学校生活
校外研修
10月21日(金)に、校外研修が行われました。
今年度は御船町を中心に、合計3カ所を巡りました。
まずは、御船町恐竜博物館。
はじめに、学芸員の方に化石についてお話をしていただきました。
恐竜の生態や歴史、化石の発掘方法、さらにはその期間のキャンプ生活の様子など、とても興味深いお話でした。
「化石は人類の宝である」という言葉がとても印象的でした。
説明が終わり、さっそく展示室へ足を運ぶと、そこには大迫力の恐竜の化石が・・・!
想像を超える恐竜の大きさに、生徒たちは圧倒されていました。
恐竜だけでなく、古生物や人類の歴史に関する展示もあり、幅広い知識を得ることができました。
次に、イオンモール熊本へ行きました。
はじめに、スタッフの方にイオンモール熊本についてお話をしていただきました。
「お客様第一」の理念は、商業科で学ぶ私たちにとってたいへん大きな学びとなりました。
さらにイオンモール熊本は、従業員の方々が働きやすい環境づくりにも注力されており、この点に関心をもった生徒も多かったようです。
説明の後は、いよいよ自由時間です。
買い物や食事を存分に楽しむことができたようで、「また来たい!」といった声も聞こえてきました。
最後に、御船窯で陶芸体験をしました。
生徒たちの多くは初めての陶芸で、作り方の説明をとても真剣に聞いていました。
製作中の生徒たちはとても楽しそうで、「もうちょっとこうしたら?」などとアドバイスし合っている場面もありました。
仕上がりは、このようになりました!
まさに「世界に一つだけ」の、個性あふれる素晴らしい作品になりました。
11月頃に焼き上がったものが届くとのことで、生徒たちは完成を心待ちにしています。
今回もまた1つ、楽しい思い出をつくることができました。
それだけではなく、今後の授業や販売実習に活かすことができる学びもあったようで、とても充実した1日を過ごすことができました。
今後もさらに充実した学校生活を送ってもらいたいと思います。
熊本県高等学校定時制・通信制文化大会
10月16日(日)に、熊本県高等学校定時制・通信制文化大会が開催されました。
今年度は3年ぶりの熊本県立劇場での開催となり、県内の定時制・通信制高校が一堂に会しました。
また、今回は久しぶりに全プログラムが行われ、盛りだくさんな内容となっていました。
午前の部:各校代表生徒による生活体験発表
昼食時間:各校の作品展示、湧心館高校定時制によるランチタイムショップ
午後の部:生徒会報告、各校のステージ発表、湧心館高校定時制和太鼓部によるアトラクション
本校は、展示の部と生活体験発表の部に参加しました。
展示の部では、生徒が作り上げた絵手紙や切り絵、光を用いた作品、折り紙などを展示しました。
お互いに協力しながら準備を行い、本校生徒の魅力があふれる空間にすることができました。
生活体験発表の部では、本校代表生徒が『挑戦』という題目で、将来への強い思いを込めた素晴らしい内容を発表してくれました。
その他の生徒たちもしっかりと他校の発表を聞き、「共感した」「心を打たれた」など、友人と感想を共有していました。
現地開催は多くの生徒にとって初めてでしたが、生徒たちはとても楽しめたようで、終始笑顔に満ちていました。
他校の活動を知るだけでなく、仲間たちの頑張る姿や個性あふれる作品などを実際に見ることができ、充実した1日となりました。
銀座熊本館「創業祭&くまもとのお肉フェア」販売実習
10月7日(金)~9日(日)に、銀座熊本館「創業祭&くまもとのお肉フェア」販売実習が行われました。
イベントは9月27日(火)~10月17日(月)の期間で開催されていますが、このうち10月8日(土)については、生徒による販売をさせていただきました。
今回の販売実習に際して、ホームページだけでなく、銀座熊本館公式フェイスブック・ツイッター等でも告知していただきました。
実習は、前日の7日(金)から始まりました。
銀座熊本館にてスタッフの方々との自己紹介をし、最初に館内を案内していただきました。
その後、実習当日のことについて打ち合わせをしていると・・・
なんと、くまモンが電撃来館・・・!!!
