カテゴリ:農業科
ドローン講習会がありました(農業科1年)
今日は農業科1年生の午後の授業はドローン基礎講習会が行われました。講師は、いつもお世話になっている高峰農園の高峰さんです。高峰さんは、農業にとどまらず、今回のようなドローン講習の講師や映像撮影等、様々なことに取り組んでおられます。以前このブログでも紹介した高峰苺花さんのお父様でもあります。
ドローンについての基本的な情報や法令、職業としてドローンをどのように活用しているか、ドローン操縦体験が、本日の講習の内容です。
農薬散布等の作業に使われる機体は結構大きいですね。でも見た感じよりもずっと軽く感じます。
まずは体育館内でドローンを飛ばしてみます。普段見ることのない景色をモニター越しですが見ることができ、生徒も「おぉー!」と歓声を上げてました。グラウンドから体育館を映した映像は割と大きめのドローンでした。4K撮影ができるもののようで、とてもきれいな映像でした。
小さめのドローンを実際に操縦してみます。コントローラーで、右と左で使い分けて操作するというのと空間に浮いているドローンを操縦するという難しさがあるようですね。
操縦したドローンには、GPSやセンサーが装備されておらず、期待の安定が難しいようですが、練習を繰り返していくうちに安定して機体が飛ぶようになってきたところでレースもしてみました。
最後は、家にドローンを3台持っているという告くんが、少し大きめのセンサーやカメラを搭載してあるドローンを飛ばしてみます。着陸は機体を直視せず、モニターのみを使って行いました。操縦技術もあったと思いますが、指定された位置に安定した着地ができました。
これでドローンに少なからず興味を持った人はいるはずです。ドローンの活用場面は、防災や土木・建築、農林業のみならず、防犯、物流と広がっていくと思います。「お出かけ知事室」では、企業誘致等を要望する声も上がりましたが、知事は地元にある産業を大切にしていくことが重要とも話されていました。今の芦北で重要なことは何なのかということも考えさせられる2日間を送りました。(K)
和紅茶クッキー作り(農業科1年)
10月27日(日)に、エコパーク水俣ふるさと広場で「第6回九州和紅茶サミットinみなまた」を開催されるそうで、芦北高校からも農業科が出展します!
ということで、今日の農業科1年生の食品製造の授業で、水俣産和紅茶を使ったクッキーを作っているという情報を聞きつけ、お邪魔してきました。
先生から授業の作業内容の指示を聞き、早速クッキー作りに入ります。販売する商品となるので、重さや形を揃えるよう言われていました。
これが、和紅茶クッキーの生地です。紅茶が練りこんであるため、けっこう茶色ですね。これを6g/個にして丸めます。
生地をちぎる係と丸める係に分担してどんどん作って天板に並べていきます。ちぎり方や丸め方、並べ方にもそれぞれの個性が表れていて面白かったです。
すぐにポーズをとる人もいますね。いつもは採用しませんが、今回は特別です!
並べられたクッキー生地は、業務用オーブンに入れられ、これまたどんどん焼かれていきます。業務用だけあって焼き上がりも早いんですかね?あっという間に焼けます。
どんどん焼きあがるのを、扇風機で冷まします。
冷めてきたら、箱に移します。これで全部ではありませんが、たくさんできました。多分、今回分が全部焼きあがれば箱いっぱいになるくらいではないでしょうか。
もちろん使ったものは、洗ってきれいに拭き上げます。道具を大事に使うことは大切なことです。
これは生地を作るときに使ったものですかね?休み時間になっても丁寧に洗っているのは西川くんでした。授業が楽しいか聞いてみたら「すっごく楽しいです。でも地獄です。」ん?地獄って?そこの意味は分かりませんでしたが、授業中もクッキー作りも洗い物も楽しそうにしてました。
これは、昨日農業科3年生が作った水俣産の緑茶クッキーとミックスしたスペシャルバージョンです。(販売はありません)どちらも美味しく試食させていただきました。どちらのクッキーも食べると口の中に紅茶や緑茶の味と香りが広がります。見た目よりも風味を強く感じます。
休み時間は、こんな風に更衣室で過ごしているそうで、それぞれの定位置があるみたいです。これって出して大丈夫でしょうか?
「第6回九州和紅茶サミットinみなまた」では、九州各県の紅茶の飲み比べ、みなまたスウィーツの販売、茶さじづくり体験などがあるようです。また、水俣ローズフェスタ秋2024の期間中ということで、水俣ローズマルシェも開催され、バラ園でも、秋バラが見頃らしいので、おいしい紅茶とスウィーツ、美しいバラを楽しみに、エコパーク水俣まで行ってみましょう!詳しくは下のポスターをクリック!(K)
芦高祭に向けてジャムづくり(農業科2年)
今日は芦高祭で販売するジャムづくりをしているということで農業科の食品加工実習室に行ってきました。長靴に履き替え、エアシャワーを浴びて入室した瞬間、甘い香りが漂ってきました。
イチゴを大きな鍋で煮詰めているところでした。本当にむせ返るほどの甘い匂いです。
ブルーベリージャムの準備も進んでいます。グラニュー糖は、塊がなくなるように手で丁寧に潰していきます。このひと手間が大切なんでしょうね。
こちらでは、ジャムに詰める瓶を洗っています。洗った後は、底を上に並べていたので、どうしてなのか生徒に聞くと空気が入らないようにするためだそうです。食品ですから、細かなところまできちんとやることは大事ですね。
洗った瓶を並べ、蓋を準備して、この後に瓶詰の作業になるんでしょうね。ちょっとそこまでは見ている時間がないので、瓶詰めするとこうなります。(料理番組風)
これはマーマレードのようですね。あとはラベルを貼って完成になるのではないでしょうか。芦高祭で発表や展示、販売など芦北高校の今をご覧いただくために準備をしているところです。
令和6年度芦高祭開催期日 11月8日(金)~9日(土)※販売は9日のみ
芦高祭詳細については、またお知らせします。(K)
稲刈り実習(農業科1年)
本日(10月9日(水))は、待ちに待った稲刈りの日です。田植えにも来てもらった佐敷小学校5年生の皆さんと稲を刈ります。
昨日まで雨が続き、実施も危ぶまれましたが、さわやかな秋晴れ(動くと汗は出ます)に恵まれ絶好の稲刈り日和となりました。手刈りで稲を刈るので、注意点などの説明がありました。
いよいよ田んぼの中に入ります。小学生の指導役は高校生です。
田植えのときは、こんな感じでした。
約4カ月前に田植えをしたときの苗は、ひょろひょろっとしてましたが、こんなに立派な実をつけました。
小学生の皆さんは、手際よく稲を刈っていきます。練習でもしてきたんでしょうか?
