先週に引き続き9月15・16日に2年林業科が演習林実習を行いました
15日は県立林業大学校と連携し林業大学校の学生、更に地元の林業研究グループと共に実習を行いました
林業大学校との連携では高性能林業機械の操作を学びました
本校生徒は例年通りプロセッサ(木材の枝払い・玉切りを行う機械)の操作をしましたが、同時に林大生がグラップル(丸太をつかみトラックなどに積むことができる機械)・フォワーダ(丸太を積載する自走式機械)を操作しているの見学することができました
操作を終えた生徒からは
「ボタンがいっぱいついて触るのが怖かったが実際にやってみると簡単に操作することができた」
「チェーンソーでやった枝払いや玉切りがこんなに簡単にできる機械があるのかと感動した」
などの声が聞かれました
林業研究グループからは間伐を指導していただきました
前の週に学校の先生から基礎は習いましたが、今回は実際に林業を生業にしている方や現場で働かれている方から直接指導していただけた貴重な機会になりました
まずは伐倒する前に指先確認を行うことが大切!!
「上方良し」(樹木につるなどが絡んでないかなど確認)
「周囲良し」(伐倒作業する周辺【伐倒する木の高さ×1.5程度】に人がいないか確認)
「伐倒方向良し」(伐倒する方向に障害物【障害物があると倒した後に木が跳ね上がる】などがないか確認)
「足元良し」(作業するところに邪魔な木やつるがないか確認)
「退避方向良し」(木が倒れ始めたときにあらかじめ逃げる方向を決めて障害物を取り除いておく)
全ては安全に作業を行うために必要な確認になります
「安全第一、品質第二、生産第三」と言われるように怪我をしてしまってはどんなに良い成果を上げても意味がありません
今回の実習でも大きな怪我もなく予定通りの行程を終えることができました
ご協力いただきました関係の皆様方ありがとうございました
本日の農業科2年生「総合実習」は、ハウス内での「不知火(しらぬい)」の枝吊り実習です
果実が順調に肥大してくると、その重みで枝がぐんぐんと垂れ下がってきます。
そのままにしておくと、最悪の場合は枝が折れてしまうことも……。
そこで、ハウスの上に張り巡らされたワイヤーから麻紐を伸ばし、果実のついた枝を吊り上げて支える技術を学びます。
【プロの技「一工夫」を体得する】
キュッ、シュッ。
一見、ただ紐を結んでいるだけのように見えますが、実はここに必要なのが農業科ならではの「一工夫」です。
・果実の成長に合わせて「高さ調整」が簡単にできること
・果実を傷つけず、でもしっかり固定できること
・収穫後の「撤去」のときに、サッと簡単に解けること
2年生たち、この結び方を夏休みの間に実習室内で何度も何度も繰り返し練習してきました。
指先が覚えるまで叩き込んだあの成果を、現場の実習で発揮する時がまさに今です。
【指先に込める、未来の収穫への想い】
「よし、この高さでバッチリ!」
手元に集中しながら、一本一本の枝と丁寧に向き合う生徒たち。
夏休みに実習室でトレーニングを重ねていた姿から一転、実際のハウス内で迷いなくサクサクと結び目を作っていく姿には、頼もしい成長が感じられます。
【見事な黄色に染まるその日まで】
枝を吊り上げてもらい、どこか誇らしげに青空に向かって持ち上がった「不知火」の果実たち。
しかし、本格的な収穫はまだまだ先です。
これから秋を越し、緑色の果実が鮮やかな黄色へと色づき、甘みが乗った見事な果実に育つまで。
生徒たちの手による細やかな管理実習は、これからも続いていきます。
自分たちの手でしっかり支えた「不知火」
最高の収穫期を迎えるのが今から楽しみです。
芦北高校剣道部です!
いつも地域の皆様や保護者の方々より温かい応援をいただき感謝申し上げます。
今回剣道部では、中学生、小学生を対象とした
「OPEN稽古会」を開催します!
日時は令和8年9月20(日)(日)9:00~12:00
場所は芦北高校剣道場にて行います!
7月に行われた玉竜旗高校剣道大会において最終日3日目(ベスト64)へ進出し奮闘した剣道部。
ぜひこの機会にそんな高校生と一緒に剣道の楽しさを感じ、芦高剣道部の魅力を体験してみませんか!?
OB・OGの先輩方のご参加もお待ちしています。
本日の農業科2年生の「食品製造」は、実習室で「イチゴとブルーベリーのミックスジャム」製造に挑戦です!
実習に入る前の全体説明では、先日教室の座学で学んだ「ゲル化の三要素(糖度・酸度・ペクチン)」について、振り返りました。
めざす目標糖度は60度。
理論で学んだ知識が、いよいよ目の前の実習とつながっていきます。
【一滴一滴に込める緊張感】
全体説明を終えたら、充填作業へ。
熱々のジャムを扱うのは、2年生にとって今回が初めての実習です。
微調整の基準は「ビンの首まで確実に入っているか」。
少なすぎても多すぎてもいけないため、目の前の瓶をじっと見つめながら「あと数ミリ……!」と慎重にスプーンを動かします。
熱い瓶をこぼさないよう丁寧に拭き上げる手元には、心地よい緊張感が漂います。
【密閉直前!最後の最後まで手抜きなし】
いよいよ最終段階、キャップを締める「密閉」の工程へ。
ここでしっかりチェックすると、中にはほんの少しだけ量が足りず、急遽ジャムを注ぎ足して微調整する瓶もいくつかありました。
「もうちょっと足そう!」
「よし、これで首までピッタリ!」
最高のジャムを届けるため、最後の1瓶まで妥協せず、声を掛け合いながら丁寧に仕上げていきます。
【未来の名人に育つ日まで】
そんな2年生の奮闘を見守りながら、ふと頭をよぎったのは、以前投稿した先輩たち(現3年生)の手際の良さでした。
過去のブログはこちら→「共に行く 地域と歩む この一歩」
無駄のない動きでテキパキと実習を進める先輩たちも、最初から完璧だったわけではありません。
今日の2年生のように、座学の知識を現場で試し、量の加減に悩み、注ぎ足しながら一歩ずつプロの技術を身につけてきたのです。
教室で学んだ知識が、今日の手探りの実習を通して一つひとつ自分の技術へと昇華していきます。
先輩たちの背中を追いかけながら、ここからどんどんレベルアップしていこう、2年生!
福祉科では「動き出しは本人から」というテーマで
介護講習会を行いました。
北海道から大堀具視先生にオンラインで講話をいただきながら
介護福祉士会の方々も来ていただき
福祉・介護のプロから、「身体に触れて知る仕事」において
大切なことを学びました。
そして福祉現場で勤務している本校福祉科の卒業生も
集まってくれて、一緒に学びました。
1年生はコミュニケーションを中心に、実際の介護の様子の動画を見ながら
大切な声掛けのポイントを発見していきました。
利用者の方の言葉や様子をしっかり見て、耳を傾ける。
そうすると相手が発した情報をもとに、気づきが増える。
いい介護ができる可能性は、自分の手で広げていくことができる!
利用者様の生活の主体は、利用者様だから
安心して気持ちよく暮らせるように、
ご本人がどうしたいのか、尋ねてみる、伺うことが大切です。
いつまでも「自分で自分のことをやっている」と思っていただく
コミュニケーションの在り方を、みんなで考えました。
2年生では、「動き出しは本人から」の支援を実践しました。
利用者様の生活のルール、その人らしさはご本人が教えてくれます。
利用者様にある可能性を信じ、1mmでも自分から動き出そうとする
その意識を感じること、認めることが大切です。
体位変換をするときには、顔の向きや頭を支えて促す方法など
利用者の動き出しを待って行う支援を実践しました。
大堀先生から「言葉遣いが聞いていて気持ちがいい」と
言っていただきました。
教えていただいたことを活かして
人々の幸せな暮らしをプロデュースしていきます!
福祉科2年生が、芦北支援学校の生徒さん方と交流学習を行いました。
いつもは分教室の生徒さんとの交流を行っていますが、
今回は本校舎の中等部・高等部の生徒さんとの交流です。
芦北支援学校の生徒さんの元気な自己紹介で始まり、
福祉科の生徒たちは、手話で自己紹介を行いました。
3班に分かれてボーリング大会を行いました。
ストライクが出る度に、みんなで大喜び!大盛り上がりでした!!
芦北支援学校の生徒さん方は、
製作された用具を用いて、個々の力に応じた投球方法で挑戦しており、
個別性やエンパワメントの支援の実践を学びました。
また、喀痰吸引が必要な生徒さんに対する医療的ケアの見学を行いました。
喀痰吸引は、ご本人にとって苦しさを伴うケアであり
意思確認がとても重要であることを学びました。
給食を児童・生徒さん方の個別性に応じて、
ミキサーで撹拌などを行う二次調理の見学を行いました。
白米の水分量や粘度等、一人ひとりの嚥下する力に応じて
調節されている実際の支援を見学することができました。
芦北支援学校の生徒さん、先生方のおかげで
福祉科の生徒たちにとって、貴重な
そしてとても楽しい充実した交流となりました。
ありがとうございました。
夏の日差しがまだ強く残る、眩しい秋空。
第44回全九州高等学校陸上競技新人対抗選手権大会熊本県予選大会は、いよいよ最終日を迎えました。
【試される「自分の身体」との向き合い方】
今日、芦北高校陸上競技部が挑んだのは男女200m。
昨日までに掴んだ「アスリートとしての自覚」を胸に、選手たちは最後まで一歩一歩を噛み締めるようにトラックへ挑みました。
直線だけでなく、コーナーを全速力で駆け抜けるタフな200m。
競技を終えた男子生徒からは、思わずこんな率直な一言が漏れていました。
「全然体が動きませんでした。自分の身体じゃないみたいです」
自分のイメージ通りに身体が動かないもどかしさと悔しさ。
その言葉を聞いて、専門家である顧問の先生はすかさず、優しくも真理を突いた言葉を返します。
「練習での追い込みが足りなかったからだな」
大会の日に最高のピークをどう持ってくるか。
自分の身体をいかに自在にコントロールし、走りに変換していくか。
昨日の「陸上はごまかせない」という言葉が、実感を伴って生徒の胸に深く深く突き刺さります。
【春に大きな花を咲かせるために――知らない自分に出会う旅へ】
隣のコースを走る選手よりも早く、ゴールへ。
前にいる選手に、一歩でも追いつくために。
そして何より、昨日の自分を越えていくために。
3日間の激闘をすべて終え、スタンドではやり切った生徒たちが集まり、記念撮影の時間を迎えました。
生徒たちの表情を見つめ、優しくシャッターを切る顧問の先生。
そして、レンズに向かって晴れやかな表情を向ける部員たち。
カメラに向けられたその表情には、悔しさの中にも、自分たちの現在地をはっきりと見定めた力強い眼差しが宿っています。
自分と誤魔化さずに向き合い、泥臭く地力を蓄える厳しい冬が、もうすぐやってきます。
けれど、その過酷な冬こそが、春に大きな大輪の花を咲かせるための、深く頑丈な「根」を張るかけがえのない時期なのかもしれません。
次にこのスタジアムに立つとき、僕たちはどんな走りをしているのだろう。
きっと、厳しい冬を乗り越えた先で、まだ見ぬ「自分の知らない自分」に出会えるはずです。
3日間にわたって温かいご声援を送ってくださった保護者の皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
ここからまた一歩ずつ、真のアスリートとして前へ進んでいきます。
これからも芦北高校陸上競技部をよろしくお願いいたします!
