鹿農日記

今日の鹿本農業高校!

【理科】アルコール発酵の実験

園芸技術科・生活科学科1年生の科学と人間生活の授業で、アルコール発酵の実験を行いました。

蒸留水にグルコース(ブドウ糖)と乾燥酵母を溶かし、

キューネの発酵管というガラス器具に入れます。


アルコール発酵に伴って気体が発生するので、その様子を観察し発生量を記録します。


発生量のデータはタブレット端末に入力し、グラフ化しました。

記録が終わり気体が十分に溜まったら、水酸化ナトリウムを加えて

発酵管の口を指先や手のひらで塞いで気体の方に送り込みます。

すると・・・指先や手のひらが発酵管に吸い込まれてしまいます。

これは発生した気体が水酸化ナトリウムと反応し、発酵管内の気圧が下がったために起こった現象です。水酸化ナトリウムは二酸化炭素を吸収する性質があることから、アルコール発酵で発生した気体は二酸化炭素であるということが分かりました。
この後データ処理や考察をして実験プリントを完成させ、タブレット端末から提出しました。
今年は新型コロナウイルスの関係であまり実験ができなかったので、久しぶりの実験に楽しく取り組んでくれました。また実際に反応を目にしたことにより、たくさんの気づきがあったようです。
<生徒の感想より>
〇キューネの発酵管に発酵液を入れるところが、なんか緊張しました。
〇アルコール発酵でアルコールの匂いがすると思っていたけれど、酵母の匂いが思ったより強くて驚きました。
〇水酸化ナトリウムを加えたら、さっきまであった泡がなくなったのですごいなと思いました。発酵液はパン作りをするときの匂いでした。
〇アルコール発酵で発生した二酸化炭素が水酸化ナトリウムに吸収されて、塞いでいた指が吸い付けられてビックリしたし面白かった。

【生活デザイン科】消費生活の授業でSDGs!

家庭科専門科目「消費生活」の授業選択者の生徒がSDGsの学習を踏まえて、世界の主な衣料生産国であるバングラデシュでの児童労働問題を支援するためのキャンペーンに参加し、校内で書き損じはがきや切手の回収を行っています。

3月に入って、回収のための計画を立てたり、校内放送やポスターを貼って呼びかけを行いました。

その後、3月18日(金)まで朝の昇降口に立って、回収を行っています。
初日から、たくさんの切手やはがきが集まり始めました。

まだまだ、募集中です! 皆さんご協力お願いします。
集め終わったはがきと切手は国際NGOシャプラニール事務局に送り、バングラデシュの子ども達のために活用されます。

【1年生】最後のレクレーション

1年生は最後のレクレーションを行いました。
1学期から学期に1回、学年の交流の場としてレクレーションを行ってきましたが、3学期で最後の活動となりました。
今日は、まん延防止等重点措置が延期されたため、密を避けて行える競技を考えました。

1学期はまだまだお互い名前も分からない中でのレクレーションで、緊張が見られた場面もありましたが、3学期はクラスも関係なく、皆、笑顔で競技を行うことが出来ました。

あと一週間で1年生も終わりです。1年間とてもよく頑張りました。

卒業証書授与式③~退場、式後のホームルーム


いよいよ巣立ちの時です。
  
  
 

教室に戻ると、緊張から解放された様子の生徒達が^^
 
 

施設園芸科 担任からの最後の言葉です。。。
 
 

生徒からも最後に一言ずつ。
そして・・・担任の力作、特撰映像集の鑑賞会です!
 
みんなニコニコして見入っていました笑う

食品工業科 最後のホームルーム

副担任からのメッセージ
 
撮影会!

バイオ工学科 最後のホームルーム
担任から証書授与

このクラスでは日頃からショートスピーチをしていたため、「卒業にあたって一言」の場面もさっと前に立ち、つらつらと言葉が出るのかしらキラキラと思いきや。
 

感謝の気持ちやあふれる思い出に、言葉に詰まっている様子でした泣く
その後たくさんの写真で高校生活を振り返っていました。
 

生活科学科 最後のホームルーム


涙する友人に、もらい泣きする友人たち。美しい光景キラキラ

副担任の涙に

また涙。キラキラ


鹿本農高 4学科の卒業生のみなさん
保護者の皆様方

ご卒業おめでとうございます!

追記
鉛筆今回の卒業証書授与式は、ICT支援員さんのご協力の下、担当職員で知恵をしぼってYouTube配信を行いました
鉛筆式後、会場の片付けをしていると、最後のHRが終わって制服の胸にコサージュをつけた数名の卒業生が手伝いをしてくれたそうです。さすが鹿農生王冠


 


卒業証書授与式②~送辞・答辞

開式
 

卒業証書授与 4学科、この学科名での卒業証書も最後です。
施設園芸科代表
 
 

食品工業科代表
 
 

バイオ工学科代表
 
 

生活科学科代表
 
 

校長式辞
「今の力を『1.0』として、常に『1.1』の日々を心がけ、掛ければ『1.1×1.1・・・=∞(無限大)』に広げる意識を持とう」
 
 

在校生総代送辞(農業クラブ新会長・生活デザイン科)
「どのような状況でも前向きに取り組み、楽しむ強さを活かし、夢や希望に向かって突き進んでください」
 
 

卒業生総代答辞(旧生徒会長・生活科学科)
「このコロナ禍だったからこそ、日常のありがたさに気づくことができた。3年間で培った全てを今後の人生に活かし、挫けずに前を向いて笑顔で社会に貢献していきたい」