学校生活

カテゴリ:林業科学科

鉛筆 林業科学科 樹幹解析実習

林業科学科では、ドローンなどの最新の技術を学ぶと共に、
林業の基本的な学習をしています。

 

9月30日には、鍛冶床演習林で「樹幹解析」の調査をしました。
「樹幹解析」は森林経営の授業の一つで、樹木の年輪を解析して樹木の成長の様子を調査するものです。

年輪からは、樹木の年齢以外に、樹木が生きてきた時代の季候の変化や森林内の様子を推察することができます。

 

毎年、2年生の授業で実施しています。
今回は、演習林内の樹木を一本切り倒し、地際から20cm、1,2m・・・と調査のための円盤を採取しました。

 

今後は、教室に戻って年輪を調査し、樹幹(木の幹)の様子を図面に示します。
5年ごとの樹高や直径、材積(丸太の体積)をグラフに示し、
成長の様子を分析します。

視聴覚 林業科学科 NHK熊本「クマロク」の収録がありました。

山都町で今年唯一の大造り物を製作した林業科学科1年生は、

NHK熊本放送局で平日夕方に放送されている「クマロク」への出演が決まりました。

 

放送は9月18日(金)で生中継の予定でしたが、

週末にかけて雨の予報がでている事もあり、

事前に収録される事になりました。

 

林業科学科1年生を代表して、奥村くん兄弟(長嶺中出身)が

大造り物の材料の説明と製作の感想などのインタビューを受けました。

雨が降る中の収録となりましたが、1年生14人の元気な姿を撮影していただきました。

 

NHKの皆さんありがとうございました。

 

今日の様子は9月18日(金)の「クマロク」

午後6時20分からのローカルニュースの中で放送されます。

ぜひご覧ください!!

 

インフォメーション 林業科学科 「大造り物」熊日掲載! 9月18日は生中継!!

9月13日(日)付け熊本日日新聞朝刊で、
山都町観光文化交流館やまと文化の森で展示中の
林業科学科1年生が製作した大造り物を紹介していただきました❗️


大造り物は9月末までやまと文化の森で展示し、10月からは矢部高校体育館前に常設展示します。
コロナ禍の影響で、途中、製作休止期間もありましたが、生徒たちの思いが籠もった作品ができました。ぜひご覧ください。


9月18日(金)にはNHK熊本の夕方の番組「クマロク」で
生中継(18時20分から)もあります。ぜひご覧下さい。

 

 

 

 

 

キラキラ 林業科学科 やまと文化の森に新作大造り物を展示

林業科学科1年生が夏休みから製作していた
八朔祭りの「大造り物」が本日(9月8日)完成し、
やまと文化の森に展示しました。

 

9月8日(火)から9月18日(金)の予定で、やまと文化の森で開催される。
「手作り名人さん&矢部高家庭クラブコラボ作品展」に合わせて、
林業科学科の木工品などを展示するもので、
今回の「大造り物」も合わせて展示させていただきました。

 

今年の大造り物は

「神様の使いが山の都に降り立ち、令和の疫病を鎮め癒やす」と題して

傷や病を癒やすことができるといわれる「一角獣(ユニコーン)」と
疫病を鎮める「アマビエ」を製作しました。

コロナ禍で、観光客が減り、街を往来する人も少なくなった山都町の人々に
少しでも元気になってもらって、コロナウイルスが鎮静化できるように願いを込めて作りました。

 

大造り物は9月30日(水)まで展示する予定です。
マスク着用などの感染対策をされて、是非山都町にお越しいただき、
生徒が作った作品をご覧いただければと思います。

インフォメーション 林業科学科 九州伐木チャンピオンシップに出場

伐倒や玉切りなどチェーンソーの操作を競う大会
KLC(九州伐木チャンピオンシップ)が阿蘇市宮地駅前の古木常七商店の駐車場をお借りして開催されました。

 

以前からこの競技に取り組んでいる緑科学科3年生の岩戸君が参加し、
プロの林業家とともに技を競いました。

 

本来なら、5月にJLC(日本伐木チャンピオンシップ)が開催され、岩戸君も出場する予定でした。
また、WLC(世界伐木チャンピオンシップ)がちょうどこの時期にセルビアで開催されていたはずでした。
全て、コロナ禍のために中止となり、岩戸君は高校生で出場できる最後のチャンスが無くなってしまい残念な思いをしました。

この大会を開催していただき、練習の成果を発揮する機会ができ本当に良かったと思います。

 

本校では、林業部を中心に伐木チャンピオンシップに取り組む予定です。
林業科学科の生徒向けに講習会(競技実演)も実施していただくお話もいただいています。
ぜひよろしくお願いします!

