学校生活

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商業科商品開発「創作スイーツ」提案プレゼンテーション

6月13日(金)は、定時制商業科の商品開発「創作スイーツ」提案プレゼンテーションが実施されました。

この創作スイーツ開発計画は、昨年度開発した「ミニタルト」に続く新しい商品を開発するべく、3・4年生の課題研究で、生徒が3班に分かれて商品案を作成してきました。本日はその提案プレゼンテーションをする日です。

共同開発としてご協力いただく、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータの館長様とシェフの方を講師としてお招きしました。

 

はじめに、生徒たちの提案を聴いていただきます。

 

まずは2班の提案からです。2班からは「水俣×ザッハトルテ」を提案します。以下は発表の要旨です。

ザッハトルテは、オーストリアが発祥の地と言われています。私達の班は前に一度食べたことがあってその美味しさが記憶に残っていたのでもう一度詳しく調べてみました。ザッハトルテは大人から子供まで好まれるのではないでしょうか?オーストリアが発祥なので外国の方にも食べてもらえると思いました。ザッハトルテをそのまま出すのではなくて水俣産の特産品を使ってアレンジしようと班の中で話し合いました。それで甘夏をペースト状にして中心部に入れます、甘夏の皮を小さく刻んで上層部に乗せてみました。もう一つは水俣産の抹茶ザッハトルテの下層部に抹茶をおりこんで上層部に抹茶入のペーストで模様をいれる。形は丸型の直径5cmで厚みが5cmにしようと思っています。価格350円で考えています。

この企画のコンセプトは「水俣の特産品とザッハトルテのコラボで海外の方にも水俣の特産品の良さを知ってもらう」です。

ザッハトルテが海外発祥の食べ物なので、海外の方たちがこられたときに少しでも興味を持ってもらいたいという思いもありターゲットの中に日本の子供から大人までだけでなく海外の方も視野にいれてみました。

形は丸型にして直径・高さどちらも5cmで考えています。主に店内での飲食でテイクアウトもできるようにしたいと思っています。考えた商品があまり大きくはないので価格は350円で考えています。

甘夏の方は中の生地(白いところ)に甘夏マーマレードを混ぜた生地をチョコ生地の間に挟もうと思っています。その生地をチョコでコーティングした上に生クリームをのせ、そこに甘夏を削ったものをのせようと考えています。生クリームだけだと見た目がシンプルすぎるきがしたので生クリームの横にチョコペンでデコレーションをしようと思っています。

抹茶の方はチョコペンの部分を緑にして甘夏の方と見分けをつけられるようにしたり、中に練り込むもの生クリームの上に乗せるものを甘夏ではなく抹茶と相性がいいレモンにして、甘夏のほうと区別がつけられるようにしました。甘夏の方はチョコ生地を使っていましたが、抹茶のほうは生地をチョコではなく抹茶生地を使いたいと考えています。

2つともなるべく違った味にしてお客さんに楽しんでもらえたらいいなと思っています。これで2班の発表を終わります。

続けて、2班の提案に対しての講師の先生方からのアドバイスです。以下は指導助言の要旨です。

2班の案については、絵にすることで、とても見やすかったのが良かったです。また、材料が何が必要とかいうことをピックアップしてもらって、何が何グラムいるのかといったところまで、レシピを引っ張ってきていたのが良かったです。

抹茶の方ですが、何の味を一番に出したいのか、抹茶を一番に出したいということですよね。それなら、レモンがアクセントになってきます。抹茶の味を引き立てる、これのアクセントになっていて、これもとても良かったです。

甘夏の方ですが、チョコとチョコの間の甘夏は、どんな甘夏ですか。フレッシュなのか、それともマーマレードなのか、というのを聞きたいのですが。(生徒:ざく切りにします。)わかりました。

第一印象としてはとてもかわいらしくて良いなと思ったのと、コンセプトが海外の方ということで、確かに現在道の駅は、海外のお客様が増えていますので、水俣の特産品を知ってもらうというのはすごく良いコンセプトだなと思いました。ケーキが350円くらいということなのですが、みなさん、最近ケーキ買ったという人いますか。(生徒:挙手)あんまりいないんですね。今、ケーキ屋さんでは結構値段が上がっていて、ケーキが350円というのは、なかなか見ないんですよね。400以上くらい、高くて700円とかで作ってあったりするので、チョコレート自体が今すごく値上がりしているので、350円で買えたらすごくいいと思うのですが、現実的には計算するとちょっと厳しいかなと思います。

 

次に3班の提案です。

3班からは2つの商品を提案します。まずは、1つ目の「~水俣抹茶甘夏ムース~」からです。以下は発表の要旨です。

私たちが今回プレゼンする商品は「水俣抹茶甘夏ムース」です。

食べた人見た人の記憶に残る商品にしたいと思い、他のとこから来た人や水俣市民の人に実際に見て感じて楽しんでもらい水俣の特産品を使って水俣の名物やいいところを知ってもらうそして、お子様でも食べやすく見た目でも楽しんで思い出として記憶に残るものにするというコンセプトにしました。

家族連れや観光に来た人遊びに来た人全員が食べれるようにお子様から大人まで幅広い年代をターゲットにしました。

販売方法は店内販売でテイクアウトも可能にできるようにしました。カップのサイズは直径7.5センチで高さは7センチを目安にしました。

値段は材料費など色々考えて300円程度にできればと思ってます 保存方法は大体1日〜3日 冷凍保存は1週間〜10日間ぐらいが目安と考えてます。

抹茶のムースの材料は、ホワイトチョコ  10g ・抹茶(粉)0.8g ・牛乳30ml・卵黄1個半・水(ゼラチン用小さじ2)・グラニュー糖 8g・ゼラチン 0.8g・生クリーム 25ml・金箔(飾り用)です。

甘夏ムースは二層にしたいので甘夏ムースの方は、生クリーム 20ml・ゼラチン 0.5g・グラニュー糖 4g・甘夏のピューレ 30ml・水(ゼラチン用小さじ3)・甘夏(飾り用)です。ヨーグルトムースの方は、プレーンヨーグルト 45 ml・グラニュー糖  5g・生クリーム     25 ml・水(ゼラチン用小さじ3)・ゼラチン  0.8gです。

甘夏ムースはヨーグルトムースと甘夏ムースの二層にしました。トッピングには甘夏の果実をのせようと思ってます。

抹茶ムースは抹茶のムース一層だけで 飾りとして金箔をのせたいと思ってます。

以下は、この提案についての、講師の先生方からの指導・助言です。

当店では、コーヒームースを出していて、時期的にはイチゴムース等をこれまで作ったことがあって、実際ムースは売れるので、とても良いなと思っていて、ショーケースに並んだときも、すごく色が映えるので、そういった面でもムースは良いなと思いました。生徒たちのこれまでの様々なアルバイト経験からも、こういったお店には、どういったお客さんが来るといったことも、より詳しく調べてくれているので、すごく良かったなと思います。 

 

3班2つ目の提案です。「みかんとお茶のミニクレープ」です。以下は発表の要旨です。

私達はみかんとお茶のミルクレープを紹介します。水俣の特産品を使ったスイーツを作ることを考えて思いついたのがミルクレープでした。最初はみかんのクリームを使っただけのミルクレープも考えていましたが、お茶の方も使いたいと思いクレープの生地に茶粉を練り込むことを思いつき今の形になりました。

