日誌

芦高ブログ

鉛筆 一鉢に 込めた青春 冬を越す

「私、こうされると喜びます!」長持ちのヒミツ

芦高祭で私たちの仲間をお迎えいただいた皆様、本当にありがとうございます!

今日は、皆様のお家にお邪魔しているシクラメンたちの「本音」を、草花専攻の生徒が代弁してご紹介します。

 

1. 「暖房の効きすぎたお部屋は、ちょっとのぼせちゃうんです…」

 私は涼しいところが大好き。人間が「ちょっと肌寒いな」と感じるくらいの場所が一番落ち着きます。暖房の風が直接当たると、すぐにバテてしまうので、日当たりの良い涼しい窓辺に置いてくれると嬉しいです!

 

2. 「お水は、喉が乾いてからたっぷり欲しいんです」

 いつも足元(土)がビショビショだと、根っこが息苦しくなってしまいます。土の表面を触って「カサカサに乾いたな」と思ったら、お水をたっぷりください。 その時、私のお顔(花や葉)にお水がかかるとびっくりしてしまうので、鉢の端っこからそっと飲ませてくれると、とってもうれしいです!

 

3. 「終わった花は、お別れさせてください」

 咲き終わった花や黄色くなった葉っぱをずっと付けていると、次の蕾に栄養が届かなくて、私が疲れちゃうんです。 茎の根元を持って、クルッとねじりながら「お疲れ様!」と引き抜いてみてください。意外とスッキリして、また次の花を咲かせる元気が湧いてきます!

 

4. 「時々、くるっと回して景色を変えて!」

 太陽が大好きなので、ずっと同じ向きだと、ついつい光の方へ体が傾いちゃいます。1週間に1回くらい、「はい、チーズ」と鉢を回して向きを変えてくれると、360度どこから見ても美しさをキープできます。

 


草花の生徒からの一言

私たち生徒が、実習室で一鉢一鉢「可愛くなれよ〜」と声をかけながら、大切に育てた自慢のシクラメンたちです

実は、私たち生徒もシクラメンと同じ。

先生や地域の皆様に「頑張ってるね!」と声をかけてもらうと、ぐんぐんやる気が湧いてきます笑う

 

皆様のお家で、私たちのシクラメンが少しでも長く「ご機嫌」に過ごせますように!

鉛筆 「不知火」の 重みに弾ける 実習着

校内では終業式も無事に終わり、冬休みが始まりました。しかし、農業科2年生の果樹の生徒たちは、今日も元気に登校し、果樹園へと向かいました。

 

寒さの中にも、生徒たちの熱気でどこか暖かさを感じる今日。

わが校の果樹園では、一年で最も活気あふれる「不知火(しらぬひ)」と「甘夏」の収穫実習が行われました!

今回は、生徒たちの弾ける笑顔と、真剣な眼差しが詰まった実習の様子をお届けします!


青空の下、一歩一歩「学び」の場所へ
実習の始まりは、心地よい足音から。 青い収穫バッグを肩にかけ、みんなで果樹園へと向かいます。生い茂る木々のトンネルを抜けると、そこには黄金色に輝く宝物たちが待っています王冠

 

 

一玉に込める「お疲れ様」の気持ち
「見てください!」 「不知火」を手に、思わず笑みがこぼれる生徒たちにっこり

「不知火」の最大の特徴である「デコ」を傷つけないよう、ハサミを入れる手元は真剣そのものです。春から夏、そして秋。台風の心配をしたり、害虫から守ったり。自分たちが関わってきた時間が形になっていることを、その重みで実感しているようでしたキラキラ

 

爽やかな香りに包まれる「甘夏」の収穫
続いて、果樹園に爽やかな香りを漂わせる「甘夏」の収穫です。 「不知火」とはまた違う、つるりとした肌の美しい黄色が、冬の青空によく映えます。