さっそくどら焼きを手に、一緒にPRをすることができました。
当日8日(土)は、開館前に商品陳列や補充の手順、接客の仕方などについて、入念にチェックを行いました。
また、この時間を使って県内商品の売り場も見学し、売れ筋TOP3の商品などについてご説明いただきました。
そして、いよいよ迎えた販売本番。
開館直後から途切れることなく、たくさんのお客様にご来館いただきました。
館内だけでなく、出入口に立ってのPRも全力で行いました。
どら焼き販売だけでなく、県内商品およびスタンプラリーの案内や説明も行うなど、幅広く接客を行い、どら焼き販売以外にも携わることができました。
結果として、この日予定していた個数は全て完売し、急遽追加で販売した分についても完売することができました。
販売以外にも、他県のアンテナショップを視察・見学するなど、学校生活だけでは得られない学びを持ち帰ることができました。
今回の販売実習にあたっては、首都圏のお客様だけではなく、熊本出身のお客様も数多く来館され、温かいお言葉をいただきました。
また、本校同窓会の皆様からは激励のお言葉やお土産をいただき、大変嬉しい思いをしました。
それだけではなく、新たな課題を発見することもできました。
今回は、どら焼きの販売を通じて水俣・芦北地域のPRを行うことを目標としていました。
しかし、実際に来館されたお客様は、我々のことを「熊本県の物産に精通しているプロ」として接してくださり、県内商品の案内などで戸惑うこともありました。
そこで、熊本県内の商品についても事前にしっかり勉強しておくことで、スムーズな接客やどら焼き販売のきっかけにつなぐことができたのではないかと感じました。
今後は、どら焼きの販売はもちろんのこと、新たな共同商品開発や県内各地の観光名所・商品等のPRにも力を注いでいきたいと思います。
ご来館くださった皆様、本当にありがとうございました!
今後とも、本校のどら焼きをどうぞよろしくお願いします。
「この事業は、水俣芦北地域振興計画に基づく地域振興事業として、水俣・芦北地域振興財団の助成により実施しています。」
第1回講師招へい授業(商業科)
9月27日(火)の1・2時間目に、講師招へい授業が行われました。
これは商業科における取組の一環で、生徒たちがさまざまな学びを展開できる貴重な機会となっています。
今回は講師として、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータ 館長の北田様、館員の大塚様にお越しいただきました。
まず前半では、これまでの振り返りを行った後、講師の方々にお話をしていただきました。
今年リニューアルオープンした道の駅みなまたの様子や、新しい施設に関してご説明いただき、水俣市を盛り上げるための取組などを学ぶことができました。
後半では、3・4年生がグループに分かれ、それぞれがプレゼンを行いました。
プレゼン内容は、各班でオリジナルのメニューを考案し、道の駅みなまたでの販売を想定した価格設定や製造・販売方法なども考えるというものでした。
A班は、エコパーク水俣内にある「バラ園」を意識した、バラパフェとプリンタルトを考案しました。
バラをイメージした材料を加えるなどの工夫を凝らし、見た目だけでなく、食感や手頃さにもこだわった一品を考えていました。
B班は、年間を通じて販売できる、かつ“SNS映え”も狙ったパンケーキを考案しました。
商品自体へのこだわりはもちろん、販売方法やお客さんを楽しませる工夫までしっかり考えられた、高校生ならではの発表でした。
C班は、種類豊富で、見ても食べても楽しいミニピザを考案しました。
もち麦を中心とした地元の材料を使用することにこだわった「ご当地ピザ」にし、さらに、大きさや販売方法にも工夫を重ね、幅広い客層をターゲットとしたアイデアでした。
プレゼンの後は、それぞれのアイデアについて講師の方々にご講評をいただきました。
講師の方々は、まさに商品開発のプロです。「なぜその値段にしたのか?」「なぜその材料にしたのか?」など、詳細まで踏み込んだ質問も投げかけていただきました。
生徒たちもかなりの時間をかけて今回のプレゼンに臨んだため、しっかりと自分なりの考えで質問に答え、次第に本格的な話し合いへ発展していきました。
プレゼンには参加していない1・2年生も、講師の方々や先輩のアイデアにしっかりと耳を傾け、今後の活動につなげられるようにたくさんメモをとっていました。
すべてのプレゼンが終了し、最後にまとめを行いました。
講師の方々からお褒めの言葉をいただき、とても緊張していた3・4年生も安堵の笑みを浮かべていました。
今回のプレゼンに向けて、生徒たちは水俣や周辺地域に関することや特産品などを数多く調べ、勉強していました。
さらに、その土地のすべてを集結したスポットともいえる「道の駅」で働く方々と、深い交流を行うこともできました。
今回の講師招へい授業を通して、水俣高校でしかできない学びを経験することができたのではないでしょうか。
生徒たちには、学びを活かし、あらゆる場面で充実した活動を行っていくことを期待しています。
銀座熊本館「創業祭&くまもとのお肉フェア」販売実習に向けて
9月27日(火)より銀座熊本館にて開催されている「創業祭&くまもとのお肉フェア」では、本校のどら焼き(お茶あん・甘夏あん)を販売しており、期間中の10月8日(土)には生徒による販売をいたします。(※詳細はホームページトップをご覧ください。)
