学校生活
【探究活動】「水銀に関する水俣条約」ユースダイアログ 事前学習会
皆さんは「水銀に関する水俣条約」を知っていますか?この条約は、水銀による人の健康及び環境を保護することを目的としており、採掘から流通、使用、廃棄に至る水銀のライフサイクルにわたる適正な管理と排出の削減を定めるものです。
水俣高校では、若者の意見交換を目的としたユースダイアログに今年も参加することとなりました!
本日は環境省や海外環境協力センターの方々をお招きして1月27日に行われるユースダイアログについての事前学習会と打ち合わせを行いました!
当日は海外の高校生が参加するため、英語での発表となることに生徒は少し緊張していましたが、水俣に住む高校生にしかできない発表をしようと意気込んでいました!現在の探究活動をもっとブラッシュアップしなければならないと気合も入ったようです!
【建築コース】2年生外部招聘左官工事体験会
11月18日(月)の午前中建築コース2年生の実習において、有限会社溝口工業の溝口様とその若手社員2名の方々により、左官工事体験会が行われました。本校OBでもある溝口様には、毎年インターンシップを受け入れてくださっており、今年度は建築コース2年生2名がお世話になりました。その縁もあって、今回生徒たちに無償で体験会を実施してくださることになりました。
体験会では、ごみ集積所前の道路の砂利部分に水たまりができており、段差もあることからそこを修繕するために、土間コンクリート打設とコテをつかって、表面をきれいにする作業を教えていただきました。生徒たちは、様々な道具を使ってきれいにする技術はもちろんのこと、そのテキパキとしたスピード感に驚いていました。また生コンを一輪車で運んだり、バイブレーションで振動を与え、生コンを均一にするなど、初めての作業も経験できました。次に土間コンクリートが硬化する間に、実習室に移動し土壁塗り体験をしました。若手職人の方々が垂直の壁に素早く丁寧に土壁を塗っていきます。生徒たちも真似てみますがなかなかうまくいきません。ただ、インターンシップで体験した二人は、上手に塗ることができていました。その後も時間いっぱいまで、職人さんにアドバイスをもらいながら積極的に技
術を磨いていました。
左官工事体験に加え、学校の営繕作業もでき、とても充実した1日となりました。溝口工業の皆様、本当にありがとうございました。
【建築コース】【WCP】優秀賞受賞~専門高校生徒の研究文コンクール~
11月14日(木)に熊本学園大学において、建築コース3年生が令和6年度専門高校生徒の研究文コンクール熊本大会で優秀賞(櫻井精技賞)授賞式に参加してきました。
建築コースでは、Wood Connect Projectのメンバーである、水俣環境アカデミア、地元林業者のWood one、水俣市建具組合ものづくりマイスター、建築士会芦北水俣支部青年部などと連携して、高校生が建築の技術や技能を通して、地域の課題解決を図る取り組みを行っており、その成果が評価されました。これも連携先の方々のご支援のおかげです。ありがとうございます。
この受賞を励みに、引き続きプロジェクトを進めていきます。
令和6年度専門高校生徒の研究文コンクール熊本大会 優秀賞(櫻井精技賞)
Wood Connect Project
~水俣の山林から学び、未来を担う建築人に自然と技能を伝承する~
【ソフトテニス部】学校対抗女子団体戦ベスト8!
