学校生活ブログ

すくすく園ボランティア

冬季休業中に行われた「天草地域療育センターすくすく園のボランティア」に参加した12名の生徒達にお礼の手紙が届きました。生徒達は楽しみながら頑張っていた様子でした。

すくすく園ボランティアに参加して(生徒感想)

 すくすく園では10人程の小学生くらいの子ども達がいて、それぞれ割り振られた子ども達のお世話をしました。ボランティア内容は子ども達と遊具で遊んだり、お菓子作りをしたりする事で、子ども達と楽しく活動ができて良かったです。活動は3時間程度でしたが、園の先生方が優しく教えてくださったのであまり緊張せずに子ども達と遊べました。

 またこのような機会があればぜひ参加したいです。

すくすく園でのボランティア活動は長期休業中にあります。また他にも子どもと触れ合うボランティアを募集中です。多くの生徒の参加を待っています☆


 

 

原付免許取得三者面談

 本日は、1年生の生徒・保護者を対象に原付免許取得三者面談が体育館で行われています。生徒指導部の職員から本校の内規について説明があっています。本校では誰でも免許の取得はできますが、内規をしっかりと守るということが条件です。内規は命を守るために作られているものですので、しっかり納得した上で免許取得を考えてくれればと思います。
 

熊本県赤十字献血センター所長賞」(優秀賞)を受賞

 

 今年度の文化祭の取組として、国語の授業で作った電気科3年の園田侑大くんの俳句が、
日本赤十字社主催第11回「赤十字・いのちと献血俳句コンテスト」において「熊本県赤十字献血センター所長賞」(優秀賞)を受賞しました。選者は女流俳人の黛まどかさんが務められ、県内から出品された俳句のうち「高校生の部」最高賞にあたります。

1月24日(火)に、熊本県赤十字血液センターより事業部長の武藤様ほか2名の職員の方が本校を訪問され、校長室にて表彰状並びに副賞の授与式が行われました。受賞作品は、卒業後に天草を離れ独り立ちする覚悟を詠んだ次の句です。

古里を 出る覚悟持ち 霜を踏む


 園田君だけでなく、今春に卒業する3年生のほとんどが天草を離れて新生活をスタートさせます。その心持ちは、期待と不安の入り混じった緊張感に包まれたものでしょう。そんな3年生を代表して、園田君の作品が受賞したことを嬉しく思います。3年生の今後の活躍を大いに期待しています。


大〆の授業 (^^♪

3年生は明日1月26日から学年末考査に入りますので、今日が高校最後の授業日になりました。先生・生徒共々、きっと感慨深いものがあるはずです。

私自身は、セレモニー的に行われていた大学教官の最終講義は別として、高校の最後の授業はほとんど記憶がありません。しかし、今でもその日の天気まで思い起こせるのが一つだけあります。それは国語の授業です。まだうら若い先生でしたが、人生についてしんみりと考えさせられる内容を最後の授業の教材にされました。伊勢物語の最終段(ついに行く道)です。この中に出てくる「つひに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思わざりしを」を紹介して解説と鑑賞をされたのです。

これは「ちはやふる・・・」の百人一首で有名な在原業平(825880)が、病気で伏せたときに詠んだ歌とされています。人は皆死ぬということは誰でも知っているわけですが、それがいよいよ自分の身になっての驚きと嘆きを詠んでいます。人が必ず行かねばならない道(死)なのだとは聞いて知っていたのだが、こんなにも突然その時がこようとは思いもよらなかったなぁ。人の明日はわからないものであり、そうしたことがあると分かっていたなら、また別の生き方もあっただろうに・・・といったところでしょうか。特に技巧がないので、今を生きる私たちが普通に読んでも分かりやすく、それだけに強い印象が残ります。

助動詞の活用とかが苦手で、いつの間にかなるべく関わらないようなっていた古文の授業の受け方を「時既に遅し・・・」と、この時ほど悔いたことはありませんでした。

そんな私も教職に就き、「やはり教師としては、最後の授業や最後の課外というのは生徒たちにとって後で思い出してもらえるくらい印象的であって欲しいものだ」と常々考えていました。どんな展開になるのだろうかと、いつもより緊張しながら職員室を出ていたことを思い出します。

以下の写真は教頭先生に撮ってもらった各科の最後の最後、6限目の大〆の授業の様子です。気のせいか、生徒たちはいつもよりしみじみと授業を受けているように思います。

 

M3A(家庭基礎 中野先生)           M3B(課題研究:最後の点呼の様子)

 

 E3(実習:課題研究発表会)        C3(土木施工 手嶋先生 テスト前の自習)


    J3(課題研究 CAD発表会)

そして、保護者の皆様方にとってはお弁当作り、本日が実質的に最後になりました。親子共々しんみりしたものがあることでしょう。大変お世話になりました。                    【校長】

大寒の頃 (^^♪

冬の最も寒い時期を大寒というそうです。漢字を見ただけでもとても寒そうです。ニュースによると、暦の上での今年の大寒は修学旅行生が帰校した1月20日だったようです。
 旅行終盤にインフルエンザの罹患者が急増した電気科2年を、今日から3日間学級閉鎖をすることにしましたので、一週間ぶりに全校生徒が揃うことが叶わず残念です。
 
今朝は写真のように、灰色の雪雲に覆われ粉雪が舞う格別に寒い朝でしたが、先輩や後輩に渡すのでしょうか、旅行のお土産を抱えて登校する2年生の姿も見られ心温まりました。
 
日が少しずつ長くなっていることも実感します。大寒の後は三寒四温を繰り返しながら、だんだん春に向かっていきます。

その春を迎える前に、「学年末考査」という関門が待ち受けています。そのような皆さん方に・・・


 We understand that a nation is only living as long as it is striving.


 これ、どこかで聞いたり見たりした英文だと思いませんか?
 そ
うです。トランプ大統領の就任演説の中にありました。ある新聞では、次のように訳してありました。
 
私たちは分かっていると思うのですが、国家は、努力してこそ存続するのです。

 
このa nation  our school に変えてみたくなりました。

 
We understand that our school is only living as long as it is striving.

 
そして、このようにも・・・。

 
We are only living as long as we are striving.

 
学年末考査まで3年生はあと3日。1,2年生も含めて各学年を有終の美で飾れるよう「努力」しましょう。
                                     【校長】