ほんの数分で、こんな感じになりました。コンバインに負けないスピードです!(それは言い過ぎですが…)
広いところは、農業科の先生が機械で刈り取ります。袋がすぐにいっぱいになります。
こんな風に籾がついた状態で袋に入っています。これを精米すると白米になります。皆さんご存じとは思いますが念のため。
今年は実の付きもよく粒も大きいとのことでした。実際に食べられえるのを楽しみにしておきましょう。芦高祭(11/9)でも販売があると思いますので、お買い求めいただきご賞味ください。(K)
卒業生file №002 高峰苺花(2023.3農業科卒業)
お待たせしました!卒業生file第2弾です!今回は、2023年3月に農業科を卒業した高峰苺花(いちか)さんです。道の駅「たのうら」物産館肥後うららに隣接しているのが「キッチンイチカ」です。お分かりのとおり彼女の名前が店名になっています。
南九州西回り自動車道の田浦ICからすぐのところに道の駅たのうらがあります。
ここにもいましたね。芦北と言えば…言い続けるとが大事です!
お食事処「たばくまん」もあります。太刀魚丼などが有名ですよね!
その一角に「キッチンイチカ」があります。
取材日が平日の午後ということもあり、それほど人は多くありませんでしたが、週末や祝日には賑わいを見せるところです。
この場所は、元々は苺花さんのおじいさんが店舗を構えていたところだということでした。そこを本人とお父さんの飲食店をしたいという思いが一致し、改装して今年7月にオープンしたそうです。お父さんが店舗の全面的なプロデュースを手掛けられたとのことです。
商品へのこだわりのひとつが唐揚げで、お父さんが味のベースを作り、苺花さんは塩分量など細かな調整の研究を重ねたそうです。本人も芦北高校卒業後は、調理師免許取得のため調理師養成の専門学校に通い、様々な料理を学ぶことができたといいます。
もう一つのこだわり、あまなつソフトクリームです。あまなつ100%ジュースを使っているそうで、実際に食べましたが、かなりあまなつの濃厚な味がダイレクトに伝わります。最初は「酸っぱ!」と思いましたが、二口目から柑橘系の甘酸っぱさがしっかりと感じられました。一度食べてみる価値あります。物価高騰や今年は不作のため仕入れが大変とのことでした。経営者としても色々大変なようです。
メニューもかなり豊富です。それでも、このような営業形態でもあるので、どんどんアップロード(進化)していきたいと話してくれました。
大変に感じることはないかという質問にも、忙しさに楽しさを感じたり、今やっていることが趣味のようなものなので苦労はないとのことでした。ただ、掃除を丁寧にしてきれいに保つことが結構大変と言ってました。
将来的には、もっと道の駅「たのうら」が盛り上がってたくさんのお客様に来てもらいたいということ、今は実家である高峰農園が仕入れ先だが、今後は地域の人との関わりをもって仕入れ先も広げていきたいという目標も話してくれました。
店舗情報は、Instagramをご覧ください。
https://www.instagram.com/kitchen_ichica?igsh=MTBwNWM0NXM5bzl5MQ==
営業時間 11:00~16:00
定休日 毎週火曜日 第2水曜日
絶賛アルバイト募集中!だそうです。興味のある方は店舗を訪ねてみてください!
ここでちょこっとインタビュー
Q1 高校生活を振り返ってどうですか?
夏休みの当番実習が一番印象に残っています。暑い中、みんなでデコポンのお世話をした後に、冷蔵庫で冷やされたデコポンを食べて、そのおいしさは忘れられません!それと同時に達成感を感じました!「ヤッター」って感じですね。
Q2 高校生活で頑張ったことは何ですか?
私は、元々人前に出ることが苦手でした。当番実習で移動販売をしていろんな人に声をかけたこと、学校農業クラブ連盟の年次大会で意見発表に出場することになり必死に練習したことが、今の私の溢れるチャレンジ精神を作った言っても過言ではありません。そこで様々な経験をすること、とにかくやってみることが大切だと思いました。そして、何とかなるだろうという楽観的な考えも!
※この意見発表は県大会で最優秀賞を受賞し、九州大会にも出場を果たしました。
Q3 芦北高校に入ってよかったと思えることは何ですか?
農業科に入ったこと、そこで6次産業である1次産業(生産)・2次産業(加工)・3次産業(販売)のすべてを経験することができたことですね。令和2年7月豪雨の経験も含めて、本当に3年間で色々な経験をしましたし、そこから学ぶことも本当にたくさんありました。
Q4 在校生や中学生に一言
まずはやってみること、チャレンジすることが大切ということが自分自身の経験から言えます。その結果、失敗したとしてもそれも経験として今後の糧になります。嫌なことまでやる必要はないですが、チャレンジするということは本当に生きていくうえで大切なことだと思っています!