11月9日、10日、熊本県民総合運動公園にて学校対抗団体戦が開催されました。
初戦、男子は熊本工業との対戦でした。球のスピードや重さに苦しめられましたが、声を出し、ペアで声掛けし合いながら正々堂々と戦い抜きました。女子は九州学院との対戦でした。最初の2ペアが勝ち切り、見事にベスト8進出を決めました。
次戦、女子はベスト4をかけて尚絅との対戦でした。ラリーが続く中、徐々に球のスピードや精度、確実性に苦戦しはじめ、あと1歩力及ばず0-2でチームの敗北が決まりました。
今年度、男女揃って団体戦に出場するのは数年ぶりのことであり、一致団結して旋風を巻き起こしてくれました。
ここで得た悔しさを忘れず、冬のハイスクールジャパンカップ、来年度の高校総体に向けて、さらに力を高めていきたいと思います。
応援ありがとうございました。
【探究活動】慶應義塾大学生徒のオンライン交流活動
11月12日(火)の放課後,水俣SDGsデジタルアート活動(全3回)の1回としてリモートによる慶應義塾大学生とのオンライン交流を行いました。お互いに簡単な自己紹介や興味のあることを話した後、大学生からSDGsと水俣に関連した遊びやアート、例えば甘夏やデコポンの糖度を利用した「ブラックジャック」や、ごみの分別の際、合っていたら『ピンポン』間違った分別をしたら『ブー』っと音が鳴って教えてくれる「マルバツゴミ箱」などのアイデアをプレゼンしてもらいました。
【建築コース】厚生労働省つなぐ化事業による現場見学会
11月12日(木)の午後に建築コース1・2年生が現場見学を行いました。今回は、厚生労働省による建設業若年者理解・定着促進事業によるもので、地元企業の方々のご支援のもと、実施することができました。
初めに、株式会社坂口組さんの水俣病資料館増設工事現場を見学させていただきました。現場責任者の方から、工事の概要や進捗状況、構法や工事での注意点など、実際に見て、話を聞くことで、学校では学べないことを体感することができました。その後、研修室に移動し、発注者である水俣市役所の担当の方から行政の業務について講話をしていただきました。さらに、設計者の方から、設計のコンセプトや配慮したこと、仕事の内容などを教えていただきました。
次に、立尾電設株式会社さんの施設へ移動し、そこでは建築用3Dプリンターを見学しました。全国でも数少ない最先端の建築機械を見学させてもらうとても貴重な機会でした。すぐに成形されるモルタルの配合やデータの入出力方法など、興味深く見学していました。
このように、建築コースでは地元企業や行政からの支援を受けて、社会に開かれた実践的な学びを実施していきます。関係者の皆様、ありがとうございました。
「つなぐ化」事業
【電気コース】半導体産業 産学ミートアップに参加しました
10月30日(水)に、「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング㈱鹿児島TEC」で行われた、「半導体産業産学ミートアップ」に、電気コース3年生の5名が参加してきました。半導体関連企業、さらに大学生、高専生、高校生が参加し、ワークショップなどを通して交流を深めました。
「10年後のデジタル技術について想像する」というテーマでワークショップが行われ、企業の方、他校の生徒とチームを組み、意見を交わしました。最初は緊張の面持ちの5名でしたが、手を動かしてものを作ったりする中で、活発に意見交流ができるようになりました。『ブランド品の贋作を見破る眼鏡』や、『映像を視野に表示するARコンタクトレンズ』などユニークなアイデアが生まれていました。最後には、各チームの代表が、このワークショップを通じて想像した「10年後の世界・日本の姿」や、「10年後の自分の姿」について発表しました。
AIやARなどのデジタル技術が発展していく一方で、それを使いこなす私たちの倫理観や、変わりゆく社会への適応力などが求められることを実感しました。
半導体製造の現場見学もさせていただき、大変良い学びとなりました。貴重な時間をありがとうございました。
【弓道部】全国選抜大会(2年連続)出場決定 県選抜大会(全国選抜予選)結果報告
11月9日・10日(植木町弓道場)
女子団体:Aチーム(谷口・上田・渡辺・松本)Bチーム(宮下・堀井・福地・渕本)
