日誌

芦高ブログ

鉛筆 解ける土 雨と涙が 潤して

 「立春」を迎え、新しい一年の起点に立った日から、わずか半月。

 つい先日、春の始まりを喜んだばかりだというのに、暦はもう次の節目である「雨水(うすい)」を迎えました。

 空から降るものが雪から雨へと変わり、凍てついていた土が解け、水となる。

 そんな自然のサイクルに合わせるかのように、私たちの農場でも、驚くほどの速さで「季節」「世代」が動き出しています。


■ 受け継がれる「黄金色のバトン」

 本日、農業科2年生の実習では、「不知火(しらぬい)」の収穫を行いました。

 これまでこの農場の「不知火」を守り、収穫の重みを担ってきたのは、主に3年生たちでした。

 しかし今日は、2年生がそのバトンをしっかりと受け取り、自分たちの手で収穫に臨みます。

 ハウスの中は、まだひっそりと静かです。

 柑橘特有のあの甘い香りが漂い始めるのは、収穫を終えた果実たちが貯蔵庫でじっくりと眠り、追熟を経てからのこと。

 今はまだ、樹の上で寒さに耐え抜いた黄金色の果実たちが、静かにその時を待っています。

 

 本日の実習には、卒業アルバムの制作業者さんも撮影に来てくださいました。

 カメラを向けられ、誇らしげに「不知火」を掲げる2年生たち。その姿をレンズ越しに見つめていると、ふと胸に迫るものがあります。

 

 「ついこの間、2年生に進級したばかりだと思っていたのに……」

 

 農業の世界では、収穫は次のサイクルの始まりでもあります。

 気づけばもう、彼らの「卒業」に向けた記録が始まっている。

 時の針が刻む早さを、改めて実感せずにはいられません。


■ 足元の小さな春と、旅立ちの涙

 実習の合間、休憩する生徒たちの足元にふと目をやると、そこには「ホトケノザ」「ナズナ」が、春の柔らかな日差しを浴びて可憐に花を咲かせていました。

 厳しい寒さを越え、誰に気づかれずとも、解け始めた土の上で精一杯に命を謳歌する野の花たち。

 その姿は、一歩ずつ自立へと向かう生徒たちの姿とも重なり、温かな光に包まれて輝いています。

 

 本校では間もなく、3年生が学び舎を去る日を迎えます。

 この芦北の地で汗を流し、時には人知れず悔しい涙を流した日もあったことでしょう。

 今の皆さんの心境は、もしかしたら冷たい雨の中にいるような、寂しさや不安が混ざり合ったものかもしれません。

 しかし、農業を学ぶ皆さんは知っています。

 「雨が降らなければ、芽は出ない」ということを。

 そして、その芽は雨の潤いを得てこそ、やがて力強い茎を伸ばし、鮮やかな花を咲かせ、いつか誰かを笑顔にする豊かな実りへと繋がっていくのです。

 これまでの3年間の努力、そして別れを惜しむその涙。

 それらすべてが今の皆さんにとっての「恵みの雨」となり、カチカチに固まっていた不安を解かし、心という土壌を優しく、豊かに潤してくれました。

 その潤いがあるからこそ、皆さんが新しく踏み出す地でも、希望という名の花が咲き誇ることを信じています。

■ 変化を慈しむ季節

 実習地を歩いてみると、長靴の底から伝わる土の感触が、先週よりもずっと柔らかくなっていることに気づきます。

 3年生が守ってきたこの農場を、2年生が「潤った土」と共に、引き継いでいきます。

 卒業アルバムに刻まれる今日の笑顔が、いつか彼らが道に迷ったとき、自らを潤す記憶の雫となることを願って。

 新しい命を育む、温かな季節がすぐそこまで来ています。


「雨水(うすい)」

 一雨ごとに、希望が膨らむ芦北高校より。

視線は、地上から空へ。ドローンが変える私たちの学び方

2月18日本校林業科1・2年生を対象にのグローバル人材育成事業*の一環として、外部講師を招いた「ドローン研修」を実施しましたキラキラ

*芦北町の総合支援事業より支出していただいております。

講師としまして本校OBでもありますHIGH PEAK 高峰 裕介 様、Agrid 矢尾板 享 様をお迎えして行われましたにっこり

座学:ドローンの仕組みと法律を学ぶ

まずは、航空法や安全管理について。「空のルール」を守ることの大切さを真剣な表情で学びました鉛筆

実演:「自動追尾機能」のデモンストレーション!

生徒が走ると、ドローンが一定の距離を保ったまま、まるでペットのように後ろを付いてきます。

「AIが自分で判断して飛んでいるんだ……」と、プログラムの精度の高さに、会場からは驚きと感動の声が上がっていましたお知らせ

あらゆる分野で活躍するドローン技術を実際に体感することができ、生徒たちの将来もドローンの飛んでいる空のように高く広がっていったと思います花丸

鉛筆 包む手に プロの覚悟の 1年生

〜 三ツ星フェス出店 & 今夜テレビ放送のお知らせ 〜


 いよいよ今週末、農業科の学びの成果を披露する大きな舞台がやってきます。

 3年生が中心となって大切に管理し、見事に実らせた「不知火」

 その最高の素材を受け継ぎ、1年生が自らの手でスイーツへと昇華させ、熊本の皆様にお届けします。

・芦高自慢の味が「三ツ星グルメフェス」に登場!

