学校生活 南稜NOW

2014年11月の記事一覧

南稜米通信

 栽培期間中に農薬や化学肥料を使用せずに工夫を凝らした自然農法でつくる実習生産品「南稜米」の6回目の栽培を無事に終えました。日照不足の影響や病害虫の被害も無く昨年比の約20%増の収量となりました。さらに、米穀検査では初の1等米認定という結果。少しずつですが、より良い南稜米をお客様にお届けする一心で学習に取り組んでいる努力が実を結びつつあります。
 11月9日、南稜祭での初売りに向けて新米の商品化を進めてきました。新しいラインナップでの販売では、ご来場頂きました多くのお客様に喜んで頂きました。
 尚、遠方よりご予約を頂きました客様にはお待たせしていますが近日配送いたします。

 南稜祭を終えたばかりですが、今週末に東京で開催されるイベントに出店いたします。
初めての参加ですが、生産科学科・作物専攻2年生によるアイディアをカタチにという主体的なコンセプトのもと、誕生した限定商品で挑戦し、更に南稜米の可能性を探り生産品に磨きをかける学習につなげます。

 2014年全国農業高校収穫祭
  日時:11月15日(土)11:00~17:00、16日(日)11:00~14:00
  場所:大丸東京店12Fレストランフロアー 42番

商品名:朝霧につつまれて
 【南稜米】(330gを無洗米精米に仕上げ更に真空加工)
 【あさぎりの水】地元あさぎり町の天然ミネラルウォーター(ph値8.1の軟水)
  ※そのまま混ぜて炊くだけで、純地域産の「ごはん」約2合がお手軽に召し上がれます。
 【幸福への切符】くま川鉄道で大人気の記念切符

 販売価格:1000円(税込み) 数量限定50箱

 


グループ 3年 生活経営科 郷土料理講習会



球磨地方に伝わる郷土料理の由来や、調理方法を地域の方から学びぼうと
2回にわたって3年生 生活経営科の生徒を対象に「郷土料理講習会」が行われました。

第1回(10月28日)は、くまもと ふるさと 食の名人 本村イサ子さんをお招きして
行事料理(山菜おこわ、つぼん汁、大根なます、あん入りちまき、ねったんぼ)を作りました。

  

  

第2回(11月11日)は、堀角地区区長 大西 定志さんをお招きして
イノシシ肉・シカ肉を使った料理(しし汁、ししハンバーグ、ししカツ、シカ竜田揚げ)を作りました。

  
 


先生方もお招きして、美味しく頂きました。
    

神殿原農場通信~どうぶつだよりNo6~

 11月9日(日)に行われた「南稜祭」にて、牛の乳しぼり体験を実施しました。当日は「体験入学」ということで、生産科学科には7人の中学生が参加してくれました。
          
            
 
 体験入学終了後は、一般の方々にも開放し、多くの方に参加いただきました。生産科学科の畜産専攻生が乳のしぼり方や搾乳の説明をしながら、子供たちと一緒になって取り組みました。参加いただいた方、有難うございました。          
            

ゴロゴロお肉のカレー販売会実施

  生産科学科畜産専攻のプロジェクト活動、「耕作放棄地への牛の放牧」の成果発表として、11月5日(水)あさぎり町ふるさと振興社の商品開発室にて「ゴロゴロお肉のカレー」試作会を行いました。
               
 ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ サンシエロ調理長 臼杵哲也シェフに監修していただき、南稜高校オリジナルのカレーを調理しました。
               
 生産科学科3年の畜産専攻生が調理にあたり、野菜のカットから煮込みまでを行います。
               
 放牧で育てた牛肉をルーに漬け込み、味を染み込ませます。いよいよ試作品の完成間近です。
                                   
 人吉新聞社・熊日新聞社さんから取材を受け、本企画の代表者生産科学科3年の毎床玲美さん(人吉二中卒)が応対しました。  
               
               
 そして試作のカレールーが完成。これで11月9日(日)の南稜祭に臨みます。 
                      
  
 南稜祭当日、やや天候が不安定の中でしたが、準備したカレールーすべて完売。あらためて、私たちの活動を発信できたことに感謝いたします。有難うございました。