私達は、水俣の特産品のみかんとお茶を入れたミルクレープを考案しました。大きさは直径20cmの8分割で一切れずつ売ろうと考えていて今回は年齢層は10代から40代の若い世代をターゲットに考えています。

クリームは薄皮をむいたみかんを200gとマーガリンを大さじ1、薄力粉を大さじ1.5、クリーミングパウダーを大さじ3、砂糖を30グラムとバニラエッセンスを数滴と、ピールを適量入れます。

抹茶生地の材料は、薄力粉95g、茶粉10g、砂糖15g、塩ひとつまみ、ベーキングパウダー数滴、卵M〜Lサイズを2個、牛乳300g、サラダ油20g、バニラオイル数滴です。

茶粉を生地の中で練り込み、あいだのクリームにはみかんを使用してその中にみかんのピールを練り込むことで柑橘の風味を楽しむことができ、より多くの世代の方々にたべていただけると思います。

甘さは控えめで食べやすく、ポリフェノールの抗肥満作用で体型を気にする方でも食べやすいスイーツになっています。

価格はひときれ1個400円で考えています。

以下は、この提案についての、講師の先生方からの指導・助言です。

レシピまですごく拾ってあって、最後に画像まで見せてもらって、わかりやすかったです。原価を色々と調べてみましたが、クリームの方が80.3円、クレープの生地の方がだいたい20枚くらい作ったとして、333.5円、413.8円、これを20センチ大として、8で割って51.725円。安いですね。でも、手間暇かかるんですよ。クレープをいっぱい作らなくちゃいけないので。そして、それにプラス容器等、売るまでに何が必要となってくるかというのを考えていかないといけないので、だからケーキ屋さんは高いんですよね。今、色んな物が値上がりしてきているので、卵も高い、小麦粉(薄力粉)も高い。色んな値段が上がってきているので、店頭に並ぶ時には、かなりの値段になってきます。

質問ですが、みかんと書いてあるのですが、みかんの種類は何で考えられていますか?(生徒:みかんは甘夏です。)甘夏ですね。ありがとうございます。私も抹茶が凄く好きなんですけど、抹茶と甘夏の組み合わせはパンケーキのお店とかでもあったりするので、すごく良いなと思っているんですが、このミニクレープがちょっと手間がかかるかなというのが正直なところです。でも、すごくおいしそうで良いなと思いました。

最後に、1班からの提案です。

 

1班からは「Free & Round」と題した創作ドーナツです。以下は発表の要旨です。

「グルテンフリー」+「丸い形」。自由でやさしい響きのある名前にしました。

私達は今回、地元ミスタードーナツの閉店により過疎化が進んだ地域の活性化を図ることを課題として考え、ドーナツを選びました。

そして、グルテンフリーを利用することで様々なアレルギーを持った消費者にも商品を手に取っていただくことが出来ます。

他にも、視覚的な魅力からSNS映えに繋げる、特産品を使うことでバリエーションを豊富にするなどの利点があります。

イートインでもテイクアウトでも販売可能です。それによりアップセルも狙うことができます。

サイズは直径約4cm程で、カップに3〜4個いれる予定です。

フレーバーは、プレーン、水俣茶、バラ、期間限定での販売になる不知火の4つになります。

ターゲット層は幅広く、幼児から高齢者までです。子供は2歳以上から食べることが出来ます。

コストは200円〜270円程の低価格で検討しています。

基本薄力粉などを使うところを米粉にしてグルテンフリーを意識した。豆乳には貧血予防などの健康効果。米油にはビタミンE(若返りのビタミンともいう)が他の食用油より多く、オリザノール(コレステロールの低下や美白効果をもつ)などが含まれていて細胞の健康維持を助ける働きをします。

黒砂糖にはミネラルが豊富で血糖値の上昇を抑える効果が期待されています。ベーキングパウダーの代わりに片栗粉を使用し、片栗粉は消化が良く、病後の食事にも適していると言われています。バニラエッセンスにはリラックス効果や腸内環境の改善など健康への様々な良い影響があります。

基本薄力粉などを使うところを米粉にしてグルテンフリーを意識した。豆乳には貧血予防などの健康効果。米油にはビタミンE(若返りのビタミンともいう)が他の食用油より多く、オリザノール(コレステロールの低下や美白効果をもつ)などが含まれていて細胞の健康維持を助ける働きをします。

黒砂糖にはミネラルが豊富で血糖値の上昇を抑える効果が期待されています。ベーキングパウダーの代わりに片栗粉を使用し、片栗粉は消化が良く、病後の食事にも適していると言われています。バニラエッセンスにはリラックス効果や腸内環境の改善など健康への様々な良い影響があります。

以下は、この提案についての、講師の先生方からの指導・助言です。

今までにない、米粉を使ったものですね。他にも色々な素材を使っていて、健康面も考えてて、特にこの素材の何が良いのかをちゃんと調べてありますね。これも素晴らしいなと思います。私も調べたのですが、直径7センチで6個分で調べたんですよ。同じ材料ではないのですが、だいたい似たような材料で、6個分で400円になると、これが6個分だから1個66円とか、67円とかになるんですね。全部で400円くらいかなと。でも、良いところをついていると思います。あと、味を変えるのにお茶、バラ、不知火とあるんですけれども、これをどのように練り込むのか、上にかけるのか、そこらへんが知りたかったなと思いました。あと、当事業所では、揚げ物が出来ないけれども、ドーナツは揚げるだけじゃないんですね。焼きドーナツというのもあるので、焼きで考えていくと、とても良いんじゃないかなと思います。

写真でも見ましたが、見た目もかわいくて、グルテンフリーということで素材も工夫されていて、良いなと思いました。米粉も実際、今道の駅でも地元産の米粉パンがあるので、そういったものを使ったらまた、オリジナルのドーナツができるので、良いなと思っています。そして今、ミスドもまた「もっちゅりん」とかで流行ってますし、幅広く色んな方々に愛されている商品なので、すごく良い視点だなと思ってます。水俣の「おるがんと」さんが、6月~7月頃にドーナツ店をオープンするんですよね。そういったのもあるんですけど、おるがんとさんは全然好きに作ってくださいとのことだったので、そういったことはあまり気にせずにやっても良いのかなと思っています。「ドーナツ被り」があるなとか気にされなくても良いというのはお伝えしておきます。そして、味は色々と水俣茶、不知火とあるんですけど、それ以外でも通年をとおして、他にも季節のものとか使ったら、1年かけて色んな味が出せるので、そういった面でも季節感を出せるので、良い案だなと思いました。

 

続けて、全体を通しての、館長様からの所感及び指導助言です。以下はその要旨です。

今、3人で意見交換をしたところですが、商品開発につながるアイディアですね。そこらへんがですね、今のドーナツは、かなり実現の可能性が高いかなと。味も色々変えられるし、受ける商品になるんではないかなという印象を今持っています。ただ、私どもの厨房では、匂いが色んなものに着くことから、揚げることができないので、焼くという方法でならばやれるのではないかなということですね。

