学校生活
【吹奏楽部】水俣市民吹奏楽団クリスマスコンサートに出演!
12/7(日)、もやい館にて水俣市民吹奏楽団クリスマスコンサートが開催され、水俣高校吹奏楽部もメンバーの一員として演奏させていただきました!
今回水俣高校吹奏楽部が一緒に演奏させてただいたのは、第2部の「鬼滅の刃メドレー」、「クリスマスソング」、「風になりたい」の3曲でした。部員は全員吹奏楽初心者ですが、皆で毎日練習を頑張っています。今回のクリスマスコンサートでは、さらに技術も向上し、演奏できる舞台を経験することで度胸もついてきたようです!
多くの観客の方々と一体となって音楽を楽しむことができました!
クリスマスコンサートでの演奏にお誘いいただき、本当にありがとうございました!
【探究活動】水俣高校に水銀測定機器が設置されました!
かねてより本校の探究活動においてお世話になっている国立水俣病総合研究センターの丸本先生と、本校生も今年の夏に来訪し水銀について学習させていただいた日本インスツルメンツ株式会社の方々のご厚意で、12/5(金)水俣高校に水銀測定機器が設置されました!日本インスツルメンツ株式会社には、本校卒業生の下鶴さんもいらっしゃいます。今回の機器の設置にあたり、水俣高校まで来校してくださり、使用方法などをレクチャーしてくださいました。
これまでは、水高生が国立水俣病総合研究センターで測定をさせていただいたり、国立水俣病総合研究センターの丸本先生に測定をお願いしたりという形でしたが、これからは、水俣高校の中であらゆるものの水銀測定ができるようになりました!
このように探究活動を進めるにあたり、様々な方の支援をいただいている水俣高校は、本当に恵まれていますね!
現在2年生の「総合的な探究の時間」において水銀関連をテーマにしている生徒の中には、早ければ年内にも測定をする生徒が出てきそうです!
国立水俣病総合研究センターの丸本先生、そして日本インスツルメンツ株式会社の方々、本当にありがとうございます!大切に、そして有意義に活用させていただきます!
【探究活動】水銀に関する水俣条約COP6ユース企画参加に係る「知事表敬」
12/3(水)、水銀に関する水俣条約COP6ユース企画参加に参加した2名が、木村知事を表敬訪問しました!
これは、環境省のご支援のもと、11/3からスイスのジュネーブで行われた水銀に関する水俣条約COP6のユース企画である「国際ユースダイアログ」と「ナレッジラボ」に本校の2名が参加したもので、その内容を木村知事に報告しました。越猪教育長も同席していただき、2名は緊張した面持ちでしたが、スライドを使って自分の水銀に関する探究活動の内容を発表していました。木村知事からも、若者が水銀に関して世界へ発信することの重要性をお話しいただきました。ニュースでも取り上げていただきました!
https://www.kab.co.jp/news/article/16198665
https://www.tku.co.jp/news/?news_id=20251203-00000010
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5000027230
水俣唯一の高校である水俣高校は、水俣病の発症原因となった水銀についての学習も進めています。そして、水俣病だけではなく水銀に関する知識も学習し、世界へ発信していく責任があります。今回の2名はそれを体現してくれたと思います。12/24(水)の終業式前には、校内の生徒およびこの企画にご支援いただいた皆様方の前で今回の報告会も行う予定です。
今回の、水俣高校生の水銀に関する水俣条約COP6ユース企画参加にご支援いただいた環境省の方々へ、改めて心よりお礼を申し上げます。この知事表敬も、本校の探究活動推進の一つの励みになりました!
これからも水俣高校は水銀学習を通して、水俣病の反省と水銀学習の重要性を世界へ発信していきます!