 熊本市花畑広場一帯で開催される『食のみやこ熊本 三ツ星グルメフェス』に、芦北高校が参戦します!

 今回お届けするのは、ジューシーな甘みの「不知火」と、香り高い「みなまた茶」を掛け合わせた特製マフィン。

 芦北の自然と、生徒たちの愛情がぎゅっと詰まった、ここでしか味わえない自信作です。


「プロ」の顔で挑む、妥協なき製造実習

 現在、食品加工実習室では、本番に向けた最終段階の実習が急ピッチで進んでいます。

 昨日は、焼き上がったマフィンの上に丁寧にアイシングを施す「仕上げ」を。

 

 そして本日は、一つひとつを美しく包み上げる「包装」の実習に臨んでいます。

 実習室に漂うのは、心地よい緊張感。

 口にする方の安心・安全を守るため、徹底した衛生管理のもと、指先まで神経を研ぎ澄ませるその姿は、もう立派な「作り手」であり、プロの表情そのものです。

 先輩たちが育てた農産物が、最高の状態で届くように——。

 その一心で、最後まで一切の妥協なく実習に励んでいます。

 


【限定販売】2月21日(土)は花畑広場へ!

 生徒たちの情熱が詰まったマフィンは、以下の日時・場所で販売いたします。

 出店日: 2月21日(土)のみ

 時 間: 11:00 〜(※売り切れ次第終了となります)

 場 所: 熊本市 花畑広場(三ツ星グルメフェス会場内)

 販売品: 芦北高校産 不知火とみなまた茶のマフィン

 イベント全体の詳細については、こちらの公式サイトをご覧ください。

  !食のみやこ熊本 三ツ星グルメフェス 公式HP!

 

 ※本校の出店は21日(土)限定となります。

 一つひとつが手作りのため、数に限りがございます。

 生徒たちの努力の結晶を、ぜひお早めにお買い求めください!

・今夜19時、その「熱」がテレビで紹介されます

 フェスを前に、嬉しいお知らせがもう一つ。

 本日2月18日(水)夜19:00放送の『週刊山崎くん』(RKKテレビ)にて、本校生徒の活動の様子が紹介されます!

 マフィン製造実習のこだわりや、日々ひたむきに農業と向き合う1年生たちの姿を、ぜひご覧ください。

 テレビを通じて彼らの情熱に触れていただければ、週末のマフィンがより一層、心に響く味わいになるはずです。


 先輩方が大切に育てた素材への想いを、1年生が確かな技術で形にしました。

 芦北高校農業科の「絆」が詰まったマフィンと共に、最高の笑顔で皆様をお迎えします。

 今夜はテレビの前で。

 そして土曜日は、花畑広場でお会いしましょう!

あの日植えた一本の苗。子供たちの心に『原体験』の種をまく

2月17日に本校の裏手に広がる「峰崎農場」にて、近隣の小学生を招いた森林教室を開催しましたキラキラ

今回の主役は、普段は教室で学んでいる本校の生徒たち。この日は「高校生先生」として、湯浦小学校・内野小学校の5年生に自然の豊かさと大切さを伝える大役を務めました!

森育・木育班の3年生の最後の課題研究活動ですにっこり

森の役割を学ぶ「紙芝居
高校生手作りの紙芝居で、森が私たちの生活との関係性を分かりやすく解説しました3ツ星

迫力満点!伐倒(ばっとう)見学
大きな木が音を立てて倒れる瞬間を間近で見学。「おぉ〜!」という歓声とともに、林業の現場の力強さを肌で感じてもらいました花丸

未来へつなぐ植林体験
「大きくなってね」と願いを込めて、各学校一本ずつみんなで協力して丁寧に苗木を植えました。自分たちが植えた木が、数十年後の豊かな森を作ります晴れ

後半はネイチャーゲームとしてビンゴ大会とどんぐりグランプリを開催王冠

森の中にある植物を探してビンゴを完成させたり、どんぐりの大きさや形を比べたりしました笑う

峰崎農場の豊かな自然の中で、世代を超えた素敵な交流が生まれた一日でした。参加してくれた小学生のみなさん、ありがとうございました!また、ぜひ遊びに来てくださいね興奮・ヤッター!

鉛筆 志(こころざし) 聞いて見えるは 進む道

〜 地域の現状を知り、志に触れる。就農教育講演会を開催 〜

 

 2月17日(火)、農業科2年生18名を対象に「就農教育講演会」を開催しました。

 地域の農業の未来を担う生徒たちにとって、現場の最前線で活躍する方々の知恵と情熱に触れる、極めて濃密な時間となりました。

 

■ 芦北農業の「いま」と、支える仕組みを知る

 講演会の冒頭では、県芦北農業普及振興課の皆様より、芦北町における農業や担い手の現状について詳しく説明をいただきました。

 特に、JAあしきたが取り組んでいる「リリーフ園」(農作業の負担を軽減し、持続可能な農業を支える仕組み)の紹介では、地域が一丸となって農業を守ろうとする体制について学び、自分たちが学ぶ農業が地域にいかに根差しているかを再認識しました。

■ なぜ、私は農業を選んだのか――若手農家の「志」

 続いて、地元の若手農業経営者グループ「芦北4Hクラブ」より、林田様、田中様、菊池様の3名が登壇。

 お一人ずつ、「農業を志した理由や背景」について講話をいただきました。

 一度は別の道に進みながらも家業を継ぐ決意をしたエピソードや、自然と共に生きる道を選んだ背景など、それぞれの物語には「苦労」を上回る「農業への誇り」が溢れていました。