その次に、2番手につけたのが、抹茶と甘夏のムースですね。こちらも非常に一般受けしやすいのと、技術的にいけそうな感じですね。4つご提案いただきましたけれども、今の2つがですね、今のところ私どものなかでは、良い印象を持っているところでございます。

最後は、生徒会書記の生徒より、生徒代表謝辞が行われました。

生徒たちの創意工夫に富んだ商品案と、そのプレゼンにおける粘り強さにより、4商品の提案のうち、なんと半数の2商品もの案に対して、今後の商品化につながる可能性があるという示唆をいただきました。

今回は残念ながら採用までは至り得なかった「ザッハトルテ」と「クレープ」担当であった班の生徒たちも、非常に多面的な角度から研究、そしてプレゼンをしてくれましたので、今後ますます伸びていくであろうその探究力を生かして、今回のプレゼンで商品化の対象となった「ドーナツ」と「ムース」の班に合流し、従来の班の生徒が持つ探究心と合わせて、全生徒で主体性を持ってその力を遺憾なく発揮してもらい、商品化という夢(願い)の実現のために精進してほしいと思います。

今回の講師招へい事業は、受講・提案した生徒たち、そしてその案に基づいて試作品の考案・準備をしてくださる道の駅の講師の先生方の双方が、新たな「宿題」を持ち帰る形となった、共同開発ならではの、次につながる商品開発の提案プレゼンテーションでした。

今後は、「ドーナツ」と「ムース」に関するより詳細な検討会・試作、そして販売開始目標時期である秋口に向けて突き進んでいくことになります。

大変お忙しい中、私たちのためにご来校いただきました、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータの皆様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

定通総体本番

6月8日(日)ついに定通総体の本番日がやってきました。

雨天の出発でしたが、協力して荷物をバスに積み込みます。

熊本市の湧心館高校では、バドミントン競技があります。こちらも雨で大変ですが、協力して荷物を降ろします。

 

 体育館2階の卓球場スペースをお借りして、本校の控えスペースを作ります。

そして、開会式です。

 バドミントンは開会式後、まずは男子の部のダブルスからです。

男子の部のダブルスは2名1組が出場し、2名とも奮戦しました結果、初戦は突破しました。

続けて、女子の部のダブルスです。

女子の部ダブルスは、4組中まずは1年生ペア1組が先に出場し、とても良い試合展開を繰り広げ、見事にデビュー戦初勝利をあげました。その後の2年生ペアの1組も奮戦し、初戦を突破しました。

残る女子の部2組も奮戦し、練習の成果をよく出せた戦いができ、2年生ペアの1組はシード校とあたりましたが善戦し、惜しくも敗退しました。そして3年生と2年生のペア1組は堂々たる戦いで、次のステージにも進みました。

続けて、女子の部のシングルスです。

 

女子の部シングルスは、3名が出場し、いずれも初戦を制しました。

続けて、男子の部シングルスです。

 

2名が出場し、奮闘しましたが、男子枠の壁は厚く、惜敗しました。

続けて、先の1回戦でデビュー戦初勝利をあげて勝ち上がってきた女子ダブルス1年生コンビの準々決勝です。

 

健闘しましたが、ここで惜しくも敗退しました。しかし、1年生ながらもここまで勝ち上がってきたことは、とても立派です。試合後、両者とてもすがすがしい表情をしていたのが印象的でした。ベスト8です。

続けて、同じく初戦を突破して勝ち上がってきた3・4年生男子ダブルスコンビの準々決勝です。

昨年度から組んだ3・4年生タッグでの出場です。おかげさまでここまで勝ち上がりました。普段の練習時も工夫しながら熱心に取り組んでいました。その甲斐あり、準々決勝では大接戦の展開でしたが、惜敗しました。しかし、試合後の弁では、両者とても楽しめたということでした。ベスト8です。

続けて、先ほど勝ち上がった2年生コンビの女子ダブルスペアの準々決勝です。

大健闘の末、惜敗しました。今年度から編成した2年生コンビでしたが、練習時もとても工夫した取り組みをしていまいした。来年度が楽しみです。ベスト8です。

続けて、同じく先ほど勝ち上がった3年生と2年生の女子ダブルスペアの登場です。

またしても堂々たる戦いを制し、準決勝に進出しました。期待が高まります。

続けて、先ほど勝ち上がった女子シングルスの3名の登場です。

まずは4年生女子の生徒です。

会場は競技の性質上、窓を締め切ったうえで暗幕を張っていますので、真剣勝負の生徒たちはみんなたっぷりと汗をかきます。真剣な眼差しで汗をかきながら戦うこの先輩の姿も、後輩たちにとって、とてもかっこよく見えましたことでしょう。ここで敗退はしましたが、最上級学年として、その立場に恥じぬ見事な引退試合でした。ベスト16です。

そして2人目は、3年生女子の生徒2人のうちの1人目です。

 

大健闘の末、惜しくも敗北しました。ずっとバドミントンを続けてきた3年生ですので、練習のときから後輩の面倒もよく見てくれていた生徒です。こちらも後輩の良いお手本となる戦いぶりでした。ベスト16です。

そして、もう1人の3年生です。

エース級の実力を持っている生徒です。見事に勝利し、準々決勝に進出しました。

続けて、先ほど勝ち上がった期待の3年生・2年生コンビの女子ダブルス準決勝です。

大熱戦の末、準決勝戦を制し、とうとう決勝まで進出しました。

続けて、先ほど勝ち上がった3年生女子シングルスの準々決勝です。

手に汗握る大接戦の末、勝利しました。準決勝に進出です。

そして、ほぼ間髪入れず、この生徒の準決勝戦です。シングルスとしては本校の生徒で最後に残った生徒の戦いです。期待が高まります。

 

 

決勝進出をかけた対戦とだけあって、さすがに相手選手も強いです。そんな中でも、本校生徒として恥じぬ堂々とした戦いで粘りを見せてくれます。こちらも大接戦の末、最後は惜しくも敗れました。ベスト4です。

そして、いよいよ女子ダブルスの決勝戦です。泣いても笑ってもこれが最後の一番です。

対戦相手も、装いから相当の強さがうかがえます。かなりの上級選手のようです。

大健闘の末、ここで敗れ去りました。惜しくも準優勝です。しかし、とても立派な戦いでした。対戦後に、互いを称え合う様子がとても感動的でした。

バドミントン競技の、表彰式の様子です。

水俣高校は、女子個人シングルス3位、女子個人ダブルス準優勝、そして、団体としての女子総合優勝の成績でした。これにより、女子個人シングルス3位の生徒1名が全国大会への出場権を獲得しました。

続いて、熊本工業高校で行われた卓球競技の様子です。

 

 

卓球は男女ともにシングルスとして2名出場し、いずれも予選敗退しました。1・2年生ですので、来年、再来年とパワーアップして再挑戦してほしいです。

 

各種賞状及び優勝旗を手に、記念撮影をして、協力して荷物をバスに積み込みます。

 

限られた練習期間を経て、生徒諸君は学校の代表として堂々たる試合を展開してくれ、水俣高校のために活躍してくれました。仲間が出場しているときは、下まで降りて来て応援する様子等、それぞれの友情を垣間見ることもできました。工夫して作戦を立てて戦いに挑む姿は、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現しようとする立派な姿でした。

この日まで、運営に携わってくださった大会本部をはじめとする高体連、各学校の先生方、当日も休日でありながら審判等の運営に関わってくださった高校生のみなさん、生徒の移動に携わっていただいた水俣観光様、いつも応援してくださる保護者及び地域の皆様のおかげで、生徒たちは、またひとつ成長することができました。これからも、水俣高校定時制をよろしくお願いします!