高い場所にある実も、仲間と協力しながら丁寧に摘み取っていきます。一玉一玉を優しく扱い、コンテナへと運ぶ姿からは、これまで大切に育ててきた樹への敬意と、収穫への感謝が伝わってきました。

新聞紙を敷き詰め、果実同士がぶつからないよう配慮する細かな作業にも、妥協はありません。この丁寧な仕事が、消費者の皆さまに届く「安心・安全」に繋がっているんですね。

 

「美味しいって言ってもらえるといいな音楽
そんな呟きが聞こえてくるほど、丁寧に、優しくコンテナへと運びます。

  


帽子に刻まれた「ASHIKITA」の文字。

実習中の彼らの背中を見ていると、この地域の特産品である柑橘を守り、繋いでいくという力強い意志を感じます。

終業式を終えてなお、実習に励む彼らの努力。 土に触れ、樹と対話し、収穫の喜びを分かち合う。

教室の机の上だけでは学べない「命の重み」と「食の尊さ」が、ここには溢れていますキラキラ

良い年を…(2学期表彰式・終業式)

12月22日(月)終業式が行われましたキラキラ

今年最後の登校になる生徒も多いかと思います急ぎ

そんな朝の一場面

数日前から朝の落葉掃きを自主的にしています花丸

誰に言われるでもなく「ただ歩きにくそうだったから…」ということから始めたそうですひらめき

年末最後にいい光景が見ることができましたにっこり

 

まず、2学期の表彰式が行われました王冠

今学期も多くの生徒が活躍してくれました星表彰された皆さんおめでとうございますお祝い

 

終業式での草野校長先生の訓話(全文はこちらをクリック)は今年1年間の振り返りから始まり、人との関わり方の難しさの話がありました。

最後には「言葉」のプレゼントを贈りましょう。特に身近な人に感謝を伝えましょうという話を聞き、

近くにいるからこそ伝わりにくいこともあるのだと気づくことができましたまる

生徒代表あいさつでは生徒会副会長の平松君があいさつをしましたお知らせ

冬休みはイベントが多く楽しいことが多いですが、気を抜きすぎないようにしましょう!皆で笑顔で新年を迎えられるようにしましょうとあいさつしましたキラキラ

最後に生徒部主事より冬休みの過ごし方などの話がありましたにっこり

有意義な冬休みを過ごせるように、また元気に3学期の始業日に会えるようにしたいですね(K)

晴れ 長距離走大会(農業科のアナザーストーリー)

生徒たちが主役として輝く「長距離走大会」。 その号砲が鳴る数時間前、まだ静寂に包まれた農場には、いつも通りの日常を淡々と守り続ける先生たちの姿がありました。

農業科の視点から見た、知られざる「アナザーストーリー」を少しだけお届けします。

 

静寂の中のルーティン

一日の始まりを告げる、柔らかな光。大会という大きな任務が控えていても、農場の命に「特別」はありません。

 

これらは、生徒たちが走り出す前の農場の風景です。 先生たちは、大会運営へと飛び出す直前まで、いつもと変わらぬ手つきで植物と向き合っていました。シクラメンの葉を整え、苗に水を与える。限られた時間の中でも焦ることなく、ただ淡々とプロの仕事を完遂させる。その揺るぎない後ろ姿が、本番前の農場を支えていました。

 

湯気の向こうにある、静かな情熱

調理室では、先生が保護者の皆さまと共に、大きな釜で料理を仕上げていました。 走り終えた生徒たちが、冷えた体と心を温めるための一杯。 そこには「共に生徒を支える」という共通の想いがありました。保護者の方々と呼吸を合わせ、黙々と釜を回す先生の姿。それは、行事の活気を支える、もう一つの確かな熱量でした。


本来、今日の主役は一生懸命に走った生徒たちです。 ですが、彼らが走る「前」から農場を守り、走り終えた「後」まで支え続けた先生方の姿があまりに見事だったので、今日はあえて職員の奮闘を記録させていただきました。

先生方、そしてご協力いただいた保護者の皆さま。 今日一日、本当にありがとうございました。

この準備された舞台で、生徒たちはどんな力走を見せたのか。 「本編」のレポートも、このあと更新予定です。ぜひ併せてご覧ください!

