学校生活

カテゴリ:林業科学科

鉛筆 林業科学科 国家資格「測量士補」にチャレンジ!

林業科学科では、国家資格「測量士補」の受験も指導しています。

 


今日は試験本番、福岡市の西南学院大学で2・3年生の3人が受験しました。

 


難しい試験ですが、昨年12月からコツコツと勉強を頑張ってきました。

受験にあたって、宇佐美工業の逆瀬川様からご自身でまとめられた、

過去問頻出問題集などを生徒たちのために御提供いただくなど、多くの方々からの御支援や応援メッセージをいただきました。

お祝い 林業科学科 日本森林学会高校生ポスター発表で優秀賞受賞

第134回日本森林学会大会 第10回高校生ポスター発表が鳥取市で開催され、

27日にオンラインによる表彰式があり、林業科学科の発表が優秀賞を受賞しました。

 

全国の高校からSSHの取り組みや科学部、森林・林業学科の課題研究の取り組みなど

森林に関する高校生の探究的な学習成果の30テーマを学術関係者の審査を受け、

特別賞3題、優秀賞3題、最優秀賞2題が選考されました。

 

林業科学科からは

 「林業のチカラ×ふくしの心」ものづくりで地域の課題解決! と題して

 林業科学科2年の堂上さん、森崎さん、赤星さん(矢部中)、

         坂本さん(蘇陽中)、上田さん(桜木中)、境さん(玉稜中)

 の6名が発表しました。

 

その結果、優秀賞を受賞し2年連続の受賞となりました。

林業と福祉の連携、製造工程管理の工夫、木育活動などの取り組みが評価され、

継続的な取り組みを毎年発展させていること等を評価していただきました。

 

 

 

この研究に際して協力いただいた、

山都町社会福祉協議会、㈱Re学、上天草高校福祉科、上天草市立中南小学校、ASEの皆様に感謝いたします。

今後も継続した研究活動を実施していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

林業科学科 1年生の木工実習(ミツバチの巣箱)

林業科学科では、課題研究の授業を中心にニホンミツバチの養蜂技術の研究を行っています。

これに関連して、1年生は総合実習の時間に木工実習でミツバチの巣箱を製作しました。

 

5月末から製作を始めて、他の実習や行事が途中に入ったりしながら作っています。

最後に焼き杉加工をして完成です。

1月までかかってやっと完成させることができました。

 

器用な生徒や木工が好きな生徒もいますが、

ものづくりを苦手に感じている生徒もいます。

 

ペアで互いに確認しながら一人一つの作品ができました。

 

この巣箱は、町内外の養蜂に興味がある方に予約販売で提供しています。

      

林業科学科 (仮称)山都町総合体育館建築工事現場見学

林業科学科の1~3年生は、

山都町長原に建設中の(仮称)山都町総合体育館の建築工事現場の見学をしました。

 

現場では、山都町役場で働く林業科OBの西山さんから説明をいただきました

はじめに、木材トラス構造の屋根の構造と材料についてお話しいただき、

木材で鉄鋼を挟む構造になっており、積雪50cmまで耐えることのできる強固な構造であり

この木材はすべて山都町の町有林のヒノキの間伐材を利用していると教えていただきました。

 

耐荷試験用のモックアップを見学し最終的な屋根の構造をイメージ図を見ながら

解説していただきました。

また、コンクリート壁に木目をつけるための型枠をつかってどのように見えるかを

試験するモックアップも見学し、アリーナやエントランスを作っている現場も外から見せていただきました。

 

生徒達は今年の11月に完成予定の新しい体育館のデザインをイメージしながら見学することができました。

 

今回の見学会のお世話をしていただいた山都町役場の西山様、工事を中断して見せていただいた西松建設の皆様、マイナス2度の寒い中林業科学科の生徒のためにお時間を作っていただき大変感謝いたします。ありがとうございました。

 

インフォメーション 林業科学科 新しい林内作業車の納品

林業科学科では、演習林で間伐実習を行っています

間伐材は、4mの長さに玉切りして林道まで運搬しています。

 

運搬には、林内作業車というウインチとワイヤロープがついた運搬車を使っています

現在使っている林内作業車はまだまだ使えますが、

20年以上使っており故障もでてきたので更新の要望を県教委にお願いしていたところ

今回、新しく購入することができました。

 

今日は、新しい林内作業車の納品があり、1年生の総合実習の時間と重なったため

1年生も一緒に納品された業者から使用方法の説明を受けました。

 

新しい林内作業車は、ラジコン操作(離れたところからリモコンでウインチを操作)できる製品で

林内での作業効率が上がります。ダンプ装置もついているので運搬した木材を土場で簡単に下ろすことができます。

安全性も向上しておりこれまで以上に安全な実習をすることができます。

この機械を活用してこれからも林業・木材産業の担い手、公務員林業職の担い手の育成をがんばります。

 

林業科学科 石材加工の技術を学習

林業科学科2年生が授業で取り組んでいる「石橋石工研修(全5回)」は、今回が最終日です。

 