定通総体選手激励会

6月6日(金)は、翌々日に迫った定通総体選手激励会が行われました。

 

教頭先生より、激励のお言葉をいただきました。教頭先生は、この2週間の練習期間において、定時制のすべての生徒と練習をしていただきました。これまでみんなと一緒に練習してきた期間がとても良い思い出になったともおっしゃっていただきました。

 

続いて、各種目代表者による決意表明です。本校からは、バドミントン(男子の部)、バドミントン(女子の部)、卓球(男子の部)、卓球(女子の部)に出場します。

 

会の最後には、全体の諸注意がありました。

 

その後、各種目に分かれて打ち合わせをします。トーナメント表の確認をします。

 

最後に、軽く練習した後、持参物の準備です。

明後日の会場はバドミントンが湧心館高校、卓球が熊本工業高校で開催されます。

スポーツ活動をとおして、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するため、明後日は学校代表としてしっかりと戦ってきます。

水俣高校定時制への応援を、よろしくお願いいたします。

みなまた物産展2025本番

5月31日(土)は、いよいよ「みなまた物産展2025」本番日となり、販売実習に参加してきました。

ついに始まりました。全員で協力して設営します。すべてはここから始まります。

 

屋号やPOPの位置を確認します。また、朝納品されたばかりの惣菜パン「シンPITAもち麦&照り焼き」及び「PITAもち麦&むね肉」のシール貼りをします。

  

お釣りの準備等、レジの最終確認をします。前後して、隣接ブースに到着された出水中央高校様とお互いに挨拶をしました。

開店時の、接客十大用語の斉唱をみんなでします。

「暑くなりそうですが、みんなで声を掛け合いながら頑張っていきましょう!」

全員一致団結!実習の成功を願います。

 

そして、いよいよ開店です。高々と号砲が打ち上げられました。最初のお客様を温かくお迎えして実習がスタートします。

 

POPをもってPR「こんにちは~水俣高校です。心を込めてお迎えしています。どら焼き、シンPITAパンはいかがですか~。」「わぁ~美味しそう!いただきます。」「お茶の風味をお楽しみください。」

 

 

どら焼きを中心に、手にとっていただける嬉しさを実感します。

1年生は初参加ですが、落ち着いた接客態度にビックリです!

 

本校の先生方及び卒業生並びに保護者の皆様も応援に駆けつけてくださいました。

「水俣産の甘夏ピールを練り込みました。」「甘夏あんって珍しいね。冷蔵庫で冷やしても美味しいの?」

「お土産にも買って帰ろうか!」

ありがたいお言葉が飛び交います。

残りわずかとなり、閉店までラスト1時間弱を残して完売しました。ありがとうございます。

後片付けも協力して行います。

 

最後は、隣のブースの出水中央高校様に挨拶をして終了です。

 当日は、真夏日のような炎天下の中で熱中症が心配でしたが、皆本当によく頑張りました。声を枯らしてお客様の呼び込みをする者。足の痛みをこらえて立ち続け、自分の役割を全うする者。それぞれが主体的で高い探究心を持って取り組んでくれました。この実習をとおして、生徒の新たな一面を垣間見ました。

 今回の成果と課題については、今週の課題研究や総合実践の授業のなかで、しっかりと振り返りをしていきたいと思います。

 とても良い機会をいただいた水俣商工会議所のみなさまをはじめ、多くの協力企業の皆様、本当にありがとうございました。これからも水俣高校定時制をよろしくお願いします。

物産展販売実習準備

5月29日(木)は、2日後にせまった「みなまた物産展2025」に出店させていただく準備をしました。

本日は、おなじみ「水定どら焼き」のラベルシール貼りをします。1年生は初めてですので、先輩が優しく教えます。

 

 

 共同開発でお世話になっているONITSUKA日昭堂様、いつもありがとうございます。頑張って販売します。

 

エコパーク水俣で開催される「みなまた物産展」では、どら焼きのほかに、Pan工房ベーグル様との共同開発惣菜パン「シンPITAパン」も販売します。「水定どら焼き」は1個各220円、「シンPITAパン」は1個各300円で販売予定です。

水俣高校定時制商業科は、31日(土)のみの販売実習になりますが、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

物産展当日は、店舗番号「50番」の場所に、上記「もえぎ色」の幟旗及び生徒が着用しているこの法被を目印に、ご近所お誘いあわせのうえ、お越しいただければ幸いです。生徒たちが心を込めて接客いたします。たくさんのご来場を、心よりお待ちしております。

スポーツ活動

5月26日(月)からの2週間は、生徒は毎日スポーツ活動に励んでいます。

 

 

6月8日(日)は、熊本市で定通総体が行われます。本校からは、バドミントンと卓球に出場します。

練習では、対戦相手を変えながら相手の動き分析することで、探究する力を育み、主体的な学びで「一勝一勝して、次のステージに進出する」という夢(願い)を実現するために頑張ります。

物産展販売実習練習

5月23日(金)は、一週間後にせまった「みなまた物産展2025」に出店させていただくにあたり、全学年で販売実習の練習をしました。

 

まずは、最上級生を中心とする生徒会執行部が前方で先導する形で、接客十大用語の唱和を、生徒全員で行います。

 

その後、(1)会場設営、(2)道具出し、(3)お釣り計算、以上の各役割分担別に分かれて準備します。

 

そして、いよいよ実習の練習です。(ア)来客役、(イ)接客・会計、(ウ)商品ボード持ちの3種に分かれて練習します。概ね全員がこの3つをこなせるよう、役割を変えて3回転します。

 

1年生は初めてですので、先輩が優しく教えます。

 

共同開発でお世話になっているONITSUKA日昭堂様、いつもありがとうございます。頑張って販売します。

 

エコパーク水俣で開催される「みなまた物産展」では、どら焼きのほかに、Pan工房ベーグル様との共同開発惣菜パン「シンPITAパン」も販売します。「水定どら焼き」は1個各220円、「シンPITAパン」は1個各300円で販売予定です。

 

水俣高校定時制商業科は、31日(土)のみの販売実習になりますが、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

物産展当日は、店舗番号「50番」の場所に、上記「もえぎ色」の幟旗及び生徒が着用しているこの法被を目印に、ご近所お誘いあわせのうえ、お越しいただければ幸いです。生徒たちが心を込めて接客いたします。たくさんのご来場を、心よりお待ちしております。

防災教育

5月23日(金)は、防災教育が実施されました。

 

水俣市総務企画部危機管理防災課の皆様のご協力のもと、こらからの大雨、台風の季節に備えての防災意識の向上を図るため、防災教育を計画しました。

 