一面を低く覆う曇り空。
猛烈な暑さはやわらいだものの湿度が高く、じっとしているだけで湿り気を帯んだ空気が身体にまとわりつくような「えがお健康スタジアム」に、新チームとなった僕たちの挑戦の音が響いています。
第44回全九州高等学校陸上競技新人対抗選手権大会熊本県予選大会。
芦北高校陸上競技部は本日、男女100m、そして女子走幅跳に出場しました。
【一歩踏み出した先の、新しい緊張感】
どんよりとした空模様とは対照的に、ピットやトラックに立つ選手たちの表情は鋭く引き締まっています。
日頃の練習で地道に積み重ねてきた努力が実を結び、女子生徒1名が見事に準決勝進出を果たしました。
着実に芽吹き始めた成果に、チーム全体がパッと華やぐような喜びに包まれます。
しかし、一歩先の世界へ進んだからこそ、肌で感じるものがありました。
勝ち上がった者だけが立つトラックの重み、そしてこれまで以上に胸を締め付けるような「更なる緊張感」です。
【「陸上はごまかせない」――届いた温かくも本質的な言葉】
競技を終え、重い雲を見上げる静かなミーティングの場。
専門家である顧問の先生から、戦い抜いた生徒たちへ、優しく語りかけるように言葉が贈られました。
「一歩前へ進めた喜びもあるけれど、同時に本当の緊張感も味わえた内容になったね。
今回の結果を通して、目標を達成するためには『怪我をせず地道に積み重ねること』がいかに大切か、みんなも肌で感じたはず。
陸上は、嘘をつけないしごまかせない競技。
だからこそ、日頃からどう自分の体と向き合って怪我のリスクをケアできるか……それこそが、アスリートとしての本質なんだよ。
チームとしてもうワンランク上を目指すために、ここからしっかり冬季練習に取り組んでいこう」
厳しさの中にも、生徒たちを温かく包み込むような眼差し。
数字や記録だけに一喜一憂するのではなく、日々のコンディションづくりや自己管理を含めた「日常の姿勢」こそが競技なのだということ。
ただの「部員」や「生徒」としてではなく、一人の自律した「アスリート」として認め、向き合っている先生の想いが、その言葉には滲んでいます。
「陸上はごまかせない」
その言葉を胸の奥深くに落とし込みながら、生徒たちは静かに頷いていました。
自分自身をコントロールし、限界に挑む真の「アスリート」へ――意識が大きく芽生えた瞬間でした。
【大会は明日へ。僕たちの挑戦は止まらない】
一歩進んだからこそ知った、喜びと現在地。
成績やタイムだけではない、積み重ねていくことの重みと尊さ。
大会は明日も続きます。
今日掴んだ手応えと悔しさを糧に、芦北高校陸上競技部は明日もまた、スタジアムの風を切って挑み続けます。
皆さまの温かいご声援を、明日もどうぞよろしくお願いします!
昨日の1限目、農業科3年生の「課題研究(果樹班)」での出来事です。
「獣害から果樹園を守る」をテーマに掲げる彼らが、日課である果樹園の見回りのため坂道を登っていたときのこと。
「あれ……? ネット倒れてない?」
「あっ……!」
目の前に広がっていたのは、見事に倒された露地不知火園のネットでした。
【現場に残されたくっきりと重い痕跡】
ゾクッ……。
一歩園地に足を踏み入れると、異変はすぐに分かりました。
足元には無数の鹿のフン。
さらに不知火の木を観察すると、鹿の口が届く高さの葉が見事に削ぎ落とされ、綺麗な「ディアライン(鹿の採食線)」が出来上がっていたのです。
「これがあいつらのやり方かぁ〜〜!」
被害の大きさに驚きつつも、即座に対応策会議をスタート。
まずは設置していた自動撮影カメラの位置を変更して犯人を特定することにし、本格的な復旧作業は翌日の課題研究で行うことに決定しました。
【深夜1:38、カメラが捉えた犯人!】
カシャリ。
翌朝、回収した自動撮影カメラのデータをチェックすると……そこには深夜1:38、暗闇の中で堂々とたたずむ「鹿」の姿がくっきりと写っていました。
犯人確定です!
「絶対にこれ以上侵入させない!」
生徒たちのエンジンが一気に回ります。
【即行動!廃材を活かした補修作業】
ビィーン、ガツン!
早速、廃材の鉄パイプをカットし、倒れたネットを補修しながら頑丈な支柱を追加していきます。
支柱作成や杭打ちも、これまでの実習で鍛えたチームワークで手際よく進め、ひとまず鹿が入らないよう防御陣形を完成させました。
【戦いは、ここからが本番!】
物理的な防御は一旦完了しましたが、これで終わりではありません。
今後は「音」や「匂い」など、どうやって鹿を遠ざけるか(忌避対策)の実証実験に入っていきます。
相手は山の野生動物。
一筋縄ではいきませんが、自分たちの「不知火」を守るため、そして課題研究を成功させるため!
果樹班と鹿との知恵比べ、まだまだ熱い戦いは続きそうです!
熊本県学校農業クラブ連盟 平板測量競技会が9月10日(木)熊本農業高校で行われました
熊本地震で実施が延期となり実施方法も雨天時方式で行われました
そんな中、本校は全員1年生でチームを結成し、夏休みも精力的に練習を行ってきました
その結果最優秀賞を受賞!本校17年ぶりとなる全国大会出場が決定いたしました
本校の農業クラブ・測量チームが日頃の鍛錬の成果を遺憾なく発揮し、見事県大会の頂点に立ちました
努力が実を結び、悲願であった17年ぶりの全国大会への切符を手にしています
10月21・22日に南四国で行われる全国大会でも熊本県代表としての誇りを胸に、上位入賞を目指して邁進してまいります。生徒たちへの温かいご声援をよろしくお願いいたします
本日の農業科3年生「食品製造」は、実習室全体が甘〜い香りに包まれる人気メニュー、「メロンパン」製造です。
これまで何度も作ってきた基本の丸パン。
今回はその上にサクサクのクッキー生地を被せ、格子模様を入れて焼き上げます。
実習自体はとっても楽しくてワクワクするものですが……実はこのメロンパン、これまでのパン作りとは一味も二味も違います。
【楽しさの裏に、計算されたプロの技】
ペタッ、サクッ、パラパラッ。
クッキー生地の大きさや形、手の熱でダレない絶妙な温度管理、そして全体を包み込む丁寧な手つき。
さらに、仕上げのグラニュー糖のまぶし方ひとつで、見た目も食感もガラリと変わります。
声を掛け合いながら成形していく時間は、やっぱり製パン実習ならではの楽しさ。
こうやって一つずつコツを掴むたび、確実にレベルアップしていきます!
【目の色が変わった!勝負の夏】
しかし、ふと生徒たちの手元や表情に目をやると……いつにも増して、真剣そのもの!
現在、3年生はまさに就職活動の真っ只中。
来年4月から実際に「食品製造」の現場へ飛び込もうとしている生徒もいます。
自分の将来がリアルに見えてきた今、実習に向き合う「目の色」が完全に変わってきました。
「もっと上手くなりたい」
「一発で綺麗な形にしたい」
——その真っ直ぐな想いが、手先の集中力に現れています。
【取材の特権!焼き立てをいただきます】
サクッ……フワッ! というわけで、取材の特権(?)として焼き立てを1つ試食させてもらいました。
……はい、文句なしのメチャウマです!
外側のクッキー生地は香ばしくサクサク、中のパンは驚くほどふんわり。
絶妙な温度管理と丁寧な成形が、そのままこの最高の食感に表れています。
作る楽しさを全力で味わいながら、自分の未来へ向かって本気で挑む3年生。
見事に焼き上がったこのメロンパンのように、みんなの夢もでっかく膨らむよう、全力で応援しています!
9月8日、9日に学校所有の山にて林業科2年生の演習林実習を実施しました
本校林業科では2年生になったら一人1本間伐を行います
見上げるほど高い樹木を自分で倒すという経験はなかなかできないと思います。
安全防具(チャップスやヘルメット)を完全に着用し、エンジンの始動から正しい構え方、刃の入れ方を再確認しました。緊張感を持ちながらも、一人ひとりが正確な操作を身に付けようと真剣な表情を見せていました
狙った方向に木を倒すため、慎重に「受け口」と「追い口」を作ります
最後はクサビを打ち込んで安全に倒していきます
合図とともに見事狙い通りの方向へ倒すことができました。巨木が地面に倒れる瞬間は迫力満点で、生徒からも歓声が上がりました
時には「かかり木」(他の木に引っかかること)をすることもありました
そんな時はみんなでチルホール(ウインチ)を使って引き倒します
チームワークって大切ですね
倒したヒノキは枝を払い、扱いやすい長さに造材(カット)したあと、集積場所まで運搬しました。重い丸太を効率よく運ぶため、仲間と声を掛け合って力を合わせたりしながら作業を進めました。林業における「チームワーク」の大切さを身をもって学ぶ良い機会となりました
今回の実習を通じて、森林管理の重要性だけでなく、プロとしての安全意識や仲間との連携を大きく深めることができました
来週も演習林実習があります天候が心配ではありますが予定通りであれば引き続き間伐実習と高性能林業機械の操作と林内運搬車操作を行う予定です
お楽しみに
気がつけば、前回の投稿から一ヶ月が過ぎていました……!
連日の猛暑から一転、本日はあいにくの雨。
外での実習はストップですが、天気と喧嘩してもしょうがない!
雨には雨の日の、やることがあります。
というわけで、農業科3年生の果樹専攻生たちは実習室へ集合。
今日は絶好の「刈払機メンテナンス日和」として、日頃お世話になっている相棒たちを徹底的に手入れすることにしました。
【相棒への感謝を込めて、フルコース】
シャカシャカ、キュッ。
まずはエンジンの呼吸を支える「エアフィルタ」や、綺麗な燃料を送る「燃料フィルタ」の清掃からスタート。
溜まった汚れを淡々と払い落としていきます。
続いて、エンジンの心臓部である「スパークプラグ」。
煤(すす)で真っ黒になった先端を丹念に磨き上げ、力強い火花が飛ぶように復活させます。
【見えない場所こそ、手抜きなし】
ニュルッ。
ギヤケースへ新しい「グリス」をしっかり注入。
さらに作業効率を左右する「ナイロンコード」の巻き替えです。
絡まないよう手元に集中し、均一な力加減でくるくる、パチッとセットしていきます。
雨音だけが響く実習室で、各自が黙々と機械と向き合う静かな熱気が心地よい時間です。
【次の青空の下へ向けて】
すべてのメニューを終え、最後はエンジン始動。
ブォン、ブォーン!
実習室に響き渡る力強い排気音。
相棒たちも「いつでもいけるぞ」と言わんばかりに息を吹き返しました。
雨が上がれば、また容赦ない草刈りとの戦いが始まります。
でも大丈夫。
雨の日に自分たちの手でしっかり仕立て上げた相棒たちが、次の晴れ舞台で最高の仕事をしてくれるはずです。
雨は雨なりに、やることやって準備万端。
チーム果樹、いつでも出動OKです!
本日、本校では第2学期の始業式を執り行いました。長い夏休みが明け、校舎には久しぶりに生徒たちの明るい笑顔と活気が戻ってきました
式に先立ち、夏休み中の素晴らしい活躍を称える表彰式、新しい風を吹き込む生徒会役員任命式、そしてALTの新任式が行われました
表彰式
夏休み中も多くの生徒が挑戦を重ね、見事な成績を収めました。
農業クラブ農業鑑定競技(森林の部): 優秀賞 2名
第19回海洋立国推進功労者表彰 アマモ研究:内閣総理大臣賞
第69回九州学校農業クラブ連盟発表大会: アマモ研究 優秀賞
日頃の努力が大きな成果となり、学校全体にとっても誇らしい瞬間となりました。受賞したみなさん、おめでとうございます!
生徒会役員任命式
続いて行われた任命式では、新生徒会長1名、新副会長2名が任命されました。任命の前に旧生徒会役員・執行部の解任の挨拶があり、この1年間の思いを語ってくれました
任命された3人には校長先生からの温かくも力強い激励の言葉を受け、新生徒会長が今後の学校づくりに向けた力強いあいさつを述べてくれました。これからの新しい生徒会活動に期待が高まります
ALT新任式
今学期より、新しいALT(外国語指導助手)の先生をお迎えしました。新任式ではフレンドリーな自己紹介があり、生徒たちも嬉しそうな表情で見守っていました。これからの英語の授業や日常会話を通じて、たくさん交流を深めていきましょう
始業式
始業式では、校長先生からの訓話(20260828 第2学期始業式あいさつ.pdf)に続き、新生徒会長が代表生徒として2学期の決意を語りました。行事が目白押しの2学期に向けて、一人ひとりが目標を持って一歩を踏み出す素晴らしいスタートとなりました
実り多き秋に向けて、2学期も勉強や部活動、学校行事に全力で取り組んでいきましょう
7月28日に起きました熊本地震から10日余り経過しました。
校舎自体は多少の影響はありましたが、今週より教育活動を再開しております。
公共交通機関等に影響が出ておりますが、オンラインなどで対応して進路活動やゼミなど行っております
震災後にご心配の声が届いており、ありがたく思っております。
震災にも負けず生徒はそれぞれの道に向かって頑張っています
これからも応援よろしくお願いしたします
「地域みらい留学」の一環として、 全国から中学生10名をお迎えし、2泊3日の「 おためし地域留学 in 熊本県芦北町」を7月24日~26日の日程で開催しました
芦北町の豊かな自然と温かい人に触れ、 在校生ともたっぷり交流した濃密な3日間の様子をお届けします
1日目:芦北の自然を満喫!大野地区フィールドワーク
全国から集まった10名の中学生。最初は少し緊張気味でしたが、 大野地区でのフィールドワークが始まるとすぐに打ち解けました
川遊び&高台からの絶景&スイカ割り: 澄み切った川で大はしゃぎ! キンキンに冷えたスイカを割って味わう、 夏ならではの体験となりました自然を一望できる高台へ。風を感じながら、 これから始まる留学体験への期待が膨らみます。
2日目:高校生活をリアルに体験&大盛り上がりの交流会
午前:芦北高校 体験入学
中学生たちは、 自分の興味に合わせて好きな学科を2つチョイスし、 体験授業に参加しました。 専門的な設備や本校ならではの特色ある授業に、 真剣な眼差しで取り組む姿が印象的でした
午後:地元高校生との交流&夏の思い出づくり
座談会: 本校の地元高校生とじっくりトーク! 学校生活のリアルな雰囲気や、 芦北町での暮らしについて熱心に質問が飛び交いました
御立岬海水浴場&BBQ: 青い海と空が広がる御立岬へ移動し、みんなで海水浴! 夜食は豪華なBBQを囲み、ジビエなどを食しながら高校生と中学生の距離が一気に縮まった笑顔あふれる時間となりました
3日目:学びを深める振り返り&先輩インタビュー
最終日は、 この2泊3日をじっくり振り返るワークショップからスタート。
3日間の振り返り: 参加した中学生からは、「芦北の自然と人が大好きになった!」「 高校選びの視野が広がった」 といった頼もしい感想がたくさん聞かれました。
先輩留学生インタビュー: 実際に県外から芦北高校へ留学してきた「先輩留学生」 にインタビューを実施。「なぜこの学校を選んだのか」「 親元を離れた生活の実際」など、 先輩たちの生の声は中学生の心に強く響いたようです。
たった3日間ではありましたが、 中学生の皆さんが芦北町の魅力を全身で感じ、 たくましい表情に変わっていく姿がとても印象的でした
芦北高校は、 全国から夢を持って集まる皆さんを全力で応援しています! またお会いできる日を楽しみにしています!