美術・図工 林業科学科 大造り物最後の仕上げへ

林業科学科1年生が製作する大造り物は、
概ね完成し最後の仕上げに入りました。

今日(9月4日)は、一旦、台車に乗せて下から見上げたときに見える隙間や全体のバランスを確認しました。

 

屋根の下で見たときと、外の光で見たときの大造り物は色合いやバランスが異なります。
また、日の光を通して見える隙間があり、皆さんに見ていただくためには細かい所まで確認する必要があります。

 

作業がしやすいように、台車からまた降ろして仕上げに入りました。
合板で床を貼って、地表の表現もして行きます。

 

台風10号の影響で、矢部高校は月曜日の休校が決まり移動は翌日以降になりました。
早ければ火曜日(9月8日)にやまと文化の森に移動し展示ができると思います。

 

会議・研修 林業科学科 2年生GISを使った森林管理計画を体験

5日間の日程で実施している林業科学科2年生の「地域林業実践体験研修」は、
今日(9月4日)で最終日でした。

 

午前中は、緑川森林組合でGIS(地理情報システム)を使った森林管理について体験しました。
GISは、電子地図に森林簿や測量データなどを重ね合わせて視覚的に表示するデータベースの一種です。
5日間引率していただきお世話になった森林組合の飯星さんからパソコンを使って詳しく説明していただきました。

 

そして、午後は閉講式を実施しました。

生徒たちは、それぞれ5日間の研修の感想を述べました。
ツリークライミングや伐木・採材など生徒たちはそれぞれとても良い経験になったようです。

 

緑川森林組合や関係各所の皆様には、コロナ禍の中にもかかわらず今回の研修を実施していただき大変お世話になりました。
生徒たちの進路の選択にも役立つとても良い研修でした。ありがとうございました。

 

 

会議・研修 林業科学科 2年生地域林業実践体験研修(4日目)

5日間の日程で林業科学科2年生が参加している「地域林業実践体験研修」は4日目を終えました。

今日(9月4日)の午前中は、
緑川森林組合宇城支所で第一索道(株)社長の林様を講師に招き
チェーンソーの構造や仕組み、目立の方法についての実習を行いました。

林業科学科には機械を分解したり組み立てたりする事が好きな生徒がいます。
チェーンソーを分解して林社長から分かりやすく仕組みを教えていただき、
興味津々で研修に取り組みました。

 

午後は、御船町の国武林業で特殊伐採に関する研修をしました。
ロープ等を使って木に登り、枝や梢を切って安全にロープで下ろす技術「アーボリスト」の体験です。

クレーン車などの進入できない場所で根元から伐採せずに、安全に木を切る技術は、
ツリークライミングやロープワークなどの技術を駆使しておこなう高度な林業技術です。

国武さんには、ツリークライミングの基礎を教えていただき、
実際にロープを使って木に登る体験をしました。

 

5日間の研修で、生徒たちは様々な業種のプロからたくさんの事を学びます。
卒業後の進路選択のためにもなり、時には大きく人生を変える出会いになることもあります。

明日は、最終日、GPS測量やGISについての学習をします。

 

 

家庭科・調理 林業科学科 目を作るのはむずかし〜い!!大造り物の製作も佳境へ

林業科学科1年生が製作する大造り物、
足や体の仕上げなどおおまかなところができてきました。

 

写真でも明らかですが、今年は2体を製作しています。

コロナ禍のなか、毒を中和し病を癒すと言われる架空の生き物と
疫病を治すとも言われる妖怪を製作しています。

 

今日は、概ね完成が見えてきた大造り物を
製作していた木工室から外に移動して全体のバランスをみたり
黒目を入れる位置を確認したりしました。

 

9月7日(月)の午後3時頃からやまと文化の森に移動して
9月いっぱい展示する予定ですが、台風10号の接近により8日以降にずれ込むかも知れません。

今年唯一の"新作"大造り物をぜひ皆さんにご覧いただきたいと思っています。

美術・図工 林業科学科 大造り物完成間近!

林業科学科1年生が製作している八朔祭の「大造り物」は、完成が見えてきました。

 

今日は、3年生が実習の時間に製作を手伝いました。

ススキやオギを使って体毛を表現したり、顔や髪の仕上げをしたりしました。

 

八朔祭の大造り物では、自然のものだけで製作する事になっていますが、
目玉だけは、電球を使用しても良い事になっています。

 

今日は、目の造形も製作しました。
来週月曜日にやまと文化の森に展示できるように製作は急ピッチで進んでいます。