学校生活

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商業科商品開発「ミニタルト(創作スウィーツ)」検討会

2月21日(水)は、定時制商業科の商品開発「ミニタルト(創作スウィーツ)検討会」が実施されました。

このミニタルト開発計画は、昨年度の3年生(既卒生を除く一部は今年度の4年生)より昨年度2学期にプレゼンされた「バラパフェ」開発案(現在のバラのときめき♡ふわりんごパフェ)とセットで提案されていた「ミニプリンタルト」を現2年生が引き継ぎ、より具体的な形として提案したものです。

共同開発としてご協力いただく、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータの館長様とシェフの方を講師としてお招きしました。

はじめに、生徒たちの提案を聴いていただきます。

まずは1班の提案からです。1班はタルトを横から見た場合、最上部から生クリーム、次の層がイチゴソース、そして下段にプリンを置くタイプのタルトです。タルトの生地はやわらかめにします。

 

次に2班の提案です。2班は水俣茶を使った水俣茶タルトを提案します。水俣茶は、安心・安全の無化学農薬、無化学肥料での栽培が特徴で、生産者自らが栽培から製造、販売まで一貫させているので、トレースアビリティ(生産履歴)も確かです。他の材料は無塩バター・ビスケット・生クリーム・ホワイトチョコ入れ、ミキサーで粉状にした水俣茶に金箔・黒豆を飾ってしっとりめのタルトに仕上げます。

続けて、講師の先生方からのアドバイスです。

1班の案については、最初の提案を忠実に引き継いだプリンを使用している点が評価されましたが、生地の性質上、歯が弱い人にはつらい点、材料の組み合わせが甘すぎる点が課題点として指摘されました。

2班の案については、水俣のアピールにもなるため、和紅茶と合う水俣茶を選定したことが評価されましたが、ビスケットを砕いた部分は割れていく点、抹茶は好みが分かれる点が課題点として指摘されました。

 そこで講師の先生方より、型崩れを考慮して「タルトカップ」というものがあること、ミナマータではコストも下がる煎茶を使っている点、暖色系で「映え」が良い事等のアドバイスをいただきました。

ここから先は、座談会形式からタブレット端末を用いた調べ学習へ移行します。これまでいただいたアドバイスを参考にしながら、せっかくの機会ですので、道の駅の講師の先生方に質問をしながらより深い学習を進めます。

プレゼンをした2・3年生はもちろんよく質問しますが、今回、プレゼンを一緒に聴く立場だった、商品開発初参加の1年生も積極的にいろいろと質問する姿が見られます。

 

 

最後は、新生徒会長より、生徒会長としての公の仕事としては初の生徒代表謝辞が行われました。

上級生が抜けて少人数になりましたが、提案や調べ学習を通して、何事にも当事者意識を持ち、夢の実現に向けて挑戦する生徒として、とても良い新体制でのスタートとなりました。

今回の講師招へい事業は、受講・提案した生徒たち、そしてその案に基づいて試作品の考案・準備をしてくださる道の駅の講師の先生方の双方が、新たな「宿題」を持ち帰る形となった、共同開発ならではの、次につながる検討会でした。

大変お忙しい中、私たちのためにご来校いただきました、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータの皆様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

JR熊本駅販売実習(2日目)

2月10日(土)は、4年生によるJR熊本駅販売実習2日目(最終日)でした。

まずは開店準備からですが、昨日の要領を覚えているので、わりとスムーズです。昨日から掲げている本校の屋号とJR熊本駅シティ様からのお気遣いで作ってくださった「明日も開催」を示す告知PRも残してくださっており、閉店中も十分なPRができていました。ありがとうございます。

 

 今朝入荷した、本日販売分シンPITAパンのシール貼り作業です。昨日はおかげさまで完売しましたが、本日は土曜日とあって、昨日の2倍の発注量です。全員がかりで作業にあたります。

ちなみに、水定どら焼きの方は、甘夏あん・お茶あん併せて両日で500個仕入れましたが、その約半分は昨日売れましたので、もう半分を売り切れるよう頑張らなければなりません。