7月25日土曜日中学生と保護者の皆さんを対象に体験入学を開催しました!
猛暑のなか、たくさんのご参加本当にありがとうございました✨
本校の体験入学の大きな特徴は、「気になる学科を2つ選んで体験できる」こと!
それぞれの学科の魅力をたっぷり味わっていただけたのではないでしょうか?
農業科:華やか&おいしい!クラフト&スイーツ体験
農業科では、お花と食の魅力をキュッと詰め込んだプログラムを実施しました!
ハーバリウム作り
農場で育てたドライフラワーを使って、世界にひとつだけのハーバリウムを制作。ボトルの中にお花をレイアウトする表情は真剣そのもの!光にかざすととってもキレイでした。
お菓子作り
クッキーづくり!生地を5g測り、成形していきます。「作る楽しさ」と「味わう美味しさ」の両方を体験してもらい、笑顔があふれる時間となりました。
林業科:木のぬくもりと知性に触れる本格体験
自然と技術のプロを目指す林業科は、学びとものづくりをミックス!
研究発表
在校生が日頃取り組んでいる課題研究について発表しました。アマモ研究について、中学生の皆さんも興味津々で耳を傾けていました。
スマホスタンド作り
木の良い香りが漂う実習室で、木工制作にチャレンジ!削り出しや仕上げにこだわり、世界にひとつだけのオリジナルスマホスタンドが完成しました。ぜひ家で使ってくださいね!
福祉科:心と心をつなぐ、温かい体験
「思いやりの心」と「実践技術」を学ぶ福祉科では、体験型プログラムを中心に実施しました!
車いす体験
実際に車いすに乗る側・押す側の両方を体験。「段差を越えるときの声かけの大切さ」など、相手の立場に立ったサポートのコツをしっかり学びました。
手話体験
挨拶や簡単な自己紹介の手話をみんなで挑戦!「伝わった!」瞬間の嬉しそうな笑顔がとても印象的でした。
「2つの学科を体験できたから、自分の進路のイメージがグッと湧いた!」という嬉しい声もたくさんいただきました。
ご参加いただいた中学生・保護者の皆さま、本当にありがとうございました!
皆さんとまた春にこのキャンパスでお会いできることを、教職員・在校生一同、心から楽しみにしています!
本日7月23日は、二十四節気の「大暑(たいしょ)」です。
快晴の空を見上げれば、見事なまでに突き抜ける青い空、モクモクと湧き立つ白い雲、そして容赦なく照りつける太陽。
あとは揺れるヤシの木と白い砂浜さえ揃えば、まるで南国のビーチのようなロケーションですが、ここは芦北高校の農場です。
学校は夏休みに入りましたが、校内や農場は今も生徒たちの元気な声と活気に満ちあふれています。
■ 操縦レバーを握り、未来を拓く挑戦
農場の一角では、「小型車両系建設機械」の特別講習が行われていました。
重厚なエンジン音とともに、真剣な眼差しで機械に向き合う生徒たち。
受講した生徒からは、「思った以上に揺れます!でも、操作には自信があります!」という何とも頼もしい声を聞かせてくれました。
ただ座って学ぶだけでなく、実際に自らの手で重機を動かし、身体で感覚を覚えていく。
こうした実用的な資格取得や技術の習得に汗を流す姿は、まさに農業高校ならではの力強い夏の風景です。
■ 明後日の体験入学へ。心を込めたおもてなし
外の農場が熱気に包まれる一方、食品製造実習室のなかでも熱い準備が進められていました。
生徒たちが取り組んでいるのは、明後日に控えた「体験入学」の準備です。
実習室の隅々まで行き届いた徹底的な清掃をはじめ、中学生たちが迎える体験活動のセッティングなど、準備に追われる生徒たち。
自分たちが学んできた楽しさや魅力を「少しでも中学生に伝えたい」「楽しんでもらいたい」という一心で、細かなところまで心を配りながら作業に励んでいます。
■ 汗の数だけ、成長する夏
その他にも、草花や果樹の各専攻の生徒たちが「時間外総合実習」のために登校し、太陽の下で爽やかな汗を流しています。
大暑という一年で最も暑い時期に、自らの成長のために学び、誰かの笑顔のために準備を重ねる生徒たち。
厳しい暑さに負けず、ひたむきに汗を流すその一瞬一瞬が、彼らの未来を照らすかけがえのない経験へと変わっていきます。
明後日、芦北高校の門をくぐる中学生のみなさんを、最高の笑顔と準備でお迎えします。
暑さのなかでも輝きを放ち続ける生徒たちの成長を、農業科一同、これからも温かく見守り、応援していきます。
「大暑」
照りつける太陽のもと、資格取得や後輩を迎える準備に汗を流す、生徒たちの頼もしく輝かしい夏。芦北高校より。
本日、無事に1学期の終業式を迎えました
今回は、式典に先立って行われた「表彰式」と「インターハイ壮行会」が行われました
努力が実を結んだ「表彰式」
まずは、今学期に部活動や学術分野で素晴らしい成績を収めた生徒たちの表彰式を行いました。
ステージ上に上がった生徒たちの引き締まった表情がとても印象的でした。日々の努力が形になり、全校生徒から温かい拍手が送られました。受賞者のみなさん、本当におめでとうございます!
熱いエールを送る「インターハイ壮行会」
続いて、この夏に全国の舞台(インターハイ)へ挑む新体操部の選手たちの壮行会を開催しました
登壇した選手たちからは、大会に向けた力強い決意表明がありました。学校長からの激励の言葉と、全校生徒による拍手でインターハイでの活躍を祈念しました
学校の代表として、そして地域の代表として、持てる力を出し切れるよう全員で応援しています。いってらっしゃい!
今年の新体操のインターハイは兵庫県で8月6~7日の日程で行われます応援よろしくお願いします。
節目を迎える「1学期終業式」
最後に行われた終業式では、校長先生から1学期の振り返りと、夏休みの過ごし方についてお話がありました。
式後には生徒会長から話があり、今年から始めた「ハッピーレターボックス
」の発表がありました
感謝状の贈呈もあり1学期の最後に心がホッコリしました
明日からいよいよ待ちに待った夏休みが始まります。
補習や部活動、受験勉強など、それぞれ大忙しの夏になると思いますが、熱中症や事故にはくれぐれも気をつけて、充実した時間を過ごしてくださいね。
2学期の始業式に、また一回り成長したみなさんと元気に会えるのを楽しみにしています!
1学期を締めくくる最後の学校行事「クラスマッチ」を開催しました
今回の競技種目はソフトバレーボール普通のバレーボールよりもボールが柔らかく扱いやすいため、誰もがラリーを楽しめる人気の種目です
学年やクラスの垣根を越えて、体育館からは終始、割れんばかりの歓声と拍手が響き渡っていました。
最初は緊張気味だった生徒たちも、試合が始まれば一気にヒートアップ!
「そっち行ったよ!」「ドンマイ、次行こう!」とお互いに声を掛け合い、ボールを必死に追いかける姿がとても印象的でした。好プレーが飛び出すたびに、コート内外でハイタッチを交わす笑顔が弾けます。
決勝戦では、3F同士の戦いとなりましたが、全校生徒が見守る白熱した試合となりました
勝って歓声をあげるクラスも、惜しくも敗れて悔しがるクラスも、試合が終わればお互いの健闘を称え合う拍手を送り合っていました。行事を通じて、クラスの絆がさらに一段と深まったようです
優勝した3F②チームさんおめでとうございました
惜しくも敗れてしまったチームも次回のクラスマッチでリベンジできるようチームワークを高めていきましょう!!
福祉科2年生が3日間にわたり、日本赤十字「救急法」講習会を受講しました。
命を守るための基礎知識を学んだ後、
心肺蘇生法や、けがの応急手当などの実技を学びました。
実技試験や筆記試験もあり、生徒たちは自主練習に励み、
様々な止血方法など、命を守る知識と技術を習得しました。
全員合格し、「赤十字救急法救急員認定証」が与えられています。
福祉科の生徒たちは、プロの方々から様々なことを学び
実習先や暮らしの中において、
命を守るためにどう動くか、実践力を身につけることができました。
本日、本校で5年間、英語の授業でたくさんの元気をくれたALT(外国語指導助手)の先生の退任式が行われました
体育館に集まった生徒たちを前に、先生はまず日本語であいさつを行い、その後、英語で温かいラストメッセージを届けてくれました
「みんなと授業で英語でおしゃべりしたこと、廊下で『Hello!』と挨拶を交わしたこと、すべてが大切な思い出です。」
英語が苦手だった生徒も、先生の明るい笑顔とジェスチャーを交えた楽しい授業のおかげで、「英語で話すのが楽しくなった!」といつも嬉しそうに語っていました。時にはアニメのコスプレをして授業を行ったり、休み時間や放課後も、先生の周りにはいつも生徒たちの笑顔があふれていましたね
これまで本当にありがとうございました!
新しい場所でのご活躍を、生徒・教職員一同、心から応援しています。
いつでもまた、この学校に遊びに来てくださいね
Thank you so much, and we will miss you!
全校生徒を対象とした性教育講演会を開催しました
講師には、NPO法人トナリビトの方をお招きし、「YESもNOも言える関係性」というテーマでお話しいただきました
◆ 「YES」も「NO」も、同じくらい大切
講演の中で心に響いたのは、「お互いの意思を尊重する」ことの本当の意味です。
自分の気持ちを我慢して相手に合わせるのではなく、嫌なことは「NO」と伝える。そして、相手からの「NO」も受け入れる。この双方向のコミュニケーションこそが、お互いを大切にする第一歩だと教えてくださいました
◆ 「性的同意」と「デートDV」を身近な問題として考える
最近よく耳にする「性的同意」についても、具体的な例を交えながら分かりやすく解説していただきました。
「相手が黙っている=OKではない」ことや、対等ではない関係性から生まれる「デートDV」についても学びました暴力は体への傷だけでなく、言葉や態度で相手を支配することも含まれます。「これって普通なのかな?」と違和感を持ったとき、立ち止まる勇気が大切だと強く実感しました
YES以外の返事はNO
沈黙=NO
あいまいな返事=NO
◆ お互いを思いやるコミュニケーション
講演の後半では、日頃の友達同士の関わり方にも通じる、コミュニケーションのコツをみんなで考えました。
「自分を大切にすること」と「相手を大切にすること」は、常にセットです。生徒たちも、真剣な表情で先生のスライドを見つめていました
ジリジリ、ピカーッ!
長かった梅雨がようやく明け、青空から強烈な太陽が照りつける本格的な夏がやってきました。
気温はぐんぐん上昇し、果樹専攻が管理する「不知火」のハウス内は、なんと40℃を超えることも……!
