学校生活(芦高ブログ)

芦高ブログ

スマート農業研修 in 芦北高校(農業科)

「スマート農業研修 in 芦北高校」に農業科2年生と1年生が参加しました。スマート農業は、「ロボット、AI、IoTなど先端技術を活用する農業」のことで、最近よく耳にするようになりましたね。農業分野では、担い手の減少・高齢化の進行等により労働力不足が深刻な問題と言われて久しく、農業の現場では、依然として人手に頼る作業や熟練者でなければできない作業が多く、省力化、人手の確保、負担の軽減が重要な課題となっています。その他にも温暖化によって懸念されていることも多くあります。

「楽しく学ぼう!スマート農業」と題して北海道大学の星野教授にご講演いただきました。

その中で「みどり戦略」という言葉が出てきましたが、こちらは、あまり耳慣れない言葉でした。農林水産省では、先ほども触れたような課題を解決するために、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定したそうです。

農林水産省より抜粋

 

楽しく学ぼうスマート農業→https://www.smartagrhu.com/

スマート農業オンライン講座→https://gacco.org/smart_agri/(登録が必要)

 

午後からは、「これからの農業について考えてみよう」ということで、株式会社ソフトビルの緒方様、株式会社ファーム・アライアンス・マネジメントの小林様にワークショップを含めた講義をしていただきました。

農業は、魅力もたくさんありますが、課題があることも確かです。この課題を解決するには何をしていくことがいいのかということで、グループに分かれ話し合いました。

各グループには、お題が提供され、その課題解決の方法を話し合いますが、講師の先生方や農業科の職員もオブザーバーとして話し合いに加わり、様々な意見が出ていたようです。この後、各グループのアイデアが発表されたり、アプリを紹介していただいたりといった内容だと思いますが、最後まで参加できず申し訳ありません。講義の最初に「卒業後、就農したい人」の質問に誰も手が上がらず、「農業関係職に就きたい人」にチラホラ手は上がりました。研修後に一人でも増えたらと講師の方は仰っていましたが、結果はどうだったんでしょう?(K)

芦北高校の働き方改革を紹介します!

先日、校内衛生委員会が開催されました。芦北高校で働く教職員にとって、芦北高校という職場環境はどうなのか?どうしたらいい環境になっていくかという話し合いが行われます。

その指標の一つに勤務時間外に学校にどのくらい在校しているかという統計も報告します。

令和4年度からの比較をしてみると、年間で60時間を超える在校等時間を削減することができました。教職員それぞれが働き方を見直し、業務効率化を行ったということはもちろんですが、毎週水曜のライトダウンデー(定時退勤と節電効果を狙いとした取り組み)の実施など、意識も改革していった結果であると考えられます。

数値は、いつか底になる時があると思いますが、意識は高く維持していくことは可能であると思います。

芦北高校が、教職員にとってもよりよい職場となるよう、これからも取り組んでいきたいと思います。(K)

 

「広報あしきた」掲載スタートしました!

https://www.town.ashikita.lg.jp/chosei/koho_kocho/kohoashikita/2025_koho/2075549

「広報あしきた」2月号から芦北高校の魅力をお伝えするコーナーができました。これまでもホームページなどを中心に芦北高校の今をお知らせしてきましたが、まだまだ、芦北高校では、何をしているか分からないという声を聴きます。そこで、地元地域の皆様にもっと芦北高校で取り組んでいることなどを知っていただくため、芦北町にご協力いただき、「広報あしきた」へ掲載することとなりました。

3月末には、学校ホームページのリニューアルも予定しており、多くの方により見やすくなるよう改善を重ねていきます。ご意見等もお寄せください。

広報あしきた2月号.pdf

くまもと産業復興エキスポに行ってきました(1年生)

熊本県が主催する「くまもと産業復興エキスポ」(グランメッセ熊本)に行ってきました。県内外から半導体関連企業、製造業、台湾企業・大学、県内大学・専門学校等、行政関係などなど数えきれないほどの企業や団体が参加して行われました。

https://www.kumamoto-expo.com/

バス2台に分かれて1年生全員で会場に向かいました。

朝からみんな元気いっぱいです!天気は曇り空ですが、午後には晴れてくるという予報です。

会場に到着して、それぞれ興味を持った企業などのブースを回ります。どれだけのブース巡りができるでしょうか?どこかでボーっと過ごすことがないようにとは注意していましたが、杞憂に終わったようです。

ブースを巡りながら、ポートフォリオにまとめていきます。

説明を聞きながらポートフォリオに書き込み、しっかりと話を聞いていますね。みんな優しいのか、声をかけくれる人を断ることなく話に聞き入っていました。

熊本県立大学は、今年度、合格者が出ました!このブースにも多くの生徒が訪れていたようです。じゃんけんの手をAIで認識する?ようなシステムの紹介でした。

他校の生徒もたくさん会場に来ていましたが、こんなにしっかりとメモを取りながらしている学校はなかったような…(欲目かもしれませんが…笑)

これは、熊本盲学校が出しているブースでマッサージを受けている様子です。決してさぼっているわけではありません。ここでマッサージしている人も多かったようです!

2時間という時間でしたが、会場内を何周もした人もいたようです。たくさんの資料を両腕に下げ、ぐったりしている人もいました。しかし、これだけの企業等が集まるイベントに参加することもないので、良い経験になったはずです。いよいよ、お昼ご飯です!

くまもと県南フードバレー推進協議会による「くまもと食のゾーン」では、食事や飲み物も売ってありました。わらびもちドリンクを、みんな美味しいと飲んでました。

https://www.food-v.kumamoto.jp/

私は、小籠包と大鶏排(ダージーパイ)をいただきました!

芦北への帰路につきましたが、さすがに疲れたのか寝ている人も多く、割と静かな車内でした。

これまで、こういった企業の説明を聞く機会もなかったので、将来、自分が就く仕事について考えてくれたことと思います。2年生になるまで、あと1ヶ月少しとなり、就職を目指す人は、1年半後には受験企業を決める時期になります。公務員では、もっと早い時期に試験を行うところも出てきました。学校の中心となりつつ、自分の進路もしっかりと見つめていきましょうね。(K)

湯浦・内野小学校森林教室

令和7年2月20日(木)に本校裏の峰崎山で地元の小学生との森林教室を行いました。

まずは活動場所への高校生たちとハイキングです。

 

開会式後、森林の役割や大切さを高校生がわかりやすく説明してくれました。

 

いよいよ、体験パートに移ります。

まずは高校生による伐倒見学です。

 

大きな木をチェーンソーを使って倒す様子に、小学生たちは驚きの声を上げていました。

木を切っただけでは消費するだけなので、新たに木を植林していくことで持続可能な林業となっていきます。

 

一生懸命穴を掘って、丁寧に埋めて最後は落ち葉をかけておきました。

 

数年後、もし芦北高校に入学してきてくれたら大きく成長した姿を見ることができると思います。

最後にネイチャーゲームとして「宝探し」と「どんぐりグランプリ」を開催しました。

「宝探し」は高校生たちが事前に土の中や落ち葉の下に宝を隠していて、小学生はグループになって探すというゲームです。ちなみにお宝はヒノキを使った消臭剤です。

「どんぐりグランプリ」は山の中に落ちているどんぐりを「大きさ部門」「かたち部門」の2部門で審査する競技です。優勝者には木の賞状が与えられました。

 

最後にみんなで記念撮影をしました。小学生は皆楽しそうに遊んでいましたし、本校生徒も自分たちが企画したイベントで子どもたちが喜んでくれていたことに満足しているようでした。