次は、お釣りの確認です。電卓を使って確実に確認していきます。あらかじめ準備されたお釣りの答えの金額と一致しました。正解です。

開店を待ちわびてくださっているお客様もいらっしゃったり、新幹線の発車時刻を気にされながら開店時刻を尋ねて来られたりと、本当にありがたいかぎりです。

 開店直後に来てくださるお客様の中には、「新聞を見て来ました」「早く来ないと売り切れると思って」とおっしゃってくださる方も多数おられて、ありがたいことに注目度の高さがうかがえます。ごっそり無くなったら、協力して補充します。常にボリュームのある陳列状態にしなければなりません。

連休初日とあって、ご家族連れや和菓子を大変好まれる老夫婦の方々もたくさんお見えになりました。

大きな荷物を抱えて、移動のちょっとした隙間に購入してくださるお客様がいらっしゃったり、「高校生が頑張っている姿に弱いんだよね」と励ましながら購入してくだるお客様がいらっしゃたり、本当に地域に支えられながら活動できていることをしみじみと実感しました。

生徒が作成した水定どら焼きのPOPとシンPITAパンのブラックボードに興味を持ってくださり、カメラに収める方々もいらっしゃいました。生徒が積み重ねた努力の結晶を高く評価してくださり、本当にありがたいです。

 JR熊本駅勤務の関係者の方々も励ましに来てくださり、ご購入いただきました。また、昨日買いに来てくださったお客様も「おいしかった」と再来店して購入してくださいました。

本校の先生も来てくれ、差し入れまでいただきました。また、2日目とあって、簡単な道案内もできるようになりました。

 

校長先生もお忙しい合間を縫って、激励に来てくださいました。

同じ県内の高校生も来店してくれました。また、海外のお客様も、和菓子を気に入ってくださったようです。

 

お客様の中には、購入後「自分も工業科の定時制出身なので」と励ましの言葉を言い残され、急がれていたのでしょう、足早に去って行かれる高齢のお客様の姿もありました。その後ろ姿は、働きながら学ぶという大変さを身をもって知っておられる、まさにこの生徒たちにとっての「苦学した先輩」としての心に響く励ましでした。

 教頭先生及び養護の先生も駆けつけてくれました。

定刻になり、片付けです。

最後は駆けつけてくれた先生も手伝ってくださり、荷物を詰め込みました。そして終了後のミーティングです。後輩に対する引き継ぎ事項等が話し合われました。

今回は、これまで後輩たちを引っ張てくれた4年生の「卒業販売実習」でした。これで引退です。4年生が残してくれた功績は多大なものがあります。何事にも当事者意識を持ち、夢の実現に向けて挑戦する生徒のあるべき姿を体現してくれました。卒業後もこの経験を生かしながら、頑張ってほしいです。

今回の販売実習のために貴重な機会を与えてくださったJR熊本シティの皆様、差し入れをしてくださったテナントの方々、共同開発でお世話になっているONITSUKA日昭堂様、Pan工房ベーグル様、取材をしてくださり、告知も兼ねて本校定時制の取り組みを紹介してくださった熊本日日新聞様をはじめ、多くの関係各位の皆様、本当にありがとうございました。

次は、今月23日(金・祝)に、県立あしきた青少年の家25周年記念イベントで販売実習をさせていただくことになっています。2年生を中心に、1年生も数名参加します。たくさんのご来店をお待ちしております。今後とも水俣高校定時制をよろしくお願いいたします。

JR熊本駅販売実習準備

水俣高校定時制商業科では、いよいよ明日から始まるJR熊本駅販売実習の準備が着々と進んでいます。

JR熊本駅の関係者の皆様、2日間、大変お世話になります。貴重な機会を作ってくださり、ありがとうございます。

今回は、新開発商品「シンPITAパン」がいよいよ満を持しての新発売となりますので、その目玉商品のPRのため、準備にも一層気合が入ります。

学年別に分担して作業を進めます。まずは、3・4年生の活動風景からです。

ブラックボードの作成風景です。タブレット端末のドキュメント機能を使って、ボードに記入する文言をみんなで一つひとつチェックしながら、記入します。

若い人のセンスで、シックなボードの中にも、きらびやかな色使いをしながら丁寧に記入します。

こちらは、タブレット端末のスライド機能を使って、商品PR用のPOPを作成している様子です。

様々なアプリケーションソフトウェアの機能を駆使して、巧みに表現していきます。

交代で、各々の得意分野を生かしながら作成します。

画用紙に手書きで補足PR事項を記入しています。デジタルのハイテク機能と、アナログの手作り感を融合させながら、高校生ならではのPR手法でもって工夫して作成しています。

