書道Ⅱの授業では、漢字の書体すべてを学習します。
その中で、二番目に古い書体「隷書(れいしょ)体」の学習をしました。
隷書体…南稜高校の中では…「生徒指導室」の看板が、隷書体で書かれています。
また、お札の〇〇円や日本銀行の文字が隷書体です。
隷書体が普及したのは、紙が発明され始めた頃にさかのぼります。
記録を残すため木、竹、石に文字を残していました。
普段は紙に書いていますが、木に書く体験をするため、各家庭の表札を作ることにしました。
まずは、半紙で練習をしっかりと…
紙に書くのとは違い、墨の濃度、つけ方、書き進めるスピードにも配慮しなければなりません。
そして一度きり…緊張感を保ちながら、制作に臨みました。
それぞれに緊張しながらも、納得のいく表札を仕上げることができました。
記念に残る、いい体験ができたのではないでしょうか。
次の授業は、もっとも古い書体、篆書(てんしょ)体に挑戦です!
9月27日(土)(※当日はオープンスクール開催)に本校水田圃場の稲刈りを実施しました。総合農業科3年作物専攻生4名が株式会社ISEKI Japan 九州カンパニーのご協力で最新の自脱コンバイン(HJ6130)でスマート農業を学ぶことができました。
持参された資料の説明を受け、本校所有の自脱コンバインと運転操作の比較をすることができました。
まずは本校の自脱コンバインを運転しました。操作が難しく、スピードも遅かったです。次に最新のコンバインを運転しました。その大きさに圧倒されましたが、操作は簡単でスピードも速かったです。
途中で雨が降り始めましたが、無事に終えることができました。今後は南稜米販売に向けて学習活動を進めます。
残暑の中でも、元気にゴルフはじめました。11月に予定しているコースでのラウンドに向けて頑張ります。
9月24日(水)、深田小学校の6年生の皆さんが南稜高校を訪れました。
社会科の歴史の授業で学習した室町文化(茶道)の体験と、キャリア教育の一環で南稜高校の各学科の学習の様子を見学しました。
【茶道体験】
【食品科学科見学】
【農場見学】
あいにくの雨でしたが、南稜高校の取組をしっかり見学してもらいました。
とても楽しかったという感想が多い中、「南稜高校に入学して、将来、農業をやりたい!」という人もいました。
充実した学校見学となりました。
9月24日(水)のLHRは、ストレス対処について学びました。
各クラスの保健委員さんが司会進行役です。
グループワークやロールプレイなどに取り組みました。
与えられた話題について、グループワークやロールプレイなどに取り組む中で、相手の話を聞くときの具体的なせりふを共有しました
「3つのあいづち」
➀うんうん
➁へぇ
➂だよねぇ
「エピソードを引き出す3つの技」
➀例えば?
➁ほかには?
➂それで?
最初はぎこちなかったグループもありましたが、対話を通してだんだん打ち解けていったようです。
さいごのまとめでは「みんなそれぞれいろんな悩みを持っている」「いろんな解決法を聞けてよかった」などの声がありました。
1年生の総合農業科の生徒たちは、園芸から畜産、林業、農業土木と幅広く勉強をします。今日は、終日、人吉・球磨地域の林業について校外学習に行きました。初めて樹木を伐採する現場を見て、たくさんの発見があったようです。
くま中央森林組合にて林業とはどのような仕事かを学びました。
山江村の木材搬出現場です。実際にチェーンソーで伐採するところを見せていただき、その後、フォワーダやプロセッサ、グラップルなどを操作させていただきました。
この山では、12月に植林活動があり、環境コースも参加予定です。
午後からは、苗木生産現場を視察しました。新しく開発された「コンテナ苗」というものを見せていただきました。
今年、総合農業科には3人の教育実習の先生方が来られています。そのうち2人が南稜高校の先輩。2週目となる今週は、研究授業を行っています。3人ともしっかりと教材研究をされて、素晴らしい授業をしていました。
2年生の「果樹」の授業です。
2年生の「作物」の授業です。
2年生の「畜産」の授業です。
どの先生も、グループワークや発表などを取り入れた素晴らしい授業でした。