水俣地域の防災全般について、水俣市防災士部会の講師の先生からは、水俣市防災ハザードマップを用いて、身近な場所の写真も交えながら、わかりやすく説明をしていただきました。

 

講義の合間には、ちょっとしたレクリエーションもありました。

 

続けて、熊本県防災士アドバイザーの先生からは、避難所に持って行く物、避難所での体調管理等を教わりました。

 

とにかく、明るいうちから早めに避難することを心がけることが大切です。

最後に、生徒会副長から立派な謝辞がありました。

災害時に適切な判断力を養うためにも、本日教わったことを自分が住んでいる地域の実情に則して考えながら、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための生命を守っていくことが何よりも大切です。

生徒は、とても真剣な眼差しで受講していました。

水俣市総務企画部危機管理防災課の皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。

交通安全教室

5月9日(金)は、水俣自動車学校様のご協力のもと、同校で交通安全教室が実施されました。

 

1限目は、座学「令和6年11月1日道路交通法の改正」について学びました。

自転車の危険な運転として、運転中のながらスマホ・酒気帯び運転及び幇助に対して新しい罰則が整備され、スマートフォンなどを手で保持して、自転車に乗りながら通話する行為、画面を注視する行為が新たに禁止され、罰則の対象となりました。違反者は、6月以下の懲役又は10万円以下の罰金が科せられ、交通の危険を生じさせた場合、1年以下の懲役又は30万円以下の罰金が科せられます。そして、自転車の酒気帯び運転のほか、酒類の提供や同乗・自転車の提供に対して新たに罰則が設けられ、違反者は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられ、自転車の提供者に対しても、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられ、酒類の提供者・同乗者は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金が科せれることになりました。

さらに、アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態で自転車を運転する行為は「酒酔い運転」とされ、改正道路交通法施行前から罰則として、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金が規定されています。

こんな運転も禁止です。

・傘さし運転(5万円以下の罰金)

・イヤホンやヘッドフォンを使用するなどして安全に必要な音又は聞こえない状態での運転(5万円以下の罰金)

・二人乗り(5万円以下の罰金)

・並進運転(2万円以下の罰金)

そして、自転車が第一当事者となった交通事故において、自転車が酒気帯び運転していた場合の死亡・重傷事故率は、飲酒していない場合の15.9%と比較して29.5%と、約1.9倍もの差があり、極めて高いことが分かります。

そのような中、自転車運転者講習制度というものがあります。自転車乗用中に信号無視等の危険行為で3年以内に交通切符等による取締り、または交通事故を2回以上反復して行った場合、公安委員会からの受講命令が下ります。3ヶ月以内の指定された期間内に受講しなかった場合、5万円以下の罰金が科せらるのです。

そこで、「守ろう!自転車安全利用五則」の確認がありました。

その1:自転車は車道が原則、左側を通行/歩道は例外、歩行者を優先

その2:交差点では信号と一時停止を守って、安全確認

その3:夜間はライトを点灯

その4:飲酒運転は禁止

その5:ヘルメット着用

最後に、青切符の取り締まりについてのお話がありました。

改正道路交通法においては、ながらスマホの罰則強化等に加え、自転車の交通違反に対して反則金を納付させる、いわゆる「青切符」による取締りの導入が規定されました。この青切符による取締りは16歳以上を対象とし、113種類の違反行為を適用範囲としています。特に、信号無視や一時停止無視、携帯電話を使用しながらの運転等、重大な事故につながる可能性がある違反行為に対しては、重点的に取締ることとされています。

2026年4月1日施行されるこの罰則としては、

・携帯電話使用等…12,000円

・信号無視…6,000円

・逆走・歩道通行…6,000円

・二人乗り…3,000円

・二台以上の横並び走行…3,000円

・ピスト自転車運転(ブレーキなし)…5,000円

本校定時制でも、自転車通学の生徒がいますので、気を付けていきたいと思います。

2限目は、体験学習「飲酒体験・夜間視力」について学びました。

 

飲酒体験ゴーグルを着用して、講義室内の指定された経路を歩きます。生徒曰はく、目がグワングワンするということでした。

 

視界が歪んでふらふらして、歩くのがやっとだという生徒もいました。飲酒運転で事故が多いのも分かった気がしたという感想を書いてくれていました。

その後、夜間視力の測定がありました。

 

 

明順応と暗順応の測定です。夜間での見え方が全然違うようです。最初は真っ暗で何も見えなかったのが、だんだんと目が慣れてくるようです。生徒からは、今後強い光をいきなり夜間に見ないよう気を付けたいという感想がありました。若い生徒たちにとっては、大変貴重な経験でした。

3限目は、本来であれば、教習場に出て、夜間特性等の学習をする予定でしたが、雷雨と強風のため割愛となりました。

 

最後は、自動車学校の副校長先生より講評をしていだき、その後生徒会副会長より、「私は自転車を使うことが多いので、今日改めて知った交通ルールをしっかりと守って利用しようと思いました。飲酒体験では普段見ない視界でまっすぐ歩くことが難しく大変だと思いましたが、貴重な体験をしたので、もっと目を大切にしようと思いました。本日は本当にありがとうございました。」という立派な謝辞がありました。そして、参加生徒一人ひとりに、水俣自動車学校様よりウエットティッシュと懐中電灯をいただきました。ありがとうございました。大切に使わせていただきます。

生徒諸君が、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するために、何よりも大事な生命を守るための交通安全教室を、水俣自動車学校様の温かいご指導のもと、本年も開催することができました。本当にありがとうございました。

生徒会関係行事

4月25日(金)は、生徒会関係行事が実施されました。

まずはじめに、各種委員会です。あらかじめ取っていた各生徒の希望をもとに、学年を混ぜて5つの委員会に割り振り、各部屋に移動して活動目標等を決めました。

その後、再び多目的室に集合し、生徒会執行部(三役)及び各種委員長のあいさつがありました。そして、各委員長より活動目標の発表がありました。

 

体育委員会からは、「(1)親睦を深める生徒交流会の実施。(2)体育にのぞましい服装で参加し、体力づくりをしよう!」以上二つの目標が発表されました。

文化委員会からは、「行事を通して生徒同士の仲を深め、充実した学校生活を送る。」という目標が発表されました。

図書委員会からは、「(1)年間6冊借りる。(2)夏休みや冬休み前に何冊か借りてもらう。(3)おすすめの本の紹介。(4)クロームブックのクラスルームのページで感想などを投稿できる所を作って皆に読んだ本を紹介してもらう。」の四つの目標が発表されました。

保健委員会からは「(1)石けんの補充。(2)保健だよりの作成。(3)こまめな手洗い。」という三つの目標が発表されました。

 環境委員会からは、「(1)環境美化週間の各クラスごとの得点平均を10点あげる。(2)環境教育の講話のテーマをメンバーで考える。(3)コンタクトレンズケースを6回満杯にする。」の三つの目標が発表されました。

続けて、生徒全体での年間生活目標を、全生徒がそれぞれ考え用紙に記入します。参考となるよう、生徒会長が昨年度例を説明してくれます。用紙は一旦集めて、集約します。

 

全生徒から提出された年間生活目標案の板書をして、比較的多い意見を採用し、今年度の全体の目標としました。以下の通りです。

「(1)学習面…集中して話を聞く。(2)生活面…早寝、早起きをする。(3)行事面…行事に積極的に参加する。」

 