 生徒たちは、自分たちの少し先を歩む先輩方の言葉に、真剣な眼差しで聞き入っていました。

■ 現場のプロと語り合う、農業のイメージと可能性

 後半のグループワークでは、生徒たちの率直な「農業へのイメージ」をテーマに語り合いました。

  • 「農業をやっていて一番楽しいと感じる瞬間は?」
  • 「技術を習得するために、高校時代にやっておくべきことは?」

 といった問いに対し、講師の皆様はご自身の経験を交えながら、一つひとつ丁寧に応えてくださいました。


 対話を通じて、生徒たちの中にある「大変そう」という漠然としたイメージが、「工夫次第でいくらでも面白くなる仕事」というポジティブなものへと変化していく様子が印象的でした。

「学び」「職業」として捉える一歩に

 今回の講演会は、日頃の実習や座学での学びを、将来の具体的な「職業」として捉えるための非常に良い機会となりました。

 地域の専門家や現役農家の皆様から贈られた「現場の熱」を肌で感じたことで、生徒たちは、自分たちが磨いている技術が地域の未来を支える仕事へと直結していることを、改めて実感したはずです。

 普及振興課ならびに芦北4Hクラブの皆様、誠にありがとうございました!

鉛筆 技(わざ)よりも まずは相手を 思う心

 

〜 学科の垣根を越え、学校の総力を結集して交流会へ 〜


 来週2月24日(火)、農業科2年草花専攻の生徒たちは、地域との大切な交流行事「フラワーアレンジメント交流会(五松園デイサービス)」に臨みます。

 この本番を前に、本日6時間目、生徒たちはいつもの実習棟を離れ、福祉科の教室を訪ねました。

 目的は、福祉の専門家から「高齢者の方々に寄り添う技術と心」を直接学ぶこと。

 芦北高校の専門性を結集し、学校全体の力を最大化して地域に届けるための特別な挑戦です。

 

「さすが福祉科!」温かな空気から始まった学び

 授業は班ごとの学習形式で行われました。

 まず驚いたのは、自己紹介の場面です。

 一人が話し終えるたびに、福祉科の教室には自然と温かな拍手が沸き起こります。

 「相手を認め、受け入れる」という姿勢が、福祉科では当たり前の文化として根付いています。

 その空気感に触れただけで、農業科の生徒たちにとっては、他学科の専門性を肌で知る貴重な学びとなりました。

 

■ 実践的なロールプレイで学ぶ「寄り添う技術」 

 授業では、福祉科の先生と生徒によるロールプレイが披露されました。

  •  麻痺がない側から対応し、安心感を与えること
  •  威圧感を与えないよう、目の高さを合わせること

 具体的な場面を想定した指導を目の当たりにし、生徒たちはメモを取りながら、交流会当日の自分の動きをイメージしていました。

■ 技術の先にある、最も大切な「尊重の念」

 麻痺への配慮や目線の合わせ方など、教わった技術はどれも即戦力になるものばかりです。

 しかし、その授業を見守る中で強く感じたのは、「技術以上に大切なのは、コミュニケーションを図ろうとする気持ちや、相手を尊重する心である」ということです。

 農業科の生徒にとっても、福祉科が普段どれほど深く「人」と向き合っているかを知る良い機会となり、同時に、自分たちが育てた花を届けるための「真のホスピタリティ」を学ぶ、極めて実践的な時間となりました。

 

■ チーム「芦北高校」で、いざ本番へ!

 農業科の「花」と、福祉科の「心」

 学科の枠を越えて互いに高め合える環境こそ、本校の誇りです。

 本日授かった「専門家からのバトン」を胸に、来週の本番では五松園の皆様に最高の笑顔と彩りをお届けしてきます!

 事前学習は、明後日18日(水)も続きます。

 「チーム芦高」の総力戦、どうぞご期待ください!

木を使う=森を作る!?高校生が体験した、知られざる「木材」のすごい役割

2月16日に熊本大学教育学部の田口様と崇城大学総合教育センターの西本様による木育講座が行われましたキラキラ

なぜ「木を使う」ことがカーボンニュートラルにつながるの?
「木を伐ったらマイナスじゃないの?」と思うかもしれません。でも、ここがポイントです!

成長期が一番吸う: 若い木は、成長するためにぐんぐんCO2を吸い込みます。
成長期が終わった木は休憩: 成長が止まった老齢樹は、吸収量も落ち着いてしまいます。
バトンタッチ: 古い木を伐って「街の第2の森林(家具など)」として使い、その跡地に新しい苗木を植える。

この一連の流れがとても大切なんです花丸

田口先生が教材として持ってこられた品々のなかには生徒たちの興味をそそるものがたくさんあり、説明を受けると生徒たちから驚きの声が上がっていましたお知らせ

話だけでなくいろいろな道具を使って実際に体験してみることで新たな発見や気づきがありました晴れ

日本人の多くが感じている木に対するプラスのイメージをより多くの人たちに伝えられるような活動をしていくのも私たちの役割だと思います王冠

木材の魅力に改めて気づくことのできた楽しい2時間でした笑う

田口先生、西本先生本当にありがとうございました。

鉛筆 一族の 掟(おきて)を握り 枝を断つ

 

