学校生活 南稜NOW

2018年11月の記事一覧

建設産業ガイダンス

熊本県(土木部監理課)が主催する「新熊本県建設産業振興プラン・アクションプログラム」に基づく、
建設産業ガイダンスが熊本市総合体育館で開催され、13の建設業の出展企業と若手職員4人による講話が行われました。
講話では、普通高校から建設業に入社した方や他業種から転職した方、女性職員の立場による講話は生徒にとって身近な話でした。

各ブースでは、業界の仕事へのこだわりや分かり易く動画を使い説明していただきました。
学校の学習では聞くことのできない詳しい話しや貴重な資料をもらい、今後の学習に活かしていきたい。 


 
 

農業機械実習

生産科学科3年生の農業機械の授業で、ガソリンエンジンの分解・組み立ての
実技試験が行われました。
さて、元通りに動くでしょうか。


絨毯

紅葉がすすみ落ち葉が目立つようになってきました。校内には赤や黄色の落ち葉の絨
毯が見られます。この後は掃除が大変です。






自動車学校説明会

11月14日に近隣にある3つの自動車学校にお越しいただき自動車学校説明会を行
いました。本校3年生とその保護者も真剣に説明を聞いていました。自動車は必需品
ですが一歩間違うと大惨事になりかねません。しっかりと知識と技術を習得して欲し
いと思います。
自動車学校を卒業する頃には南稜高校からも卒業となります。南稜での毎日を、大切
に過ごしましょう。


繁殖技術講習会事前学習1

 11月21日、本校では宮崎大学の獣医師の先生を招き、「繁殖技術講習会」を実施する予定です。その道の専門家に直接教わることが出来る、数少ないチャンス。そこではより、専門的なことを学べるよう、事前学習会を実施しました。

 繁殖技術講習会の内容は「牛の直腸検査技術習得」。直腸検査は勿論、超音波画像診断装置を活用した技術についても教わる予定です。

 直腸検査については練習を積んでいますが、なかなか上達しません。その原因の1つとして「見えない」ことが上げられます。

 直腸検査で子宮を触診する際、想像しやすくするためにも、ゼンカイミートさんから提供して頂いた牛の雌の生殖器を用いて学習を積みました。

 牛の雌の生殖器です。卵巣と子宮からなります。各場所の名称、覚えました。

 ちつ鏡を用いて、子宮外口をのぞいてみました。ちつ鏡をつかったことは初めてです。生きている牛では失敗できないので、やったことありません。生殖器を用いて練習です。牛が発情したとき、子宮は収縮し、子宮外口は開きます。今回は柔らかい状態で、子宮外口は閉じていました。発情していないときと同じ形です。

 雌の生殖器を持ってもらって、人工授精の練習です。ほとんどの牛は人工授精で妊娠します。人工授精するときは片手を直腸に入れ、直腸ごしに子宮をつかみ、操作します。もう片方の手は精液注入器を軽く押し込みます。生徒はヒダが有って通しにくい、子宮頸管を通すのに苦労していました。「平常心、平常心。ゆっくり、ゆっくり。」見えていてもうまくいかない。技術を得るためには練習が必要だと感じました。

 ちつ鏡、人工授精と練習したら、次は中身。解剖に移ります。

 先ほど、精液注入器の挿入を妨げていた、子宮頸管の内側です。見てみると精液注入器が引っかかり、通らなかった原因が分かったようです。

 2枚の写真は左右、卵巣の断面です。分かる人には分かる。興奮するほどきれいな卵胞と黄体を見ることが出来ました。卵胞が破裂して卵子が出る。それが排卵で・・・・。黄体ホルモンが出続けることで妊娠が維持されて・・・。少しマニアックになるのでやめておきます。

 今回はゼンカイミート様から牛の雌の生殖器を提供して頂けたおかげで貴重な学習を積むことが出来ました。生徒達は見えない生殖器を見ることで、イメージしやすくなったようです。

 直腸検査の練習を含めて繁殖技術講習会の準備を進めます。

食味官能検査

 11月14日(水)コメの食味官能検査を行いました。
 「南稜米」「南稜米(古米)」「朝日米」を評価項目6つ(香り・外観・味・粘り・硬さ・総合評価)を基に検査しました。
 

 

 
比べてみれば違い少しあるよな、ないような。2年生にとって初めての食味官能検査は少し難しかったようです。また、おかずもなく、ふりかけもかけない。コメだけを食べること自体、新鮮な経験だったようです。

検査後の人気投票の結果は?