 

続けて、6月に行われる定時制・通信制の総体に向けた種目決めが行われました。

昨年までの例としては、本校定時制からはバドミントンや卓球等に参加しています。今年は、どの競技に出場したいか等、生徒は希望を用紙に記入します。割り振りは、集約してから後日、改めて連絡することとしました。

 

今回も、生徒会役員が中心となって企画及び議事進行をこなしてくれました。

探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための取り組みが着々と進んでいます。

各種委員会の新委員長も5役決まりましたので、これに執行部の4名を加え、いよいよ本格的に本年度の生徒会活動が開始されました。本校定時制生徒の今後の活躍にご期待ください。

身体計測及び新体力テスト

4月22日(火)は、身体計測及び新体力テストが多目的室・教室及び柔道場・体育館で実施されました。

まずは、多目的室で説明を受け、学年ごとに身体計測から始めます。

 

写真は、視力及び聴力の検査風景です。

身体計測が終わった学年から柔道場に移動し、新体力テストにのぞみます。

 

 

本日実施した種目は、握力、立ち幅跳び、上体起こし、長座体前屈の4種です。協力して行います。

4つの学年が、スムーズに種目移動をして、滞りなく実施できました。

終了後は体育館に移動します。反復横跳び、ハンドボール投げが実施されました。

 

反復横跳びは、3本の縦白線を、20秒以内にどれだけまたぐことができるかのテストです。左右に動きながら自分で数えます。素早い動きでみんなよく頑張ります。

 

ハンドボール投げは、体育館の横幅およそ30メートルの間で、どれだけ遠くへ投げることができるかのテストです。最初は練習をしてから、これも交代で投げます。見る人は、ボールが落ちる位置を見逃さないように気を付けます。

次回は、20mシャトルランを実施する予定です。次回は結構体力を使うので、生徒はしっかりと備えてのぞむことになります。今日もとてもよく協力してできました。次回も頑張ります。

一般職業適性検査(1年生)・LHR

4月18日(金)は、1年生のみ、進路学習「一般職業適性検査」をしました。

その後、各学年は、クラス単位で裁量のLHRを行いました。

各学年とも、前半は個人シートの記入やクラスの係決め等をしました。

後半は、レクリエーションや各種作業等、各々の活動時間でした。

みんなとても仲良く活動が出来ていたようです。

探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するため、各クラスとても趣向を凝らした内容で探究心を培っていました。

防災避難訓練

4月16日(水)は、防災避難訓練が実施されました。

 

まずはじめに、各クラスでスライドを使って避難時の心構えについて確認します。

その後、訓練地震発生の放送が入り、机の下に身を隠します。

続けて、シェイクアウト訓練として、避難指示の放送に従って避難訓練開始です。上履きのまま避難します。

あらかじめ指定された避難経路で、正面の駐車場に移動します。

 

避難完了、点呼確認です。その後、講評がありました。生徒たちの落ち着いた速やかな動きを高く評価していただきました。

終了後は、避難時に上履きのまま屋外に出ていたため、雑巾でしっかりと上履きを拭いて教室に戻ります。

本日訓練をした4月16日は、忘れてはならない熊本地震の本震の日から丸9年の日でした。

今回の防災避難訓練を通して、マニュアルに則った災害時の一連の動きを各々が考えて行動することによって、探究する力を育み、主体的な学びができたようです。夢(願い)を実現するためにも、生命があることが何より大事だということを改めて考えさせられた1日でした。

来月には、実際に講師の先生方を招いての防災教育が実施される予定です。今回の各自の動きを今一度振り返り、来月の防災講演会に臨んでほしいと願います。

生徒会歓迎行事

4月11日(金)に、生徒会歓迎行事が行われました。

生徒会歓迎行事は、生徒会役員が中心となって全校生徒で新入生を明るく迎え入れる行事です。

 

はじめに、生徒会長より歓迎のことばが述べられました。

「学校行事や授業は、学校にいる今しか参加することができないものばかりです。悔いのない満足できる学校生活を送ることを祈っています。」

不安を抱える1年生の背中をそっと押すような前向きなメッセージを伝えてくれました。

 

 

 

1年生が自己紹介をしました。

全校生徒の前に立つということもあり少し緊張した様子でしたが、笑顔で「よろしくお願いします」と伝えると、上級生たちも一人ひとりに温かい拍手を送りました。

 

 

次に、生徒会役員より1年間の生徒会行事の紹介が行われました。

生徒総会や委員会活動、文化祭、バドミントン大会など、バラエティに富んだ数々の行事について昨年度の写真とともに概要を説明しました。

生徒会役員からは「みんなで楽しく有意義な行事にしていきましょう」と呼びかけがありました。

 

 

前半の最後には、本校の校歌紹介がありました。

卒業してからも心に残り続ける校歌。歌詞に込められた思いをしっかりと噛みしめながら歌います。

 

 

後半はグループに分かれて自己紹介を行いました。

あらかじめ作成した自己紹介シートを持ち寄り、好きな食べ物や趣味、楽しみにしている学校行事などを共有しました。

 

 

意外な共通点を発見できたり、学年を越えて交流できたりと、仲間たちとともに楽しく充実した時間を過ごすことができました。

 

最後に、今回の歓迎行事の準備や進行に携わった生徒会役員の皆さんに、全校生徒から拍手を送りました。

 

自分たちの手でより良い学校行事を作り上げていくということを、生徒会役員の皆さんが歓迎行事を通して示してくれました。

生徒の皆さんには仲間とのかけがえのない時間を大切に過ごすとともに、本校定時制の主役は「皆さん自身」であることを忘れずにいてほしいと思います。
 

オリエンテーション2日目

4月10日(木)は2日目のオリエンテーションが行われました。

この日は生徒指導部、人権教育、ISOの取組、すぐーる、保健部、教育相談に関するお話がありました。

   

生徒指導部からは、学校生活を送る上でのルールや校則についての説明が行われました。みんなが心地よく安心して過ごせる学校にするため、上級生も改めて一つずつ丁寧に確認しました。

人権教育に関して、本校の生徒会長が水俣高校定時制「いじめを許さない宣言文」を全校生徒の前で読み上げました。まさに題名のとおり「いじめを許さない」という覚悟をうかがわせるような、堂々たる宣誓でした。

 

ISOの取組については、環境の係より、校内に設置されている5か所7種類のごみ箱と分別の仕方などについての説明がありました。「環境首都」とも呼ばれるこの地で学ぶ生徒として、主体的に環境保全に取り組む姿勢を周囲に示していってほしいと思います。

 

「すぐーる」は、一昨年度より県立高校において導入された学校・保護者間連絡アプリで、担当者から登録方法や使い方についての説明がありました。

保健部からは、今年度行われる各種検診や教育相談、カウンセリングに関するお知らせがありました。いろんな悩みを抱える時期ですので、困ったときには遠慮なく我々に相談してほしいと思います。

 

2日間のオリエンテーションを終え、明日から本格的にスタートする学校生活に向けて各クラスで最終確認を行いました。

  