― 農業科主任

あしきたに元気と感謝を伝えるために走るぞ!!(長距離走大会)

12月19日(金)白い息が輝く快晴晴れの日に本校と芦北支援学校高等部佐敷分教室合同で長距離走大会が行われましたキラキラ

男子13㎞、女子10㎞、佐敷分教室7kmのコースを走ります急ぎ

開会式では芦北高校と芦北支援学校佐敷分教室の代表1名ずつが選手宣誓をしました花丸

精一杯頑張って全員が時間内に完走できるように頑張ってもらいたいです王冠

しかし、頑張ってもケガをしてしまってはいけません注意準備運動は入念に行いました!

そのあとはアップの時間が設けられ各々がスタートに向けて準備をしていましたまる

運営の準備も万端です星

9時50分男子がスタートしました。出発1分後の暫定1位と2位ですお祝いどこまでこの勢いが続くか見ものですねほくそ笑む・ニヤリ

今年も草野校長先生参戦です花丸

10時女子と佐敷分教室がスタートしました。出発1分後の暫定1位と2位ですお祝い

女子は男子と比べハイスピードにならず一団となっての出発になりましたグループ

男子1位 3年福祉科 杉村君王冠

女子1位 2年福祉科 脇さん(2連覇王冠

最後まで全員諦めずに完走することができました急ぎ

係を手伝ってくれた生徒もお疲れ様でした笑う

走った後は恒例の育友会からの豚汁の提供がありました給食・食事

企業からの協賛もうけみんなでおいしくいただきました笑う

育友会の皆さま準備から当日の調理までありがとうございましたキラキラ

上位10名には表彰を行いましたにっこり入賞おめでとうございました花丸

街頭で応援していただいた多くの方々本当にありがとうございましたお知らせ

生徒も本当に助けになったと思いますまる

今回の様子であしきたに元気と感謝を少しでも伝えることができたのであれば幸いです!

今後とも応援よろしくお願いします(K)

 

フットサル大会を通じて(サッカー部)

12月13日(土)、14日(日)の2日間、2つのフットサル大会に参加しました。

①「azzurro FESTA 2025~2026 TSUNAGU 九州ラウンド」

リーグ戦4試合の結果は、1分3敗でした。 強敵揃いで苦しい展開ばかりでしたが、粘り強く守る試合もあり、多くの収穫を得る大会となりました。

 

②「第8回 GRATIA CUP Dream Futsal over16」

この大会は16歳以上であれば誰でも参加できます。今回は高校生チームが3、社会人チームが5チーム参加し、1日で7試合をこなしました。

戦績は2分け5敗(特別ルールで1勝6敗)の7位でした。体力的にもきつく、社会人の技術に圧倒されました。チームの持ち味も悪い癖もはっきり出た大会となり、「この経験を次に生かす」とお互い誓い合いました。

私たちは人数こそ少ないですが、みんなで楽しく練習し、雰囲気の良いチームです。その成果として、入部して半年のサッカー未経験者がでこの2日間で2点決めました。チーム力は確実にレベルアップしています。

「見た人が自然と応援したくなるチーム」を目指して、感謝の気持ちをもって、これからも本気で挑戦し続けます!!