今は、休日も結局は買い出しなどに時間をとられてしまったり、平日休みなので友人と会う時間もほとんどないと言っていましたが、仕事を頑張る姿勢や地域を盛り上げたいという情熱は、話をしていて十分に伝わりました。今度は、唐揚げ弁当を頼みますね!(K)
※地元にいる芦北高校卒業生の皆さん!この卒業生fileに出ていただける方を募集しています。自薦他薦は問いませんので、芦北高校(清本)までご連絡ください。
久しぶりの田んぼ定点観測
前回の定点観測から1ヶ月近く経ちました。田植えからすると2ヶ月過ぎたくらいですが、実がつき始めたようですね。「実」?というのか分かりませんが…
今日は朝から曇っており、今にも振り出しそうな空模様です。いつもよりは若干ですが涼しさを感じることができました。8月もあと10日余りとなり、そろそろ新学期に向けて準備を急がないといけませんね。(K)
令和6年度熊本県立芦北高等学校体験入学②(農業科)
体験授業が始まりました。各学科、学びの特長をいかした内容となっています。農業科では、学科の説明や食品加工実習としてスノーボール(クッキー)づくりを行っています。さすがに当日作っているものは、お渡しできませんが、事前に準備しておいたものをお土産にお渡ししています。実際に入学するともっとたくさんの種類の食品を作ったりできますよ。(K)
中学校の先生たちに学びを伝える
8月1日(木)芦北高校農業科食品実習棟で芦北郡・水俣市教科等研究会中学校理科部会の研修が行われました。研修に当たって、1年農業科の生徒たちが食品製造で学んだパン製造について、中学校の先生方と一緒に製造実習を行いました。参加された中学校の先生からの質問に対して、生徒たちは緊張しながらも、日ごろの実習で学んだことをしっかり伝えていました
生徒たちからは、『人に伝えるためにはそれなりの準備がいる』『話すのは難しかったし、緊張した』『楽しかった』などの感想を聞くことができました
発酵と焼き上げの間に、3年生の『光合成細菌によるカンキツの生育』に関する研究発表と職員による『クスノキと野菜の病気』に関する授業を行いました。
最後に、出来上がったパンを試食して終了しました!!実習を行う研修会は今年度が初めてだったようで、中学校の先生方も充実した研修になったのではないでしょうか次年度以降もお待ちしております。
#理科
#農業科
#光合成細菌
#農業
#交流
アイスボックスクッキー(農業科)
今日は、農業科3年の実習にお邪魔しました。まずは、エアシャワーでしっかりホコリなどを落として実習室に入室します。そして、手も入念にきれいに洗います。
水曜から農業科でアイスボックスクッキーを製作していて、工程の最後、袋詰め作業を3年生が行います。
ここまでの工程は写真を撮っていないのが残念です。作った生地を切ってこんな風に並べて焼きます。
焼きあがったクッキーを袋詰めしていきますが、正直なところ作業簡単と思ってましたが、説明を聞いていたら、とんでもなく気を使う作業でした。
商品価格が決まっており、1袋に入れる枚数を5枚として重さに差が出ないように1枚1枚の重さを調整しながら、割れないように丁寧に1袋分のクッキーを揃えていきます。大きさや重さはそれぞれ違うということ、最後まで重さが均一になるように調整しなければならないことなど、本当に大変な作業だと思いました。
そして、見映えがいいように袋に入れなければなりません。これを学年を越えて作っているということもすごいと思いました!こうやってできたクッキーがおいしくない訳ないですよ!こんなことが経験できるって普通科卒の私にとってはうらやましい限りです。(K)
田んぼ(定点観測)と青空
田植えから約1ヶ月が経とうとしています。稲は相変わらずすくすくと育っているようです。この画像には映っていませんが、写真を撮りに行くといつも農業科の先生がお世話をされています。たくさん手をかけてこそ、おいしいお米になるんでしょうね。
そして芦北支援学校佐敷分教室さんの実習地では、前回よりもミニトマト(結構大きい)を赤く色づき、オクラの花もきれいに咲いています。このまま無事に収穫までいくといいですね。鳥獣や虫が悪さしないことを願ってます。(K)
農業機械の授業(農業科3年)
農業は、様々な農機具や農業機械を使います。花や野菜、果物を育てるためには、こういった器具の操作や手入れができることも重要です。授業でも言われていましたが、修理も業者に頼めば費用がかかりますが、自分で修理できるなら、その分の支出も抑えられます。大切なことですね。
今日は、刈払機の分解を行っていましたが、小さなころは色んなものを分解したりして遊んでいたので、とても楽しそうな授業に見えました。暑い中、みなさんお疲れ様です。(K)
田植え交流実習(農業科1年生)
本日は農業科1年生で田植え交流会でした。教える前にまずは自分で植える練習です!天候にも恵まれました。(前の授業は水泳でちょっと疲れ気味かも…)
続いて、佐敷分教室のみなさんと交流です。きれいにまっすぐ植えられているようですね。
午前の部も終わって午後からは、佐敷小学校5年生のみなさんと交流です。ホッと一息!
佐敷小学校のみなさんは田んぼのぬかるみでテンションマックスでしたが、河野先生の「顔上げて。一歩下がって。はい植えて!」の号令に合わせながら、頑張って田植えしてました。1年生は苗を分けてあげたり、植え方を教えたり!午後からは、少し曇り空でしたが、そんな雲も吹き飛ばすような小学生のパワーに押され気味でしたが、1年生がとても大人に見えました!(K)
実習風景(農業科2年)
昨日になりますが、農業科2年生の実習にお邪魔しました。それぞれグループに分かれて作業していました。販売実習で花を売りに行ったり(見かけられたらよろしければご購入ください)、水をあげたり、箱詰め作業をしたり、収穫後の作業であったりと、生産から販売までを学ぶことは、とても貴重な経験となります。学校内でも販売してくれるは、私の楽しみの1つです!これから暑くなり作業はとても大変になりますが、頑張ってくれることと思います。(K)
パン作り(農業科)
農業科ではパン作りの実習もしています。そしてその焼いたパンを生徒が売りに来てくれます。
多分、シンプルな材料で作っていると思うので、素朴な味わいです。
今日はプレーンですが、チョコチップやメロンパンを持ってきてくれることもあります。
おやつにいただきます!(K)
お花売ってます!(農業科)
昨日ブログの更新ができてませんでした…。1日1回の更新できず反省しております。
本日は土曜ですが、育友会総会があるので出校日となっています。総会に合わせて、農業科で作られた花や野菜、加工品などが販売されてました。総会後にみたらほとんど完売でした(K)
中庭の花壇手入れ(農業科3年)
今日は天気も良く、気温も現在23℃と暖かいというか少し暑さを感じる陽気となりました。
農業科の3年生が、管理棟の中庭の花壇の手入れをしていました。ここは、普段から事務職員が手入れをしていていつも綺麗にしてありますが、さすが専門的に学んでいる農業科のみんなは、手際よくかつ美しく手入れをしていました。
この花壇は、平成7年度の卒業生から贈られたもののようです。27年ほど経っていてもこのように手入れしていくと美しさを維持できるものですね。(K)
農業科先進地視察研修
今年度はFFKベジテック株式会社様(大津町)と再春館製薬所様(益城町)を訪問しました。
FFKベジテック株式会社は大津町でキャベツやハクサイなど葉物野菜を中心に生産し県内外の中卸の会社に出荷をされている農業法人です。視察では社長の二子石様から軽トラックに野菜を積んで奥様と二人で事業を始め会社を大きくするまでの苦労や野菜の生産や品質へのこだわりなどをお話頂きました。様々な苦労を家族や従業員と乗り越え、更に事業拡大をめざす社長の姿から生徒たちはチャレンジすることの大切さを学んでいました。
午後から訪問した再春館製薬所では化粧品の製造過程や壁のないオフィスなどを視察しました。生徒たちは工場やオフィスを見て、説明してくださった社員の方に色々と質問をしていました。また、化粧品の体験コーナーでは男子生徒も興味津々でお肌の手入れをする姿も見られました。生徒たちは再春館製薬所の働いている方のいきいきとした姿や部署の垣根を越えて共にお客様のために一つになって働く姿が印象に残ったようです。
最後に今回の視察を受け入れてくださった会社の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
さっぱりとして疲れが吹き飛びますよ!
