鹿農日記

今日の鹿本農業高校!

「ダメ!ゼッタイ!」

長崎税関三池税関支署の方にご来校いただき、薬物乱用防止教室を行いました。

税関の役割を動画を用いて説明があった後、薬物についての講話がありました。

「身近なところの話ではない」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、本県では、未成年が吸引目的で大麻を所持したニュースも今年8月にありました。

いつ自分の身に起こるか分からないことなので、正しい知識を身につけ、「絶対にやらない。」という強い意志で薬物を断って欲しいと思います。

今回の薬物乱用防止教室では、薬物探知犬のデモンストレーションもありました。

薬物探知犬は、薬物を見つけるとハンドラー(犬の調教師)と遊ぶことができるという目的で仕事をしているそうです!

本校、全生徒が見守る中、薬物の匂いをかぎ分けていました。

とてもいい学びができた薬物乱用防止教室でした。

【↑ハンドラーとダミー(タオルを棒状にしたもの)で遊んで楽しそうな探知犬ハート

1年生 地域理解研修!!

10月17日(金)1年生は、「地域理解研修」で山鹿市菊鹿町へ行きました。

まずは、「菊鹿さきもり隊」のご協力の下、番所地区の棚田で稲刈り

 

昼食は、矢谷渓谷のキャンプ場でお弁当ハート

ヤマメの唐揚げも入った田舎料理に大満足了解

木陰で休憩も気持ちがよかったです喜ぶ・デレ

 

休憩後は、「菊鹿さきもり隊」の方々から地域の課題解決に向けてのお話を聞きました。

地域で実際に探究的な活動をされているお話を聞いて、生徒たちが学校に戻ってどんなことをこれから課題探究していくのか楽しみです。

ご協力いただいた皆様方、貴重な体験をありがとうございました。

今後も鹿本農業高校をよろしくお願いいたします。

 

 

【生活デザイン科】野草活用プロジェクト

生活デザイン科「地域資源活用」の授業で、身近な地域資源である野草について学習を進めています。

料理研究家・米粉レシピ研究家・野草&薬草アドバイザーの山本愛子様をお招きし、「野草活用プロジェクト講習会」に生活デザイン科2年生が参加しました。

今回は、野草レシピを本校と共同研究してくださる尚絅大学の守田教授と学生の方も参加されました。

メニューは、

①セイタカアワダチソウのおにぎり

②野草のお味噌汁

③野草のキッシュ

④セイタカアワダチソウのシロップ(炭酸ソーダで割り試飲)

⑤野草の天ぷら

です。

まずは、本校の圃場で野草採取。

生徒たちは、食べることができる野草をこれまでの学習で学んできましたが、知らない野草も多いので、山本先生にその都度確認して採取していきました。

 

調理室に戻り、野草を丁寧に洗って下処理し、天ぷらにしていきます。

ジューっといい音とともに、いい香りが漂います。

    

セイタカアワダチソウのおにぎりも同時ににぎりっていきました。

時間の関係もあり、野草のお吸い物、野草のキッシュ、セイタカアワダチソウのシロップは、山本先生が準備してくださいました。

いざ実食!!

野草がこんな料理に変身するとは驚きです。

生徒たちは、一つ一つの野草の味と食感を感じながら試食していました。

今回の講習を生かして、研究を進めていきます了解

(※毒のある野草もありますので、確認してから採取・調理をしてください。)

1年生 本のポップ作成

1年生の「現代の国語」の授業で、本のポップを作成しています。

自分で選書した本の情報を整理し、ポップにしていきます。

だんだん形になってきました。

どれも力作です花丸了解

鹿農祭で展示予定ですので、ぜひご覧ください笑う

DNAを抽出してみた

ブロッコリーからDNAを抽出する実験を行いました。

A はじめに凍らせておいたブロッコリーの蕾の部分をハサミで切りとり、乳鉢に入れ、手早くペースト状になるまで交代ですり潰す。このすり潰し具合が実験の成否のカギ1重要です。みんなで力を合わせてすり潰しました。

B 冷えた2mol/Lの塩化ナトリウム水溶液に台所用中性洗剤をよく混ぜて抽出液をつくります。その抽出液を乳鉢に注ぎ、乳棒でそっとかき混ぜて5分間静置します。このそっとかき混ぜるのが実験の成否のカギ2重要です。

C 5分後、ビーカーの上に置いた茶こしの中へ乳鉢の中身を注ぎます。抽出液がビーカーの中へこされてしまったら、ビーカーの側面に接触させたガラス棒をつたわせて冷えたエタノールをゆっくり、抽出液と混ざらないように注ぎ入れます。このゆっくりエタノールを注ぎ入れるのが実験の成否のカギ3重要です。

D エタノールを注ぎ入れると同時に、綿のような白色のDNAが浮かび上がってきました花丸。一つひとつのプロセスを丁寧に操作した結果です。手を抜かず、一生懸命に取り組んでくれるのが鹿農生です。

E 浮かび上がったDNAを慎重にすくい取り、ろ紙に移します。そこに酢酸カーミン液を1~2滴たらすと、DNAが濃く染色されました。

どのクラスの実験も、とても上手くできました。最後にまとめをして、楽しい実験終了です。