高校生が先生!!森林について学ぼう!!(森林教室)

12月16日(火)林業科3年生の森育・木育班が水俣第二小学校5年生に森林教室を実施しましたキラキラ

まずは実施場所である学校裏の峰崎農園に登っていきます昼

途中お兄さんたちと話をしながら登っていきますまる

いよいよ森林教室の始まりです3ツ星

天気も快晴晴れ徐々に気温も上がってきて過ごしやすい感じになってきました了解

日程説明や注意事項の後、高校生による紙芝居を使った森林の勉強をしましたキラキラ

身近にある森林がどのような機能や役割を持っているのかを説明しました鉛筆

そのあと伐倒見学と植林体験を行いましたにっこり

初めてクヌギの木が倒れるのを間近で見て小学生から歓声が上がっていましたお知らせ

伐倒した高校生も久しぶりだったので緊張していましたが、

無事狙い通り伐倒方向も決められたので安心していました花丸

 

植林体験は代表の小学生3名にしてもらいました笑う

高校入学の4年後くらいには4~5mぐらいには大きくなっている予定です王冠ぜひ成長の様子を見てもいらいたいですね興奮・ヤッター!

最後にネイチャーゲームをしましたにっこり

毎年3年生が考えた自然を使ったゲームを行いますグループ

今年は「おんなじものを見つけよう」ということで高校生のお兄さんが持っている見本のものよりも大きいものを見つけたりするゲームですひらめき

小学生の皆さん元気よく野を駆け回って楽しんでいる様子でした音楽

今回の森林教室で少しでも森林や環境について興味を持ってもらえたら幸いです花丸

これからも私たちの大切な自然を守る活動をしていきたいと思います喜ぶ・デレ

鉛筆 あの鑑定問題、覚えてますか?スイートスプリングの剪定は理論と実践の戦い!

ブログをご覧の皆さん、この写真を見て、ピンときたでしょうか?

これは、以前、農業鑑定競技会で紹介した、樹形に関する問題です!

正解は、我々の園地で目指している「開心自然形(かいしんしぜんけい)」ですね。樹の中心を開けて、日光をしっかり取り込むための樹の骨格です鉛筆

 

本日の実習は、このスイートスプリングの剪定ひらめき3年生はまさに、学んだ知識を活かし、この理想の樹形を保つための実践に挑戦していますにっこり

剪定の目的は、この開心自然形を保ち、果実に光と風を行き渡らせること。そのために、基本となる「主幹(しゅかん)」や、そこから伸びる「主枝(しゅし)」、そして勢いよく伸びる「徒長枝(とちょうし)」など、それぞれの枝を見極める必要があります笑う

しかし、実際に樹を前にすると、

「ああ、樹は教科書どおりになっているわけではないんだな…困ると感じたことでしょう。

どこが主枝で、この徒長枝は切るべきか残すべきか。初めは戸惑い、先生からの指示を真剣に受けながら、一本一本の枝をよく観察していましたひらめき

剪定は、自分の手で樹の未来を決める作業です。

生徒たちが「なぜ切るのか?」「なぜ残すのか?」と自分で考えることで、少しずつ分かってきます晴れ

この経験を重ねることで、彼らの技術が身についてきましたね!さすがは3年生です花丸

この実践から得た感覚は、座学では得られない貴重な財産となるはずです。生徒たちの成長にご期待ください音楽

鉛筆 レベルアップ講座「デコレーションケーキ講習会」を実施しました!

レベルアップ講座「デコレーションケーキ講習会」を実施しました!

これは、芦北町芦北高校総合支援事業の「レベルアップ講座」として、日頃の学習をさらに深めるために行う、特別な実習です 。

 

プロの技を直伝!
 今回の講師は、熊本市で「フランス食堂 ル・ブリアン」を経営されている、オーナーシェフの藤島 将輝様です 。

 講習会では、ケーキの土台となるスポンジへのナッペの技術や、特に重要な生クリームの泡立て方や硬さの調節といった、デコレーションケーキの技術を細部にわたって教えていただきました 。

 真剣な表情で技術を学ぶ生徒たちの様子や、プロの鮮やかな手さばきに、感激の声が上がっていました星

縁が実現した特別な授業

実は、講師の藤島様と、本校で食品加工を担当している村田先生は、高校時代の同級生なんです!