学校の峰崎農場には梅園があります。農業科の食品製造と総合実習の授業で草刈や剪定、堆肥入れ等、
梅の実を収穫するために、様々な管理を行ないます。5月下旬に収穫した梅は、梅干しと梅ジュースに加工
しています。
① 冷凍した梅を半解凍の状態で殺菌したタルに、グラニュー糖→梅→グラニュー糖→梅…と交互に入れて
いきます。最後、一番上がグラニュー糖になるようにします。 グラニュー糖の割合は梅の80%です。
発売を楽しみにしています!
笹原さんは、栽培から加工まで取り組んで頑張っている芦高生を応援してくれる方々の1人です。
そんな方々のためにも、これからもどんなに暑くても、きつくても頑張ります!!
フラワーアレンジメント講習会
7月3日(金)、芦北高校総合学習室にて、熊本県就業支援等プロジェクト事業を活用した
生徒の技術・技能向上講習会「フラワーアレンジメント」を、3名の講師にお出で頂き実施しました。
今回使用した花は、
・カーネーション
・スプレーバラ
・カスミソウ
・ミモザ(グリーン)
・レザーリーフファン
この5種類です。
まずは、花の処理から始めます。
下葉の処理、枝の切り分け、扱いやすい長さにカットなど行います。丁寧にあつかわなければ、
水あげしたばかりの花は、ぽきりと折れてしまうこともあります。
この作業だけで、30分かかりました。
講師の先生のお言葉に衝撃
「肥後グリーン」できました!!
3年農業科野菜専攻生が栽培管理を行なってきた「肥後グリーン」を収穫しました。
たくさんの実習を行なってきました。収穫から1週間ほど追熟させるとより甘く、果肉もやわらかく
なり最高のおいしさとなります。
収穫した肥後グリーンは販売中です。残りわずかですが、ご購入希望の方は農業科野菜担当(宮﨑)まで
ご連絡ください。価格は一玉1100円~800円です。
今年の田植えは、一味違います。
6月5日(金)
朝から芦北はどしゃぶりの雨でした。しかも6月にして最高気温「22℃」
長袖でも肌寒い日でした。しかし、田植えは農業科の中でも大切な行事の一つ。
生徒も先生も「やるぞ!」という気持ちで、雨には負けません。
この田植えでは、昨年から、芦北支援学校佐敷分教室の1年生との交流学習も行っています。
今年も9名の生徒と8名もの先生方が参加をして下さいました。
みなさんこの日をとても楽しみにしてくださっていたようで、「雨が降っても、カッパを着てでも参加
するって生徒たちは言ってます」と、先生からの一言。ありがたく、力強いお言葉でした。
今年の農業科は全学年で60名。
全員で一つひとつ、丁寧に苗を植えていきます。
途中寒くて、水に入れた手が段々とかじかみます。(6月なのに!)
追い討ちをかけるように、突風が吹き、雨脚は強まります。
それでも最後まで、誰も弱音を吐かず、逃げ出さず、植えきることができました。
悪天候の中でも、楽しもうと笑顔で頑張ってくれた農業科や分教室の生徒たちを、心から誇りに思います。
収穫を迎える頃には、きっとさらに成長した君たちになってくれていることでしょう。
そのときが、今からすでに楽しみです。
爽やかな味でおいしいんです!
農業科3年生「食品製造」では“牛乳の加工”という単元で『乳酸飲料』の製造学習を行ないます。
市販されているもので言うと「カルピス」みたいなもの・・・といえばお分かりいただけるでしょう。
水で4~5倍に薄めて飲みます。でも、カルピスは企業が開発した乳酸菌で発酵させ、独自の配合
で作られていますので同じものではありません。本校は乳酸発酵をさせずに、有機酸を添加して製造
しています。ちなみにこの飲み物は日本独特の飲料です。
【製造方法】
①脱脂粉乳(スキムミルク)を水に溶かし、加熱して60度くらいになったらグラニュー糖を加え、
よく混ぜ、80℃~85℃に30分間保持しながら殺菌します。
②その後、40℃以下になるまで冷却します。
③温度が下がったら、有機酸(乳酸・クエン酸・酒石酸)を少量ずつ加えて撹拌します。
④香りづけとして、バニラ・レモン・ネーブルオレンジなどの香料を加え撹拌します。
⑤殺菌したビンに入れ、フタをしてもう一度加熱殺菌し、冷却して出来上がりです。
生徒みんな大好きな飲み物です。もちろん一番に出来立てを氷水で割っていただきました。
一番多いのをみんな狙ってます!! いただきま~す!!おいし~い!!
