学校生活 南稜NOW

2020年11月の記事一覧

晴れ 【総合農業科・環境コース】人吉東小学校ほこすぎフェスタ参加!

晴天に恵まれた本日、

人吉東小学校「ほこすぎフェスタ」

子供たちの元気な声と共に、活気溢れる時間となりました!

総合農業科環境コースから

2年生 木村、久保山

1年生 高田、中村孔、中村元、平田、松崎

計7名が参加。

総合農業科の生徒たちが育てたシクラメンや古代米、トマト、ダイコン、白菜、椎茸などの販売に加え、

ヒノキとクスノキの鉋屑を使った木育ワークショップを実施!

農産物は完売!

ワークショップにも150名を超える参加があり、大変充実した時間でした。

「僕、大きくなったら南稜高校に行くね!」

嬉しい声も聞かれた時間になりました興奮・ヤッター!

 

関係者の皆様、ありがとうございました!

フラワーアレンジメント講習会

11月20日(金)フラワーアレンジメント講習会を開催しました。総合農業科植物コース2年生が参加しまし、切り花の取り扱い方やアレンジメントの基本的な知識と技術を身につけました。

科学と人間生活 光合成色素抽出実験

1年総合農業科と1年生活経営科の科学と人間生活の授業では、紅葉のしくみを学習しています。

今年は学校の紅葉の色づきが早く、燃えるような赤や黄色になっています。

緑葉・紅葉に含まれる光合成色素を分離する実験を行いました。

  葉っぱを細かく刻み      抽出液を入れて擦る         抽出液に色がつきます

 抽出液をろ紙にしみこませ    スポットが大きくならないように注意しながら作業を進めました

 しっかり乾燥させ                       展開液に入れます

 観察しています         熱心に見ています        いろいろな色素が観察できました

光合成を葉っぱの色から考察する授業となりました。この後、授業で紅葉の仕組みを学習します。

 

 

会議・研修 【総合農業科・環境コース】「産学懇談会」農業部会代表発表!

令和2年度(2020年度)熊本県産業教育振興会「産学懇談会」

くまもと森都心プラザ・プラザホール

「専門高校生徒の研究・実践発表」

環境コースより、

3年 黒肥地、星原、山口

2年 長岡、溝辺

1年 大川内、中村

代表7名が、環境保全活動を軸とした地域活性化の実践活動を報告しました。

今年度はコロナ渦もあり、オンラインやリモート発表での大会がほとんどの中、

100名近い御来賓の皆様の前で発表する機会を頂くことができ、大変良い経験となりました。

工業や商業、福祉、家庭および農業分野の各分野における代表校の発表にも多くの刺激を受けました。

今後も、この様な素晴らしい舞台に御招待頂けるよう地域と連携した活動を進めて行きます。

和牛の登録審査と見方(令和2年度専門高校プロジェクト学習支援事業)

 総合農業科3年畜産専攻生、2年動物コース生は球磨地域農業協同組合の方々に来校して頂き、「和牛の登録審査と見方」について学習しました。

 まずは全体会。登録審査の歴史など、興味深い話を聞かせて頂きました。登録審査とはウシの体型に点数をつけ、登録することです。ウシは人間と同じように1頭1頭、体型が異なります。「良い体型」を決められており、その体型に近いウシが点数が高い体型となります。

 次にウシの身体測定、牛体測定を行いました。

 ウシの牛体測定は専門の道具「体尺計」「キャリパ」「巻き尺」を使って行います。まずは見本を見せてもらいました。予想はしていましたがそれ以上に上手い。受講した生徒には将来、畜産経営を行う予定の生徒がいれば、動物に興味があって学んでいる生徒もいますので、現段階で経験や知識に差があります。この牛体測定、分かっている人には分かるうまさがありました。動きが機敏だし、声出しが明確だし、測定する部位が明確だし、コンビネーションがあうんの呼吸で行われるし。おそらく、専門の方々の中でも上手いと思います。そのうまさに気付いた生徒もおりました。「この方々が球磨の和牛を支えている」それだけで嬉しくなりました。

「坐骨幅」を計測している様子です。「この辺」ではなく、「ここ」。専門家の方々は骨を触って、みなが同じ場所を測定します。

 次に生徒が測定してみました。ウシの立たせ方、測定場所の違いで測定結果は大きく異なります。生徒諸君、ハッキリ覚えて下さい。

「キャリパはこうやって持ちなさい」専門知識の高い方々なのに、生徒には基礎の基礎から教えて下さりました。

最後は生徒の謝辞で終えました。

時間の都合上、「審査」に関しては説明だけでしたが、とても具体的な説明を聞くことができました。

全体をとおしてとても奥が深く、かつ基礎基本が学べる有意義な学習会でした。そして「贅沢」だと感じました。球磨畜産農業協同組合指導課の方々が5人も来校して頂き、生徒に事細かに教えて下さる。サッカーでたとえると生徒5、6人に対して1人Jリーガーが来て教えて下さるような感じです。

指導課長の大西さんは「人吉球磨地域を支える人材、畜産を支える人材、畜産を理解し、支援してくれる人材に育ってくれればという思いです。また、呼んで下さい。」とおっしゃいました。この地域には農業・畜産の文化があり、その文化は様々な人の想いで支えられていることも学ぶことができました。本当にありがとうございました。