7月27日、熊本市内の会場に県内の専門高校生50人が集まり、グローバルチャレンジオンライン研修が行われました。本校からは3年総合農業科の税所君、坂本さん、内田君、2年総合農業科の小倉君、佐藤君、星原君の6名が参加しました。
午前中は事前研修として5人ずつのグループに分かれ、まず日本語と英語で自己紹介をしました。その後個人の目標設定をしてグループ内で一人ずつ述べた後、グループの目標を話し合って決め、全体に発表しました。
午後からは2つの国と結び、オンライン研修を行いました。1つめはアルビレックス新潟シンガポールCEOの難波修二郎さんによるキャリアプラン形成セミナーでした。難波さんのこれまでの経験や、海外から見た日本のこと、日本の今後の動向を見据えてなぜ海外に行くべきなのか等について話して下さいました。
2つめはジャパンアグリチャレンジの迫田昌さんによる、タイにおける日本農業の可能性についてのオンラインセミナーでした。迫田さんは高温多湿の気候で害虫も多いタイで、安価で美味しいトマト作りに取り組んでおられます。タイの農業の課題や、課題解決の取り組みについて話して下さいました。
初めのうちは若干おとなしかった生徒たちも、研修の終盤では積極的に質疑を行いました。最後に本校の税所君が代表して謝辞を行い、研修を締めくくりました。
次回の研修会は8月2日に計画されており、当日は現地の高校生との交流会も行われる予定です。この研修で積極的に意見を交わすことによってコミュニケーション能力を向上させるとともにグローバルな視野を広げ、将来は世界に羽ばたく人材に育ってほしいと期待しています。