このままでは「不知火」も、私たち人間もバテてしまいます。
そこで本日の実習は、ハウスの天井ビニールを巻き上げて一気に換気する大作戦を決行しました。
【油断大敵!ハウスの上の大仕事】
するする、ギュッ。
まずはハウスをがっちり固定しているバンドを緩め、大きなビニールを最上部まで巻き上げていきます。
写真の通り、ハウスのてっぺんへ登っての非常に高い場所での実習です。
一歩間違えれば大怪我に繋がるため、一瞬の油断も許されません。
全員が細心の注意を払い、神経を研ぎ澄ませます。
【響き渡る声、安全第一のチームワーク】
高所と地上でガッチリとタッグを組み、声を掛け合いながら進めます。
「結んだかぁい!」
「巻き上げまぁす!」
「バンド締めるよぉ!」
元気な声が夏の青空に響き渡り、お互いの安全を確認しながら、無事に全てのビニール巻き上げを終えることができました。
【10月まで、ここからは開けっ放し!】
これでハウスの天井は防鳥ネットだけになり、中にスーッと心地よい風が通り抜けるようになりました。
次にこのビニールを閉めるのは、涼しくなる10月以降。
それまでの長い夏の間、ハウスは実質「開けっ放し」の状態になります。
これで「不知火」たちも、厳しい夏の暑さをしのぎながら、のびのびと大きくなってくれるはずです。
【体調第一!ミストでクールダウン】
実習室には暑さ対策のため「ミスト」が設置されています。
シュワーッと吹き出す冷たい霧が、火照った体に最高の癒やしをくれます。
「生き返る〜!」と思わず笑顔がこぼれる大活躍のスポットです。
「不知火」も自分たちも、暑すぎるのはちょっと苦手。
これからも「体調第一・安全第一」をモットーに、この熱い夏を果樹専攻生一丸となって乗り切っていきます。
みなさん、こんにちは!
本日は、本校への進学を考えている中学生や保護者のみなさまへ、令和8年度「体験入学」の耳寄りなお知らせです。
クリエイティ部の部員たちが公式Instagramにアップして大好評だった動画を、YouTubeのショート動画でも公開いたしましたので、ぜひご覧ください!
より多くの方にご参加いただけるよう、締切を【 7月20日(月・祝) 】まで延長して受付いたします!
「申し込みをうっかり忘れていた…」「まだ迷っている」という方も、まだまだ間に合います!中学3年生だけでなく、中学1・2年生も参加できます。ぜひぜひお気軽にお申し込みください。みなさんのご参加を、芦高一同、心よりお待ちしております!
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★体験入学の詳しい詳細・お申し込み方法は、
[学校ホームページのトップページ > 体験入学特設リンク(ブログ)]
よりご確認ください。
★公式クリエイティ部Instagramはこちら(スマホからアクセス)
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▼ 体験入学 案内動画はこちら(by芦高クリエイティ部)
教育実習の最終日に、実習生の先生とクラス全員で記念撮影をしました。
この数週間、共に学び、笑い、過ごした時間は、生徒たちにとってかけがえのない思い出となりました。
K先生、熱心なご指導とたくさんの笑顔を本当にありがとうございました。
チーム農業科一同、先生のこれからのご活躍を心より応援しています!
「パン製造で、ガス抜きをする目的は何だと思いますか?」
教室に響く、少し緊張しながらも通る声。
本日、教育実習生のK先生による研究授業が行われました。
テーマは「パンの製造工程の意味」です。
授業の冒頭、生徒たちに投げかけられたこの一つの問いから、教室の空気がガラリと変わりました。
対象となったのは、先日実施した惣菜パン「ハムマヨパン」の製造工程。
普段の調理や食べる時には「なんとなく」通り過ぎてしまう工程の裏側にある一つひとつの意味へと、生徒たちの思考を誘導していきます。
【疑問を置き去りにしない、丁寧なアプローチ】
普段私たちが何気なく選んでいるパン。
K先生は、生徒たちが日々感じる「パンを選ぶ基準」や、工程のなかで生まれる小さな疑問を、授業の中でひとつひとつ丁寧に拾い上げていきました。
生徒たちが直感的に理解できるよう工夫されたワークシートの作成、どこに何を書き、どう見せるかが計算され尽くした板書計画。
そのどれをとっても、「どうすれば生徒に伝わるか」を考え抜き、準備してきたK先生の真摯な気持ちが溢れていました。
【授業を終えて――それぞれの声】
授業後、大役を終えたK先生と、授業を受けた生徒たちに感想を聞いてみました。
K先生のコメント:「とにかく緊張しました。時間配分が難しかったです……!」
時間内にすべての内容を収める難しさは、プロの教員でも毎日向き合う壁。
真剣に授業と向き合ったからこその、本音の感想を漏らしてくれました。
しかし、その努力は生徒たちに100%届いていたようです。
生徒たちのコメント:「説明がすごくわかりやすかったです!」
「黒板の書き方のバランスが良くて、字も大きくて見やすかったです」
【同じ職員室の仲間として、感謝を込めて】
この2週間、私たち農業科の職員は、同じ職員室でK先生と共に時間を過ごしてきました。
遅くまで机に向かい、授業に対してどこまでも真摯に向き合う姿。
「生徒の気持ちを第一に考えよう」と、何度も頭を悩ませながら教材研究に没頭する姿を、私たちはすぐ隣でずっと見てきました。
K先生のその真っ直ぐでひたむきな姿は、私たち農業科職員にとっても、「自分たちの普段の授業はどうか」「生徒にこれほど真剣に向き合えているか」と、自らの姿勢を見直す素晴らしい機会をくれました。
K先生、本当にありがとうございました。
母校の教壇で見せたその確かな一歩を、チーム農業科一同、これからもずっと応援しています。
本日3・4限目、農業科2年生の「食品製造」の授業。
今日のブログのタイトルと、ここからお送りする製造工程の写真を見て、生徒たちが一体「何を作っているのか」、ぜひ画面の前で予想しながらご覧ください!
一見、よくある美味しそうな料理ですが、実は「小麦粉のグルテン形成」と「酵母菌(イースト)の発酵特性」を体感で学ぶ、農業科ならではの本格的な実習の記録です。
【前編:職人の技と、ミクロの科学】
1.まずは先生の説明を真剣に聞きます。
(仕上がりの食感を左右する、重要なポイントを頭に叩き込みます)
2.材料を正確に計量。
(食品製造において、1グラムの誤差は命取り。慎重に測ります)
3.ボウルに入れて、均一に混ぜ合わせます。
4.ここからが力仕事!まずは優しくこねる。
5.さらに全体重をかけて、力強くこねる!
(こねることで小麦粉のタンパク質が結合し、網目状の「グルテン」が形成され弾力とツヤが!)
6.丸めてラップに包み、しばらく寝かせます。
【後編:目の前で起きる、生命の神秘】
7.生地を休ませている間に、次の「盛り付け」の説明を聞きます。
8.……と、説明を聞いている間に、ラップがパンパンに膨らんでる!?
(これぞイースト菌の力!生地の中で二酸化炭素を発生させている証拠です。)
9.発酵した生地を、薄くまるく成形します。
10.ソースを均一に塗って……
11.彩り豊かな具材を、焼き上がりを計算しながら乗せていきます。
12.オーブンに入れて、高温で一気に15分!
【運命の正解発表!!】
13.焼き上がりました!
正解は、タイトル通り「ナポリ風ピザ」でした!
外はカリッと香ばしく、中は驚くほどモチモチ。
小麦粉の性質を知り、微生物の手を借りることで、ただの粉がこれほど美味しい「食品」へと姿を変える。
これこそが食品製造の醍醐味であり、面白さです。
14.学びの成果が詰まった、世界に一枚だけの特製ピザが完成です!
【おうちに持って帰ります!】
こうして焼き上がった最高のピザは、本日生徒たちが自宅へと持ち帰っています。
自分たちで粉から、科学の力を借りて一生懸命に作った自慢の味。
今夜はぜひ、ご家庭で今日の頑張りや学びの話を聞きながら、召し上がってください。
それでは皆様、家族みんなで――
「ブォナッペティート(召し上がれ)!」
本日7月7日は、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」です。
文字通り、いよいよ本格的な夏の暑さが始まる節目の日。
そして、誰もが夜空を見上げ、星に願いを託す「七夕(たなばた)」でもあります。
ここ最近は重たい梅雨空が立ち込め、しとしとと雨が降り続く日が続いていましたが、今日は朝から一転、突き抜けるような青空と、力強い夏の白い雲が広がりました。
待ち望んだ晴天ではありますが、一気に気温も湿度も上昇。
ふと足元を見れば、ひまわりの黄色い花が咲き誇り、蜜蜂が忙しそうに飛び回るなど、農場はすっかり夏の装いです。
この急激な暑さは、外で活動する生徒たちにとっては身体に堪える非常に厳しい試練の始まりでもあります。
■ 暑さに負けず、農場で流すひたむきな汗
そんな過酷な暑さの中でも、農業科の生徒たちは決して歩みを止めません。
本日、果樹専攻の生徒たちは、照りつける太陽のもとで果樹園の草刈り実習に奔走しました。
草むした地面を、集中力を切らさずに一台一台丁寧に刈り進めていく作業は、体力的にも本当にタフな実習です。
しかし、すべては育てている命に豊かな栄養を行き渡らせるため。
生徒たちが大汗をかきながら実習に励むその傍らでは、期待のメロン「肥後グリーン」がネットをくっきりと浮き立たせて丸々と大きく実り、柑橘の「不知火」も青々とした力強い果実を太らせています。
また、温室の中では次の季節を待つシクラメンの瑞々しい緑の葉が、一鉢一鉢丁寧に整えられていました。
生徒たちの流した汗は、確実に農場の植物たちの生命力へと変わっています。
■ 天の川に想いを馳せ、それぞれの夢の舞台へ
実習でしっかりと汗を流した放課後、校内では七夕の心温まる風景が広がっていました。
図書室前の黒板には、彦星と織姫、そして夜空に流れる天の川を描いた見事な黒板アートが施され、紀友則(きのとものり)の歌が美しく添えられています。
「あまの河 あさ瀬しら波 たどりつつ 渡りはてねば 明けぞしにける」
黒板に書かれたその言葉のように、高校生活の限られた時間は、夢中になって走っているとあっという間に過ぎ去ってしまうものです。
だからこそ、今という時間を大切に、自分の「将来の夢」や目標に向かって一歩一歩、実直に突き進んでほしいと願っています。
梅雨を耐え抜き、今日の強い光を浴びて一段と色濃くなった農場の緑のように、生徒たちがこの試練の夏を超えて、自らの手で大きな未来を切り拓いていくことを信じています。
星が輝く今夜、芦北高校の生徒たちのすべての願いや挑戦が天に届き、それぞれの夢が豊かな実りを結びますよう、農業科一同、これからも見守り、全力で応援しています。
「小暑」
「七夕」を迎えて 一転した夏空のもと、命のきらめきと、自らの夢に向かって汗を流す生徒たちのひたむきな姿に未来を重ねて。芦北高校より。
「学校とバイトのバランスはどう取っていますか?」
「ひとり暮らしって、やっぱり難しいですか?」
「進路を決めるときに、一番大事にしていたことは何ですか?」
質疑応答の時間に入った瞬間、学年を問わず、次々と手が上がりました。
生活費のリアルなお金の話から入試対策まで、生徒たちから溢れ出す等身大の質問の数々。
これほど多くの質問が飛び交ったのは、生徒たちがただ聞いていただけではなく、自分の未来を重ね合わせ、それだけ強い興味を持って先輩の話に耳を傾けていた証拠です。
本日6限目、現在教育実習生として来られている本校卒業生のK先生による、「卒業生講話」を開催しました。
【担任の粋な企画で、農業科が全員集結!】
この講話を企画したのは、K先生の高校在学時に担任だったM先生です。
先生の熱い呼びかけに応え、農業科の1〜3年生全員が視聴覚室に大集結。
【芦高から大学へ。先輩が歩んだリアルな軌跡】
講話のなかで、K先生は自身の経験をもとに、生徒たちの未来に直結するたくさんのお話をしてくださいました。
・芦高への入学のきっかけ
・在学時に熱中したこと(フラワーアレンジメントや農業鑑定競技への挑戦)
・進路決定までのプロセス(担任の先生からの声掛けや、試験に向けた取り組み)
・大学で専門的に学んでいること(造園や栽培について)
さらに、高校生が一番気になっている「大学生活のリアル」についても、ひとり暮らしの工夫やアルバイト、現在の就職活動の様子まで、包み隠さず語ってくださいました。
【「やりたいことがない」と悩む後輩たちへ】
進路に迷う後輩たちに向けて、K先生が送ってくれたアドバイスは、心に深く刺さるものでした。
「進路を選ぶために、まずは資格や経験をたくさん積んで選択肢を広げてほしい。そして、周囲への感謝を伝えることを忘れないでください」
また、「将来やりたいことがまだ見つからない」という生徒に対しては、
「『これならちょっとやれそうかな』ということから始めてみればいい。自分のペースで『自分なりにはだいぶ良い方だな』と思える選択をしていけば大丈夫」
という、優しく背中を押してくれる言葉をかけてもらい、生徒たちは真剣な表情で深くうなずいていました。
【濃密な時間への感謝】
年齢が近い「先輩」だからこそ、どの言葉も説得力があり、生徒たちにとっては進路パンフレットを読むよりも何倍も大きな刺激になったはずです。
どんな質問にも笑顔で、かつ丁寧に答えてくれたK先生の姿勢からは、後輩への温かいエールが溢れていました。
企画してくださったM先生、そして本音で語ってくれたK先生、本当にありがとうございました。
この講話を聞いた生徒たちが、これからどんな進路を選び、どんな風に挑戦していくのか、今からとても楽しみです。
芦北町商工会様より熊本県商工会青年部連合会熊本県大会の出店者ブースの看板を作ってほしいとの依頼を受けました
そこで林業科の森育・木育班が魂を込めて看板を製作しました
それぞれに担当を決めて、お店を調べて看板のイメージをしました
生徒がデザインしたものを昨年導入したレーザー加工機で刻印していきます
その後、紙やすりで表面を整えて完成です
そして本日芦北町商工会へ贈呈式が行われました
芦北町商工会様より「地元高校生と一緒に色々なことに挑戦して芦北町を盛り上げていきましょう」というお言葉をいただきました
農業科3年、草花の授業。
ふと見ると、生徒に混じって、見慣れない職員の姿。
6月29日から本校農業科に教育実習生としてやってきた、卒業生の「K先生」です。
【頼もしい実績を持つ卒業生】
K先生は高校在学時、課題研究で草花を選択し、土日も惜しまず技術を磨いてフラワーアレンジの全国大会に出場した経験を持っています。
素人の私が「これは何の葉っぱですか?」と聞くと、迷うことなく「レザーファンです」と即答。
流石の一言です。
その知識と技術は、卒業してからも全く衰えていません。
実習中、手こずっている生徒を見つけると、サッと隣に寄り添って優しくアドバイスをされていました。
すでに先生らしい温かい眼差しで指導する姿に、生徒たちも真剣な表情で耳を傾けていました。
【授業だけじゃない、教員のリアルを学ぶ2週間】
実習の舞台は実習室だけではありません。
職員室では、指導教師の先生と2週間のびっしり詰まったスケジュールを確認していました。
授業見学や教材研究はもちろん、教務の仕事や生徒指導のあり方など、学ぶべき内容は多岐にわたります。
教科書を開くだけでは分からない、学校現場の「リアル」を肌で感じる、非常に濃い2週間になりそうです。
【充実した実習になりますように!】
3日には最初の授業実施、そして来週には実習の集大成となる「食品製造」の研究授業も控えています。
教える側として母校の教壇に立つ緊張と喜び。
K先生にとっても、農業科の生徒たちにとっても、これ以上ないほど充実した時間になりますように!
