学校生活
【機械科】令和6年度熊本県高等学校アイデアロボット競技大会出場 技術賞 受賞
令和6年11月2日(土)に熊本工業高校第2体育館にて「令和6年度熊本県高等学校アイデアロボット競技大会」が開催され、機械科3年生が課題研究で製作したロボットが出場しました。
本校からは2台出場し、1台は予選敗退、もう1台は決勝トーナメントに残り、4位と予想以上に健闘しました。
【大会結果】
1位 熊本工業高校
2位 鹿本商工高校
3位 熊本工業高校
4位 水俣高校(技術賞)
4位の技術賞は、来年度の全国大会出場の権利を獲得することができるため、来年度の全国大会出場に向けて、技術を向上させて取り組んでいきます。
大会当日の出発時は大雨のため、製作したロボット積み込みや現地での移動時に動作しないなどトラブルが発生しないかをが心配したものの、生徒たちは慎重に扱いました。また、会場では本校に製作したコースとは異なっており、試走で正確に自律機が動作しないことが判明し、慌てて会場外で調整するトラブルもありましたが、生徒たちは突発的なトラブルにも冷静に対応していました。
【機械科】第36回熊本県工業高等学校生徒研究発表会 特別賞(熊本県工業連合会長賞)受賞
令和6年11月13日(水)に令和6年度(2024年度)第36回熊本県工業高等学校生徒研究発表会が熊本工業高校で開催され、機械科3年生の課題研究ロボット班が発表に出場しました。
本校の内容は、「+(プラス)ロボットで未来のまちづくり」という表題で、水俣の地域の空き家問題から地域企業による依頼がある、建物解体に至るまでの自動操縦ロボットの製作への基礎研究が主となる内容です。これまでの本校のロボット技術を再研究し、10日前のアイデアロボット競技大会の内容も含め、今後の地域の課題解決をしていくものでした。
【発表の様子】
【表彰式】
【大会結果(水俣高校)】
特別賞(熊本県工業連合会長賞)
実際の重機を操縦する実用化まではあと3年を予定しており、後輩たちに受け継いでいきます。
生徒たちは最後まで精一杯力を尽くし、発表はこれまでの練習よりも発表会本番はいい発表ができました。結果は特別賞でしたが、これまでの試作機、ロボット製作や発表準備を通して生徒の成長が見られました。
【ソフトテニス部】学校対抗女子団体戦ベスト8!
11月9日、10日、熊本県民総合運動公園にて学校対抗団体戦が開催されました。
初戦、男子は熊本工業との対戦でした。球のスピードや重さに苦しめられましたが、声を出し、ペアで声掛けし合いながら正々堂々と戦い抜きました。女子は九州学院との対戦でした。最初の2ペアが勝ち切り、見事にベスト8進出を決めました。
次戦、女子はベスト4をかけて尚絅との対戦でした。ラリーが続く中、徐々に球のスピードや精度、確実性に苦戦しはじめ、あと1歩力及ばず0-2でチームの敗北が決まりました。
今年度、男女揃って団体戦に出場するのは数年ぶりのことであり、一致団結して旋風を巻き起こしてくれました。
ここで得た悔しさを忘れず、冬のハイスクールジャパンカップ、来年度の高校総体に向けて、さらに力を高めていきたいと思います。
応援ありがとうございました。
【探究活動】慶應義塾大学生徒のオンライン交流活動
11月12日(火)の放課後、水俣SDGsデジタルアート活動としてリモートによる慶應義塾大学生とのオンライン交流を行いました。お互いに簡単な自己紹介や興味のあることを話した後、大学生からSDGsと水俣に関連した遊びやアート、例えば甘夏やデコポンの糖度を利用した「ポーカーゲーム」や、ごみの分別の際、合っていたら『ピンポン』間違った分別をしたら『ブー』っと音が鳴って教えてくれる「マルバツゴミ箱」などのアイデアをプレゼンしてもらいました。
【建築コース】厚生労働省つなぐ化事業による現場見学会
11月12日(木)の午後に建築コース1・2年生が現場見学を行いました。今回は、厚生労働省による建設業若年者理解・定着促進事業によるもので、地元企業の方々のご支援のもと、実施することができました。
初めに、株式会社坂口組さんの水俣病資料館増設工事現場を見学させていただきました。現場責任者の方から、工事の概要や進捗状況、構法や工事での注意点など、実際に見て、話を聞くことで、学校では学べないことを体感することができました。その後、研修室に移動し、発注者である水俣市役所の担当の方から行政の業務について講話をしていただきました。さらに、設計者の方から、設計のコンセプトや配慮したこと、仕事の内容などを教えていただきました。
次に、立尾電設株式会社さんの施設へ移動し、そこでは建築用3Dプリンターを見学しました。全国でも数少ない最先端の建築機械を見学させてもらうとても貴重な機会でした。すぐに成形されるモルタルの配合やデータの入出力方法など、興味深く見学していました。
このように、建築コースでは地元企業や行政からの支援を受けて、社会に開かれた実践的な学びを実施していきます。関係者の皆様、ありがとうございました。
「つなぐ化」事業