カテゴリ:林業科学科
林業科学科 2年生林業に関する仕事を体験
林業科学科は、熊本県と緑川森林組合の協力で、
林業や木材産業、建築に関する現場を体験する「地域林業実践体験研修」を実施しています。
5日間の日程では、地元と緑川森林組合をはじめ、熊本市の木材会社や住宅メーカーなどの体験・視察を行います。
初日の今日(8月31日)は、午前中の開校式の後
山都町目丸の緑川森林組合が伐採作業を行っている現場で、伐倒や玉切りなどの体験をしました。
本校OBで、森林組合で働く先輩方の指導で、
生徒たちは、熱心に研修を受けていました。
林業科学科 林業に関するキャリアガイダンスに参加
林業関連の就職を希望する人と企業を繋ぐ、「森林(もり)の仕事ガイダンス」がグランメッセ熊本で開催されました
本校の林業科学科の2年生4人は、キャリア教育の一環でこのイベントに伺いました。
会場では県内の森林組合をはじめ、林業会社や特殊伐採の会社など関連企業の担当者から、
林業に関する仕事について教えていただきました。
また、今年3月に緑科学科を卒業して4月からくまもと林業大学校に通う3人の卒業生も、林業大学校の学生として参加していました。
3人は、林業大学校で基礎からしっかり学び、必要な資格を取得して来年から県内の林業事業体に就職します。
林業科学科 大造り物製作を3年生がお手伝い
林業科学科1年生を中心に製作している大造り物、
今日は緑科学科の3年生が製作の手伝いをしました。
1年生から大造り物に携わっている3年生は、手際が良く材料の取り扱いも慣れているので、
材料の取り付け方なども自分たちで工夫しながら進めていました。
今日は、NHKから事前取材に来られました。
生徒たちは、コロナ禍が収束して、
来年は山都町の秋の風物詩「八朔祭」が開催されるように願いを込めて大造り物を製作しています。
林業科学科 大造り物製作再開
熊本県内が、新型コロナウイルスの感染リスクレベルが最高レベル(レベル4)に引き上げられたことを考慮して、
8月7日から21日まで本校では、部活動や当番実習など一部を除いき生徒の出校を制限していました。
そのため、林業科学科1年生の大造り物製作も中断していましたが、
昨日から、2学期が始まり授業も再開した事から製作も再開しました。
8月25日の授業では、製作班と材料採取班の2つのグループに分かれて実施しました。
製作班は、木工室で大造り物の製作に取りかかりました。
製作休止前におおまかな形をつくっていたので、今日からは細かい骨組みづくりと
ハギやヒノキの葉などを使って紙や皮膚などを表現する作業に入りました。
授業の途中で、熊本日日新聞の取材もあり生徒たちは製作にいっそう力が入りました。
材料採取班は、阿蘇・九重の大分県境付近、瀬ノ本高原までススキの採取に行きました。
片道1時間半以上かけて移動し、出穂が始まったススキの穂を丁寧に一本ずつ採取しました。
大造り物は、9月4日頃の完成予定です。
9月8日(水)から「やまと文化の森」駐車場に展示します。
緑科学科3年生 鍛冶床演習林で間伐実習
緑科学科3年生は、夏休みの当番実習で
学校から北に9kmほどのところにある鍛冶床演習林で間伐実習を実施しました。
鍛冶床演習林には、50年前に植林したスギ林があり、
毎年、少しずつ間伐をして丸太を出荷しています。
チェーンソーで伐倒して、小型のグラップルや林内作業車で引き出して集材しています。
夏休みはに一人5日間の予定で当番を組み、間伐や集材を行っていました。
実習は、生徒たちがよく頑張って3日間で合計40本のスギを間伐しました。
1、2年生で学習した機械の操作技術を生かして手際良く実習ができました。
しかし、
熊本県の新型コロナウイルス感染レベルが最高レベルに引き上げられたことを受けて、
8月7日から中止しています。
今後も、他の演習林も含めて間伐を進めていきます。