── 相棒図鑑 其の二 「鋏(はさみ)一族」 ──


 シリーズ第二回は、私たちの指先の延長ともいえる、最も鋭利な相棒たちをご紹介します。

 農場の冬は、剪定(せんてい)、収穫の季節。

 静まり返った果樹園にはカチリ、カチリと、彼らが冷たい空気を切り裂く音が響き渡ります。

 一口に「ハサミ」と言っても、その役割は驚くほど細分化されています。

 しかし、彼らに共通しているのは「鋭利な刃を持つ一族」であるということ。

 ひとたび扱いを誤れば、容赦なく牙を剥き、使い手にケガを負わせます。


 「一族を怒らせてはいけない」——。

 生徒たちが最初に教わるのは、道具への敬意と、正しい距離感。

 すなわち、一族の「掟(おきて)」です。

 その鋭さを常に維持し、正しく使いこなすことこそが、農場を預かる私たちの誇りでもあります。

 


■ 剪定鋏(せんていばさみ)  「一太刀に、翌年の実りを託す『剛の者』」

 太い枝も一刀両断にする、一族の力持ち。

 このハサミがどこを断つかで、来年の実りが決まります。

 握った時のずっしりとした重みは、命の選別を託された責任の重さです。


■ 採果鋏・採収鋏(さいかばさみ・さいしゅうばさみ)  「果実を慈しみ、軸のみを射抜く『指先の魔術師』」

 刃先が細く、反り上がった独特の形。

 果実を傷つけず、軸だけを確実に捉えるための知恵です。

 収穫の喜びを一番近くで支える、最も繊細な仕事人です。

 

■ 高枝鋏(たかえだばさみ) 「青空へ手を伸ばし、光の旋律を整える『天空の指揮者』」

 人の手が届かない高い場所。

 青空を背景にスッと伸びて、光の道を整えます。

 地上から操る生徒との、呼吸の合った連携が必要です。


■ 充電式剪定鋏 「静寂の中に、一瞬の閃光を秘めた『新鋭の刺客』」

 指先のわずかな動きで、硬い枝を吸い込まれるように切り落とす新世代。

 その利便性の裏側には、これまでのハサミ以上に「掟」を守る緊張感が漂っています。


■ 事務のハサミ 「教室と農場を繋ぎ、現場の日常を支える『万能の影武者』」

 肥料袋の開封から、「不知火」の重い果実を支える「玉吊り紐」のカットまで。

 教室と農場の境界を越えてマルチに活躍する、身近な協力者です。

 


 冬の寒さでかじかむ指先も、彼らを握り、カチリと音が響けば、不思議と心が引き締まります。


 鉄の冷たさ、バネの跳ね返り、枝を断つ瞬間の衝撃。

 生徒たちはハサミを通じて、樹と対話し、自分自身の集中力を研ぎ澄ませていきます。


 次の春、美しい花が咲き誇るその日まで、一族と共に挑む真剣勝負は続きます。

 

 「その一太刀(ひとたち)が、未来の果実を形作る。ハサミを磨くことは、磨く人の心も磨きます。」

鉛筆 休みより 鹿に会うしか ない三年

 2月7日(土)、熊本市花畑広場。

 吹き抜ける寒風を熱気で塗り替えた、最高の一戦が幕を閉じました。

 『第5回 くまもとジビエ甲子園』

 芦北高校ナインは持てる力をすべて出し切り、見事「3位入賞」を果たしました!

 

■ 木村知事のサプライズ激励!

 激闘の最中、マウンド(テント)には嬉しい訪問者が。

 なんと熊本県の木村知事が激励に訪れてくださいました!

 知事からの温かい言葉を受け、生徒たちの表情もパッと明るく。

 芦北のジビエが持つ魅力を、直接力強くお伝えすることができた、誇らしい瞬間でした。

 

■ 硬い舗装の上に刻んだ、熱い足跡

 結果は堂々の3位!

 ……ですが、やはりそこは勝負の舞台に一年間の情熱を注いできた芦高メンバー。

 もしここが本物の甲子園球場なら、きっと涙とともに「会場の土」を瓶に詰めていたことでしょう。

 あいにく足元は硬い舗装。

 土こそ持ち帰れませんでしたが、この場所で全力投球した時間と、少しの悔しさは、彼らにとって何よりの宝物になりました。

 この想いは、きっと後輩たちが来年、さらに磨き上げた一杯とともに受け継いでくれるはずです。

 

■ 3年生が繋いだ「一年間の研究」の集大成

 今回、何より胸を熱くさせたのは、卒業を目前に控えた3年生たちの姿です。

 本来なら家庭学習期間。

 しかし、彼らはバット(調理器具)を置きませんでした。

 この日のために積み重ねてきた「一年間の研究の取り組み」

 試行錯誤を繰り返したレシピはもちろん、「自分たちの想いを一目で伝えたい」と生徒自身が作成した、魂のこもったポップもその研究の成果の一つです。

 その探究の成果を形にするため、自主的に動く彼らの背中は、まさにチームを牽引する頼もしい先輩そのものでした。

 

■ 食品製造担当として感じた、純粋な「志」

 「一人でも多くの人に、ジビエの魅力を知ってほしい」

 忙しい調理の手を休めることなく、一人ひとりのお客様へ真っ直ぐに向き合う生徒たち。

 食品製造を担当するものとして、彼らの技術の向上はもちろんですが、何よりこの「純粋な思い」が見れたことが、言葉にできないほど嬉しかったです。

 彼らはこの舞台で、「食の尊さ」「届ける喜び」を、笑顔のフルスイングで証明してくれました。

 

■ 終わりに

 3年生はこの後、それぞれの「次のマウンド」へと進みます。

 このジビエ甲子園で流した汗と、人工芝の前で誓った悔しさ、そして一年間向き合ってきた研究への誇りがあれば、これからの長い道のりもきっと自分らしく歩んでいける。

 私たちはそう確信しています。

 

 ゲームセット! 芦北高校、堂々の3位!