前回の授業で石を削って、扇形にする実習を行いましたが、
最後まで完成させる事ができませんでした。

 
途中までできた要石を、講師の山下さんと藤原さんが仕事の合間をぬって形を整えていただき、
今日は、高さをそろえる作業と石の幅をそろえる作業を行ないました。

 
削りたい場所を大きく削って一気に仕上げたいところですが、なかなかうまく割る事ができません。

 
少しでも凸部があると石と石を組み合わせたときに隙間が空いてうまくいきません。
初めての石の加工のためなかなか進みませんでしたので、講師の先生に手伝ってもらいながら仕上げました。

 

完成した要石を使って実際の石橋にはめ込みました。

微調整をしながら完成させることができました。

 

研修の最後に修了証をいただきました

 

 

花丸 林業科学科 熊本県教育長を表敬訪問

”農業高校の甲子園” 日本学校農業クラブ全国大会令和4年度北陸大会の

意見発表会分野III類(ヒューマンサービス)で「最優秀賞」「文部科学大臣賞」を受賞した

林業科学科3年の 岸本さん(吹田市青山台中)が

 

12月13日熊本県教育委員会を表敬訪問しました。

農業鑑定競技会(分野「森林」)で最優秀賞だった芦北高校林業科の村上さん

と二人で白石教育長に受賞を報告。

 

白石教育長から激励の言葉をいただきました。

 

インフォメーション 林業科学科 九州中央自動車道矢部清和道路の中心杭を揮毫

九州の中央を横断し熊本県と宮崎県を繋ぐ「九州中央自動車道」の

山都通潤橋ICから清和IC(仮称)の区間で事業化された「矢部清和道路」の中心杭打ち式が

清和文楽館で開催されました。

 

この式典に際して、国土交通省熊本河川国道事務所から

本校林業科学科1年の佐伯さん(五ヶ瀬中)に

中心杭への揮毫が依頼され、合計9本の中心杭の揮毫を行いました。

 

式典では、蒲島郁夫熊本県知事から佐伯さんに感謝状が授与され、

佐伯さんから会場の皆さんに向けて揮毫に込めた思いを発表しました。

 

式典には蒲島知事、梅田町長、坂本衆議院議員(代理)など多くの関係者が出席され、

佐伯さんに蒲島知事から声をかけていただくなど

佐伯さん自身が非常に良い経験をすることができました。

 

蒲島知事の名前の入った中心杭は矢部高校に贈呈され

玄関に展示してあります。矢部高校にお越しの際は是非ご覧ください。

 

矢部高校のすぐ近くに開通する”山都通潤橋IC”は令和5年度中に供用予定です。

九州の各地域とますます近くなる山都町の活性化のために

これからも矢部高等学校は頑張ります。

 

 

 

 

会議・研修 林業科学科 火の国ボランティアフェスティバルin葦水

火の国ボランティアフェスティバルin葦水(Web開催)に際して、

山都町内でボランティア活動をされている方々がWeb視聴を行われるということで、

本校林業科学科と食農科学科食・生活コースに社会福祉協議会との連携に関する発表の依頼があり、

 

12月10日に矢部保健福祉センター千寿苑で

認知症予防パズル「好き!通潤パズル」の取り組みを発表しました。

今回から2年生に発表者をバトンタッチして初めての発表です。

 発表したのは 林業科学科2年 坂本さん(蘇陽中)、上田さん(桜木中)、森崎さん、堂上さん(矢部中)の4人です。

 

初めての発表でしたが、堂々と行うことができました。

また、家庭クラブの全国大会3位の発表DVDの視聴もあり、

町内のボランティア組織の方々に矢部の取り組みを紹介することができました。

 

 

ハート Oneteam プロジェクト 人権フェスティバルのボッチャコーナーに参加

矢部高校林業科学科と上天草高校福祉科の共同事業

「林業のちから×ふくしの心」

林業科学科2、3年生は福祉について学ぶ高校生との交流を行い、

実際に介護の現場で仕事することを目指す高校生と交流して、

認知症予防や福祉に関する広い分野で林業の力を活かすために、

上天草高校の福祉科との交流を行っています。

 

今回、

老若男女、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に、そして競い合えるスポーツ「ボッチャ」を

上天草高校の生徒が交流している肢体不自由の小学生が友達と遊べるようなぼっちゃ「ランプ」を林業科学科で試作しました。

 

共同で製作したボッチャランプをぜひ紹介したいと、

熊本ボッチャ協会に相談したところ

熊本県人権フェスティバルのボッチャコーナーに参加して、

来場者の皆さんに紹介する機会をいただきました。

 

県人権同和政策課の皆さんの協力もあり

12月4日、熊本テルサで開催された熊本県人権フェスティバルの会場で、

矢部高校と上天草高校の生徒がボッチャコーナーの運営のお手伝いをさせていただきました。

小学生や来場した方とボッチャを楽しんだり、「ボッチャランプ」の紹介をしたりと

大変貴重な体験をさせていただくことができました。

 

関係者の皆様、突然のお願いにも関わらず

ご協力いただき、参加させていただきありがとうございました。

 

今後は、試作したボッチャランプを上天草の小学生に使っていただき、

特別支援学級の先生からアドバイスをいただいて

改良を行い、完成したものを小学校に寄贈する予定です。