕込みでは、蒸し暑い状況の中で製麹した麦、蒸した大豆と食塩を、計算式で求めた配合で混合して樽に詰めます。
今年はどんな仕上がりになるのかな?販売はまだ先ですが、おたのしみに~~~
1年生の実習が始まりました(食品工業科)
待ちに待った実習が始まりました! クラスを半分にし、『食品製造』と『農業と環境』に分かれての実習です。
『食品製造』では、実習室への入室の仕方に始まり、製造の基本である手洗いや爪の検査を行います。説明の後は、いよいよクッキー製造に挑戦 今回は職員が準備した生地を、4人一組で協力して成形しました。清掃を行う頃には、焼き立てのクッキーのいい香りが… これから、たくさんの実習に挑戦することになります。
『農業と環境』の授業で食品工業科の1年生は食品加工だけでなく、農業についても学びます。今回はサツマイモ・ナス・ピーマン・オクラ・枝豆の定植を行いました。また、2年生が大事に育ててくれた玉ねぎの収穫も体験しました。
定植の仕方や苗の品種など説明の後は実際に植えつけました。枝豆の種を見た生徒が「大豆だー 」と様々な気づきが生まれていました
甘夏マーマレード製造実習(食品工業科)
2年生で甘夏柑(あまなつかん)加工実習を行いました。
前回の実習で外皮と果肉の下処理が終わっていましたが、
今回はその外皮と果汁を砂糖と一緒に煮詰めてマーマレードを作ります。
食品製造の教科書によるとマーマレードはポルトガル語で「マルメロの砂糖煮」という意味なんですよ!
日本農林規格(JAS)でマーマレードとは
「ジャム類のうち、かんきつ類の果実を原料としたもので、かんきつ類の果皮が認められるものをいう。」
となっています。
実習棟内ではマーマレードの甘くてさわやかな香りが広がっていました。
「熊農マーマレード」完成しましたが、販売開始は食品検査合格後お知らせします。
甘夏柑加工実習(食品工業科)
2年生で甘夏柑(あまなつかん)加工実習を行いました。
県内外で活躍する卒業生を頼り、熊本県産甘夏柑を入荷しました!
加工実習では先生から丁寧な説明のあと自分たちも実践しました。
甘夏マーマレードを作るため、甘夏柑の果肉を取り出し皮を刻みました。
次回の実習で砂糖と一緒に煮詰めてマーマレードが完成します。
柑橘のさわやかな香りが広がる実習でした
甘夏マーマレードの販売開始は完成次第お知らせします。
学科オリエンテーションが行われました!(食品工業科)
新入生のみなさんご入学おめでとうございます。
4月11日(木)食品工業科で学科オリエンテーションが行われました。
オリエンテーションでは2・3年生から新入生へ食科で楽しく学ぶための方法を伝授していました!
説明では先輩たちがプレゼンテーションを準備し、クイズ形式の楽しい説明がありました。
また、新入生代表から立派な挨拶があり、新入生が食科の一員となった瞬間でした。
「創作菓子」製造実習(食品工業科)
先週、2年生は今年度の学習の総まとめとして、自ら考案した菓子の製造に取り組みました。作り方やレポートなど、一人ひとりがそれぞれで考えて、普段受けている実習を「自らがプロデュースする」視点で臨みました。多くの生徒が休日等を利用し、試作や改善を重ねて当日を迎えていました。出来上がった製品は友人と交換したりして、持ち帰って試食を行いました。素晴らしい、まとめの実習ができたと思います。
来年度の実習も最上級生として、安全第一で衛生管理を徹底して、質の高い製造実習をしてくれることでしょう。期待していますよ!!
現場実習 奮闘中!(食品工業科)
2年食品工業科は、2月19日(火)~27日(水)までの10日間、現場実習に取り組んでいます。
今年度は23箇所の企業にお世話になっています。食品工業科ですので受け入れ先は、製菓・製パン業、酒造業、食品製造業と「食品製造に携わりながら、製造技術や食品衛生、食品流通に関する認識」を深めてもらうとともに、「働くとはどういうことか」と言った就業観を身に付けてもらいます。
実習を終えて、生徒たちが一回り大きく成長して帰ってきてくれることを楽しみにしています。
後少しで実習終了!頑張れ!!生徒たち!!!