 最高の応援を、本当にありがとうございました!!

ジビエ甲子園仕込み

農業科の記事に続き林業科の記事になりますキラキラ

明日のジビエ甲子園に向けて仕込みを3年生で行いました家庭科・調理

今年も鹿肉コロッケを販売します花丸

生徒が愛情込めて作ったコロッケぜひご賞味ください興奮・ヤッター!

鉛筆 行きますか?  明日の一戦  「YES」か「はい」

〜 芦高ジビエナイン、運命のプレイボール 〜


 ついに明日2月7日(土)、決戦のサイレンが鳴り響きます!

 本校の精鋭たちが乗り込むのは、熊本市花畑広場。

 『くまもとジビエ甲子園』の開幕です!

 本校は今回で「5年連続、5回目の出場」。  

 これまでに「2度の優勝実績」を誇る、まさにジビエ界の常連校にして強豪校です(笑)。

 今年も、芦高旋風を巻き起こす準備は整いました。

 

■ チームを勝利へ導く最強の武器「鹿肉汁なし担々麺」

 今大会、私たちが自信を持って送り出すのは、妥協なき試作から生まれたこの一杯です。

 主役の鹿肉は、噛むほどに野性味あふれる濃い旨味が溢れ出し、それでいて驚くほど柔らかい最高の食感に仕上げました。

 ベースとなるのは、じっくり炊き出した濃厚な鶏ガラスープ。

 そこに香味野菜のパンチと、芳醇なゴマの香りが重なり、深いコクを生み出します。

 仕上げに散らしたナッツのカリッとした食感がアクセントとなり、一口食べれば最後、箸が止まらない「魔惑の一杯」です。

 ……ああ、この芳醇な香りと痺れるような旨味を、今はまだ画面越しにしか伝えられないのが本当に悔しい!

 皆さんの目の前で、この出来立ての湯気を今すぐお届けしたいくらいです。

 

■ プロからの「愛のある千本ノック」の日々

 ここまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。

 試作の段階では、プロのシェフから「もっと高みを目指せるはずだ」という、厳しくも愛のある一言をいただく場面もありました。

 まさに、愛情たっぷりの「千本ノック」

 その言葉を胸に、ミリ単位で調味料を調整し、試作に明け暮れた生徒たちの目つきは、今や甲子園の土を踏む直前の「球児」そのものです。

 先日はRKKラジオという「大舞台」でマイクを握り、全県へ向けて熱い想いを届けてきました!

 気合はすでに「バックスクリーン越えの場外ホームラン」です。

 

■ エース農業科、林業科との共演!

 明日は、本校の「エース」である農業科のメンバーに加え、林業科という「鉄壁の守備陣」も共に戦列に加わります。

 科の垣根を越え、芦北の豊かな山々が育んだ命の恵みを、最高の形でお届けする。

 一生懸命に汗を流し、泥臭く高みを目指す芦高生の全力プレーを、ぜひその目で確かめてください!

 

【試合(イベント)詳細】

 プレイボール:2月7日(土) 10:30~16:00
 球場(場所):花畑広場(熊本市中央区)
 内容:高校生によるオリジナルジビエ料理の全力販売

詳しくはこちら下(ジビエ博内に詳細があります)
 公式情報:くまもとジビエ料理フェア2026及び関連イベント

      

      

⚠️重要なお知らせ

 芦北高校の参加は【2月7日(土)のみ】です!
 数量限定の販売となります。 売り切れ必至ですので、ぜひお早めのご来場をお願いします!

 皆さんの「美味しい!」という声援が、生徒たちにとって最高の励みになります。

 明日はぜひ、花畑広場へ。

 画面越しではない「本物の感動」を、ぜひその舌で体感してください!

鉛筆 「不知火」に 生徒の真心 「あしポン」へ

芦北高校農業科 「品種名鑑」 #01

 

 新企画をスタートします。

 私たちが日々実習で向き合っている、個性豊かな農作物たちを紹介する「品種名鑑」です。

 果樹・野菜・草花……本校が誇る命のカタログを綴っていきます。


 記念すべき第一号は、やはりこの品種。

 「不知火(しらぬい)」です。

※本日使用の写真は1月14日のブログで紹介したプロのカメラマンの方々に撮影していただいたものを使用しています。 


■地元の海の名を冠して

 実はこの名前、熊本県の宇土半島(宇城市不知火町)で最初に栽培が広まったことに由来しています。

 校門を出ればすぐそこに広がる、穏やかな不知火海(八代海)。

 その潮風とともに育つこの果実に、地元の海の名前が冠されたことを、私たちは誇らしく感じています。

 

 

