学校生活
【カヌー部】国民スポーツ大会 カヌー競技入賞!
令和6年10月11日~14日に、国民スポーツ大会 カヌースプリント競技が佐賀市富士しゃくなげ湖水上競技場で開催され、本校男子がカヤックフォア(島津・大澤・鶴長・柳野)、女子がカヤックペア(新井・山口)に出場しました。
500mと200mの競技で、男女とも決勝に出場し入賞を果たしました。
会場
佐賀市富士しゃくなげ湖水上競技場
決勝の結果は、
男子カヤックフォア(500m) 3位
女子カヤックペア (500m) 7位
男子カヤックフォア(200m) 4位
女子カヤックペア (200m) 5位
【500m決勝】
女子カヤックペア決勝(500m)6レーン7位入賞 男子カヤックフォア決勝(500m)5レーン3位入賞
男子500mは、0.202秒差で3位に入賞しメダルを獲得しましたが、200mでは3位と0.018秒差で残念ながら4位となりました。女子は、200mでは順位を上げました。最後まで力を尽くしました。
今回の大会で、3年生男女4人は高校生最後の出場となりました。
【500m表彰式】
女子カヤックペア(500m) 男子カヤックフォア(500m)
【機械科】半導体人材育成事業 機械科3年半導体研修
令和6年10月10日(木)に、水俣市の株式会社アスカインデックスにおいて、本校機械科3年生向けの半導体研修が行われました。
昨年度に続き今回で2回目の研修内容は、半導体製造装置に重要な真空装置のメンテナンスについてでした。半導体装置には、露光やエッチングなどで多くの真空装置が用いられます。講義では半導体装置の真空漏れのことを「リーク」ということや、真空装置点検で必要な重要ポイントについて学びました。
講義後は研修用真空装置で、付属の真空ポンプの真空度別の種類や働き、ボルトの締め方を学び、実際にヘリウムガスを用いたメンテナンスを行いました。半導体装置は機械要素が多く、部品の材質や点検の方法だけでなく、検査のノウハウや点検ミスによる装置や製造ラインへの影響などを学びました。また、半導体業界の厳しさについても作業の中でお話をいただき、生徒は興味深く取り組み、装置について質問を行いました。
【生徒感想】
● 半導体製造で使われる機械を細かく説明していただき、理解することができました。真空リークチェックを見せてもらい、地味な作業だと思いましたが、説明を聞いて製品の質に関わる大切な作業であると分かり、良い体験をすることができました。
● リークの影響がいかに半導体を製造するうえで大きいかがよく分かりました。2時間から3日間かかるメンテナンスで、リークが見つかると、重大な損失が出ることで、日頃の締結などの基本的な作業を確実に行うことが大切だと思いました。これから社会人として働くうえで、基礎事項を大切にし、事故や故障をなくしたいと思います。
機械科3年生は多くの生徒の進路が決定し、就職内定者数名が半導体業界に就職します。これまでの機械科の学びを深め、製造装置製造や関連産業などについて知識を得ました。今後は就職後に半導体産業に関わる可能性があると多くの生徒が感じ、意欲的で有意義な研修になりました。
【進路指導部】2学年特進クラスアカデミックインターンシップ(校外研修編)
特進クラスで今年度行った「学び」と「仕事」をつなぐアカデミックインターンシップでは、午前中は出張講義で各コースならではの「学び」を行い、午後は午前中の学びをもとに「仕事」の現場での研修を行いました。
半導体コースは、地元のアスカインデックス様の半導体実技総合大学校での研修を行いました。クリーンルームにも入らせていただき、午前中の講義で学んだことを現場で実際目にし、学びの大切さを実感しました。今回の研修で半導体のイメージがより身近なものになったという生徒もいました。
医療コースは、水俣市立総合医療センターに伺いました。チーム医療もさまざま分野で行われていることや医療センターでの課題を知ることができました。また、医療センター内のさまざまな仕事の現場を見せていただき、お話を聞くことができました。自分たちが医療従事者として将来働いている姿をイメージした生徒も多かったようです。
文系の地域課題コースは、水俣市役所の会議室で、「こうありたい将来のあなたと水俣市を描こうワークショップ」を行いました。私たちが暮らす水俣市について、「こうありたい」をスタートにして「妨げているものは?」「実現するために必要なことは?」という視点で考えました。熊本学園大学の溝上先生や中央コンサルタンツの皆様、UTモビリティサービスの皆様、水俣市役所の皆様のご支援をいただきながら、高校生の立場から考えを深めました。
翌日は、グループでこのアカデミックインターンシップを振り返り、学び得たことや考えたことをお互いに発表しました。
【進路指導部】2学年特進クラスアカデミックインターンシップ(出張講義編)
2学年ではインターンシップを実施していますが、特進クラスでは今年度は「学び」と「仕事」をつなぐアカデミックインターンシップとして3コースに分けて実施しました。
理系(半導体)コースでは、熊本県立技術短期大学校半導体学科の藤本先生のから、半導体についてご講義いただきました。半導体について、とてもわかりやすく説明していただきました。また、半導体についての学問は、今の学び(特に数学や物理や化学)が土台となっていることを改めて感じました。
医療コースでは、水俣市に本店を置くAMI株式会社の高木様から先進医療機器「超聴診器」と今後の医療における展望についての講義がありました。グループワークで地域医療の課題解決にテクノロジーがどのように関わっていくのか、考えを深化させることができました。
文系(地域課題)コースでは、熊本学園大学経済学部の溝上先生とUTモビリティーサービスの江島様、中央コンサルタンツの岩男様からの講義で、溝上先生から町が抱える公共交通の課題と公共政策、江島様から水俣Maasの取り組み、岩男様からは水俣の市民アンケート結果について講義がありました。午後からは午前中の講義をもとにワークショップを行いました。
午前中の講義の内容との関連を考えながら、午後は、各コースとも校外で活動を行いました。
《アカデミックインターンシップ 校外研修編に続く》
【建築コース】【DXP】2年生建設DX推進プロジェクト授業
10月7日(月)の午前中、建設DX推進プロジェクトの2年生への1回目の授業でした。株式会社KAWATSUより2名の講師の方にお越しいただき、CAD室で「三次元設計データ作成」について授業していただきました。三次元設計データの利用に関する具体例や活用におけるメリット、注意点などを学ぶことができました。その後は、三次元ソフトの操作練習を行い、講師の方より座標測定の演習を行いながら操作しました。
生徒たちは、JWCADの操作ができることもあり、戸惑いなく操作できていました。また図面を読む力も活用し、演習に対しても対応できていました。そして何より講師の方の分かりやすい資料や説明のおかげで理解を深めることができました。次回は、グラウンドでICT機器を用いての測量実習です。講師の皆様、ありがとうございました。