南稜高校に先生として戻ってきてくれるのを心待ちにしています。
2年生の環境コースは、初めて小馬床演習に行きました。昨年は、夏休みの演習林実習が台風や大雨でできなかったのです。校内では、環境整備や木材加工、測量などをしてきましたが、改めて演習林で実習をしてみて林業がどのようなものかを感じることができたようです。
今年の冬に間伐実習をする場所です。チェーンソーの資格も取ったので、頑張ります!!!。
JAくま あさぎり支所で行われた令和7年度JAくま青壮年部大会に総合農業科の1年生が参加しました。これは人吉・球磨地域の若手の農家さんたちの研修で、盟友の主張や看板コンクール、動画発表会などを行うものです。
とても大きな大会で、来賓には国会議員の方が来られて、生徒たちは驚いていました。
盟友の主張、若い農家さんの熱い思いに刺激を受けました。
特別に南稜高校の意見発表(星原さん)とプロジェクト発表(伊東さん)も行われ、南稜高校の取組も伝えることができました。地域と南稜高校が連携して、人吉・球磨地域の農業を発展させていきたいですね!!!。
小動物の授業では、2学期になるとふれあい動物体験が行われ、人吉・球磨地域の小学生や保育園生がたくさん来校されます。現在、その準備の真っ最中ですが、小動物舎周りの木の枝を剪定していると、たくさんのヤギが集まってきました。
ヤギは草を食べますが、木の葉も食べます。これは「エノキ」といい大好物なのです♪
3年生の環境コース林業専攻は小馬床演習林に行きました。刈り払い機で下刈りをした後、熊本県立大学の一柳先生と共に森林の保水力調査の調査を行いました。とはいえ、今年は雨が少なく、例年よりもデータが少ないです。
保水力調査を効率的にするためにカメラ(5分ごと撮影)を設置することにしました。
これにより、大雨の前後の調査の負担を軽減できます。
スギの大木です。どのような結果が出るか楽しみです。
これからも頑張ります!
3年生進路激励会を実施しました。メインは模擬面接です。各クラス代表が個人面接と集団面接を行いました。面接官役はキャリアサポーターのほか、3名の育友会の皆様に協力していただきました。育友会からは激励の言葉と、激励品として一勝地駅の入場券(「地に足をつけて一勝を勝ち取れ」という必勝祈願の切符)をいただきました。まずは、16日から始まる就職試験で一勝を積み重ねてほしいと願っています。
進行は生徒会の2名が行いました。
代表の生徒は緊張しながらもきちんとした受け答えができていました。
集団面接の模擬面接。座る姿勢も大切です。
協力してくださった育友会の皆さん。激励品をいただきました。
動物コースが日々実習をしている神殿原農場では、牛を飼育しています。今年の夏に、たくさんの子牛が生まれました。畜産業をする上では、このように子牛が生まれることが重要になってきます。(畜産の経営として大切なことなのです。)
それにしても赤ちゃんは可愛いですね♪。自然と笑顔がこぼれます。
3年生の林業専攻は、南稜祭で販売するベンチの製作をしています。部材の準備は製材、カンナがけから始めており、部材の墨付けまで終わり、角ノミ盤や丸鋸で『ホゾ』や『ホゾ穴』もできました。ただ、ここからが大切です。
部材には、「前脚右」「後脚左」等、場所がわかるようにテープを貼っておきます。
機械である程度、加工をしましたが、ここからはノミを使って調整をしていきます。
これらのベンチは、南稜祭で販売します。みんな頑張っていますね。
3年生の農業土木専攻は、雨庭の管理をしました。中学生の皆さんは、『雨庭』を知っていますか?。今年も全国各地で水害が発生しました。あまりにも強い雨で、川に流れる水が間に合わず、増水するのです。そういう時のために雨庭は必要です。(調べてみてくださいね♪。)
南稜高校のグラウンドには、雨庭が設置してあります。
二学期が始まり、生徒たちは、早速実習を頑張っています。環境コースの2年生は、授業内で環境整備を行っています。夏休みの間に雑草は繁茂し、苗畑では、クヌギの苗が見えなくなっていました。
夏休みに刈り払い機の資格を取った2年生は上手に、刈り払い機を操作していました。
壁木はトリマーという機械で枝を切っていきます。まだまだ暑い日が続きますが、頑張ってくださいね。