【建築科】【DXP】九州初!建設用3Dプリンター見学会〜教室を飛び出し、建設DXの最前線へ
12月5日(金)、本校建築3年生が、(株)KAWATSU様、条谷様(ジョウ所長https://www.youtube.com/@dobokusuppurt_johyo7)のご紹介により、これからの建設業界を劇的に変える「建設用3Dプリンター」の見学会に参加しました。この見学会は、松本建設(株)様が、九州地方整備局で「初」となる記念すべきイベントです。 教科書の中だけの話ではない、まさに建設DX(デジタルトランスフォーメーション)の最前線を、水俣高校の生徒たちは肌で感じてきました。
まるでミルフィーユ!目の前で進む「未来の施工」
会場は、水俣市袋地先の南九州西回り自動車道(水俣IC〜出水IC)の工事現場。 そこに現れたのは、巨大なアームを持つ3Dプリンターです。ノズルからモルタル材料が押し出され、まるでミルフィーユのように一層ずつ積み重ねられていきます。人の手では難しい複雑な形状の「集水桝(しゅうすいます)」が、自動制御で驚くべきスピードで造形されていく様子に、生徒たちは釘付けになりました。
「実物」で比較するからこそ分かる、技術の革新性
会場には、新旧の技術を比較できるように3種類の桝(ます)が展示されました。
・3Dプリンターで製作した桝(最新技術)
・従来の型枠を組んで作った桝
・二次製品(工場で作られた既製品)の桝
これらを横並びで見比べることで、「3Dプリンター技術がいかに画期的か」を実物を通して実感。 「工期の短縮」「安全性」「デザインの自由度」そして「環境への配慮(SDGs)」。 これからの建設技術者に求められる視点を、生徒たちは現場で学び取りました。
「技術」だけでなく「生き方」を学ぶ
今回の見学会のハイライトは、最先端技術を見るだけではありませんでした。 実際に3Dプリンターを手掛けるスタートアップ企業、(株)Polyuse様との対話の時間です。生徒たちからは、質問が次々と飛び出しました。「強度は十分にあるか?」「地震に対する耐震性はどうか?」「積層する際のジョイント部分(継ぎ目)の仕組みは?」さらに、質問は技術面だけにとどまりません。 「起業家として、失敗をどう乗り越えてきたか。」 こうしたキャリアや人生観に迫る質問に対しても、担当者様から熱意ある回答をいただきました。その言葉は、これから社会に出る生徒たちの心に深く響く「人生のヒント」となりました。
今回の見学会は、企業や官公庁、大学教授、さらに新聞やテレビなどのメディア取材も多く入る注目度の高いものでした。 このような貴重な「九州初」の学びの場を企画・提供してくださった松本建設(株)様をはじめ、(株)KAWATSU様、(株)Polyuse様、(株)兵庫土木サポート条谷様、そして国土交通省および関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
中学生の皆さんへ
水俣高校建築科では、このように「社会の最先端」とつながる学びを大切にしています。 教室で基礎を学び、現場で未来を見る。新しい技術に興味がある人、モノづくりで社会を変えたい人。 私たちと一緒に、建築の未来を創りませんか?
【1学年】【部活動】世界とつながる水俣高校!台湾・嘉義高級中学との交流会レポート3
【体験授業】:剣道・弓道・茶華道・書道…一緒に楽しめば、もう友達!
日本の文化を体験してもらう部活動交流の時間です。 剣道、茶道・華道、弓道、書道の4つのグループに分かれ、水俣高校生が先生役となってレクチャーしました。
剣道・弓道:初めて持つ竹刀や弓に、台湾の生徒たちは興味津々。剣道では、水俣高校生が手取り足取り教え、「メーン!」と声を合わせて打ち込むと、そこには国境を越えた一体感が。
茶道・華道・書道:日本の「静」の心に触れる時間。お茶を点てたり、漢字を書いたり。完成した時の笑顔は万国共通です。
「最初は緊張したけど、一緒に体を動かしたり作品を作ったりしているうちに、自然と仲良くなれました」 体験が終
わる頃には、写真を撮り合ったりする姿が見られました。好きなことを通じてつながれるのも、部活動が盛んな水俣高校ならではの魅力です。