チーム農業科、全力で応援しています!
【今日の一枚】
先輩の技を、まさかの方法で吸収!?
K先生の熱心な指導が続く、3年生の草花実習。
カメラを向けるとポーズを取ってくれました。
K先生、個性が爆発する楽しい後輩たちですが、2週間どうぞよろしくお願いします!
Global Series Vol. 6:Ashikita Senses
[JP]
芦北高校農業科の活動を世界へ届けるシリーズ。
私たちが大切にしている活動の記録を厳選し、月に一度、英語版としてお届けします。
第6回は、6月4日の「2年生・果樹総合実習(不知火のブラインド・テイスティング)」の記録です。
[Global Series Vol. 5:The Chemistry of Baking and Respect for Professionals はこちら]
[EN]
Sharing the passion of Ashikita Agricultural High School with the world. Once a month, we present an English edition of our specially selected stories. Vol. 6: Sophomore Fruit Tree Practice — Shiranui Blind Tasting (Jun 4th).
[Click here for Global Series Vol. 5:The Chemistry of Baking and Respect for Professionals]
— Sophomore Fruit Tree Practice: Unlocking the Secrets of Shiranui Through a Blind Tasting —
"It’s totally different! This one is so sour!"
"Don't you think this one has a richer flavor?"
"I think I prefer Option A!"
Today, the classroom for our second-year Agricultural Department students was buzzing. Arranged on the desks were two types of "Shiranui" citrus that looked absolutely identical. However, the moment the students tasted them, their expressions changed completely. The room filled with the raw, sensory exclamations of mixed confusion and excitement.
This lesson featured a "blind tasting" designed to help students understand the unique characteristics of different citrus varieties and strains. As students of Ashikita Agricultural High School, we want them to do more than just eat and say "delicious"—we want them to become experts who can discern the most subtle differences. This marked the beginning of a slightly challenging yet highly exciting practical lesson born from that very wish.
■ The Four-Stage Judgment: No Easy Way Out
The "Variety Tasting Worksheet" provided two clues: "Hinoyutaka," born in Kumamoto, known for its quick reduction in acidity and a mellow flavor; and "M16A," a classic strain that develops a deep richness and a punchy acidity through careful storage.
The worksheet listed specific evaluation items, such as the color of the pulp, the thinness of the inner skin, and the mildness of the acidity. Crucially, there was no option for "average" or "neutral." The teacher's voice echoed through the room: "Try to make your evaluations definitive. There is no single right answer, so trust your own senses."
Munch, munch... Gulp.
The students focused all their energy on their taste buds. If this were just an ordinary snack time, it would have ended with simple smiles. However, the profiles of these students—showing the burgeoning pride of future growers—were intensely serious.
■ Lost in a Maze of Senses "They Look the Same, But Taste Completely Different!"
After the initial tasting, a quiet passion enveloped the classroom. The students grew quiet, staring intently at their worksheets, sinking into deep reflection as they translated their sensations into words and numbers.
Carefully recalling the flavors lingering in their mouths, they pieced the clues together one by one. "Was that aftertaste the mellowness of Hinoyutaka, or the richness of M16A?" Comparing their memories with the hints before them, they trusted their intuition to guide them to their own answers. This is precisely what makes working with living agricultural products so fascinating and profound. Seeing the students hesitate, the teacher offered some guidance:
"The correct answer doesn't matter. It’s not about guessing right. What matters is knowing that a clear 'difference' exists in things that look identical, and discovering which one you prefer. Catching that feeling is the real goal."
The feedback from the students proved that they had turned a real page of agricultural science through their own physical experiences:
"They were different, but both were so delicious that I want to eat a lot more next time."
"The flavors were completely different, but I could barely see any difference in the color or the appearance of the pulp."
"The difference was clear and easy to understand. I want to utilize this knowledge when selling them."
■ A Single Bite Nurtures the "Eyes of a Professional" for Tomorrow
Cheers of excitement and groans of frustration erupted the moment the correct answers were revealed, followed by the teacher's commentary. As time passes on the tree or in the storage facility, the acidity of the Shiranui citrus decreases, causing its flavor to evolve period by period. Because the speed of this change and the sharpness of the flavor vary by strain, citrus cultivation is incredibly deep and interesting. The students listened quietly, discovering how much intricate natural drama is packed into every single Shiranui fruit they normally handle without a second thought in the orchard.
This opportunity to learn the differences between strains through physical experience is a precious moment limited only to this fruiting season. A single tasting session will not instantly turn them into all-knowing professionals. However, the seed of inquiry planted in their hearts today—"Why do they taste so different?"—will undoubtedly transform the way they look at things during future harvest and storage management practices.
Being moved by the complexity of nature beyond just "tasty," and by the incredible human skill required to master it—this is how Ashikita Agricultural High School "creates" dependable wisdom for the future of agriculture through real learning that engages all five senses. As the lesson concluded and the room was cleared, a faint, sweet-and-sour aroma of Shiranui lingered in the air. Having taken their first step toward becoming "growers who know the difference," we are already looking forward to the next harvest these sophomores will raise.
「わあ!」
「冷たーーい!」
本日5、6限目、1年生の「農業と環境」の授業で、待ちに待った田植え実習を行いました。
裸足になって、おそるおそる水田へと足を踏み入れる生徒たち。
一歩進むたびに、足の指の間をニュルッと抜けていく泥のなんとも言えない不思議な感触に、あちこちから大きな歓声(と悲鳴!?)が湧き上がりました。
最初は恐る恐るだった手つきも、次第に泥の感触を楽しみながら、一株一株、丁寧に苗を植え付けていきました。
【梅雨の合間の青空と、きらめく汗】
ここ数日は雨の日が続いていましたが、今日は見事な「梅雨の合間の青空」が広がりました。
じりじりと照りつける太陽のもと、額の汗を何度も拭いながら、一列に並んで泥にまみれる生徒たち。
泥だらけになった手足は、一生懸命に命と向き合った証です。
爽やかな風が吹き抜けるなか、みんなで声を掛け合いながら流した汗はどこか清々しく、クラスの絆もぐっと深まったように感じます。
【目指すは11月!全校生徒で食べる特製カレー】
今回植えたお米の品種は、ふっくらとした食感と甘みが特徴の「ヒノヒカリ」です。
陽の光を浴びて黄金色に輝く美味しいお米に育ってほしいのには、実は大きな理由があります。
なんと、秋の11月に開催される「収穫感謝祭」では、この自分たちが育てた新米を使い、全校生徒で一からカレーを調理して、みんなで美味しく食べる予定なのです!
「自分たちが植えた苗が、秋には全校のみんなを笑顔にするカレーになる」 そう考えると、これからの毎日の管理や、夏の暑い日の水やりにも自然と力が入ります。
お米作りの大変さと、それ以上の喜びを肌で感じる、農業科としての最高のスタートラインに立った1年生。
みんなの想いを乗せて、「ヒノヒカリ」よ、大きく元気に育て!
福祉科2年生による、福祉の視点から「みんなが暮らしやすい芦北町」を目指して、自分たちにできることを考え、実践する福祉探究学習がスタートしました。
第1回目は、芦北町役場 や 芦北町社会福祉協議会 の皆様にお越しいただき、芦北町の現状や地域で行われている取り組みについて学び、グループ協議を行いました。
協議では、子育てに関する課題や、障がいのある方の暮らし、地域での支え合い、防災のまちづくりなど、多様なテーマについて考えを深めることができました。
これから生徒たちは地域に出向き、さまざまな方々との出会いや対話を通して、課題を自分事として捉えながら学びを深めていきます。地域とのつながりの中で、一人ひとりがさらに大きく成長していきます!