高校在学中、「将来、講師と先生という立場で一緒に仕事ができたらいいね」という話をしていたそうで、今回、その夢が形となって実現しました。昔からのご縁によって、生徒たちにとって大変貴重な学びの機会をいただくことができました。

 

感謝を力に、さらなる高みへ

この「デコレーションケーキ講習会」は、芦北町芦北高校総合支援事業による多大なご支援・援助をいただいて、講師謝礼や材料費などを賄い、実施することができています 。

地域の皆様のご理解とご協力に心より感謝申し上げます笑う

 

プロの技術と情熱を肌で感じ、生徒たちにとってかけがえのない、素晴らしい学習となりましたにっこりこの経験を活かして、これからも「ものづくり」の楽しさと奥深さを追求し、知識と技術のレベルアップを目指していきますお知らせ

 

鉛筆 農業科 現場実習レポート 第二弾!

こんにちは!現場実習レポート第二弾をお届けします!

農業科では、今週、水俣・芦北地区の農家さんや企業での現場実習を実施中です 。この実習は、農業の現場でプロの技術や知識を学ぶことが目的です 。

 
今回は、中村さんの農園で実習をしている生徒2名の様子を紹介します!

甘~い「不知火」を学ぶ!
私たちが巡回指導に伺った時、生徒たちはちょうど「不知火(しらぬい)」という柑橘の収穫実習に取り組んでいましたひらめき

不知火は、あのデコポン(登録商標)の品種名ですね!ビニールハウスの中で、きれいな黄色に色づいた不知火を、ハサミを使って一つひとつ丁寧に収穫していましたにっこり

実習も中盤に差し掛かり、生徒たちは緊張がほぐれて、ようやく慣れてきた様子でした。

感謝の気持ちで最終日へ!
 この実習は、普段の学校での授業とは違う経験ばかりです。生徒たちが安全に、そして充実した実習を行うために、中村さんたちは実習の進め方や休憩の取り方など、様々なことに配慮してくださっています。

本当にありがとうございます!

実習期間は令和7年(2025年)12月8日(月)から12月12日(金)まで。残りの実習はあと一日です!

 
実習で学べることは、農業の技術だけではありません。この体験を通して、将来について考えたり、社会で働くための心構えを身につけたりすることもできます。

生徒のみんな、最終日も体に気をつけて、がんばってきてくださいお知らせ

がんばる高校生 表彰式

 11月28日(金)、「令和7年度熊本県がんばる高校生表彰式」が熊本県庁本館地下大会議室で行われました。本校からは井川くん(福祉科3年)が受賞し、木村知事から賞状を授与されました。

【受賞理由】

 「人の役に立つこと」を自らの軸とし、学校全体の活動や地域ボランティア、介護アシスタント活動に、目立つ役職にこだわらず実直に取り組み、学校や地域に貢献した。

 

表彰式後には、井川くんが日頃から交流活動で共に学ぶ芦北支援学校の受賞者、高佐さんと顔を合わせ、互いの受賞を喜び合いました。


 

林業視察・体験事業(林業科2年生)

12月10日(水)視察研修を行いましたキラキラ

毎年県南広域本部のご協力のもと、県内の先進的林業地、木材市場、木材関連会社等の視察し森林・林業に関する興味・関心を高める目的で行われていますにっこり

1・2年生同日に行われ、1年生は芦北・水俣方面、2年生は八代方面へ研修に向かいますまる

まずは氷川町にある「木工房ひのかわ」さんです3ツ星

 オーダーメイドの家具専門店で世界で一つだけの家具を作っています花丸

約90種類の木材を利用して製造を行っているそうです!