前日に引き続き、生徒たちはこの日も終始立派な態度でオリエンテーションに臨んでおり、とても良いスタートダッシュを切ることができました。

探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための1年間がいよいよ始まりました。令和7年度も水俣高校定時制をよろしくお願いいたします。

オリエンテーション1日目

4月9日(水)は年度初めに伴う、全学年共通のオリエンテーションが行われました。

 

昨日は、昼に1年生が入学式、夕方から2・3・4年生が始業式でしたので、今日が初めて全学年がそろったことになります。昨年度から、オリエンテーションは2日間に分けて実施することとなりました。

 

1日目の今日は、教頭先生よりお話をいただいた後、教務部・進路指導部・商業科そして図書の説明がありました。

教務部からは改めて、単位制に関する説明及び考査日課に関する説明がありました。

進路指導部からは新しい就職応募書類等の説明がありました。

商業科からは、各種検定試験に関する説明及び販売実習等の紹介がありました。

図書の係からは、本の貸し出しに関する説明がありました。今年度も全日制の図書室の本も積極的に借りるよう呼びかけがありました。今後も、移動図書はやってくださる予定です。

 

休憩後は、クラス写真及び個人写真を撮影し、避難経路の確認をしました。その後、各教室に分かれてLHRが行われました。

探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための新しい学年での学校生活が始まりました。

今日のオリエンテーションでの聴く態度は立派でした。特に1年生は緊張の一日でしたが、やさしい先輩たちが少しずついろんなことを教えてくれるはずです。明日も引き続き頑張ってほしいと願います。

新任式・1学期始業式

4月8日(火)は、定期異動に伴う令和7年度の新任式及び1学期始業式が、定時制多目的室で行われました。

〇新任式

 

今年度は、定時制には3名の先生方が赴任されました。また、全日制と兼務の先生がお一人着任されたことも併せて、校長先生からご紹介があった後、新着任の先生方よりお一人ずつごあいさつをいただきました。

 

その後、生徒会長より歓迎のことばが立派に述べられました。「新しい環境でのスタートとなり、不安なこともあるかと思いますが、先生方がすぐに学校に馴染めるよう、私たち生徒もお力になれればと思っています。」といった相手方の立場に立った、人の気持ちを慮る内容のあいさつでした。相手を思いやる気持ちがあればこそ、自分自身の成長にもつながっていくことでしょう。生徒会長はみんなのリーダーとして、他の生徒の模範となる、こんな風に成長してほしいという、まさにお手本のような存在です。

そして、新着任の先生方にとっても楽しみにしておられた、生徒たちとの初対面ということになります。

生徒のみなさんは、こらから先生方とたくさんの思い出を作ってほしいですね。

 

〇1学期始業式

引き続き、1学期始業式が行われました。

 

校長講話では、「探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現する生徒の育成」という昨年度に引き続く今年度の教育スローガンについてお話がありました。以下はその抜粋です。

考えながら自ら動けるように、今年度もこのスローガンを掲げました。全日制では、半導体情報科と建築科が新たに「科」として新設されました。新しい水俣高校を「リニューアル水高」という合言葉でもって、一日一日今日は何に取り組むべきかといったことを考えながら過ごしましょう。先月の3学期終業式では、「始」の話をしました。みなさんは、この春休みの期間に、何かを始めましたか。そして、始めただけではいけません。「続ける」ことが大切です。継続は力なりの「続」です。

ここでアインシュタインが残した言葉を紹介します。「Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.」訳すると、「失敗したことがないということは、新しいことに挑戦したことがないということだ。」となります。

新しい1年の始まりです。何かを続けたことで「良かった」と思える、そんな1年にしてほしいと思います。

最後に、皆さんにある歌の一節を紹介します。

「願いよ叶え いつの日か そうなるように 生きてゆけ」

以上が校長講話の概要です。

式後は、教頭先生より主任主事の紹介及び学級担任・副担任の紹介がありました。その後、各部より連絡がありました。

探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための新年度がスタートしました。

毎日通っているこの学校には、夢を実現するためのヒントがたくさんあります。経験豊かな先生方を頼り、今年度もたくさんのことを学んでいってほしいですね。

入学式・初顔合わせ会

4月8日(火)令和7年度の入学式及び初顔合わせ会が実施されました。

〇入学式

 

今年度の定時制の新入生は4名。緊張した面持ちで入場しましたが、校長先生からの入学許可・式辞に続き来賓祝辞も、とても良い姿勢で聞くことができました。

 

以下は校長式辞の要旨です。

新入生のみなさん、入学おめでとうございます。大きな意欲をもって入学されたみなさんを、心から歓迎します。

また、熊本県議会議員・吉永和世様、水俣市長・髙岡利治様、PTA会長・学校運営協議会委員・田口潤一様、同窓会会長・澤村昭仁様をはじめ、多くの御来賓のみなさまのご臨席を賜り、誠にありがとうございます。

水俣高校は、これまでに2度の転機がありました。最初の転機は、平成24年度に、旧水俣高校と水俣工業高校が再編統合され、新しい水俣高校が誕生した時でした。本年度は開校から14年目を迎え、「自律・敬愛・創造」を校訓に掲げた総合高校として、また、水俣市唯一の高校として、地域に支えられながら、生徒の願いを叶えるための教育活動を展開してきました。2度目の転機は、平成28年度から令和2年度までの間、文部科学省よりSGH(スーパーグローカルハイスクール)の指定を受けた時でした。国内外の企業や関係機関との連携・探究活動を通して、グローバルリーダーの育成に努め、教育活動のさらなる充実に取り組んできました。

そして、今回は3度目の転機を迎えました。今年度は、半導体情報科・建築科が新たに「科」として新設されました。「リニューアル水高」として探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するために、最先端の技術等、より「本物」を体験すべく、地域の企業の皆様にご協力ご支援をいただいていくなかで感謝の心を育みながら、3度目の転機という節目にあたる新入生に、3つの「続けてもらいたいこと」を伝えます。

(1)「夢を持ち続けること」です。大きな夢を抱いて、あきらめることのないよう、困難に立ち向かい、「夢」を心の支えにしてください。

(2)「努力し続けること」です。夢を願い続け、努力し続けることこそが夢への扉を開く鍵となります。努力でその時の自分の限界を超えることにより、新しい自分へと成長することができます。未来へ向けて、より努力していくことが大事です。

(3)「仲間とともに挑戦をし続けること」です。時には仲間とぶつかることもあるでしょう。思うような成果が出ないこともあるでしょう。「出来ない」ではなく「どうすれば出来るようになるのか」を、一緒に夢の実現を目指す仲間と考え、支えてくれる先生、応援してくれる地域の方の力を借りながら挑戦をし続けていくことが大事です。

これらのことが出来た人こそが、夢を叶えることができます。歴史をみると大きな夢を叶えた人たちは、それらのことが出来ていた人たちばかりです。トーマス・エジソンは、天才とは1%のひらめきと、99%の努力であると言い残しています。彼は何千回もの失敗を繰り返しましたが、努力を続け、あきらめませんでした。どんなに遠くても歩みを止めなければ、可能性は大きく広がります。