『食でつなぐ防災』(食品工業科)
県内の専門高校生が、学校や被災地で復旧・復興について学び、創造的復興に貢献する人材育成事業『平成30年度くまもと未来への復興人材育成事業』に、食品工業科2年生で取り組みました。
私たちは「食品製造」を中心に学習しているため、『食でつなぐ防災』と言うテーマで以下の目的を立てました。
①熊本地震において甚大な被害があった西原村の方々から当時の状況を知ることで防災意識を高める。
②避難所生活及び運営において、「食」を通じた状況の変遷を学び、食品製造を学ぶ者としての災害発生時における役割と必要性を認識し、本校で運営している「防災型コミュニティースクール」に反映する。
③仮設住宅住民の方と高校生の交流を行うことで、地域コミュニティの活性化に役立てる。
西原村小森仮設団地の方々をはじめ、西原村役場、西原村社会福祉協議会等、多くの方々にご協力いただき学習することができました。本当にありがとうございました。この学びをきっかけとして、これからは各方面に広めながら防災意識を深めていきたいと考えてます。
大豆から豆腐まで(食品工業科)
2年生において豆類の加工で、「豆腐」を製造しました。
原料にこだわり、国産大豆をあちこちと県北・県南を探し回ったり、使用する水を御船町まで汲みに行ったり・・・
大豆にたっぷりと水を含ませ、磨砕して生呉を作り、二重釜で加熱。漉して取り分けた豆乳をもとに、にがりを加えて撹拌。少しずつタンパク質の変性が起き、凝固してきたものをザルに移して凝縮。水にさらして豆腐まで仕上げました。
「豆腐」を造るだけでなく、大豆の加工品について、生呉、呉、豆乳、おから、豆腐、ゆば、揚げ、厚揚げ、きな粉・・・と、製造工程を通して理解することができました。
奇臭(きしゅう)注意!!(食品工業科)
2年生で野菜の加工、白菜のキムチを製造しました。下漬けした白菜に大根や人参、出汁や塩辛、韓国産唐辛子やニンニク、生姜、すりごまなどを混ぜ込み、葉の一枚一枚に擦り込んで袋に詰めました。
その日のうちに生徒が各自で持ち帰ったのですが、当然ながら圧倒的な臭気が存在感を発揮。一部の生徒は、JRの車内をザワつかせたとか!?
おいしいのですが、奇臭、奇襲、要注意!!!
「かるかん」って何ですか?(食品工業科)
2年生で「芋類」の加工の一つとして「かるかん」(鹿児島県のソウルフード)を製造しました。生徒たちに「かるかん」の存在を聞いてみると、驚くことに隣県でありながら、半数以上が「知らない」「食べたことない」と言う解答がありました。今回の実習を機に、日本中のソウルフードを見直し、今後の学習に繋げていこうと思います。
今回は、西原村産のさつまいもを使った「芋餡」を中央に絞りました。通常の粒あんやこしあんと違った風味に仕上がりましたヨ。
フランクフルトソーセージ 美味しくできました!!!(食品工業科)
3年生でフランクフルトソーセージを製造しました。豚腸に塩や香辛料などを混ぜて漬け込んでおいた種肉を、二人一組で専用の絞り袋を使って充填。空気が入ったり、腸が破れたりと苦労はあったものの、全てを腸に詰めて炭火で乾燥・くん煙を行い、ボイルして仕上げました。持ち帰ってどのように試食しましたか?感想が楽しみです。
焼酎 蒸留しました!(食品工業科)
3年生で、昨年末に仕込んだ「焼酎もろみ」(約100ℓ)を、本校の醸造室にある蒸留機で蒸留を行いました。常圧で蒸留を行い、初垂れ(はなたれ)を確認すると、実習室いっぱいにアルコールの香りが漂いました。原酒のアルコール度数は45度。当然ながら生徒は口にすることはできませんが、焼酎製造の学習を完結することができました。『お酒は二十歳になってから。』
3年生になると・・・
今日は、クラスの半分のメンバーが焼酎の一次仕込みを体験しました。醸造の授業では、聞き慣れない言葉が多く、みんな必死…。麹歩合や汲水歩合も求めなければなりません。
一方、残りの半分はお楽しみのプリン実習(^^) カラメル作りに大騒ぎでしたよ。
育てたサツマイモをさっそく使いました!
120周年記念???(食品工業科)
みなさんは、何を製造しているの?
その製品どうなるの???
答えは・・・明日の南園祭で!!
巡り会えたらラッキーかも!?
一般公開に向けて準備も大詰め(食品工業科)
いよいよ南園祭の2日目を明日に控え、一般公開で販売する製品の準備も大詰めです。
3学年協力して、製品を仕上げることができました。
明日販売する、商品のラインナップです!