更に、古くなった家具の修理やリメイクなども行っており、思い入れのある家具を長く使ってもらえるようにと考えているそうです。

次に「有限会社田口技建」さんに向かいました3ツ星

田口技建さんは「土に還るもので家を創ろう」をコンセプトに職人の手造り手刻みで伝統的構法による家つくりをしている会社です星

金物に頼らない木組みの伝統構法をしており、壁部分も土壁を採用しているところが多く、技術を後世に繋いでいけるようにとも考えているそうです花丸

次に「高原木材株式会社」さんです3ツ星

こちらの会社は土木・建築木材資材製造・販売、近年では地盤調査・地盤補強工事に力を入れている会社です晴れ

木材を利用した環境負荷軽減工法「環境パイル(S)工法」を行っていますまる実際に木材の製造などの現場を見学及び杭の作成体験も行いました花丸

最後に再び「有限会社田口技建」さんです3ツ星

今回は八代にある国の名勝に指定されている「松浜軒」の長塀修復の現場に行きました花丸

古いもので再利用できるものは再利用し、新しいものも型を取り当時を同じ雰囲気を崩さないように修復を行っているそうですキラキラ

金物を使わない木組みでの修繕方法を教えていただきました興奮・ヤッター!

そのあとは庭園内を散策しながらの日本庭園の魅力に触れることができましたグループ

ちょうど紅葉が見ごろを迎えており、生徒職員共に感動していました笑う

今回多くの現場に視察をさせてもらい、更に林業に対する興味・関心を湧くことができました花丸

ご協力いただいた企業の皆さん、お忙しい中対応していただきありがとうございました(K)

 

晴れ 農業科2年 現場実習レポート!

こんにちは!農業科2年生では、今週、水俣・芦北地区の農家さんや企業での現場実習を実施中です 。この実習では、プロの現場で実際に働くことで、農業や食品産業に関する知識や技術をしっかり学ぶことが目的です 。今日は、実習の様子をレポートします!

今回紹介する実習先は、鶴田さんの農園です。この農園では、「みかん」や「レモン」など、なんと17種類もの柑橘を育てているんですよ!すごいですよね!

収穫は体力勝負!汗・焦る
実習に参加している生徒たちは昨日、柑橘の収穫を体験したそうです。鶴田さんの農園は斜面にあるため、急な坂道での実習になったようです。

採ったみかんを入れた袋はどんどん重くなるので、それを運ぶうちに「肩が痛くなった」と生徒からの声も聞かれました。農業は体力も必要だと、身をもって学んだようです鉛筆

そして、今日の実習は「早香」(はやか)という名前の柑橘の選別です。

流れてくるみかんをよーく見て、色や形、傷がないかをチェックして、丁寧に分けていきます。二人とも真剣な顔つきで、集中して実習に取り組んでいましたひらめき

 
大変な実習もありますが、生徒たちはこの経験を通して、もっと勉強したい!将来、農業に関わる仕事がしたい!という気持ちを高めているはずです お知らせ

 


鶴田さん、受け入れていただき、本当にありがとうございます興奮・ヤッター!

鉛筆 果樹園に謎の侵入者!?

秋になって、私たちが育てた果実が美味しくなる頃...。

なんと、自慢の果樹園に「招かれざる客」がこっそり入ってきているというウワサが!

 

第1章:事件発生!現場に残された「証拠」を探せ!

果樹園内を移動していると、地面に怪しい小さな穴や、草がボロボロにされた荒れた場所を発見しました。

穴掘り犯の痕跡?:地面にポッカリと穴が開いています。

誰かが暴れた跡?:一部の草が踏み荒らされてグチャグチャに。



「一体だれが、何のために?」とみんなで捜査を進めた結果、ついに犯人につながる決定的な「手がかり」を発見!

それは...「鹿のフン」でした。

これで犯人はシカやイノシシなどの野生動物だと判明!どうやら、お腹をすかせた動物たちが、私たちの美味しい果物や植物を狙って夜中に忍び込んでいるようです!

 

第2章:衝撃!「侵入経路」が判明!

