学校生活
【建築科】【WCP】プロの技と仲間との対話で形にする「目合わせベンチ」製作への挑戦
建築科では、水俣の木材を活かして人と人をつなぐ「Wood Connect Project(WCP)」を推進しています。その一環である「憩いの庭プロジェクト」にて、「目合わせベンチ(Eye-Level Bench)」の制作に向けた取り組みが進んでいます。このベンチは、「身長差があっても目線を合わせてコミュニケーションが取れる」ことをコンセプトに、座面の高さを変えたり木目を交互に配置するなど、生徒ならではの柔軟な発想から生まれたオリジナル設計です。
制作にあたっては、プロの「ものづくりマイスター(建具組合)」の方々をお招きし、本格的な実技指導を受けました。生徒たちは、木材の「木表・木裏」「元・末」といった素材の見極め方や、強度を高める「ほぞ組み」の技術、ノコギリの正しい使い方などを実践を通して再確認・体得しました。また、部材をまとめて加工・墨付けすることで作業効率を上げる工夫や、材の柔らかさに応じた微調整、事故を防ぎ加工精度を高めるストッパーの活用など、プロならではの手際と安全への配慮に触れ、大きな学びを得ました。
初めての自作設計ということもあり、途中で部材の不足や寸法のズレといった課題にも直面しましたが、生徒たちは「どこで間違えたのか」をチームでじっくり話し合い、二重確認を意識しながら協力して作業を進めました。優しく根気強く寄り添ってくださるマイスターの方々への感謝の気持ちを胸に、ミスを乗り越えて完成度を高めています。
「みんなが集まる → アイデアが生まれる → 学校が楽しくなる → コミュニティの成長」——まさに“高校生の、高校生によるベンチ”として、自分たちのアイデアとプロの技、そしてチームワークが詰まったベンチが、学校生活に新たな温もりと賑わいをもたらそうとしています。
水俣市のInstagramに紹介されました!
https://www.instagram.com/reel/DamxybCyQeg/?igsh=MWF1cHZ0YXJvM3ZlOQ==
【普通科】【理科】【特進】 熱帯の植物のひみつ(3年特進 理系 生物)
暑い日々が続いています。
植物は、あまりに高温になったり乾燥したりすると、多くの気孔を閉じて蒸散を抑え、枯れるのを防いでいます。多くの気孔が閉じれば、蒸散を防ぐ一方、光合成に必要な二酸化炭素を取り入れにくくなり、光合成効率が低下し、植物の生育が妨げられる高温障害が起こることがあります。では、熱帯に生息する植物では、多くの気孔が閉じて蒸散を防ぎながらも、どのようにして光合成効率を上げているのでしょうか。
熱帯に生息する植物(C4植物)には、二酸化炭素を取り入れて有機物に結合させる力がとても強い酵素を、進化の過程で獲得したと考えられています。この特別な酵素のおかげで、蒸散を防ぐために気孔を閉じる割合が多くなっても、効率よく二酸化炭素を取り入れ、有機物を合成できるのです。
このように、小学校から学んできた光合成のしくみをさらに深く学び、進化とともに獲得した生物のしくみのすばらしさを学んでいます。
授業では、しくみを理解し、人に説明するペアワークをしています。
自分が学んだことを人に説明することで、より、自分の理解も深まります。
自分の話を友人がしっかり聞いてくれることは、とてもうれしいことですね。
【商業科】1年2組終礼の様子
7月14日(火)、終礼時に進路指導部就職担当部長の山田先生にお話をしていただきました。先月は進路指導主事の宇土先生に来ていただき、第2弾となります!
「水俣高校に来る求人票は多岐にわたり選択肢が幅広い一方、自分がその選択をするためには1年生での結果はずっと残るため後悔しないように過ごしてほしい」、「誰もが失敗をするが、失敗したらそのあとどうするかを考えることができるから、恐れずに様々なことにチャレンジをしよう」と話されました。
1年の1学期が終わりを迎えます。今の自分の取り組みが2年後の自分に繋がります。夏休みは自身の力を伸ばすことにも力を入れ、より充実した時間にしていきましょう!
【総合的な探究の時間】【2学年】水銀学習パンフレットを母校に届けてきました!
水俣高校の生徒が昨年度、総合的な探究の時間に取り組んだ水銀に関する学習をまとめたパンフレットが完成しました。
本パンフレットでは、水俣病の歴史や、水銀による環境汚染の防止に向けた取り組みなどについて、分かりやすく紹介しています。
今回、このパンフレットを中学生の学びに役立てていただくことを目的に、水俣・芦北地域の8つの中学校へ配布を行いました。
その一環として、芦北町立佐敷中学校には、卒業生である井本さんが訪問し、パンフレットを届けました。先輩から母校の後輩たちに学びのバトンがつながる貴重な機会となりました。
高校生が自ら調査・研究し、考えたことを形にしたパンフレットが、中学生の学びを深め、水俣病や環境問題について考えるきっかけになれば幸いです。
今後も地域と連携した学びを大切にしながら、探究活動の充実を図っていきます。
【建築科】【DXP】県内建築系教員×保護者×行政!水俣高校建築科が仕掛ける「建設DX」合同公開授業
水俣高校建築科では、木造建築の伝統技術を大切に継承しながら、ドローン(UAV)や3Dデータ、AIといった最先端テクノロジーを正規の授業にダイレクトに導入し、次世代の技術者を目指しています。
7月14日に「建設DX推進プロジェクト第2弾」となる公開授業を開催しました。本校の生徒だけでなく、本校保護者5名、県内他校の建築系教員7名、県土木職員2名、建設業協会員2名が一体となって学びを共有する、全国初の産学官合同イベントです。当日は株式会社KAWATSUの技術顧問で建設系YouTuberの「ジョウ所長(条谷貴志氏)」を講師に迎え、グラウンドで自動飛行させたドローンから校舎の3Dデータを測定し、パソコン上で実物そっくりの立体モデルを再現する実習を行いました。画面上で建物の裏側や高さを自由に測定できる技術に、生徒たちは「現実の空間がそのままPC内に再現されて感動した」と目を輝かせていました。
この最先端の学びは、生徒たちの視野を大きく広げています。授業後のアンケートでは、建築科1年生の多くが「建設業のイメージがとても良くなった」「これからの時代に必須の技術をもっと学びたい」と回答しました。また、「AIが自動化してくれる時代だからこそ、最終的に判断する人間の『考える力』が大切だと気づいた」という頼もしい声や、参観した保護者からも「これからの時代に絶対に必要なスキルを高校生のうちから学べる素晴らしい環境」との感動の声が届いています。
今の建築現場は、最先端のデジタル技術を駆使するスマートでクリエイティブな世界へと進化しています。それを最前線で体感し、誰よりも早く「一生モノの強み」を身に付けられるのが建築科です。ものづくりが好きな人、新しいテクノロジーにワクワクする人、私たちと一緒に新しい未来をデザインしてみませんか。みなさんの挑戦を待っています。