鹿農日記

今日の鹿本農業高校!

春の香り

校内の花が咲き始めました。(アネモネ↓)

今週は暖かかったのであっという間に桃の花も満開!
かわいいピンクの花に蜂が寄ってきて蜜を集めていました。

さくらの花も咲き始め、果樹園では梨の芽も動き出していました。
(梨の芽↓)

農場を歩くと春の香りがあちらこちらからしてきます。

校内プロジェクト発表会

本日(3/17)午後、校内プロジェクト発表大を開催しました。
6つのグループが授業や部活動で取り組んだプロジェクト研究の成果をまとめ、発表しました。例年は体育館に全校生徒が集まって実施するのですが、新型コロナウイルス感染症対策として、今年度は発表者以外はリモート参加となりました。

進行は農業クラブが行いました。

<開会式>
開会 農業クラブ副会長

農業クラブ会長挨拶

成人代表挨拶 教頭先生

発表上の注意 農業クラブ役員

審査員の先生方

<発表会>
1 スイートコーン栽培の生育収量比較調査~メロンの高品質化へ向けた輪作への挑戦~
  園芸技術科2年野菜専攻

2 品種ネオマスカットの岐肩を利用した房作り
  園芸技術科2年果樹専攻

3 トウモロコシの栽培環境と生育・収量の関係性について
  園芸技術科1年

4 和紅茶の魅力を伝えたい!~山鹿産紅茶の普及活動に関する研究 パートⅡ~
  食品加工部

5 熊本の野草を守ろう!
  園芸技術科2年草花専攻

6 危機到来~ビオトープで始めるメダカの保全活動~
  生活デザイン科メダカ班

各発表が終わると、審査員の先生だけでなく生徒たちも採点します。今年からタブレット端末を使って採点を行いました。

講評 農場長

閉会 農業クラブ副会長

審査結果は放課後すぐに集計され、最優秀賞と優秀賞が決まります。また、今回の発表会は来年度の熊本県学校農業クラブ年次大会の代表選考会を兼ねているので、3つの分野の学校代表も決定します。明日の朝には発表されると思いますので、発表した各グループはどきどきしながら待っていてください。

【理科】アルコール発酵の実験

園芸技術科・生活科学科1年生の科学と人間生活の授業で、アルコール発酵の実験を行いました。

蒸留水にグルコース(ブドウ糖)と乾燥酵母を溶かし、

キューネの発酵管というガラス器具に入れます。


アルコール発酵に伴って気体が発生するので、その様子を観察し発生量を記録します。


発生量のデータはタブレット端末に入力し、グラフ化しました。

記録が終わり気体が十分に溜まったら、水酸化ナトリウムを加えて

発酵管の口を指先や手のひらで塞いで気体の方に送り込みます。

すると・・・指先や手のひらが発酵管に吸い込まれてしまいます。

これは発生した気体が水酸化ナトリウムと反応し、発酵管内の気圧が下がったために起こった現象です。水酸化ナトリウムは二酸化炭素を吸収する性質があることから、アルコール発酵で発生した気体は二酸化炭素であるということが分かりました。
この後データ処理や考察をして実験プリントを完成させ、タブレット端末から提出しました。
今年は新型コロナウイルスの関係であまり実験ができなかったので、久しぶりの実験に楽しく取り組んでくれました。また実際に反応を目にしたことにより、たくさんの気づきがあったようです。
<生徒の感想より>
〇キューネの発酵管に発酵液を入れるところが、なんか緊張しました。
〇アルコール発酵でアルコールの匂いがすると思っていたけれど、酵母の匂いが思ったより強くて驚きました。
〇水酸化ナトリウムを加えたら、さっきまであった泡がなくなったのですごいなと思いました。発酵液はパン作りをするときの匂いでした。
〇アルコール発酵で発生した二酸化炭素が水酸化ナトリウムに吸収されて、塞いでいた指が吸い付けられてビックリしたし面白かった。

【生活デザイン科】消費生活の授業でSDGs!

家庭科専門科目「消費生活」の授業選択者の生徒がSDGsの学習を踏まえて、世界の主な衣料生産国であるバングラデシュでの児童労働問題を支援するためのキャンペーンに参加し、校内で書き損じはがきや切手の回収を行っています。

3月に入って、回収のための計画を立てたり、校内放送やポスターを貼って呼びかけを行いました。

その後、3月18日(金)まで朝の昇降口に立って、回収を行っています。
初日から、たくさんの切手やはがきが集まり始めました。

まだまだ、募集中です! 皆さんご協力お願いします。
集め終わったはがきと切手は国際NGOシャプラニール事務局に送り、バングラデシュの子ども達のために活用されます。

【1年生】最後のレクレーション

1年生は最後のレクレーションを行いました。
1学期から学期に1回、学年の交流の場としてレクレーションを行ってきましたが、3学期で最後の活動となりました。
今日は、まん延防止等重点措置が延期されたため、密を避けて行える競技を考えました。

1学期はまだまだお互い名前も分からない中でのレクレーションで、緊張が見られた場面もありましたが、3学期はクラスも関係なく、皆、笑顔で競技を行うことが出来ました。

あと一週間で1年生も終わりです。1年間とてもよく頑張りました。