続いて、1・2年生の準備風景です。おなじみ「水定どら焼き」のシール貼りの様子です。

2年生がリーダーシップを発揮し、1年生に役割を割り振っていきます。

1年生のシール貼りも、上達してきました。

シンPITAパンの写真です。どちらも角度を変えた同じ写真なのですが、皿上部の写真が「むね肉」、皿下部の写真が「照り焼き」です。

シンPITAパンの販売単価及び販売数量は次の通りです。水定どら焼きの数量とともにお知らせします。
(1)シンPITAパン売価は、各1個300円、水定どら焼きは各1個220円
(2)2月9日(金)シンPITAパン(むね肉)50個、(照り焼き)50個
(3)2月10日(土)シンPITAパン(むね肉)100個、(照り焼き)100個
(4)両日で水定どら焼き(甘夏あん)250個、(お茶あん)250個

また、シンPITAパンの試作実習時の様子を取材に来てくださった熊本日日新聞様より、本日の朝刊に掲載していただきました。ありがとうございます。

 当日は、本校のスクールカラー「もえぎ色」がはためく幟旗と法被が目印です。

2月9日(金)と10日(土)の販売場所は、JR熊本駅の正面入り口から建物の中に入り、「肥後よかモン市場」の入り口付近で、総合観光案内所の右側付近になる予定です。販売時間は、両日とも午前11時~午後4時です。

2日間、何事にも当事者意識を持ち、夢の実現に向けて挑戦する生徒たちによる精一杯の接客でお出迎えする予定です。

たくさんのご来店を心よりお待ちしております。

生徒会新旧役員交代式 主権者教育

〇生徒会新旧役員交代式

1月26日(金)3限目は、生徒会新旧役員交代式が行われました。

 

新会長・新副会長2名・新書記の3役に、任命状が授与されました。

就任した新メンバーからは、行事などにおいてしっかりとみんなを引っ張っていきたい、自分に与えられた役割をしっかりと全うしたいといった決意表明が述べられました。協力して頑張ってほしいですね。

また、前生徒会長からも退任のあいさつがあり、色々と大変だったけど、各種委員会の委員長たちの支えがあり、任期を全うできましたという、感謝の気持ちが述べられました。お疲れさまでした。卒業後の活躍に期待しています。

 

〇主権者教育

4限目は、主権者教育が行われました。

 主権者教育といえば選挙ですが、例えば今回実施された生徒会役員選挙も、太平洋戦争開戦前まではこのような選挙はありませんでした。昭和24年(1949年)に「生徒会」という言葉が散見されるようになりました。それまでは、級長(現在の学級委員長/室長)は、先生が指名し、先生の指示をみんなに伝える、どちらかというと先生側寄りの生徒代表といった位置づけでした。それが戦後、GHQが日本に民主化教育を施すことになっていきます。

今年は、熊本県と鹿児島県で県知事選挙が実施されます。だからこそ我々有権者にも責任が出てきます。県全体に関わることとして、少子化対策、雇用、限界集落問題といった課題があります。また、本県は農業県として、農業で稼いでいる額が、全国で5位の地位にあります。(ちなみに1位は北海道、2位は鹿児島県。)これを生かさない手はありません。今年か来年にも「主権者」の仲間入り、またはすでに仲間入りしている生徒もいるかと思いますが、今回、上に掲げたヒントを基にして、何事にも当事者意識を持ち、自分の夢の実現に向けて挑戦できる制度が整うよう考えていくことが必要です。

講義の後は、18歳から成人になるにあたって、「契約」に関する動画を視聴しました。生徒の感想の中には「『お試し期間』などといった広告には今後注意したい」、「大丈夫と思っている人ほど危ないということがわかった」、「同居者に年寄りがいるので、家族全体として気を付けたい」といった感想が寄せられました。

本日は講義も動画視聴も、自分の事として高い当事者意識を持って取り組んでくれました。若い人が担う将来に期待しています。