日誌

鉛筆 先輩の 言葉が照らす 道しるべ

 「学校とバイトのバランスはどう取っていますか?」

 「ひとり暮らしって、やっぱり難しいですか?」

 「進路を決めるときに、一番大事にしていたことは何ですか?」

 質疑応答の時間に入った瞬間、学年を問わず、次々と手が上がりました。

 生活費のリアルなお金の話から入試対策まで、生徒たちから溢れ出す等身大の質問の数々。

 これほど多くの質問が飛び交ったのは、生徒たちがただ聞いていただけではなく、自分の未来を重ね合わせ、それだけ強い興味を持って先輩の話に耳を傾けていた証拠です。

 本日6限目、現在教育実習生として来られている本校卒業生のK先生による、「卒業生講話」を開催しました。

 

【担任の粋な企画で、農業科が全員集結!】

 この講話を企画したのは、K先生の高校在学時に担任だったM先生です。

 先生の熱い呼びかけに応え、農業科の1〜3年生全員が視聴覚室に大集結。

 

【芦高から大学へ。先輩が歩んだリアルな軌跡】

 講話のなかで、K先生は自身の経験をもとに、生徒たちの未来に直結するたくさんのお話をしてくださいました。

 ・芦高への入学のきっかけ

 ・在学時に熱中したこと(フラワーアレンジメントや農業鑑定競技への挑戦)

 ・進路決定までのプロセス(担任の先生からの声掛けや、試験に向けた取り組み)

 ・大学で専門的に学んでいること(造園や栽培について)

 さらに、高校生が一番気になっている「大学生活のリアル」についても、ひとり暮らしの工夫やアルバイト、現在の就職活動の様子まで、包み隠さず語ってくださいました。

 

「やりたいことがない」と悩む後輩たちへ】

 進路に迷う後輩たちに向けて、K先生が送ってくれたアドバイスは、心に深く刺さるものでした。

 「進路を選ぶために、まずは資格や経験をたくさん積んで選択肢を広げてほしい。そして、周囲への感謝を伝えることを忘れないでください」


また、「将来やりたいことがまだ見つからない」という生徒に対しては、

 「『これならちょっとやれそうかな』ということから始めてみればいい。自分のペースで『自分なりにはだいぶ良い方だな』と思える選択をしていけば大丈夫」

 という、優しく背中を押してくれる言葉をかけてもらい、生徒たちは真剣な表情で深くうなずいていました。

 

【濃密な時間への感謝】

 年齢が近い「先輩」だからこそ、どの言葉も説得力があり、生徒たちにとっては進路パンフレットを読むよりも何倍も大きな刺激になったはずです。

 どんな質問にも笑顔で、かつ丁寧に答えてくれたK先生の姿勢からは、後輩への温かいエールが溢れていました。

 企画してくださったM先生、そして本音で語ってくれたK先生、本当にありがとうございました。

 この講話を聞いた生徒たちが、これからどんな進路を選び、どんな風に挑戦していくのか、今からとても楽しみです。