数に限りがあるものばかりですが、日ごろの学習の成果を発表いたします。
ぜひ、食品科へお越しください。
待ってまーす!!
1年生も頑張っています!(食品工業科)
南園祭に向けての準備、1年生は製菓製パンの担当です。先週は丸パンのリハーサル(^0^)/ 機械で捏ねた生地の柔らかさに歓声があがりましたよ! 夏休みに製パン実習を経験しているため、分割や丸めはスムーズ。南園祭当日は、みんなで協力して朝から焼き上げます。
そして今週はクッキーの大量生産。みんな黙々と頑張りました。食品工業科の実習棟からは、毎日いい香りが…。初めての南園祭に向けて、頑張っている1年生の実習製品もお楽しみに!!
麦みそ・・・みんなで詰めました。(食品工業科)
大きな樽にかけてある上蓋を外すと、芳醇な香りが実習室いっぱいに漂ってました。
一樽1kgに調整して、一つ一つ丁寧に空気を抜きながら詰めていきました。
大豆(北海道産)・塩(芦北町産)・裸丸麦(佐賀県産)と麹菌のみで、無添加です。
一樽1kg…600円で販売いたしますョ!
味噌樽&肉三銃士(食品工業科)
全て、南園祭(11月11日(日)9:00~)にて、食品工業科棟周辺で販売いたします。
価格は、以下の通り。
◯麦味噌(1樽1kg)・・・600円
◯ポークソーセージ(1本)・・・800円
◯ロースハム(1個)・・・100gあたり380円(平均で1個2200円程度)
◯ベーコン(1本)・・・100gあたり350円(平均で1本1100円程度)
※肉加工製品については、お一人様、組合せ自由で3つまでとさせていただきます。
その他の製品も、2年生・1年生の実習を通して、少しずつ準備中です。
また、製品ができ次第、報告させていただきます。
11月11日(日)、皆様のご来場、お待ちしておりま~~す!!
ロースハム完成!!(食品工業科)
10月22日(月)~23日(火)にかけて、最後の肉加工である「ロースハム」を仕上げました。
3年生で取り組み、乾燥・燻煙・ボイルが終了したのは、燻煙室に肉を全部吊り下げて17時間後!!!
長い戦いになりましたが、何とか作り上げることに成功しました。
しっかりと冷蔵庫で冷却してから一つ一つ丁寧に包装し、異物混入や真空漏れがないかじっくりと確認して完成です。
今年度の肉加工が全て完了です。3年生の皆さん、大変お疲れ様でした。長時間に渡って立ちっぱなしの実習は本当に疲れたことでしょう。でも、みんなの協力のおかげでいいものが出来上がりましたよ。
このロースハムも11月11日(日)に開催される南園祭2日目の一般公開(9:00~12:30)にて販売いたします。宜しくお願いいたします。
フランクフルトソーセージ(食品工業科)
南園祭(一般公開:11月11日(日))のクラスバザーに向けて、3年食品工業科の有志生徒が本格的なフランクフルトソーセージの製造にチャレンジしました。
国産の豚モモ肉を原料に、オリジナルスパイスで味付け!
豚の腸に肉を充填したら、大きさを揃えて編み込んでいきました。
それから燻煙室にて乾燥・燻煙・ボイル。
ジューシーで旨みたっぷりに仕上がりましたョ☆彡
ひとまずは、真空包装にて製品を管理しま~す。
南園祭当日は、10時30分から食品工業科棟南側にて、1本1本ボイルして販売する予定です。
皆様のお越しを待ってま~~す❤
ベーコンも完成!!(食品工業科)
10月18日(木)~19日(金)にかけて、ベーコンを仕上げました。3年生が9時から豚バラ肉に擦り込んでいた塩責剤等を洗い流し、フックに掛けて燻煙室に吊下げが完了したのは約1時間後。
それから炭を起こして乾燥を開始しました。じっくりと肉と向き合って最終工程であるボイルが終了したのは、日付が変わって深夜3時半過ぎ!!
そこから冷蔵庫に移して一区切り!
超原始的ではありますが、食品工業科の生徒と職員で一丸となって、「いいのもづくり」「安心安全の追求」に励んでおります。
このベーコンも南園祭のみ(11月11日(日))にて販売いたします。
お楽しみに~~~!
ソーセージ完成!!(食品工業科)
3年生と2年生との合作です!南園祭のみ(11月11日(日))にて販売いたします。
皆さんのご期待に添える代物かと思います!!
この後も、どんどん肉加工品を仕上げていく予定です。
お楽しみに~~~!
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