「デコポン」「あしポン」

 皆さんがよく耳にする「デコポン」という名前。

 実は「デコポン」とは品種の名前ではなく、この「不知火」という品種が一定の糖度と酸度の基準をクリアし、指定のルート(JA)を通じて流通する際にのみ使用できる「商標名(ブランド名)」です。

 ですので、私たちがハウスで育てている「樹」「葉」、そして実っている「果実」のことは、正しくは「デコポン」ではなく、「不知火」と呼びます。


 本校の生産品はJAを通じて出荷するものではないため、たとえ基準をクリアしていても「デコポン」という名前で呼ぶことはありません。

 その代わりに、私たちは親しみを込めて、芦北高校の「不知火」「あしポン」と呼んでいます。

 


■名前よりも、中身。

 ブランド名としての「デコポン」は名乗れずとも、中身へのこだわりは負けていません。

 教科書にある「清見」「中野ポンカン」の交配種という知識以上に、実際に触れて感じる「不知火」の力強さや、ハウス栽培ならではの管理の難しさを、私たちは日々学んでいます。

 

 現在、果樹専攻生たちは、一つひとつ丁寧にこの「不知火」と向き合っています。

 ブランドという名前の枠を超えて、この果実の本質を学ぶ。

 それもまた、農業高校ならではの「品種名鑑」の醍醐味です。


 品種名鑑、これから少しずつ更新していきます。

 

「名前以上に大切なのは、その中身。あしポンの甘みの奥には、生徒たちの誠実な努力が詰まっています」

 

■次回予告

 次回は、この「不知火」の系統である「肥(ひ)の豊(ゆたか)」、そしてメカニックな名前を持つ「M16A」について詳しく紹介します。

 お楽しみに!

鉛筆 立春の 白き豆腐に 夢をのせ

 2月1日より3年生が家庭学習日に入りました。

 彼らが毎日汗を流していた実習地や教室には、少し寂しい静けさが漂っています。

 そんな中、本日暦は二十四節気の始まりである「立春」を迎えました。

 


 ふと足元に目を向ければ、凍てついていた土の表情が心なしか緩み、ハウスの傍らには寒さに耐えながら出番を待つ小さな蕾が、わずかに膨らみ始めています。

 厳しい冬の奥底で、生命が春に向けて一歩を踏み出す、そんな微かな胎動が聞こえる季節です。

 


「立春」という暦の豆知識


 二十四節気において、立春は一年のスタート地点です。

 かつて旧暦では、立春を一年の始まりとし、立春の前日である「節分」は大晦日のような位置づけでした。

 そのため、立春は「立春正月(りっしゅんしょうがつ)」とも呼ばれ、新しい一年の無病息災を願う特別な日とされてきました。


 農業の世界でも、立春はカレンダーの「元日」のような役割を果たします。

 例えば、種まきの目安となる「八十八夜」や、台風を警戒する厄日として知られる「二百十日(にひゃくとおか)」などは、すべてこの立春を起点として数えられます。

 まさに、実りの秋に向けたすべてのスケジュールの「起点」となる日なのです。

 


「白」に込める清めの習わし


 そんな立春には「白いものを食べると縁起が良い」という習わしがあるのをご存知でしょうか。

 中でも有名なのが「立春大吉豆腐」です。

 豆腐の「白」は邪気を払い身を清める色とされ、さらに原料の大豆には「魔(ま)を滅(め)する=魔滅(まめ)」という、災いを払う意味も込められています。

 立春に豆腐を食べることで、これまでの穢れを払い、清らかな心身で新しい一年のスタートを切るという意味が込められています。


 3年生の皆さんは今、学び舎を離れ、それぞれの家庭で社会へ出るための準備を進めています。

 この家庭学習日の期間が、白い豆腐のように、皆さんにとって「心を整え、まっさらな自分を作る」大切な時間となるよう願っています。

 


■ 私たちも新たな気持ちで


 私たち1・2年生と教職員もまた、その教えにあやかり、清らかな気持ちで今年の農作業を本格始動させます。

 3年生がこれまで大切に守ってきたこの土を、今年も真摯に耕していきたいと思います。


 さて、立春に豆腐を食べると、健康にも恵まれ、一年の幸福を呼び込むのだとか。

 「福を呼び込む」という言葉に弱い私……。

 今夜の献立を考えながら、今日は仕事の帰りにスーパーで少し良い豆腐を買って帰ろうかな、なんて画策しています。

 


 

 「立春大吉」

 皆さんのもとにも、穏やかな春の光が届きますように。

鉛筆 「あしポン」は 僕らが育てた 春の福

 冬の柔らかな光が差し込むハウス内に、パッと輝くような黄金色の実りが並びました。

 本日は、今年度初となるハウス内「不知火(しらぬい)」の収穫。

 これまで静かに、しかし力強く糖度を蓄えてきた果実たちが、いよいよ収穫の時を迎えました。

 昨年末、寒風吹く中で2年生が露地での収穫を終え、繋いできた収穫のバトン。

 その最終走者としてハサミを握るのは、卒業を目前に控えた3年生です。

 