保護者のみなさまにおかれましても、お子さんの御入学、誠におめでとうございます。この高校生活の期間は、在り方生き方を探っていく大切な時期です。予測困難な時代ではありますが、教職員一同、全力で支援してまいります。時には厳しく、時には優しく指導してまいりますので、学校の方針をご理解いただき、家庭との連携を密にしながら生徒の育成にあたっていければと思います。

結びに、新入生のみなさんに、ある歌の一節を贈ります。

「願いよ叶えいつの日か そうなるように 生きてゆけ」

ともに頑張っていきましょう。

 

〇初顔合わせ会

式後は、定時制の多目的室に移動して、新入生・保護者・職員の初顔合わせ会が行われました。

 

教頭あいさつ、担任・副担任あいさつから職員紹介を経て各部連絡が行われました。

 

いろいろな面で、義務教育課程とは異なる高等学校の仕組みについてお話がありました。

いよいよ、翌日からは一人で登校することになります。これから始まる定時制での高校生活の、記念すべき初日が無事に終わりました。探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現できるよう、勉強に友だちづくりに、大いに励みましょう。

転退任式

3月28日(金)は、この春の定期異動に伴う転退任式が行われました。

 

校長先生から、転出される先生方お一人おひとりのご紹介がありました。

永年にわたり本県教育の振興のためにご尽力いただき、この春定年退職される先生からは、販売実習や生徒交流会等での生徒諸君の生き生きとした姿がとても心に残っていると、思い出を語ってくださいました。また、先生は総務部長としても、式典の進行やPTA活動における生徒諸君の保護者の方々との連携も密にされ、生徒の教育環境の整備に尽力されました。温厚なお人柄や授業に対する緻密な準備とわかりやすい授業は後輩の先生たちからも目標となる存在でした。

 

4月から新天地でお勤めになるご予定の先生からは、本校定時制課程に通う生徒と関わっていくなかで、それぞれに事情を抱えて、それでもしっかりと前を向いて学びに来ている姿は、人としてとてもリスペクトできますといった最高の誉め言葉をいただきました。また、先生は生徒が興味の湧くような授業の展開に加え、情報管理、図書教育の普及、探究学習の企画・立案といった、生徒が主体的に学べる環境整備の充実にもご尽力いただきました。

定期異動に伴い、4月より熊本市内の高校へ新たに副校長として赴任されることになっている教頭先生からは、校外研修等におけるバス移動等の行事を通して、生徒諸君の生き生きとした活動の様子がとても印象に残っていると、思い出を語ってくださいました。教頭先生は毎日、夕方になって登校してくる生徒の様子をとても気にかけられていて、廊下からも生徒の授業の様子を見守ってくださる等、深い愛情を持って生徒たちと接してくださいました。

生徒会長より、惜別のあいさつがあり、花束贈呈です。また、それとは別に昨春・今春の卒業生からも花束が贈られました。先生方と生徒諸君の絆の深さが感じられました。

最後はアーチでお見送りです。

先生方、今まで本当にお世話になりました。ありがとうございました。水俣高校定時制での日々をたまには思い出していただきながら、健康に留意されてお過ごしください。先生方の今後より一層のご活躍を祈念しております。

探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)の実現に向けて励む水高定時制の生徒の活躍を、HPなどで見守っていただきますと幸いです。ありがとうございました。

3学期終業式

3月24日(月)は、3学期の終業式の日でした。

終業式に先立ち、表彰式が行われました。

3学期もよく頑張りました。

全国商業高等学校協会第72回情報処理検定2級(ビジネス情報)、同協会第99回簿記実務検定3級、同協会第39回商業経済検定2級(商品開発と流通)、3学期皆勤賞、3学期無欠席賞、1年間精勤賞、表彰は以上になります。

それぞれの生徒が、いろんなところで活躍し、こんなにたくさんの賞状及び合格証書をもらうことができました。

引き続き、終業式です。

校長講話では、行事が目白押しであった1年間の総括をしてくださいました。

1年前、本校に着任された校長先生ご自身もほどよい緊張感のもと、生徒の前で式辞を述べられたことを振り返っていただき、前年度から続けている商品開発でのタルト試作品を試食し、それをきっかけとしたテレビ番組での出演による生徒の活躍や、定通総体・交流会でのバトミントン大会での頑張りをほめてくださいました。

文化祭では、「和気あいあい」というテーマのもと、生徒会企画による手形作成や、文化祭をはじめとする各種販売実習への参加、年末の百人一首大会等における生徒の活躍にもふれていただき、充実した1年間を一つひとつ思い出しながら生徒は自身の振り返りをしていました。

校長先生は、始業式や終業式といった式典時での式辞において、校長先生から生徒への思いを込めた漢字一文字を額に入れていただき、講話してくださいます。

1学期始業式では、「願」の話をしてくださいました。皆さんは、背中に「願い」を背負っています。皆さんがどういう生活をしていきたいかという願い。次に、支えてくれている家族の皆さんからの願い。そして、お世話になっている地域の方々からの願い。最後に、再編統合前の旧水俣高校から引き継がれた願い。この4つの「願い」です。

1学期終業式では、「今」の話をしてくださいました。「今」自分は何をすべきか、どういう課題があるかといった事についてのお話でした。今から17年前、校長先生が旧水俣高校(水俣市南福寺)に勤めていらっしゃた時、敷地内のある場所に、3つの額に入っていた言葉がありました。

「自分を見つめる時は今しかない」「自分を鍛える時は今しかない」「自分を出し切る時は今しかない」の3つです。

2学期始業式では、「挑」の話をしてくださいました。昨年行われたパリオリンピックでは、特に卓球競技に関して、校長先生自身も学生時代に卓球部として活動されていたこともあり、特に注目して観戦しておられました。左手を負傷しながらも銅メダルを獲得した早田選手は、まさに「挑」の姿勢を貫いた素晴らしい活躍でした。

2学期終業式では、「進」の話をしてくださいました。これは「進んだ」と読むように考えてほしいということです。このこれまでに「進んだ」ことを、さらに「進める」ように、計画的に過ごしてほしいというお話をいただきました。

3学期始業式では、「動」の話をしてくださいました。自ら動く。主体的に動く。世界的に有名な北海道大学名誉教授でノーベル化学賞を受賞された、鈴木章先生に水俣までお越しいただき、講演をしていただいたときのお話をしてくださいました。鈴木先生は、「『希望』は人から与えられるものではない。自分で求めるもの。」と教えてくださいました。その際、鈴木先生からいただいた色紙には「精進努力」と書かれていました。自分の未来は自分で動いて切り拓いていくものなのです。

そして今回は、3学期終業式。校長先生は「始」という漢字についてのお話をしてくださいました。3学期終業式は、「終わる」けど「終わり」ではないのです。何から始めるか。どのように始めるか。それぞれの学年で何をすべきか。どのように考えるかによって2週間の春休みを計画的で有意義に過ごしてほしいと願います。春休みは社会が慌ただしくなる時期ですが、元気に過ごして、また4月から頑張りましょう。

今年度1年間、水俣高校定時制の教育活動にご支援ご協力をいただき、本当にありがとうございました。

探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するために前を向いて歩を進める生徒たちの活躍を、令和7年度もお見守りいただきますようどうかよろしくお願いいたします。