小国高校ブログ
1学年「尚志」小国郷町歩きを実施しました
9月22日(月)、地域探究活動の一環として、小国町・南小国町の観光地や地域資源を巡るフィールドワーク(小国郷町歩き)を実施しました。今回の活動の目的は、生徒たちが実際に地域を訪れ、自然や観光資源、まちの雰囲気に直に触れることで、小国郷を「自分ごと」として捉え直し、今後の探究活動に活かす新たな視点を得ることにあります。
また、同日に「地域みらい留学」体験入学も行われ、県外から本校に関心を持つ中学生が参加。在校生と一緒に行動し、黒川温泉や杖立温泉での活動を通して、本校の学びや地域との関わりを肌で感じていただく貴重な機会となりました。
当日は、小雨が心配される空模様でしたが、無事に全行程を予定通り行うことができました。
●鍋ヶ滝(小国町)
まず最初に向かったのは、小国町の名所「鍋ヶ滝」。到着後は、滝の裏側にも回り込める珍しい景観を楽しみなが ら、自然の美しさと力強さを体感しました。生徒たちは、写真を撮ったり、水の音に耳を傾けたりと、思い思いの方法で自然とのふれあいを楽しんでいました。
●黒川温泉(南小国町)
次に訪れたのは、全国的にも有名な観光地「黒川温泉」。温泉街を散策しながら、地域の文化や景観の工夫、観光とまちづくりのつながりなどについて観察を行いました。歴史ある町並みと、自然と調和した景観づくりに、生徒たちは強い関心を寄せていました。もちろん、食べ歩きもたっぷり楽しみました!!
●杖立温泉(小国町)
午後からは、小国町の「杖立温泉」へ移動。昼食後には、地域の特色である「蒸し場体験」をしました。冷凍肉まん、卵のほか、自分で持参したサツマイモなどを蒸していました。蒸し場を初めて体験した生徒も多く、自分の身近な地域の生活文化を知る機会となりました。その後は温泉街を自由に散策し、地域の魅力や課題を探る時間となりました。地元の方との会話を通じて、町のもつ可能性を肌で感じた生徒も多かったようです。
最後に、今回のフィールドワークを通して、生徒たちはこれまでの教室での学びとは異なる、五感を使ったリアルな学びを経験することができました。それぞれの地域で得た気づきや発見は、今後の探究活動の中でさらに深められていくことでしょう。また、地域の方々をはじめ、ご協力いただいた皆様に深く感謝申し上げます。
令和7年度小国高校フェスティバルの御案内
9月19日(金)・20日(土)に、本校の文化祭「小国高校フェスティバル」を開催いたします。
生徒たちの、普段見ることのできない、意外な一面を見ることができるかもしれません。生徒・職員全員で力を合わせ、皆さんに喜んでいただけるフェスティバルになるよう頑張ります!!
みなさんのご来校、ぜひお待ちしております。
「中高一貫便り」第1号 ~体験入学の様子をご紹介~
中高一貫教育3校(小国中学校・南小国中学校・小国高校)で発行している「中高一貫だより」、今年度の第1号が完成しました!
今年度は小国高校が作成を担当しています。
今回は、先日行われた「体験入学」の様子を紹介しています。
中学生のみなさんが高校での授業を体験したり、高校生と一緒にグループワークに挑戦した様子を写真とともにお届けします。
トップページ右側のリンクからぜひご覧ください!
吹奏楽部が「3県交流コンサート2025」で演奏しました!
8月31日(日)熊本市上通りアーケード入り口の「びぷれす広場」で「3県交流コンサート2025」に吹奏楽部が小国中学校吹奏楽部と合同バンドで演奏しました。このコンサートには昨年に続き、2度目の参加でした。大勢の観客を前に心温まる、息の合った小国サウンドを披露することができました。本校以外も県内の八代白百合学園高校の他、長崎県や福岡県の高校も演奏を披露され、非常に有意義なコンサートになりました。フィナーレは合同合唱で「BELIEVE」をみんなで歌いました。小国中学校のみなさん、一緒に演奏してくださり、本当にありがとうございました。
「熊本版COREハイスクール夏合宿」に、小国高校の生徒が参加!【総合的な探究の時間】
地域と未来を創る 高校生の挑戦!
8月7日に開催された牛深高校主催で開催された「熊本版COREハイスクール夏合宿」に、小国高校の生徒が参加しました!
オンラインで牛深高校の生徒と交流し、それぞれの地域の課題について熱い議論を交わしました。
崇城大学の内藤豊先生の講話では、イノベーションを起こす人材に必要な資質として「熱意」「個性」「論理的思考」「つながり力」があることを学びました。
そこで生徒たちが注目したのは、小国町と牛深に共通する「空き家問題」と南小国町の代表的な観光名所「黒川温泉」。
「どうすれば地域を元気にできるだろう?」
生徒たちは、黒川温泉の周辺地域の改革や小国町の未来を見据えた空き家活用のアイデアを真剣に考えました。
「空き家を地域の人や学校が協力して活用できたら、もっと地域が明るく元気になるのではないかと思いました。」
「ビジョンがあってもありきたりなものであれば新たな価値観は創ることができないので今後は自分の強みを見つけていきたいなと思いました。」
この合宿で得た学びと出会いを胸に、生徒たちの探究活動はこれからが本番です。
子どもの可能性は無限大。
小国高校では、地域と深く関わる学びを通じて、将来社会で活躍できる力を育みます。