 「見て!デコが立派すぎてハサミ入れるの緊張するわ(笑)」

 「こっちのもずっしり重いよ、美味しそう!」

 ハウス内には、そんな明るい笑い声と、パチンパチンというリズムの良いハサミの音が響いています。

 一果一果、感触を確かめるように丁寧にハサミを入れる手つきには、三年間の積み重ねによる自信が溢れていました。

 ふと気づくのは、ハウスを満たす「いつもと同じ」土と葉の匂い。

 柑橘の香りは、まだどこにもしません。

 自分の爪やハサミでわずかでも果皮を傷つければ、その瞬間に芳醇な香りが溢れ出してしまいます。

  「香りがしない」こと。

 それは、一果一果を傷つけることなく、三年間で磨き上げた精密な技術で収穫できているという、何よりの上達の証です。

 コンテナが黄金色に染まっていくたびに、実習地には大きな達成感が広がります。

 このメンバーで実習着に身を包み、共に土に触れる日々も、もう指を数えるほど。

 だからこそ、一秒一秒を惜しむように、そしてこの一瞬を楽しみ尽くそうとする彼らの表情は、黄金色の実に負けないほど眩しいものでした。

 樹になっている状態では、まだ一農産物としての「不知火」。

 それが、無傷で収穫する確かな技術と、その後の厳しい糖酸検定という関門をクリアすることで、ようやく本校の誇りである「あしポン」としての命が吹き込まれます。

 この名前は、彼らが三年間かけて磨き上げた技術と、注いできた愛情が認められた「合格証」そのものなのです。

 

 奇しくも今日は「節分」

 季節を分けるこの日に、高校生活最後の冬を締めくくるような収穫を最高の仲間と行えたことは、彼らにとって何よりの「福」となったはずです。

 選別や一玉ずつの拭き上げを経て、皆さまのもとへ届くまでにはもう少しお時間をいただきますが、3年生が真心を込めて仕上げる「あしポン」の登場を、どうぞ楽しみにお待ちください。

 後輩が露地で拓き、先輩がハウスで結実させた、農業科の誇り。

 3年生の手から生まれた「あしポン」の確かな重みは、彼らが芦北高校で共に歩んできた「確かな証」として、卒業後の新しい季節を照らす光となることでしょう。

 

 立春を前に始まった、黄金色の実りとの対話。

 「あしポン」の収穫は、これからも、もう少し、続きそうです。

国家試験を終えた3年生に聞いてみました② ~3年福祉科~

前回に引き続き、インタビュー会議・研修

 

?国家試験、どうでしたか?

 ー しっかり勉強してきたので、終わった後も意外に冷静でした ー

 

?どんな勉強してきたの?

 ー テストのやり直し、小テスト対策、わからないことは調べる。それでもわからないときは質問する。特別なことはせずに、自分にできることをやりました ー

 

?「福祉科」で勉強してどうでしたか?

ー 入学当時は、「介護の仕事に就くのかな」くらいな気持ちでした。でも、1年生の時の実習で、介護の仕事をする自分のイメージが湧かなかった。2年生の時に「介護をする前に、情報分析したのち、介護計画を立てる」という「介護過程」の授業を受けて、その面白さを知りました。そこから、社会福祉士や特別支援の教師に興味を持ち、大学に行くことを決心しました。大学4年間で、どの道に進むかを考えていきたい ー

 

?後輩へメッセージを?

ー 「やりたいことをやる。それが1番。」走ることが好きなので、これからも走ります。でも、それだけやっていてもだめ。勉強するときはする。クラスで何かするときは協力する。だから、自分がやりたいことができる。学校生活をたのしんでください。応援していますにっこり

 

インタビューしながら、「自分も頑張らなきゃ」と高校3年生から刺激を受けましたキラキラ

国家試験を終えた3年生に聞いてみました① ~3年福祉科~

先日、「介護福祉士国家試験」を受験した3年福祉科の生徒にインタビューしてみました会議・研修

 

?試験はどうでしたか?

(生徒1)全力出し切りました!

(生徒2)あんなに勉強したのは、人生で初めてでした。頑張りました。

(生徒3)達成感でいっぱいです!結構、自信あります!

 

?介護の魅力ってなに?

(生徒1)支えることで、その人は日常生活を過ごすことができる。とても素晴らしいと思う。

 (生徒2)高齢者に対する偏見が強い。例えば、「◎◎ができない」とか。でも、実はできることはたくさんある。そして、介護することで、できるようになると、嬉しいですよね。もっと「できること」に着目してほしい。

(生徒3)普段から友だちにも「困っていることない?」と声をかけられるようになった。自分も変われることに気づけたこと。

 

?3年間、「福祉」を学んできました。今後、どう生していく?

(生徒1)高齢者の食事について学び、そこから「調理師」になりたいと思った。年齢を重ねても、食の楽しみを感じられる手助けをしていきたい。

(生徒2)実習などを通して、「コミュニケーション」の大切さを学んだ。子どもから高齢者まで携わる機会が多くなると思うので、明るく楽しく訓練できる雰囲気を作る視能訓練士になりたい。

(生徒3)人とのかかわりが苦手だったけど、実習やボランティア活動をする中で、子どもとのかかわりが好きなんだと気づいた。保育士として、子どもやその保護者としっかり向き合いたい。

 

 

 

静かに向き合う、この時~3年福祉科介護福祉士国家試験自己採点~

1月25日(日)第38回介護福祉士国家試験から、はや9日。

3年生第4回定期考査や前期特色選抜もあったため、なかなかできなかった自己採点。

本日、ようやくその日がやってきました。

 

