学校生活

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普通科 通潤魂の時間(総合的な探究の時間)合同発表会

3月9日(水)に普通科1・2年生による総探合同発表会が行われました。

本校の総探は「通潤魂の時間」とよばれており、週1時間の授業の取り組みになります。

これまで、チームのメンバーと一緒に、山都町役場をはじめ地域のたくさんの方々のご協力をいただき活動をしてきました。

今回は、地域の課題について探究した成果を主体的に発表することで、これまでの取り組みのまとめとするものです。

 

1年生はポスターセッションということで、模造紙にまとめた内容を3分間で発表しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発表後は、聴者からの質問タイムです。

それぞれの班でたくさんの質問がなされ、発表者が丁寧に応えていました。

1学期にご講演いただいた梅田町長をはじめ、山都町役場の職員の方にも発表を見に来ていただき、アドバイス等をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年生の発表テーマは以下のとおりです。

 1班 「山都町にカフェを作ったら?」        

 2班 「山都町の空き家について」         

 3班 「よりよい山都町にするために~私たちができることは何か~」

 4班 「山都町の魅力を発信させようプロジェクト」  

 5班 「山都町の観光資源を活用して移住者を増やし、少子高齢化を止めよう大作戦!!」

 6班 「~Make Our School Sustainable~」     

 

2年生はプレゼンテーション発表ということで、スライドを作成し発表を行いました。

今年度は1人1台ずつタブレットが使えるようになったため、分担して作成した各自のデータを共有しながら

動画も使用した素晴らしいスライドを完成させました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

司会進行も生徒自身で行いました。

2年生の発表にも多くの質問がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年生の発表テーマは以下のとおりです。

 1班 地域の農業を守れ【害獣対策】

 2班 パンフレットをPOPに!  

 3班 子供に不人気な郷土料理「かすよせ」を人気にするために

 4班 結婚するなら山都町

 5班 廃校・再興・最高!

 6班 矢部高魅力化プロジェクト!! 

 

発表後は聴者による評価が行われました。

梅田町長からも、発表について講評をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒たちは、1年ないし2年をかけて探究活動に取り組み、とても素晴らしい発表をしてくれました。

地域の課題について調べ、自分たちに何ができるかを模索した総探の授業で身に付いたことはたくさんありました。

自ら考え、行動する主体性、チームで協力して取り組む協働性、自分の意思を分かりやすく伝えるプレゼンテーション能力、

今後必要不可欠なこの3つの力が矢部高生には十分備わってきていると思いますので、

自信を持ってこれからの学習や様々な活動に活かして欲しいと思います。

この生徒たちの活動のためにご協力いただいた地域の方々に、心より感謝申し上げます。

インフォメーション 林業科学科 スマート専門高校の実現 大型のレーザー加工機導入

林業科学科では、熊本県産材を活用した様々な木工製品を

林産物利用の時間を活用して製作しています。

 

加工にはデジタル技術を活用したものもあり、

熊本県立大学佐藤研究室から借用したレーザー加工機を使って

彫刻やカットを活用した製品(好き!通潤パズルなど)を製作してきました。

 

この成果が認められて

今年度、文部科学省の「デジタル化対応産業教育装置の整備」事業を活用して

新しいレーザー加工機(EpilogLaser社のFusionPro48)を導入しました。

早速、林業科学科の2年生が活用しています。

 

出力が大きく大型のレーザー加工機で、これまで以上に様々な活用ができます。

ドローンの導入に続き、スマート専門高校の実現に向けてまた前進しました。

文化祭の一般公開ではこの機械を活用した製品や

名前入れの実演販売などを行いぜひ多くの方に見ていただきたいと思っています。

 

今後も林業科学科の進化を応援よろしくお願いします。

お祝い 林業科学科 髙島先生還暦のお祝い

林業科学科の髙島先生は、昨年8月に還暦を迎えられ、

今年度限りでご勇退されます。

 

先日、全職員で還暦のお祝いをしました。

コロナ禍のため祝宴とはいきませんでしたが、

職員会議の終わりに、花束と記念品の贈呈を行い全員で還暦を祝福しました。

 

髙島先生は、

矢部高校に2回赴任し通算20年の長い間勤務されました。

36年の長きにわたって熊本県の林業教育に携わり、

公務員や企業など全国で活躍する教え子の方がたくさんいます。

今後は、教職を離れ林業にかかわる仕事をもう少し続けられるようですが、

体に気を付けられて頑張ってください。

お祝い 41人の卒業生が学舎を旅立ちました!!

令和3年度の卒業証書授与式(卒業式)が

3月1日に挙行され、41人の卒業生が3年間の高校生活を終え、

学び舎から旅立ちました。

 

今年度も、新型コロナウイルス感染症対策のために

出席者を卒業生、保護者、職員に限定して開催することになり、

本来なら在校生や来賓、同窓生の皆様が出席されて盛大な式典となるはずでしたが、

まん延等重点防止措置の実施期間でもあり3年連続で縮小しての卒業式となりました。

 

今年度の卒業生数は以下のとおりです。

食農科学科 13人

林業科学科  4人

普通科   24人

 (ビジネス類型11人、進学類型13人)

 

卒業式後には、生徒会が作成した在校生全員のメッセージと

思い出の写真のスライドを収録した動画を上映し、

出席は叶いませんでしたが、直接先輩方に伝えたかった思いを届けました。

 

卒業生の皆さん卒業おめでとうございます。

進路は大学、短大、専門学校、公務員、就職など様々ですが、

社会人として、自分のためはもとより

人のため、地域のため、社会のために頑張ってください。

 

 

 

 

 

お祝い 全商協会三種目以上1級合格者表彰!

全国商業高等学校協会主催の検定には9つの試験がありますが

その中で3つ以上1級に合格すると表彰されることになっています。

本校からは2名の卒業生(普通科ビジネス類型)が表彰されました。

この表彰は本校では5年ぶりで、しかも2名が受賞するという素晴らしい

結果を残してくれました。

 

井上さん(電卓・ビジネス文書・情報処理検定1級合格)

 

 

 

 

 

 

 

 

岩部さん(電卓・簿記・情報処理検定1級合格)

 

 

 

 

 

 

 

 

本校では、商業科目の学習は2年生からということで、1級を3つ取得するというのは

大変難しいことです。

2人とも、放課後に残って勉強したり家庭学習を積み重ねたりして合格することができました。

特に、簿記の検定は本校では授業をしていない「原価計算」という分野の内容があり、

岩部さんはほぼ独学で猛勉強をして合格をつかみ取りました。

 

今年の3年生は、資格取得に意欲的で最後まで向上心を持ってよく頑張りました。

目標を定め、それに向かって計画を立て地道に頑張っていくというプロセスは

きっと今後の糧になると思います。

この経験を活かして、卒業後も新しい分野で活躍して欲しいと願っています。