暑い日はこれが一番です。
1本350円(500ml入り) ご購入を希望される方は農業科(宮嵜・川上)までどうぞ☆
「マフィン」ふっくら焼きあがりました!
農業科2年生「食品製造」では小麦粉を使ったお菓子作りを学びます。
5月19日(木)の実習では「マフィン」を作りました。マフィンはイギリス発祥の焼き菓子です。
実習では、先ず使用する器具の名前や役割を学び、次に作る手順や生地の混ぜ方、そして
なぜふっくら焼きあがるか?などを学びます。
【製造方法】
①無塩マーガリンをやわらかく練って砂糖を加え、白っぽくなるまで混ぜます。
②割りほぐした卵を分離しないように少しずつ加え、ホイッパーでさらに混ぜます。
③ふるった粉を2回に分けて加え、ゴムヘラでさっくり混ぜます。粉っぽさがなくなったら
マフィン型に入れて180度で20~25分焼きます。
初めて自分でお菓子を作ったという人がほとんどで、「こんなにマーガリンがいるの?!」
とか「混ぜるのきついです!!」などなど、食べるだけでは分からない事がたくさんあった
ようです。出来上がったマフィンはどれもふっくら焼きあがり、大満足の出来上がりで
各自持ち帰りました。
今後、大量生産して販売する予定です。お楽しみに!!
☆今週は農業科全てのクラスで5月初旬に摘んだお茶を試飲しています☆
自分たちで摘み取ったお茶ということでよりおいしく感じます。100g入り300円です。
ご購入は農業科 宮嵜・川上までどうぞ。
今年も良いお茶を摘めました!
生徒から「茶摘をしているとお茶の匂いを感じます。」
「一芯三葉をとるのが難しい」などの声を聞くことができました。
おいしいお茶ができるように願いを込めて実習を行いました。
午後からは3年生がお茶の葉を選別しました。
これから水俣の製茶工場で製茶され、出来上がった茶葉を袋に入れ芦高ラベルを貼れ
ば、芦高ブレンドのお茶が完成です!
今日の茶摘実習で収穫したお茶は5月下旬ごろに販売予定です。
おいしいお茶を楽しみに待っててください!
ガスで炊いたご飯!
1年福祉科の家庭総合の授業で調理実習が行われました。メニューは白ご飯、味噌汁、サラダでした。芦北高校に入学して初めての調理実習です。班のみんなと協力して手際よく、美味しく調理しました。
家庭では、炊飯器で炊くご飯ですが・・・今日はガスでご飯を炊くことに挑戦!!沸騰してぶくぶくしているなべを見て感動している生徒達でした。
炊き立てのご飯を山盛りついでいただきま~す!みんなで美味しくいただきました。
いちごジャムできましたよ
イチゴの収穫・苗の片付けの実習の後は、いよいよ「いちごジャム」製造です。
農業科3年生「食品製造」の授業で、二重釜という大きな釜にイチゴとグラニュー糖、ペクチン、クエン酸を加えて煮詰め、
糖度60度に仕上げます。殺菌したビンに詰めて、しっかりフタをします。芦北高校のいちごジャムは果肉を潰さずに丸の
ままゴロゴロと残したタイプ「プレザーブスタイル」です。
加工実習室は甘い香りが充満し、生徒たちは瓶詰めをしながら「おいしそー!!食べたーい!!」と連呼していました。
いつも通り生徒たちみんな、安全で丁寧な実習を心がけてくれたので、出来立てを一番にいただきました。
「おいしーい!もっと食べたーい!」という声がいつまでも響いていました。
瓶詰めされたいちごジャムは細菌検査を受けた後、販売します。
購入を希望される方は農業科(担当:宮嵜・川上)までお知らせください。
200g入り 350円です。
イチゴ!イチゴ!イチゴ!
高峰農園さんには、芦高の実習製品「イチゴジャム」の原料を提供していただいたり、
毎年2年生を現場実習で受け入れてくださったりと、大変お世話になっています。
高峰農園代表の高峰さんは、ごあいさつの中で、
今年は気温差や日照不足の影響でこの10年間の中で最も出来が悪かったとおっしゃられました。
生徒たちも昨年より一回り小さな株や果実を見て、農業の厳しさを肌で感じたようです。
ただ、収穫用の箱を一つずつ手渡されると表情も一変!
小ぶりながらも、宝石のように赤く輝くイチゴを、我先にと競うように摘んでいきます。
摘みながら途中で口の中に放り投げ、その甘さに顔をほころばせていました。
収穫を終えた後は、株のお片付け。
イチゴの株を一つずつ手折ってマルチの上に置いていきます。
生徒たちは、お腹に入れたイチゴパワーで普段の実習の倍速で動き、あっという間に終えることが出来ました。
(片付けの途中でも、株に残っているイチゴパワーを注入している人もちらほら)
このような貴重な体験を毎年させていただく高峰農園さんに心より感謝申し上げます。
また、生徒が作る芦高のイチゴジャム。皆様よろしくお願いいたします。
お待たせしました!
すっかり桜も散ってしまいましたが、まだまだ春真っ盛りですね。
ちょっと残念な雨が続いておりますが、そのおかげで芦北高校を囲む森の木々は、
なんとも鮮やかな緑をきらめかせ、見ていてすっきりとした気持ちにさせてくれます。
そんな今日この頃。農業科では生徒たちが栽培している春花苗の販売を準備しています!
が、今日フライングして、近所のファーマーズマーケットでこぽんさんへ納品してきました!
軽トラックいっぱいのマリーゴールドになんだかウキウキしてしまうのは私だけでしょうか?