男子団体:(中本・西本・濱崎・江口)個人(宮﨑)
女子団体:
1次予選
Aチーム5中→通過
Bチーム7中→通過
2次予選
Aチーム9中→合計14中により3位通過
Bチーム5中→合計12中により8位→予選落ち
女子決勝リーグ
1回戦:✕水俣A6−8文徳A〇
2回戦:〇水俣A8−5尚絅A✕
3回戦:〇水俣A9−5熊本商業A✕
4回戦:〇水俣A10−7学園大付属A✕
5回戦:〇水俣A8−6九州学院A✕
6回戦:〇水俣A8−5天草工業A✕
結果:5勝1敗…優勝(全国選抜出場決定)
個人準決勝:
上田:〇〇✕✕→4位5位決定戦へ
宮下:〇✕✕✕→準決勝敗退
4位5位決定戦:
上田:射詰め〇→遠近法により4位
男子団体:1次予選
4中→予選落ち
11月9・10日に植木弓道場で行われた県選抜予選に出場してきました。男女ともに例年にないハイレベルな争いでしたが、女子Aチームが決勝リーグを5勝1敗で優勝し、全国選抜大会の団体出場権を獲得しました。また、個人でも2年4組上田心優さんが4位入賞し、上田さんは2大会連続での個人入賞を果たすことができました。結果として、本校弓道部としては2年連続の全国選抜出場、初となる全国選抜大会団体での出場、1年10カ月ぶりの県大会団体優勝を達成することができました。全国選抜では最高の結果を出せるよう、大会まで最大限の努力を行って臨みたいと思います。応援ありがとうございました。
【半導体人材育成事業】アスカインデックス半導体研修(電気建築システム科2年6組)くまモンの取材もあった!
1010月31日(木)に、株式会社アスカインデックスで半導体研修を行いました。
電気建築システム科2年6組(22名)は、昨年アスカ社1回目の研修でクリーンルーム体験等を受けており、今回は2回目の研修でした。内容は、半導体製造装置の真空引きと、真空漏れ(リーク)のチェック、補修作業の体験です。
半導体製造装置は内部を真空にした状態で製品を製造しており、真空漏れ(リーク)は製品のばらつきや不良品につながるため、リークチェック、補修作業は重要なメンテナンスメニューとなっています。
研修では、コンプレッサーでチャンバー(製造装置)内の空気を抜き、真空状態にした後、装置の各バルブ付近からリークしていないかヘリウムガスを吹きかけ、チェッカーで確認する作業で、生徒たちは2~3人一組で行いました。
バルブを閉めているネジのゆるみ等でリークを起こすため、正確にリーク箇所を探すことと、発見した箇所のネジを規定トルクで均等に締め増しすることが重要ですが、このネジの締め増し作業が生徒達には難しく、締めてもリーク箇所を補修できない生徒がいました。工具の使い方やネジ締め方向、複数あるネジの均等な締め方など、シンプルな作業ですが奥が深く、生徒たちは良い経験になったと思います。
また、今回の研修と新学科「半導体情報科」について、テレビの取材を受けました。
半導体情報科では、アスカ社をはじめ県内の様々な企業の協力を得て、体験型学習をとおし、半導体関連産業で即戦力となる人材の育成を目指していきます。
【建築コース】【DXP】建設DX推進プロジェクトクロージングセッション
本日は、ジョウ所長にお越しいただき、建築コース3年生に3時間、出来形管理について、講義を行っていただきました。今回も分かりやすく、ICT機器など最先端技術を紹介していただきながら、就職や進学を控えた生徒たちに、技術者や社会人としての心構えを教えていただきました。熱のこもった授業に生徒たちは刺激を受け、熱心にメモを取っていました。また、芦北振興局土木部課長及び建設業協会芦北支部の方々も参加していただきました。
最後に、産学官が勢ぞろいして、ジョウ所長がMCとなり、クロージングセッション(意見交換会)を開催しました。生徒たちがDXや仕事についてなど、ジョウ所長や企業の方々に質問し、それに対して回答やアドバイスをたくさんしていただきました。時間が足りないほどセッションが盛り上がり、関係者の方々から生徒たちへ期待や激励の言葉を多くいただきました。
プロジェクトに関わっていただいている皆様、本当にありがとうございます。
【ジョウ所長の土木技術者サポートチャンネル】
https://www.youtube.com/@dobokusuppurt_johyo7