黄色の朝日米が1位となりました。今年から栽培を始めた朝日米、生徒にも好評でした。

ご飯を食べた後の生徒の一言。

「水が美味いぜ!」

「実に美味しそう。」

2018くまもと農業フェア

「2018くまもと農業フェア」が熊本県農業公園カントリーパークで開催されました。県下農業関係高校すべてが参加し、農産物販売を行いました。本校からは総合農業科2年の4人が参加し、農産物販売、学科体験(みかんジュースづくり、草花寄せ植え)を行いました。天候にも恵まれ多くの来場者で賑わいました。



・球磨農林学・球磨地域学 講演会(2018/11/13)

・球磨農林学・球磨地域学 講演会(2018/11/13)
11月13日(火)名城大学名誉教授の杉下潤二先生をお迎えし、「縄文人は人吉球磨が大好きだった」という演題で、御講演を頂きました。
学校設定科目「球磨農林学」、「球磨地域学」とSPH事業の一環です。
○約1万年前の縄文時代、人吉球磨地方は、九州で最も住みやすい地であった。遺跡の数や分布の実態から分かる。森林が野生動物(シカ・イノシシ)をはぐくみ食糧が豊富だったからではないか。
○その後、霧島火山帯の大噴火により、この地域の縄文人は全滅し、次世代の弥生人の先祖にはならなかったのではないか。遺跡出土層位から分かる。
○約2千年前の弥生時代、狩猟から農耕定住の生活体系になり、人吉球磨地方は過疎地になってしまった。火山噴火災害、河川の氾濫、寒冷などがその原因ではないか。
○人吉球磨が住んでみたい場所(住まば都)になるためには、「住めば都」という生き物の帰巣本能から脱却することが必要である。住んでみたくなる場所の条件:食べ物がある=お金が稼げる・働く場所があるか、医療の充実、文化・福祉・安全・教育の充実など生きていく価値観に対応できるものがないといけない。

メモを取りながら拝聴

質問コーナー

生徒会長 前田君 お礼の言葉

プラント焼酎の製造(減圧蒸留)~その2「一次仕込み」~(2018/11/9)

 食品科学科3年の醸造の授業で取り組んでいる、プラント焼酎(減圧蒸留)の製造。
今日は「一次仕込み」を行います。

 
 2日前の授業で製造した米麹。全体が菌糸で白く覆われています。

 
 汲水と米麹を仕込み用のタンクに入れ、

 
 最後に一人一人が願いを込めながら米麹を加え、一次仕込みは完了です!おいしい
焼酎になりますように。

 次回の実習は11月16日(金)、「二次仕込み」を行います。

・南稜祭 2日目壁新聞コンクール(2018/11/11)

・南稜祭 2日目壁新聞コンクール(2018/11/11)
11月11日(日)南稜祭2日目、壁新聞コンクールを行いました。3年園芸科学科、2年総合農業科からの出品。審査投票をしていただきました。
旧校から新校へのバトンを意識した内容、日頃の学習の成果を発表した内容、取材のため足を運んでまとめたものが評価されました。
3年園芸科学科「U生まれ変わる S素晴らしい A新しい南稜高校 カーモンベイビーNanryou!」
3年園芸科学科「園芸科学科学習内容の紹介」
2年総合農業科1組「『牛』について」
2年総合農業科2組「新南稜高校1期生のSchool Life」

投票箱に投票

昔を思い出し懐かしがっておられました



プラント焼酎の製造(減圧蒸留)~その1「製麹」~(2018/11/7)

 食品科学科3年の醸造の授業で、プラント焼酎(減圧蒸留)の製造が始まりました。
今回は製麹を行います。

 
 
 蒸した米を適温まで冷まして種麹を混ぜ、
 
 
 自動製麹機に移し、2日間かけて麹菌を繁殖させます。

 次の実習は11月9日(金)、「一次仕込み」を行います。

・南稜祭 2日目エキシビジョンマッチ(2018/11/11)

・南稜祭 2日目エキシビジョンマッチ(2018/11/11)
11月11日(日)南稜祭で、車イスバスケットボールのエキシビジョンマッチを行いました。山本行文さん(昨年の開校記念式典の講師)らのチームと、普通科2年のチームが対戦しました。


山本行文さん(写真右 昨年の開校記念式典の講師)


・南稜祭 農産物品評会1日目(2018/11/10)

・南稜祭 農産物品評会1日目(2018/11/10)
11月10日(土)南稜祭の農産物品評会 1日目。
午後1時から3時まで、「農産物品評会」がありました。
天候にも恵まれ、たくさん来ていただきました。
明日、11日(日)は、9:30から午後2時まで、一般開放です。
たくさんの御来場をお待ちしています。




・南稜祭1日目(2018/11/10)

・南稜祭1日目(2018/11/10)
11月10日(土)南稜祭 1日目。
午前は、「ステージ発表」。午後1時から3時まで、「販売」、「展示発表」がありました。
天候にも恵まれ、たくさん来ていただきました。
明日、11日(日)は、9:30から午後2時まで、一般開放です。
たくさんの御来場をお待ちしています。



















緒方勇二県議も来校