数日前、暦の上では二十四節気の「夏至(げし)」を迎えました。
文字通り、いよいよ本格的な「夏に至る」季節の到来です。
農業にとっては、最も長い日長がこれから少しずつ短くなっていく重要な折り返し地点(節目)でもあります。
光の長さはピークを過ぎ、気温はこれから上がっていきますが、本格的な夏の暑さを迎える前に、九州地方の梅雨は一気に牙を剥きました。
本日26日は昨日からの大雨の影響を受け、本校は臨時休校の措置をとる事態となりました。
生徒たちの姿がない校舎は静まり返り、窓の外で激しく鳴り響く雨音だけが響いています。
今日は気温が下がり、幾分か過ごしやすさを感じる涼しさですが、雨は今も断続的に降り続いており、油断できない状況が続いています。
今はただ、生徒や保護者の皆様、そして地域の皆様のところに大きな被害が出ないことを、農業科一同、心から祈るばかりです。
■ 荒ぶる空と、リベンジの田んぼ
この激しい空模様を前に、農場では昨日25日、もうひとつの大きな挑戦である「田植え」の予定日を迎えていました。
実は昨年、現在の2年生たちが臨むはずだった田植えは、あいにくの天候不良により断念せざるを得ませんでした。
先輩たちが味わった自然の厳しさと悔しさを知るからこそ、今年かける農業科の想いはひとしおですが、自然相手の農業は人間の思い通りにはいきません。
昨日、そして本日と荒ぶる空を前に、田植えは一時見合わせとなっています。
しかし、1年生が大切にまいた種から育った苗は、この激しい雨をじっと耐え忍びながら、泥に深く根を張るリベンジの瞬間を今か今かと待っています。
今回の雨が落ち着き、安全が十分に確保され次第、改めて生徒たちと泥にまみれ、確かな一歩を踏み出す準備を進めてまいります。
■ 試練を超えて、確かな実りへ
夏至の時期にまかれ、梅雨の激しい雨のなかでじっと耐える苗は、これからの厳しい暑さや試練を超えて、やがて大きな黄金色の穂へと育ちます。
自然の猛威を目の当たりにしながらも、じっと前を向く生徒たちの学びの姿もまた、全く同じです。
まずは何よりも皆様の安全第一です。
この雨が上がり、再び農場や校舎に生徒たちの元気な声が戻ってくるのを待ちながら、私たちはこれからも、それぞれの場所で前を向く芦北高校の生徒たちを心からのエールとともに応援しています。
「夏至」
荒ぶる雨のなか、地域全体の安全と、前を向いて歩き出す生徒たちの未来を祈って。芦北高校より。
窓の外で、静かに、しかし容赦なく降り続く雨の音。
会場の入口にぽつんと置かれた、ハレの式典という見せ場をなくした立て看板。
本日、本校が事務局を担い開催された「令和8年度 第77回 熊本県学校農業クラブ連盟 年次大会」。
無事にプログラムを終えた今、私たちの心の中には、大きな安堵感と、それと同じくらい、天候のせいとはいえどうしても拭いきれない、悔しく切ない気持ちが入り混じっています。
【2時間遅れの決断。繋いだ発表のバトン】
大会2日目は大雨の影響を受け、当初の予定よりも「2時間遅らせて」受付とプロジェクト発表を実施するという異例の対応となりました。
そんな緊迫した状況の中でも、大会のメインである「意見発表」と「プロジェクト発表」が最後まで滞りなくやり遂げられたことは、本当に良かったと思っています。
これまで放課後の農業実習室で、テストの疲れも見せず、何度も何度も声を枯らして練習を重ねてきた農業科の生徒たち。
本番の壇上で、堂々と自らの学びを伝える姿は立派そのものでした。
また、急な時間変更にも動じず、Ⅰ類の運営を担当し、緊張感の中で進行を力強く支えきってくれた運営担当の生徒たちには、感謝の言葉しかありません。
スケジュールが乱れる過酷な環境ではありましたが、このステージに立ったすべての発表者にとって、これまでの努力が報われる「充実した年次大会」になっていたら、事務局校としてこれほど嬉しいことはありません。
【発揮されなかった、机の上の努力の跡】
しかし、だからこそ――安全を最優先し、最後の「大会式典」が大雨の影響により中止せざるを得なくなったことが、残念で、悔しくてなりません。
式典運営のために、司会進行の生徒が用意していた原稿。
そこには、何度も読み返したことが一目でわかるカラフルなマーカーの線と、余白に書き込まれたメモやフリガナが残されていました。
発表補助者として、ステージへの登場のタイミングや賞状を渡すタイミング、並ぶ順番など、一歩一歩の動きを身体で覚えた生徒たちの動き。
来賓や表彰者の方々をスムーズに、精度高く、それ以上に気持ちよく誘導するために練習を重ねた、あのハキハキとした声掛けや美しい所作。
県連旗を先導とともに先頭を切って入場するはずだった、県連会長の凛とした晴れ姿も、披露する場面を失ってしまいました。
いつもお世話になっている花の先生が、この日のために心を込めて用意してくださっていた見事なアレンジメントが、誰もいない式典会場で静かに佇んでいるのを見たとき、生徒たちが最高の準備を発揮する場面を逸してしまった喪失感に、胸が締め付けられました。
天候という理由だからこそ、ぶつけようのない悔しさが募ります。
しかし、あのマーカーだらけの原稿も、身体に染み込ませた精緻な所作も、生徒たちが「誰かのために」最高の準備を尽くしたという紛れもない事実であり、彼らの確かな成長の証です。
【心からの感謝を込めて】
最後になりますが、事務局校として至らない点もあったかと思いますが、この悪天候の中でも、前を向いて最高の発表をしてくれた他校の農業クラブ員の皆さま。
急な時間変更にも柔軟にご対応いただき、生徒たちの頑張りを温かく見守り、運営を支えてくださった審査員の皆さまや、ご来賓の方々。
そして何より、この大雨のなか、大会のために素晴らしい会場を快く提供し、多大なるご協力をいただきました芦北町の皆さまに、チーム芦北一同、心より深く御礼申し上げます。
地域の温かい後ろ盾があったからこそ、私たちはこの困難な状況でも、発表の場を最後まで守り抜くことができました。
この複雑な心境をバネに、私たちはまた次のステージへと歩みを進めます。
ここで蓄えたエネルギーを、次の挑戦へと必ず繋げていきましょう。
本当に、お疲れ様でした!
シャカ、シャカ、シャカ……。
静かな実習室に響くのは、ワイヤーが擦れる音と、細かく鋏(はさみ)を動かす金属音。
農業科3年生が今、全神経を指先に集中させて取り組んでいるのは、衣服の胸元を飾る小さな花束「ブートニア」の制作です。
これは、国家資格である「フラワー装飾技能検定」の実技試験に含まれる重要な課題の一つ。
今回はクラス全員の講義の一環として、この高度な技術の習得にみんなで挑戦しています。
生徒たちの机の上には、鮮やかな紫色のデンファレや、青々とした美しいグリーンの植物など、たくさんの材料が並びます。
【プロから学ぶ、ミリ単位の熱血指導】
この日は特別な実習。
日頃の授業に加え、外部から専門の講師の先生にお越しいただき、実技の直接指導をしていただきました。
完成したブートニアはとても華やかで優美ですが、その美しさを支える裏側には、地道で非常に細かい職人技が隠されています。
まずは、植物の茎の代わりに細い金属のワイヤーを通していく作業。
絶妙な力加減で花を傷つけないよう固定し、その上からフローラルテープを隙間なく、均一に巻きつけていきます。
指先に残るテープのわずかな粘着感を感じながら、長さを測り、細かく鋏を動かしていく緻密な集中力が求められます。
「ここ、もう少し綺麗に巻けるかな?」
講師の先生のお手本の手元をじっと見つめ、プロの洗練された技術を少しでも自分のものにしようと、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
第一線で活躍される先生からのリアルなアドバイスは、生徒たちにとって何よりの刺激です。
裏側を覗いてみると、細いワイヤーが美しく張り巡らされ、鮮やかな緑色のテープできっちりと巻き上げられているのが分かります。
この見えない部分の丁寧さこそが、表にある主役の花々を一番美しい角度でキープする「魔法」なのです。
【それぞれの目標へ向けて、技術を研ぎ澄ます】
全員が検定を受験するわけではありませんが、こうしてプロの技に直接触れ、本物の技術を学ぶ時間は全員にとって貴重な経験です。
講師の先生の丁寧なご指導のおかげで、最初は一本のワイヤーに苦戦していた生徒たちも、手つきがどんどん滑らかに、そして素早くなってきました。
ただ花を組み合わせるだけでなく、植物それぞれの個性を活かしながら、規格通りの美しい形へ。
検定合格を目指してさらに腕を磨く生徒も、この講義を通じて花を扱う楽しさや奥深さを知った生徒も、それぞれが自分の感性を大きく成長させた一日となりました。
お忙しい中お越しいただいた講師の先生、本当にありがとうございました!
「先生、お久しぶりです!」
本日、農場にとても嬉しい来客がありました。
本校農業科の卒業生で、現在は「東海大学農学部農学科」の「3年生」として、大学での学習や研究に励んでいる「宮内愛理」さんです。
高校を卒業し、さらに専門的な学びの道へ進んだ彼女。
今回はただ遊びに来たわけではなく、大学での大切な「研究素材」を集めるために母校の門を叩いてくれました。
【スマホの画面に映る、専門的な研究の目】
現在、大学で「植物病理学研究室」に所属しているという宮内さん。
本校の野菜、草花、果樹の圃場(ほじょう)をまわり、「病徴(病気の症状)」が出ている植物体をサンプリングしにやってきたのです。
「持って帰って病徴から判断するとともに、病原を特定するんです」と熱心に語る彼女。
見せてもらったスマートフォンの画面には、顕微鏡で捉えた「ブロッコリーのスス病」の病原がくっきりと映し出されていました。
かつてこの農場で基礎を学んだ生徒が、今ではこうして専門の目を持ち、持ち帰る柑橘類の葉を手に笑顔を見せる姿は本当に頼もしい限りです。
その生き生きとした活躍ぶりに、立ち会った職員も胸が熱くなります。
【現役生と一緒に。先輩が気軽に溶け込める農場環境】
こうして無事に研究素材を集め終えた宮内さんですが、実は彼女の妹さんが現在、本校農業科の1年生に在籍しています。
終礼までの待ち時間を活かして、6限目に実施されていた2年生のフラワーアレンジメント実習にも急きょ飛び入り参加してくれました。
現役の高校生たちと同じ机に並び、ひまわりやカーネーションを器用に生けていく宮内さん。
卒業して数年が経っても、こうして後輩たちの輪の中に自然と溶け込み、一緒に実習を楽しめるのは、本校の農場ならではの自由で温かい雰囲気があるからこそです。
【卒業生の皆さまへ、農場からのお願い】
卒業しても、何かあったときにこうして気軽に足を運んでもらえる場所であり続けられることは、学校にとってこの上ない財産です。
宮内さん、大学での研究、大変だけど頑張ってください!
最後になりますが、本ブログをご覧の卒業生の皆さま。
「研究の素材を探したい」
「恩師に近況を報告したい」
「久しぶりに農場の空気を吸いたい」など、理由はなんでも大歓迎です。
ぜひ、いつでもお気軽に農場へ足を運んでください。
後輩たちと職員一同、皆さんの元気な姿に会えるのを楽しみに待っています。
「――それでは、発表を始めてください」
マイクを通じて部屋に響く、少し緊張を帯びた、けれどもしっかりとした声。
カーテンを閉め切った総合学習室の暗がりに、ぽっと浮かび上がるプロジェクターの白い光。
そして、手元の資料をめくるカサリという微かな紙の音。
昨日の考査最終日、テストが終わったばかりの放課後のことです。
総合学習室には、息をつく間もなく集まった生徒たちの静かな熱気が満ちていました。
来週の23日(火)と24日(水)の2日間、本校を事務局(会場)として「令和8年度 熊本県学校農業クラブ連盟 年次大会」が開催されます。
【支える手、挑む声。それぞれの真剣練習】
この大会は、県内の農業高校から集まったクラブ員たちが、日頃のプロジェクト研究や自らの意見をステージで発表し合う、年に一度の大きな舞台。
本校は今年、その運営を担う事務局校を務めます。
昨日集まったのは、大会の成否を握る司会進行や計時などの「運営」を担う生徒たち、そして芦北高校の代表として壇上に立つ「意見発表」「プロジェクト発表」の生徒たちです。
発表チームは、スクリーンのタイミングを合わせながら、自分の言葉に熱を込めて語りかけます
一方の運営チームは、手元に置かれたマイクを前に、シナリオを何度も読み込みながら進行の流れを細かくチェックしていきます。
そこにあるのは、「自分たちの発表を成功させたい」という想いだけではありません。
「他校から参加する発表者の仲間たちが、少しでも気持ちよく壇上に立ち、日頃の成果を100%出し切ってほしい」
そんな、事務局校としての温かい「おもてなしの心」が、生徒たちの真剣な眼差し、そして何度も繰り返される練習の姿からひしひしと伝わってきました。
【最高の舞台を、私たちの手で】
テスト勉強の疲れも見せず、遅くまでリハーサルに邁進した生徒たち。
誰かの輝くステージは、こうして見えないところで汗を流し、準備を重ねる人の手によって創られていくのだと、改めて教えられる時間でした。
大会本番まで、あとわずか。
熊本県の農業を担う仲間たちを最高の舞台で迎えるために。
そして、自分たちの学びを堂々と伝えるために。
チーム芦北、一丸となって最後まで心を込めて舞台を整えていきます!
ピッ、ピッ。
静まり返った農場実習棟2階。
室内に響くのは、一定の間隔で鋭く鳴り響くタイマーのブザー音だけです。
その音が鳴るたびに、立ったまま問題と対峙していた生徒たちは一斉に動き出し、次の問題へと移動していく――。
4日間にわたる期末考査も、本日がいよいよ最終日。
農業科の締めくくりは、この試験時間内をフルに使って全学年が入れ替わりで挑む、「農業鑑定競技会」です。
【一瞬の迷いも許されない、専門知識の総力戦】
目の前に並んだ実物や写真を見て、その名称や特徴をわずか「20秒」で判別し、立ったまま解答用紙に滑り込ませるノンストップの知力戦。
日頃の授業や実習で培った「五感」のすべてが試される時間です。
例えば、草花分野の問題。
目の前に並ぶA、B、Cの苗をじっと見つめ、わずか20秒で特徴を見抜かなければなりません。
正解は「C」。
光沢のある葉と中央の白い葉脈が日々草の証です。
また、果樹分野から。
正解は「Bの採収ハサミ」。
果実を傷つけないよう刃先がわずかに曲がっています。
実習で使い慣れているはずの道具だからこそ、その細かな違いを見極める確かな「目」が試されます。
基本は20秒のハイテンポですが、うち2問だけ、タイマーが「40秒」へと切り替わる強敵が潜んでいます。
それが「計算問題」です。
総重量(2,800g)から個数(35個)を割り出し、「売り上げ(7,000円)」を導き出す。
20秒の波に乗っていた脳を瞬時にフル回転させ、立ち止まったまま、焦る気持ちを抑えて正確な数字を叩き出す40秒間。
次々と襲いかかってくる難問に、生徒たちは知識の引き出しをフルスピードで開け閉めしながら、限られた時間の中で解答用紙を埋めていきました。
【テスト終了の解放感、そして次へのステップへ】
最後のブザーが鳴り響き、これですべての考査が終了。
実習棟には、極限の緊張から解き放たれた生徒たちの、ホッとした笑顔と大きな歓声が広がりました。
しかし、農業科の夏はここからが本番です。
この鑑定競技は定期考査であると同時に、7月28日に開催される「熊本県大会」の予選。
さらに今日からは、来週に控える年次大会や部活動など、生徒それぞれが「次のステージ」へと一斉に走り出します。
ガチガチに縛られていたテストの時間が終わり、ようやく自分のために使える自由な時間が戻ってきた君たちに、この言葉を贈ります。
「時間は有限、その使い方は無限」
限られた時間の中で、どれだけ自分を磨き、輝かせることができるかは、これからの過ごし方次第。
ふと見上げると、朝からどんよりと曇っていた空には、いつの間にか目が覚めるような鮮やかな青空が広がっていました。まるで、張り詰めた緊張から解き放たれた生徒たちの心を映し出しているかのようです。
さあ、これから僕たちの「熱く」、そして「暑い」夏が始まります。
ここから選び抜かれる鑑定競技の代表メンバーも、それぞれの活動に全力で打ち込む仲間たちも、この青空のように真っ直ぐ、次の目標に向かって全力で駆け抜けていきましょう!