芦高では生徒たちが毎日一生懸命実習に取り組み、生物とともに日々成長しています。
ぜひ、その様子をのぞきに芦高農場まで足を運んでいただければ幸いです。
(播種の様子と種まき1週間後のマリーゴールド。これが上の写真のようになるまで根気強い管理が必要です。)
一般販売は以下の通りです↓↓
~草花苗販売のお知らせ~
販売期間:4月20日~5月中旬
※種類によっては数に限りがありますので、ご了承ください。
直売時間:平日16時~17時(芦北高校農場まで直接お越し下さい)
※数が多い場合や時間等は、電話にてご相談下さい。
価格:50円/1ポット
花の種類:マリーゴールド、ペチュニア、ニチニチソウ、メランポジウム、サルビア、ブルーサルビア、マツバボタン、トレニア
~窓口~
芦北高校農業科(門田・井上)
芦北町乙千屋20-2
TEL(0966)82-2034
芦北町産業祭 デコポン祭
本日、芦北町のJAファーマーズマーケットでこぽんで、デコポン祭が行われました。
デコポン祭に芦北高校の販売ブースが設けられ、農業科1年生の生徒達が販売を行いました。
生徒達は、農業科の生徒達が育てた鉢花や製造された加工品などの販売を行いました。
また、林業科からは生しいたけやなんでも掛けなどを販売しました。
会場では、アンパンマンショーなどの様々なイベントが行われ、多くの人でにぎわっていました。
また、生徒達は、販売とは別に、アンケートなども行っていました。
農業科の1年生の皆さん、実習販売大変お疲れ様でした。
また、芦北高校の生産品をお買い上げ頂いたお客様、誠にありがとうございました。
農場に春よ来い
3月1日に卒業生を見送りましたが、今日は多くの中学生が芦北高校を受験しに来てくれています。朝から寒の戻りで雪がちらつく場面もありました。そんな寒い芦北高校ですが、農場にはもう春が来ています。
上の写真は種まきの様子です。
農業科1年生で昨年末~年明けにかけて春に咲く草花の種をまきました。
草花の種はとても小さいのでピンセットを使います。
種をまくのは、「セル成形トレイ」といわれる小さく仕切られた箱が連結しているトレイです。
芦高で使用しているのは288連結のトレイで、1トレイ種をまくのに、慣れた人でも40分かかります。まさに根気のいる作業です。
それから2週間程度ハウスの中に作った育苗トンネルの中で育苗するとこうなります。
外の気温はマイナスまで下がりますが、トンネルの底には電気で温める温床になっており、5度以下にはならないよう管理していきます。みんなお日様の光を求めて葉を広げています。
葉が展開したら、3号のポリポットに鉢上げします。細くてか弱い苗を傷つけないよう一つずつ丁寧に行います。そしてそのまま春まで大切に育苗します。
そして現在・・・(種まきから約2ヶ月経過)
メランポジウム↓ ペチュニア↓葉には毛がびっしり。寒さに強い。
松葉ボタン↓ この葉に癒されます。 トレニア↓
マリーゴールド↓硬いつぼみを付けています。
みなさんに特に紹介したいのが、下の写真の「ポリアンサ」です。
今年芦高で栽培しているポリアンサは、バラの花のように花びらが重なって咲く八重咲きの品種で、その小さくも華やかな美しさから人気があります。
ハウスに来る生徒たちはみな口を揃えて「先生、これすっごくかわいいですね。」と言ってくれます。プラスチックポットに上げても手のひらサイズなので一層愛くるしい姿です。
葉もフリルが付いているので、まるでドレスをまとった女の子のようです。
寒い中でゆっくりと成長する花たちも、私たちが「可愛い!」と言っているのを理解しているように堂々としています。
まだまだ寒い日が続きますが、もう春はすぐそこです。
先進地視察研修(1年農業科)
まず訪れたのは、宇城市三角町戸馳の有限会社宮川洋蘭さん。
こちらでは胡蝶蘭をはじめデンファレ、カトレア、オンシジュームなどおよそ300品種を栽培され、その中でもエピデンドラムでは育成品種で特許を取得し、全国コンクールでは農林水産大臣賞を受賞された経験もある農業法人です。
見事に仕立てられた洋蘭を前に、蘭にあまり親しみのない生徒たちも圧巻されて、担当の西さんのお話に一生懸命耳を傾け、メモを取っていました。
次に訪れたのは、宮川洋蘭さんから車で10分ほど走ったところにある「食と農の体験塾」です。こちらでは、クッキー、ピザ、パンの石釜焼き体験ができます。塾長の宮田さんに出迎えられ、まずはパン生地をこねます。
「あっという間にピザ、パン、クッキーをつくるけんね!」
との宮田さんのお言葉の通り、40分ほどですべて作ることが出来ました。
お手製の石釜に生地を入れれば、数分で焼き上がり、そのあまりの美味しさに生徒も職員も大興奮!!
最後に有機栽培されているお米をお手製の釜で炊いて、みんなでおにぎりを作りました。
炊きたてのお米はとても美味しくて、パンにピザにクッキーを食べた後でしたが、
女子でも大きなおにぎり2個をぺろりと食べていました!
おなかいっぱいになった後は、塾長の宮田さんから「食べることの大切さ」についてお話を頂き、その中でも「なにがなんでも健康が一番。そのためには美味しくて体にいいものを食べること」というお言葉が、生徒たちにはとても印象的だったようです。
素晴らしいお話を聞かせていただいた宮田さんにお礼を伝え、最後に向かうは、熊本県営畑地地帯総合整備事業大口地区果樹園です。
およそ11haの広大な土地は、スピードスプレーヤ(乗用薬剤散布機)がすべての区画が通れるよう整備がされていたり、高品質なミカンを栽培できるようにかん水(水やり)の量が調整できるようになっていたりと様々な工夫がされていました。
また過去に台風で壊滅的打撃をうけた経験から、全区画に防風ネットと防風林が設置されていました。
すべての研修を終え学校に戻った生徒たちは、みな「勉強になりました!」と口を揃えていました。この研修を通して、また一つ生徒たちの成長が見られた1日となりました。
農業科 食品製造(甘夏マーマレード)
農業科1・2年生全員による、芦北産の甘夏みかんを使った「甘夏マーマレード」の製造が始まりました。この芦北高校の「甘夏マーマレード」は地域の特産物「甘夏みかん」を活用し町の特産品となるようにと62年前に開発されました。さわやかな酸味・ほろ苦い果皮と砂糖の甘さが程よく合わさった逸品です。毎年全国各地からご注文をいただいています。丁寧に皮をむき、安全・安心をモットーに真心を込めて今年も製造しています。1ビン200g入りで300円です。ご購入を希望される方は早めに農業科までご連絡ください。
「あしぽん」鋏入れ
小さな春の訪れを感じます。
そんな農業科では、先日毎年恒例である不知火(通称:あしぽん)の
収穫を祝い、鋏(はさみ)入れを行いました。
今年度初めてのあしぽんの収穫に、校長先生はじめ、多くの先生方に
みねさきの傾斜に建つハウスまでお越し頂きました。
果樹専攻生たちの努力と、天候に恵まれ、今年のあしぽんはとても良い出来◎!