今回の販売実習に際しまして、この度、水俣高校同窓会より助成金をいただきました。
10月4日(火)に助成金の授与式が行われ、販売実習に参加する生徒2名が出席しました。
今回は、同窓会会長の澤村様より助成金が授与されました。
また、澤村様より「たくさんのことを学んできてください。」と、激励のお言葉をいただきました。
最後に、参加生徒がそれぞれお礼の言葉を述べ、東京での販売実習に向けた決意を表明しました。
同窓会の皆様には、心より御礼申し上げます。
この度は、皆様より沢山のご支援をいただき、誠にありがとうございました。
8日(土)の販売実習の様子につきましては、後日ホームページに掲載いたしますので、ぜひご覧ください。
性教育講話
9月26日(月)の1・2時間目に、性教育講話が行われました。
講師の方々にお越しいただき、「安心・安全な関係のために 〜性暴力について考えてみよう〜」というテーマでお話をしていただきました。
人と人との境界線とは何か、もしも性暴力の被害にあったら、または相談を受けたらどうすればよいかなど、クイズなども交えながらとても丁寧に教えていただきました。
スマートフォンやSNSが身近な存在になったことにより、人との関わり方が多様になってきています。
便利なツールでもある一方で、様々な危険が潜んでいるということを忘れてはなりません。
今後も良好な人間関係を築くために、今回の保健講話で学んだことをしっかりと覚えていてもらいたいと思います。
絵手紙教室
9月16日(金)の3、4時間目に絵手紙教室が行われました。
講師として、本校の卒業生であり、書道家・墨人としてもご活躍なさっている新立航大さんにお越しいただきました。
まずはじめに、新立さんに実演していただきました。
とても素敵な作品が出来上がる過程を目の前で見せていただき、生徒たちもその筆遣いに見入っていました。
お手本を見せていただいた後は、いよいよ生徒たちの番です。
まずは自分の好きな言葉やイラストを、半紙を使って練習しました。
新立さん曰く、「使用する筆の大きさによって表現の幅も変わる」ということで、生徒たちはアドバイスをもらいながら思い思いに文字やイラストを描いていました。
一通り練習を終えたところで、最後に絵手紙を作製しました。
墨だけでなく、顔彩も使って鮮やかな作品に仕上げ、「世界に一枚だけの絵手紙」が完成しました。
普段の生活ではなかなか触れることのない芸術に親しみ、非日常を楽しむことができました。
素晴らしい作品の数々は、学校行事等で展示する予定です。
生徒一人一人の個性がまぶしいほどに輝いた一日でした。
進路講話
9月9日(金)に、進路講話が行われました。
若者サポートステーション八代から講師の方にお越しいただき、進学や就職に必要な面接について学びました。
前半は面接に向けての心構えに関するお話でした。
面接のマナーや重要性などを、細かく丁寧に教えていただきました。
後半は、面接時の入室方法や態度などを学びました。
面接試験を想定した実演を交え、講師の方と生徒たちで注意すべき点や改善点を話し合いました。
教科書では学ぶことのできない内容で、とても貴重な時間となりました。
今回学んだことを、生徒の皆さんには今後の人生において存分に発揮してもらいたいと思います。
2学期始業式
9月1日(木)に、2学期始業式が行われました。
約1ヶ月半の長い夏休みでしたが、2学期初日は明るい雰囲気でスタートを切ることができました。
生徒たちは、久しぶりに会うクラスメイトや先生方と楽しく会話をしており、我々もその姿に一安心しました。
始業式では校長先生から、「感謝の思いは人から人へ受け継がれていき、いつか循環します。常に感謝の気持ちをもって行動できるようにしましょう。」といった内容のお話をしていただきました。
2学期はたくさんの学校行事が計画されています。
ともに過ごす仲間と互いに協力しながら、学校全体で一丸となって実りある楽しい2学期にしましょう。
第50回 くまもとの特産品まつり
8月3日(水)から9日(火)まで、鶴屋百貨店にて「第50回 くまもとの特産品まつり」が開催されました。
このイベントでは、地域活性化プロジェクトの一環として「どら焼き(お茶あん・甘夏あん)」を販売いたしました。
今回の販売に向けて、夏休みに入っている生徒達も久しぶりに登校して商品の準備を行いました。
参加した生徒達は役割分担をしながら、1つ1つ丁寧かつスムーズに作業をしていました。
今回は鬼塚日昭堂様にご協力いただき、委託販売という形になりましたが、
もちろんどら焼きには生徒の想いがたくさん込められています!
こちらが、実際にどら焼きの販売が行われたときの様子です。
初日から多くのお客様に商品を手にとっていただき、ある日は売り場の前に列ができることもありました。
今回の販売に際して、ニュースや新聞を見て遠方から来られた方、「生徒さんはおらんとね?」「水俣にも買いに行くね」と声をかけてくださった方、さらには昨年からのリピーターの方など様々なお客様にご来場いただき、改めて多くの方々に温かいご支援をいただいていることを実感しました。
実際に手にとってくださった皆様、本当にありがとうございました!!
「この事業は、水俣芦北地域振興計画に基づく地域振興事業として、水俣・芦北地域振興財団の助成により実施しています。」