本日は定期考査の2日目。
静まり返った3年農業科の教室。
そこには朝から一点を見つめ、机にかじりつくようにして猛勉強に励む生徒たちの姿がありました。
一問一答に魂を込め、資料をめくる手にも熱が入ります。
すべては自分自身の理想の進路実現のため。
ここが踏ん張りどころです。
頑張れ、農業科三年!
【生徒が真っ直ぐ育つための環境づくり】
生徒たちが教室で未来を切り拓くためのテストに挑んでいる間、授業や実習がないこの時間を活かして、ある「奮闘」を続けていました。
それは、広大な実習園地の環境整備(草刈り)です。
今回は、長年タフに外を支えてくれている相棒の背負い式刈払機に加え、果樹の木々の間をスイスイと進む最新鋭のラジコン草刈機をフル稼働!
プロポを巧みに操りながら、傾斜にも力強くかじりつくようにして、生い茂る夏の草をスッキリときれいに刈り整えていきます。
ブーンと響くエンジン音のなか、ふと頭をよぎったのは、すでに退職されたかつての校長先生が遺してくださった、ある大切な言葉でした。
「環境は人を育む」
美しく整えられた園地、清潔な学び舎。
そうした清々しい環境があってこそ、生徒たちの心が真っ直ぐに育ち、豊かな感性や技術が磨かれていく――そう固く信じ、この手で環境を整え続けます。
【見えないエールを、刈り跡に込めて】
流す汗の先には、テストを終えて再びこの果樹園に戻ってくる生徒たちの笑顔があります。
教室で必死にペンを動かす君たちの熱気に負けないよう、私も外でプロポを握りしめ、全力で汗を流しています。
場所は違っても、目指すところは同じ。
私も頑張るから、君たちも最後まで諦めずに踏ん張ろう!
考査はまだまだ続きますが、一歩ずつ、共に乗り越えていきましょう!
今日は湿気も少なく、カラッと過ごしやすい天候に恵まれました。
絶好の実習日和のなか、食品製造室の扉を開けると、初夏の暑さを吹き飛ばすような、目が覚めるほど爽やかな香りが部屋いっぱいに広がります。
本日、農業科2年生の「食品製造」の時間は、これからの季節にぴったりな「甘夏ゼリー」の製造実習です。
【本校の果樹園が育んだ「紅甘夏」を贅沢に】
今回使用した原材料は、ただの甘夏ではありません。
本校の果樹園で、生徒たちが愛情を込めて大切に栽培してきた「紅甘夏(べにあまなつ)」です。
通常の甘夏よりも果皮の赤みが濃く、みずみずしい甘みと爽やかな酸味が詰まったこの大切な一玉を、自分たちの手で最高のスイーツへと仕上げていきます。
実習が始まると、教室内は一気に職人の現場へと変わりました。
まずはゴツゴツとした厚い皮を、生徒たちが一つひとつ丁寧にむいていきます。
皮がはがれるたびに、部屋中にフレッシュな柑橘の香調が弾け飛びました。
続いては、果汁を一滴も無駄にしないようギュッと力強く絞り出す作業。
それと同時に、もう一方では一粒ずつのぷりっとした食感を残すために、薄皮から果肉を美しくむき出していきます。
手際よく、かつ繊細に施される手仕事によって、黄金色の素材がどんどん集まっていきました。
集まった果汁を火にかけ、温度を見極めながら慎重に加熱し、ゼリー液を作っていきます。
そして今回の主役であり、最高のこだわりが「果肉もゴロッと」贅沢にカップへ忍ばせること。
温かいゼリー液をそっと注ぎ込むと、透明感あふれる、目にも鮮やかで爽やかな色のゼリーが姿を現しました。
あとは、冷蔵庫でしっかりと冷えれば完成です!
自分たちが育てた農産物が、技術の手によって美味しい食品へと形を変える。
そんな「ものづくり」の喜びと達成感を、生徒たちはキラキラとした表情で肌で感じていました。
【おまけの1コマ:昨日見上げた空に】
最後に、ちょっと素敵なエピソードを。
昨日の夜19時頃、一日の実習や実務を終えて「さあ帰宅しよう」とふと空を見上げると、そこには驚くほど大きくて綺麗な虹が架かっていました。
夕暮れの空に静かに輝く虹のアーチを見つめていると、一日の疲れもすっと溶けていくようでした。
このブログを読んでくださっている皆さまにも、なにか良いことが起こりますように。
【芦高図書館の何気ない日常の様子や読書活動の記録です。】
梅雨の合間の晴れた日、図書館での様子。
もうすぐ定期考査、勉強の息抜きに本を見にきたり友達と談笑する生徒たち。
放課後はまた試験勉強に集中…!
図書館の使い方が上手な生徒たちです。
せっかくの土曜日、心地よい休みの朝。
そんな日にもかかわらず、農業科の教室には熱心に机に向かう生徒たちの姿がありました。
先日6日(土)に行われたのは、農業科2年生による「フラワーアレンジメント講習会」。
休日であるにもかかわらず、7名もの熱意ある希望者が実習に参加してくれました。
【静けさと戸惑いから】
今回は外部から専門の講師の先生をお招きし、本格的なアレンジメント作成に挑戦しました。
まずは黒板の前で、先生によるデモンストレーションからスタート。
普段の授業とはまた一味違うプロの技を前に、生徒たちの視線も自然と引き込まれていきます。
しかし、いざ自分の机に戻り、目の前の真っ新なオアシス(吸水スポンジ)と大きな百合の花を前にすると、教室は一転して静まり返ります。
「本当にここにハサミを入れていいのかな……」
「どっちを向かせたら正解なんだろう」
ハサミを持ったまま「どう動くべきか」と、隣の席の様子をそっと覗き見ながら、最初の一歩を探る生徒たち。
そんな手探りの静けさから、実習は始まりました。
【先生の声掛けが導く、花との対話と広がる笑顔】
そんな戸惑いの空気を変えたのは、講師の先生が一人ひとりの席を丁寧に回りながら掛けてくださる、温かく具体的なアドバイスでした。
先生は生徒たちの手元にそっと寄り添いながら、大切なポイントを語りかけます。
「花の顔が見えるように挿してごらん」
「ここのスペースを埋めるようにしてみようか」
「全体の線を意識しよう」
それぞれの進み具合に合わせた的確な指導に背中を押され、生徒たちの表情がふっと和らぎます。
ヒマワリの鮮やかな黄色、ユリの高貴な白、そしてバラの可憐なピンク――。
ただ「飾られた植物」だった花々が、自分の手で向きを変え、ハサミを入れるたびに、まるで意思を持ったように生き生きと輝き始めます。
「あ、この向きにすると、すごく綺麗に目が合う!」
一本一本の「花の顔」と向き合い、対話を重ねるうちに、先ほどまでの緊張はどこかへ消え去り、教室には自然と柔らかな笑顔と充実した会話が広がり始めました。
【咲き誇る、7人7色の個性】
最初は一本の茎を切るのにも緊張していた生徒たちでしたが、終盤には教室のあちこちから、達成感に満ち溢れたとびきりの笑顔がこぼれるようになりました。
「最初はどうすればいいかわからなかったけど、完成したものは想像以上に上出来!」
「難しく考えすぎないほうが良いかも知れない。」
「でも、やっぱり表現するって難しい。」
生徒たちの口から漏れた感想は、楽しさのなかにも、ものづくりの奥深さと真剣に向き合ったからこそ湧き出る、確かな手応えそのものでした。
用意された花材はみんな全く同じものです。
しかし、完成した作品はどれ一つとして同じものはありません。
ダイナミックに線を強調したもの、花々をぎゅっと凝縮させて華やかさを演出したもの。
まったく同じ花を使っても、生ける人の捉え方ひとつでこれほど表情が変わる――それこそがアレンジメントの面白さであり、先生のアドバイスを吸収しながら、それぞれの感性を爆発させた「7人7色」の見事な芸術が出揃いました。
休日を返上して自らの技術と感性を磨き上げた2年生の挑戦者たち。
最初は戸惑いながらも、今日、花と向き合って掴んだ「空間を見極める目」や「美しさを構成する力」は、これからの農業の学び、精度高まる未来の様々な場面で、きっと大いに活きるはずです。
暦の上では明日、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」を迎えます。
昨日4日には九州北部地方の梅雨入りが発表され、本日の芦北は体にまとわりつくような、ずっしりとした湿気に包まれています。
この重たい曇り空の下、農場では今月1日に1年生が「稲の播種(はしゅ)」を終えたばかりの苗が、梅雨の潤いを歓迎するようにしっとりと、瑞々しい青葉をのぞかせています。
この小さな緑の命が目指すのは、来る6月25日の「田植え」です。
実は昨年、現在の2年生たちが臨むはずだった田植えは、あいにくの天候不良により断念せざるを得ませんでした。
先輩たちが味わった自然の厳しさと悔しさを胸に、今年かける農業科の想いはひとしおです。
雨空を見上げながら、リベンジの田んぼへ向けて、今、着々と準備が進められています。
■ 挑む心、次なる学びの舞台へ
農場が静かに湿気を吸い込む一方で、校内は今、いつもとは違う緊張感と静かな熱気に包まれています。
来週6月11日からは、いよいよ第1回考査が始まります。
これまでは農場での実習をはじめ、身体を動かす新しい学びに汗を流してきた生徒たちですが、ここからは「机の上」というもうひとつの大切な試練へと挑むことになります。
独特の蒸し暑さのなか、放課後の教室や図書室では、互いに教え合いながら熱心にノートを広げる姿が見られるようになりました。
実習で培われたあのタフさと集中力を、今度はペンと教科書に注ぎ込み、一歩も引くことなく自分自身の学びに実直に向き合っています。
■ 実りへの確かな一歩
芒種の時期にまかれ、梅雨の濃い空気のなかで育つ種は、やがて大きな黄金色の穂へと育ちます。
今、試験勉強という目の前の課題に向かって、じっと机に向かい努力を重ねている生徒たちの姿もまた、全く同じです。
明日の芒種を前に、梅雨の湿気が万物を育むこの良き日に。
自分の限界に挑戦し、確かな実りを結ぼうとしている芦北高校の生徒たちを、農業科一同、心からのエールとともに応援しています。
「芒種」
託した種と、ひたむきな学びが、梅雨の季節を経て大きな実りとなることを願って。芦北高校より。
「全然違う! こっちめっちゃ酸っぱい!」
「こっちは味が濃く感じない?」
「私はAの方が好きかも」
本日、2年農業科の総合実習の教室。
机の上に並べられたのは、文字通り「見た目はそっくり」な2種類の「不知火(シラヌイ)」でした。
しかし、それを口に含んだ瞬間、生徒たちの表情は一変します。
飛び交うのは、戸惑いと興奮が入り混じった、リアルな五感の叫びでした。
この日行われたのは、カンキツ類の品種・系統特性を理解するための「ブラインド・テイスティング(試食調査)」。
芦北高校農業科に入学したからには、ただ「美味しい」と食べるだけでなく、その繊細な違いまで完璧に見極められる人になってほしい。
そんな願いが込められた、ちょっと意地悪で、最高にエキサイティングな実習の幕開けです。
【「普通」という逃げ道のない、4段階の審判】
用意された資料『品種食べ比べワークシート』に書かれたヒントは2つ。
熊本生まれで酸抜けが早く、まろやかな味わいの「肥の豊」。
そして、じっくり貯蔵することで濃厚なコクとパンチのある酸味を引き出す王道系統「M16A」。
・品種の違いブログはこちら:【 M16 知ればあなたも 目利きなり】
手渡されたワークシートに並ぶのは、果肉の着色、内皮の薄さ、酸味のマイルドさといった評価項目。
しかし、そこには「普通(どちらとも言えない)」という逃げ道は一切ありません。
「なるべく極端に評価したほうがいいぞ。正解はないから、自分の感覚を信じろ」という先生の声が教室に響きます。
ーーモグモグ……。
ーーごくり。
生徒たちは全神経を舌に集中させていきます。
ただの「おやつとしての試食」なら笑顔で終わるはずの時間。
しかし、栽培技術者としてのプライドが滲む生徒たちの横顔は、真剣そのものでした。
【「同じに見えて、ぜんぜん違う!」感覚の迷路】
一通り口に含んだあと、教室は静かな熱気に包まれました。
生徒たちは言葉を止め、それぞれのワークシートをじっと見つめながら、自分の感覚を言葉と数値に置き換える「深い熟慮」の時間へと沈み込んでいきます。
先ほどまでの口の中の様子をじっくりと思い出し、与えられた手がかりを一つずつ手繰り寄せる生徒たち。
「さっきの余韻は、肥の豊のまろやかさなのか、それともM16Aのコクなのか」
目の前のヒントと自分の記憶を何度も重ね合わせながら、自らの感覚を信じて、自分なりの答えをシートへと導き出していきます。
これこそが、生きた農産物を相手にする面白さであり、奥深さです。
迷う生徒たちに、先生が言葉を掛けます。
「正解はどっちでも良いんだよ。
当てること自体が大事なんじゃない。
同じに見えるものに確かな『違い』があることを知って、自分がどっちを好むかを見極めること。
その感覚を掴むことこそが大切なんだ」
生徒たちの口から漏れた感想は、まさに自分自身の身体を通して、農業科学のリアルな1ページをめくった証拠でした。
・「どちらも違うけど同じくらいおいしくて、また今度たくさん食べたいと思った。」
・「味は全然違ったが、見た目の色や果肉の様子などの違いはほとんどわからなかった。」
・「違いがはっきりしていてわかりやすかった。販売のときに活かしたい。」
【その一口の記憶が、未来の「プロの目」を育てる】
ドキドキの正解発表の瞬間にあがった歓声と悔しがるの声。
その後の先生の講評。
「不知火」は、樹の上や貯蔵庫の中で、時間が経ち「酸が抜ける」ごとに、その時期その時期によって味わいが変化していきます。
その変化のスピードや味の引き締まり方が系統によって異なるからこそ、カンキツ栽培は奥が深く、面白いのです。
自分たちが普段、実習園地で何気なく触れている「不知火」の一玉一玉に、どれほど緻密な生き物のドラマが詰まっているのかを、生徒たちは静かに聞き入っていました。
この「系統の違い」を身体で覚えるチャンスも、果実が実るこの季節だけの、限られた貴重な瞬間です。
一度の試食で、すべてを見通せるプロになれるわけではありません。
しかし、今日生徒たちの心に植え付けられた「なぜこんなに味が違うのだろう?」という探究の種は、これからの収穫や貯蔵管理の実習で、必ず「見る目」を変える力になります。
「美味しい」の先にある、自然の複雑さと、それをコントロールする人間の技術の凄みに感動すること。
芦北高校農業科では、こうした五感をフルに使うリアルな学びを通して、未来の農業を支える確かな知恵を「創造」しています。
実習が終わり、片付けられた教室には、かすかに甘酸っぱい「不知火」の残香が漂っていました。
「違いのわかる技術者」への第一歩を踏み出した2年生。
彼らが育てる次の実りが、今から楽しみです。