さらに危険な場所はないかチェック!すると、すでに張ってあった柵(ネット)の一部が、力でグイッと押し広げられたような場所を見つけました。

「ここがヤツらの突破口だ!」

このままでは、頑張って育ててきた大切な果樹が食べられてしまうかもしれません。

 

第3章:ミッション発動!「鉄壁ガード」を完成させろ!
事件の犯人(動物たち)と侵入経路がわかったので、すぐに「果樹園を守る大作戦」を実行です!

まずは古い柵のワイヤーを慎重に外します。


そして、新しい、ネットを張る実習へ!ネットに隙間ができないように、力を合わせてしっかり固定。
野生動物は小さな隙間も逃しません。だから、みんなで支柱を強化したり、ネットを高くしたり、真剣に取り組みました。

これで完璧!人の侵入すら、許しません!!

 

最終章:事件解決!そして最高のエンディング!
ミッションコンプリート!

強くて新しいネットのおかげで、もう動物たちに大切な果樹園は荒らされません!これで一件落着です!

実習の最後には、みんなでスッキリきれいになった果樹園を眺めました。

今日の天気は最高!高台の果樹園からは、遠くの山や、眼下の学校を見下ろします。

青空の下、達成感いっぱいで会話が弾みます。

野生動物の対策は、農業高校で学ぶ大事なことの一つ。みんな、ただネットを張るだけでなく、「どうして動物が入ってくるの?」「どうすれば効果があるの?」としっかり考えることができました!

アマモ講座(林業科)

12月8日(月)林業科1・2年生を対象にアマモ講座が行われましたキラキラ

アマモの研究は本校が長年続けている研究で、多くの方々に注目されている研究です花丸

今回は鹿島建設の山木上席研究員をお招きし、講座を開いていただきました王冠

1・2年生の中にはアマモについて詳しく知らない生徒もいます。

なので「なぜ今アマモが注目されているのか」「林業とアマモって関係あるの?」といった疑問を解説していただきましたまる

まずは本校生徒が23年間続けてきた研究発表を行いましたお知らせ

まだ場数をこなしていないので初々しい感じの発表にはなりましたが一生懸命発表してくれました3ツ星

山木研究員の講座ではアマモの生態、藻場の重要性、ブルーカーボンについて教えていただきました笑う

海中の動画などがあり、現在の日本近海の変化の様子などわかりやすく解説していただきました星

講座後の質疑応答では時間いっぱいまで質問があり、生徒たちもしっかり興味を持って取り組みました晴れ

年々受け継がれてきた研究が更に発展していけるように一丸となって頑張っていきます(K)

 

鉛筆 農業科1年生の実習:とれたて冬野菜をたくさん収穫!

こんにちは!農業科1年生の「農業と環境」実習の様子をお届けします虫眼鏡

今日は、みんなで大切に育ててきた白菜、キャベツ、ほうれん草といった冬の野菜を、収穫しましたにっこり

大きな白菜をゲット!
 まずは、畑で大きく育った白菜の収穫です。

 重さのある立派な白菜を、どこで切ったらいいか、先生にしっかり教わります。

 刃物を使う作業なので、みんな真剣そのもの。ケガをしないよう、集中して丁寧に切り取りました了解

キャベツもほうれん草も豊作!

 畑には、丸々と太ったキャベツもいっぱいありました。

 ハウスの中では、鮮やかな緑色のほうれん草を収穫しました。

収穫できた白菜は、抱えるほどの大きさでした。自分たちの手で育てた成果に、笑顔がこぼれます喜ぶ・デレ
ずっしりとしたキャベツを手にすると、育ててよかった!という喜びを感じます王冠


収穫した野菜はみんなに届けます!
今回収穫した新鮮な野菜たちは、これから学校内などを中心に販売されます。

農業は、ただ野菜を育てるだけでなく、「どうやって多くの人に届けるか」「どうしたら喜んでもらえるか」を考えることも大切です。生徒たちは、生産者として販売の工夫をすることで、次の学習に繋がる大切な経験を積んでいきます。