不知火は実をつけると枝が重くなります。
そのため、枝が折れることを防止するために、良い実を残し一玉ずつ麻紐で吊り上げます。
大変な管理ですが、そのおかげで、大きくて艶のある美しい果実ができました。
まずは、校長先生が枝に鋏をいれます。
校長先生もあしぽんの出来に大満足のこの表情で、思わず笑顔がこぼれます!
今年度卒業する果樹専攻生4名が代表して鋏入れを行いました。
1年でもっとも嬉しい収穫の喜びを感じられたひと時でした。
これから毎日あしぽんの収穫実習が始まります。
生徒にとっても、職員にとっても怒涛の日々ですが、
この収穫があるから、夏の暑い日の灼熱ハウス地獄や高所での台風対策も、
手足が凍るような寒さでの実習も励めるのです。
生徒が手塩にかけて栽培している「あしぽん」、ぜひご賞味下さい!!
佐敷中学校一人一鉢運動その後・・・
去る12月8日に佐敷中学校にて行った「一人一鉢運動」。
その活動の記録を1枚のパネルにまとめました。
それをぜひ佐敷中学校に飾ってもらおうと、
農業科1年生を代表し3名の生徒が、佐敷中学校を訪問させていただきました。
佐敷中学校の門をくぐると、吉海校長先生はじめ、2名の先生方と
環境美化委員会の生徒さんに迎えられ、校長室にて無事お渡しすることが出来ました。
校長室に置かれたテーブルの中央には、芦高シクラメンが飾られていました。
吉海校長先生から
「お越しいただくお客さまに、芦高のシクラメンだと紹介しています。
これからも頑張ってください!」
との力強いお言葉を頂き、生徒ともども大変誇らしい気持ちになるとともに、
これからも良い実習製品の生産にむけて、気の引き締まる思いでした。
佐敷中学校にて「一人一鉢運動」花植え交流会
佐敷中学校の環境委員会が企画した「一人一鉢運動」は、今年度の卒業生と来年度の入学生のために、それぞれ卒業式と入学式で飾る花をその名の通り、一人一鉢ずつ育てるという活動です。
そこで、芦校生に植え方の指導に来てほしいという依頼を受け、農業科1年生で出向くことになりました。
土の準備から植え方や管理方法などを、それぞれ緊張しながらも、無事説明し、花植えとなりました。全校生徒と先生方あわせて200人以上を相手に生徒たちも頑張りました。
とまどう中学生の手に高校生が手を添えながら共に花を植える姿を見て、農業科に入学して8ヶ月の生徒たちの成長を心から感じられた日となりました。
佐敷中学校のみなさん、ありがとうございました。
今年度の卒業式と来年度の入学式が楽しみですね。
就農教育推進講演会
11月17日(月)農業科全学年を対象に就農教育推進講演会がおこなわれました。
稲刈り!大収穫!!
秋晴れの晴天の中、1年農業科で稲刈りを行いました。
↑【水田の前で稲穂を手にパチリ。】
今年は雨が多く、太陽の光が少なかったため生育に少し不安がありましたが、
ベテランの先生方の丁寧な指導や管理のおかげで、
芦高乙千屋水田の稲は見事にたわわな稲穂をつけてくれました!!
↑【両手いっぱいに抱えた稲穂。垂れ下がって重そうです。】
2反の水田すべてを手刈りというわけにはいきませんでしたが、
先日の台風18号で倒れてしまった1枚と、コンバインで刈り取れない角の四隅を
鎌を手にせっせと刈り取りました。
稲刈り初体験という生徒もおり、「怪我するかも・・・」と、
救急箱片手に水田へ向かいましたが、絆創膏と消毒液は日の目を見ることなく
無事に稲刈りは終了しました。
↑【収穫を無事に終えて嬉しそう。青空が輝いてます。】
このお米は芦高祭1日目の収穫感謝祭で、全校生徒へ振舞われ、
収穫への感謝の気持ちを芦高生全員で分かち合います。
また、芦高祭2日目には販売も行いますので、
ぜひぜひ、収穫の喜びとその味をご家庭に持ち帰っていただけたならと
思います。
最後に・・・
「いやー、台風19号がくる前にすべて終わってよかったー!!」
という農業科職員のつぶやきでした。
芦高食品製造室便り
それぞれ200g入り300円です。来校又は芦高の生徒さんを通じてご購入いただけます。
球磨産のモモをひとつひとつ丁寧に皮と種を取り除きさいの目に切り、果肉をゴロゴロ残した「プレザーブスタイル」のジャムです。モモのやさしい味と香りにご好評いただいております。
ぶどうジャムは不知火の農家さんから仕入れたブドウは一旦凍結させます。そして、房を取り除き、洗浄後2重釜で加熱します。その後‘パルパーフィニッシャ‘という機械で果汁と果皮・種に分けます。果汁に砂糖、クエン酸、ペクチンを加え糖度60度に仕上げ、コップテスト(水の中にジャムを1滴落として凝固を確認するテスト)完了後ビンに詰めていきます。
今年はビンに加えて、新しくビニールパックを導入しました。①ゴミの軽量化②スプーン要らず③軽くて割れる心配が無く扱いやすいという利点があり、3年生の課題研究でも取り上げて調査研究を行ってきました。農業科では安心安全な製品作りだけでなく、食べ終わった後のゴミ分別や消費者の気持ちなどを考える学習も行っています。
10月4日あそ熊本空港のイベント「空の日フェスタ」に参加し実習製品の販売に行ってきます。
芦高果樹園便り
芦高農業科では、ただいま芦高祭や秋冬の販売に向けて、
毎日生徒たちが作物や果樹、草花の管理に力を入れています。
今回は果樹園の今の様子をお届けします。
ビー玉ほどだった「肥の豊(果実)」も大きく生長し、今では野球のボールをこえる大きさになりました。
果実の重さで枝が折れないように、1つひとつの果実をひもで吊しています。
「果実の調査1(肥の豊)」
肥の豊の果実肥大調査を実施しています。
今年はどんな結果が得られるか楽しみにしています。
「果実の調査2(太秋柿)」
5月に摘果した太秋カキもすくすく大きくなり11月には収穫を迎えます。
現在、肥大中!