教室にはいつもの笑顔や言葉はなく、静かで張り詰めた空気が流れていました。

机に向かい、問題用紙を見つめる一人ひとりの姿。

まなざしのその先にあったのは、点数や結果だけではありません。

自己採点は、これまでの学びを確かめる時間であると同時に、

これから先の自分の未来を、静かに問い直す時間でもあったように感じます。

この国家試験に真剣に向き合い、

努力を重ね、仲間とともに積み上げてきた日々は

福祉を志す者として揺るぎない財産です。

福祉科3年生14人、一人ひとりが歩んできた道のりに、心からの敬意を。

正式な結果発表まで、引き続き、温かく見守っていきたいと思います。

介護の魅力を聞いてみました ~2年福祉科~

「事例を読み取り、介護手順を考えてみよう」今回の授業は、班に分かれた協働学習です。

班のメンバーと協力しながら、利用者情報からどのような支援が必要かを考えます。

「なんて説明したらわかると思う?」、「手すりを握ってもらったほうが良くないかな?」

いろんな意見が飛び交い、時には2つの班がいつの間にか一緒になったりと、このクラスの良さが出てきましたグループ

    

ふと、

なぜ、こんなにも福祉の学びに夢中なのか?介護に真剣に向き合っているのか?

そんな疑問を抱きました急ぎ

そこで、突撃!インタビューをやることにしました会議・研修

グループ活動の合間を見て、何人かの生徒に聞いてみました。

 

?なんで、”福祉”を学ぼうと思ったの?

(生徒1)中学の先生に勧められました

(生徒2)ひいじいちゃんが施設にいて、そこの職員さんにすごく親切にしてもらって、親がすごく感謝していたから。それで興味を持ちました。

 

?介護の魅力って何だと思う?

(生徒3)その人の「生活を支える」ことってすごく大事。去年、実習に行ったときに「ありがとう」って言われて、こんな自分でも人から感謝されることがあるんだなと嬉しくなりました。

(生徒4)介護をすると、その人自身もそうだけど、その家族の負担も減らすことができるから。みんな幸せですよね。

(生徒5)中学生の時は人と話すのが苦手でした。いまは、人と話すのが好きになりました。自分が変われるとは思ってもいませんでした。だから、介護の仕事ってすごくオススメです!!

 意外とみんなしっかり考えているんだな〜と感心しましたキラキラ

 

芦北高校の福祉科では、「福祉施設でのアルバイト」を推進しています。

数日前もある事業所の方から「芦高生に来てもらえると、施設が明るくなります。職員も喜んでいます」と追加募集の連絡がきました。

介護の大変さがよくクローズアップされがちですが、実際はそれ以上に笑顔と感謝に溢れた素晴らしい仕事です。

少しでも、介護に興味を持ってもらえると嬉しいですピース

介護実習報告会(1年福祉科)

7月、10月に行った福祉施設での介護実習についてまとめ、互いに発表をしました会議・研修

1人ずつプレゼン情報処理・パソコンを作成し、発表することで学びを深めていきます。

施設の概要やサービス利用者の1日の生活の流れなど、それぞれの施設の違いなどを知ることができました。

また、実習先では、利用者の心身の状況に合わせて考えたレクリエーションを実施しました。その工夫点や成果などについても発表しました。

約1年前に入学したこの子たちもやがて「先輩」になります。

自分たちの経験を伝え、引っ張っていくという役目があります。後輩にもアドバイスができるようにしっかり振り返ることができましたにっこり 

鉛筆 Beyond One’s Sight, Into Our Shared Vision


Global Series Vol. 1:Ashikita Scenery


[JP]

 芦北高校農業科の活動を世界へ届ける新シリーズ。

 私たちが大切にしている活動の記録を厳選し、月に一度、英語版としてお届けします。

 第1回は、1月16日の「課題研究発表会」の記録です。


[EN]

Sharing the passion of Ashikita Agricultural High School with the world. Once a month, we present an English edition of our specially selected stories. Vol. 1: Our Senior Research Presentation (Jan 16th).

 


— 2025 Agricultural Department Senior Research Presentation —


A dignified silence, the kind that makes one sit up straight, fills the General Learning Room. This is the "Senior Research Presentation" by our third-year students. The ten minutes granted to each group was far more than a mere explanation of slides.


• One group pursued the potential of cultivation using highly-oxygenated water.
• Another, believing in the potential of venison, labored in the processing room to craft the ideal "miso."
• One group took on the challenge of restoring tree vigor to Sweet Spring citrus, which had been struggling with wildlife damage and decline.
• And another explored new possibilities for cut-flower cultivation within the limited confines of planters.


From every presentation, one could feel the profound weight of the time they have invested since their start in April.


The confidence to speak for ten minutes straight does not come from textbooks. It is forged only through the experience of using one's own hands and mind, and wrestling with problems until the very end. That hard-won confidence permeated every word they spoke.


The first and second-year students watched their seniors' backs in silence. "Will we be able to stand as tall as they do one day?" In their steady gazes, I felt both that quiet self-reflection and a deep respect for their seniors.


As each group leaves the stage, "Graduation" draws ever closer. With every finished presentation, another milestone of their third year comes to a close.


As the Head of the Agricultural Department, watching them from the audience today, I was deeply moved by how dependable they have become. It was a magnificent display.


The "ability to face questions with no answers" you gained through this research will surely serve as a reliable compass on your respective paths.


Carrying these days of seeking answers with your peers as your strength, I truly hope you take flight into your next stage with confidence.


Third-year students, thank you for those exceptional ten minutes.