「球磨農林学」は教科「農業」の学校設定科目で総合農業科、食品科学、生活経営科が履修します。郷土愛を醸成し、未来の人吉・球磨をデザインすることを目的とします。
総合農業科1年の「球磨農林学」初めての授業風景を紹介します。
本時のテーマは「球磨農林学で何を学ぶか、どのような力をつけるか理解する。」です。
地域のことについてしっかり語れるようになろう、最終目標として学科集会でコースのことや学校のことを話してくれた先輩方みたいに集会や人前で発表できるようになろうということで、本日はあえてマイクを使った授業展開となっています。
「人吉球磨の魅力は何ですか。」
「自然が豊か」「米がおいしい」「果物が豊富」「温泉がある」「人情がある」等挙手をして積極的な発言がとぎれることなくありました。
「あなたは20年後人吉球磨に住みますか。その理由は」自分の20年後を想像し、考えをまとめます。
将来人吉球磨に住んでいる。人吉球磨から離れる。それぞれ班を作り、一人一人の意見を共有し班でまとめて代表者が発表します。
住みたい理由は、住み慣れた場所だから、人吉球磨が大好きだから、就農して地域を支えたい等。
離れる理由は、都会でやりたいことがあるから、人吉球磨では就職先が限られるから、一度は都会で生活したい憧れ等たくさんの意見がありました。
これから2年間で、人吉球磨地域や基幹産業である農林業について、実習や現地調査、プレゼンを交えて学び、見識を深めていきます。