芦北支援学校交流会その2
フェルト工作と紙工作を一緒に取り組み、とても有意義な時間を過ごすことができました。
そのときの活動風景をご紹介します。
↓フェルト製作の様子。
支援学校の先生に手順を教えて頂き、生徒同士でも楽しく盛り上がっています。
↓紙工作の様子。みんなでと一丸となって取り組みます。
次回は10月頃この交流会を実施する予定です。
生徒たちと職員一同、心より楽しみにしています。
就業支援プロジェクトにおける室内園芸装飾講習会を行いました
今回はそのうちの一つを紹介します。
先日、「就業支援プロジェクト」における室内園芸装飾技能の講習会を、
芦高2年農業科を対象に講師を招いて行いました。
室内園芸装飾とは、簡単に言えば、屋内に観葉植物を置いたり、大きなインドアガーデンを作製することです。
今回は熊本県の職業能力開発協会が実施する「室内園芸装飾作業3級」実技試験の基準に基づいて、講習会をしていただきました。
まずは、必要に応じて鉢替えをします。そして、地面に1mの円を描き、緑化テープで周りを囲んで場所を作ります。
その中に花を鉢ごと配置し、新聞紙で隙間を埋めていきます。花の配置にも、さまざまな工夫があります!
講師の先生の「花には表と裏がある。」というお言葉が印象的でした。表側を正面にくるよう配置します。
その上から、見栄えをよくするために、ミズゴケを敷き詰め、さらに手前には寒水石と呼ばれる装飾用の砂利を並べれば完成です。
2時間半の講習でしたが、完成させた作品の前で写真に写る顔は、一人ひとり達成感にあふれてました。
芦北支援学校交流会
芦高3年農業科12名の生徒たちとで、交流会を行いました。
芦北支援学校のみなさんが普段されているフェルト作製と、紙工作を芦高生も一緒に体験をしてきました。
限られた時間でしたが、とてもわきあいあいとして、笑い声のたえないとても有意義な交流会となりました。
お別れのときには、職員も含めて全員に、手作りのフェルトでできたネーム入れと、
紙工作で作った各々の名刺をプレゼントしていただきました!!
とても素敵で、心のこもったおもてなしに心から感謝いたします。
生徒の活動風景の写真は、後日アップいたします!
農業科 田植え
前日まで、「降水確率70%」との予報で、
雨カッパを用意しなくちゃならないかもしれない。
と、思っていましたが、当日は曇り空で涼しく、
最高の天候の中で田植えを行うことができました。
今年は、農業科の1・2・3年生の計53人に加え、芦北支援学校佐敷分教室の1年生3人と先生方も参加してくださいました。
4時間の田植えは、まさに骨の折れる作業ですが、みんな最後まで一生懸命頑張りました。
休憩時間には、田んぼのなかで相撲をとったり、近くの川に入ったり、女子も男子も先生も、みんながどろどろになりながら、わきあいあいとした雰囲気で締めくくることができました。
今年の品種はうるち米の「くまさんの力」です。暑さに強い品種だそう。
1年生の授業内で管理を行い、11月の収穫に向けて大切に育てていきます。
フラワーアレンジメントに挑戦!
農業科1、2年生の授業の中で、フラワーアレンジメントを行いました。
オアシスという吸水フォームに花材を差して、アレンジメントを完成させます。
本来であれば、アレンジメントの基本の形がありますが、
今回は自由な発想で作品を作ってもらうために、
花の差し方やオアシスの扱い方など、本的なことだけを説明してあとは、
生徒たちに「おまかせ」。
すると、なんとも個性的な作品の数々が完成しました!!
全員、使った花はピンクのカーネーションのみ。
それに引き立て役のグリーンは、みねさき演習林から採取してきた
モミジ、ナンテン、ワラビ(葉)、などなど・・・
私自身初めてのフラワーアレンジの授業でしたが、
生徒ともども
「身近にあるもので、こんなに楽しい作品が作れるんだ!」
ということを再発見した授業となりました。
きれいなお花はいかがですか?
農業科では今年も春の花苗の販売を始めました!
今日は早速購入する先生の姿も。
愛情こめてせっせと毎日水やりをしている花達を、
嬉しそうに笑顔で抱えて帰られる先生を見て、
こちらも自然と笑顔になりました。
芦高のお花たちはお家の彩りに一役も二役もかってくれます!
そんなお花たち。一株50円で元気に販売中。
50円の笑顔を味わいに、ぜひ農場に来てみませんか?
販売時間:平日 16:00~17:00
場所:芦北高校 農場
旬の花苗:マリーゴールド、ペチュニア、トレニア、サルビア、ニチニチソウ
※多めに準備が必要なときは、芦北高校にお電話いただけると幸いです。
農業科で茶摘みをしました
1限目から4限目までみっちり手で摘みました。終わりかけは暑さでへとへと・・・
でしたが、なんと!!
93.8kgという近頃では最高記録を打ち出しました!!(ちなみに昨年は約78kg)
そして摘み取り後は、3年生の食品専攻生が3時間かけてひとつひとつ選別を行い、
枝や枯葉などを丁寧に取り除きました。
おいしいお茶が楽しみですね!
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