自分たちで育てた野菜の味は、きっと特別です晴れこの実習で学んだことを、これからの学校生活でも活かしていきましょう花丸

林業科アマモ班活動(コアマモの移植)

今年最後の満月が輝く12月6日(土)AM1時頃よりコアマモ移植の活動を始めました夜

まず原田班長の今回の活動説明を行い、手順の確認を行いましたキラキラ

今回はコアマモの繁茂している福浦湾から研究をしている計石湾に移植を行いますまる

まだ研究段階でどのように移植すれば定着するのか生徒職員共に考えていますひらめき

まずは移植するコアマモの採取から始めます。気温2度という中みんなで協力して採取していきます汗・焦る

その後場所を移動していよいよ移植です急ぎ

研究段階なので今回は2m間隔でまとめて植えていきます花丸

移植場所は周りが海なので風を遮るものがなく、体感的にはさらに寒かったです衝撃・ガーン

AM4時すべての行程が終了しました3ツ星

まだまだこの研究は続いていきますキラキラ駆けつけていただきました関係各所の皆様方ありがとうございましたにっこり今後とも応援よろしくお願いします(K)

鉛筆 第2学年 水俣病フィールドワークを実施しました!

本日、2学年(農業科・福祉科)で水俣病学習フィールドワークを実施しました

 

鉛筆現地で学んだ歴史と差別
このフィールドワークは、水俣病の歴史的背景と差別の実態を現地で学び、「差別をしない、許さない心」を育む大切な人権教育の一環です 。

農業科と福祉科の生徒は、現地ガイドさんの案内で不知火海沿岸などを巡り、真剣に学習を深めました。

鉛筆長友さんの心に響く講話

講話では、洋菓子店「あんさんく」の長友美波さんをはじめとする4名の講師の方々から、貴重なお話を伺いました。

長友さんは、水俣病と「食」とのつながりや、水俣だから発信できることについてお話しくださいました。そして、「高校生には多くのものを見てセンスを磨いてほしい」と、熱いエールを送ってくださいました。

 

虫眼鏡取材を受けました!(おや、あれは…くまモン!?)

今回のフィールドワークの様子は、テレビの取材を受けました !

なんと、芦北高校への帰着時には、熊本県の人気者、くまモンも登場し、生徒たちの学びの場を応援してくれました

1月9日(木) 「GO!くまモン☆ナビ」 で放送予定です!

お楽しみに!

 

この学びを糧に、2学年一同、人権感覚をさらに磨いていきたいと思います!

鉛筆 本日の実習レポート 2年 農業科 「食品製造」!

今日の授業では、みんなで力を合わせてあるものを作りました!

さあ、写真を見ながら、何を作っているか想像してみてくださいね!

 

1.説明をしっかり聞きます。

 

2.命の源、たまご割りからスタート!

 まずは新鮮な卵を一つひとつ丁寧に割っていく実習から。みんな真剣な表情です!お菓子作りは、この基本の実習から始まります。

 

3.ふわふわの秘密を仕込み中!

 泡立てた生地に、薄力粉を追加し、さらに溶かしたバターと水などを加えていきます。ここが混ぜすぎ注意のポイント!ふんわり感を出すために、慎重に、かつ手早く混ぜ合わせます。

 

4.型に流し込んで、いざオーブンへ!

 準備ができた生地を、丸い型に流し込みます。きれいな焼き上がりをイメージして、優しくトントンと空気を抜き、熱々のオーブンへ!この型がいっぱい並んでいる様子は、なんだか壮観ですね

 

5.30分後… 焼き上がりは!?

 待つこと約30分...。オーブンから出てきたのは、こんがりときつね色に焼けた丸いケーキたち!教室中に甘くていい香りが広がります

 

6.答えは… スポンジケーキでした!

 そう、今日作ったのは、デコレーションケーキの土台となるスポンジケーキです!

 

本日、製造したスポンジケーキは17日に実施する「デコレーションケーキ製造」に使用します。どんなケーキができるかは後日お知らせします。