新学期が始まってしばらく経ち、学校生活が充実する一方で、少しずつ疲れが溜まってくる時期でもありますね。生徒たちが自分自身の心と体に向き合い、健やかに学校生活を送るためのヒントを学ぶ「ストレス対処教育講演会」を開催しました
思春期という大切な時期を生きる生徒たちへ向けて、スクールカウンセラー 坂本 謙太郎 先生から温かく、そして非常に実践的なアドバイスをいただきました
そもそも「ストレス」ってなに?
講演は、「ストレスの仕組み」を知ることからスタートしました。
ストレスはよく「ボール」に例えられます。外側からボールを押しつぶす力を「ストレッサー」、それによってボールが歪んだ状態を「ストレス反応(症状)」と呼びます。
一口にストレッサーと言っても、実は様々な種類があります。
物理的・化学的ストレッサー:暑さ・寒さ、騒音、満員電車など
心理社会的ストレッサー:テストのプレッシャー、友人関係の悩み、将来への不安など
これらが原因となり、イライラする(心理面)、頭痛や腹痛がする(身体面)、引きこもりがちになる(行動面)といった様々な症状として現れるのです。
「体や心のサインにいち早く気づくことが、自分を大切にする第一歩」
自分に合った「ストレスコーピング(対処法)」を見つけよう!
①問題焦点型
②情動焦点型
③気晴らし型
④社会的支援探索型
どれか一つだけが正解というわけではありません。「いくつかの引き出しを持っておき、状況に合わせて使い分けることが大切」と先生は教えてくださいました大人の世界でも活用できそうですね
◆ いま、この瞬間に集中する「マインドフルネス」(瞑想)!
今注目されているメンタルケア「マインドフルネス」いわゆる瞑想です
過去の後悔や未来の不安にとらわれず、「いま、この瞬間」の自分の状態に意識を向けること。静かに目を閉じ、自分の「呼吸」にただ意識を向ける数分間の瞑想・・・今日からさっそく試してみませんか?
Global Series Vol. 5:Ashikita Craftsmanship
[JP]
芦北高校農業科の活動を世界へ届けるシリーズ。
私たちが大切にしている活動の記録を厳選し、月に一度、英語版としてお届けします。
第5回は、5月20日の「2年生・食品製造実習(シュー・ア・ラ・クレーム)」の記録です。
[Global Series Vol. 4:Weeds, Buds, and a Farmer’s Dilemma はこちら]
[EN]
Sharing the passion of Ashikita Agricultural High School with the world. Once a month, we present an English edition of our specially selected stories. Vol. 5: Sophomore Food Processing Practice — Choux à la Crème (May 20th).
[Click here for Global Series Vol. 4:Weeds, Buds, and a Farmer’s Dilemma]
— Sophomore Food Processing Practice: Science and Senses in Pastry Making —
Today, the food processing lab for our second-year Agricultural Department students was filled with a sharper sense of tension than usual, alongside a sweet, aromatic fragrance. The challenge was making "Choux à la Crème" (cream puffs)—a classic pastry that requires advanced technique and intense concentration.
■ Observation with the Five Senses, Not Just Mixing
Whether making the custard cream filling or the choux pastry base, the most crucial point in both processes is that it is "not just mechanical mixing."
To prevent scorching and lumps while achieving a smooth texture, the students constantly focused on the feel at the bottom of their pots and bowls, carefully observing whether the overall color change was uniform.
Their eyes, as they lifted wooden spatulas to check the consistency, were those of true professional artisans.
■ The Challenge of Gelatinization
The Golden Rule for Rising. Furthermore, choux pastry comes with a strict, minimum requirement: the dough must rise beautifully and significantly. By bringing butter to a complete boil in a pot, adding flour all at once, and mixing rapidly, the heat triggers the starch molecules to bind—a process known as "gelatinization" (koka).
This is where the lab earned its name, "Food Processing." From the precise measurement of ingredients to the exact second the pot is removed from the heat, the optimal ratio for adding eggs while judging the dough's temperature, and the tactile sensation of thickness felt through the spatula to their fingertips—everything relies on logical conditions. If even one measurement or sensation is off, the pastry will never rise in the oven. Food processing is a highly delicate world of "chemistry" controlled by the five senses and scientific knowledge.
■ Beautiful Results and the Physics of Baking
For most groups, the pastry puffed up into a beautiful golden brown through the oven glass, resulting in wonderful choux shells.
Amid cheers of success, they piped in plenty of smooth custard, completing beautiful "Choux à la Crème" one after another.
However, out of the ten groups in the practical lesson, there was one group whose pastry just wouldn't rise properly.
The cause traced back to a slight variance in heat control during the dough-making process. While those around them succeeded, they fell short of the ideal shape, leaving a lingering sense of frustration. Yet, when it came time to taste—"It actually tastes delicious!"—smiles broke out at the quality of the flavor.
Following the lesson, students shared that their perspective on the cream puffs they casually see in convenience stores and supermarkets had completely changed. They felt firsthand the incredible craftsmanship and corporate effort behind products that always rise beautifully and uniformly.
The students did not just gain confidence from success; they analyzed the causes of failure, turning an everyday sight into a learning experience. It was a lesson that made us look forward to the further growth of these second-year students, who use their own hands and five senses to "create" new value and insights.
先週5月28日(木)、3年農業科の「食品製造」で製パン実習が行われた様子をお届けします。
「今日も実習棟からいい匂いがするぞ!またいつもの製パン実習かな?」
いえいえ、本日の3年農業科「食品製造」の主役は、前回のパン実習とはちょっと違います。
そう、今日のポイントはこの子たち。ツヤツヤの「あんこ」です!
先日の丸めるだけの「まるパン」実習とは違い、今回はワンランク上の成形技術に挑みます。和菓子のあんこを生地で「包む」という実習です。
・前回の「製パン実習」ブログはこちら:【慣れた手に 想いをのせて 笑顔売る】
【これぞ手仕事!「包む」成形への挑戦】
まずは、発酵した生地を麺棒を使って「こぶし大」の綺麗な円形にのばしていきます。
厚みが均一になるように広げたら、いよいよここからが本番。
生地のど真ん中に、丸いあんこをぽんと乗せます。
ただ包むだけに見えて、実はこれがとっても難しい!
あんこがはみ出さないように、生地の厚みが偏らないように包むには、絶妙な指先のコントロールが必要です。
「あれ?うまく閉じられないぞ……」というときは、たまには指導者の先生にマンツーマンでコツを教わりながら、全集中。
先生の鮮やかな手つきを真似しながら、みんな少しずつコツを掴み、最後はきれいにあんこを包み込むことができました。
【焼き上がり!そして「15個!?」】
2度目の発酵を終えたら、仕上げに表面に卵黄をていねいにぬっていきます。
オーブンに入れてじっくり焼き上げると……実習室に広がったのは、なんとも香ばしい甘い香り!
中から出てきたのは、表面がツヤツヤ、ピカピカに輝く、お店顔負けの完璧なあんパンたちです!
この最高の焼き上がりを待つ間、担当職員から生徒たちへ「自分で買いたい生徒は、名前と個数を言ってね〜」と声がかかりました。
すると、生徒たちが自ら大きな声を発して、次々と個数をコールし始めます。
「〇〇、3個!」
「△△、5個!」
教室が賑わうなかに、まさかの声が響き渡りました。
「★★、15個!!」
「15個!?」と思わず職員もびっくりして聞き返すと、聞けばご家族に食べてもらいたくて購入するとのこと。
自分たちが実習で製造したものが、大切な家族に「美味しいから食べて!」と持って帰りたくなる製品になっていること。
生徒自らが食べたくなる製品をつくれているという事実に、農業科職員として本当に嬉しさを感じた瞬間でした。
【いってらっしゃい校内販売へ】
焼き上がった最高のあんパンたちを素早く袋詰めして、「さあ、行ってらっしゃい!校内販売へ!」と、3年生の心のこもったあんパンたちが学校中へ旅立っていきました。
この日の学級日誌を覗くと、日直の生徒の欄に嬉しい言葉が残されていました。
「校内販売で先生方がとっても嬉しそうに買って下さったのが、とても嬉しかった」
自分たちの手で作り上げたものを、目の前の人が笑顔で受け取ってくれる。
その喜びは、生徒たちにとって何にも代えがたい自信になったようです。
……ちなみに。
中のあんこが偏っていないか、空洞ができていないか、しっかり「技術の確認(断面チェック)」をするために、半分に切ったあんパンを少しだけ味見させていただきました。
形が少しだけ基準に届かなかった、あくまで“売り物にならないやつ”ですからね!(笑)
普通の生活のなかで、「あんこがアツアツのあんパン」を食べられる機会なんて、そうそうありませんよね。
実習ならではの、できたてアツアツのあんパンは……もう、めっちゃ美味しかったです!!
ふっくら生地と温かい餡のバランスが最高でした。
前回学んだ製造の基礎から一歩進み、今回は「包む」という新しい成形技術に挑戦した3年生。
甘いあんこと一緒に、大切な家族や買ってくれる先生方への温かい気持ちまで、一粒一粒ていねいに包み込んだからこそ、あんなにピカピカで誰もが食べたくなる最高のあんパンになったのだと思います。
芦北高校農業科では、こうして日々の実習の中で、昨日より少し高い技術へと自ら「挑戦」し、新しい美味しさとたくさんの笑顔を「創造」しています。
次はどんな技術が登場するのか、これからの食品製造実習もどうぞお楽しみに!