生徒たちが主役として輝く「長距離走大会」。 その号砲が鳴る数時間前、まだ静寂に包まれた農場には、いつも通りの日常を淡々と守り続ける先生たちの姿がありました。
農業科の視点から見た、知られざる「アナザーストーリー」を少しだけお届けします。
静寂の中のルーティン
一日の始まりを告げる、柔らかな光。大会という大きな任務が控えていても、農場の命に「特別」はありません。
これらは、生徒たちが走り出す前の農場の風景です。 先生たちは、大会運営へと飛び出す直前まで、いつもと変わらぬ手つきで植物と向き合っていました。シクラメンの葉を整え、苗に水を与える。限られた時間の中でも焦ることなく、ただ淡々とプロの仕事を完遂させる。その揺るぎない後ろ姿が、本番前の農場を支えていました。
湯気の向こうにある、静かな情熱
調理室では、先生が保護者の皆さまと共に、大きな釜で料理を仕上げていました。 走り終えた生徒たちが、冷えた体と心を温めるための一杯。 そこには「共に生徒を支える」という共通の想いがありました。保護者の方々と呼吸を合わせ、黙々と釜を回す先生の姿。それは、行事の活気を支える、もう一つの確かな熱量でした。
本来、今日の主役は一生懸命に走った生徒たちです。 ですが、彼らが走る「前」から農場を守り、走り終えた「後」まで支え続けた先生方の姿があまりに見事だったので、今日はあえて職員の奮闘を記録させていただきました。
先生方、そしてご協力いただいた保護者の皆さま。 今日一日、本当にありがとうございました。
この準備された舞台で、生徒たちはどんな力走を見せたのか。 「本編」のレポートも、このあと更新予定です。ぜひ併せてご覧ください!
― 農業科主任
12月19日(金)白い息が輝く快晴の日に本校と芦北支援学校高等部佐敷分教室合同で長距離走大会が行われました
男子13㎞、女子10㎞、佐敷分教室7kmのコースを走ります
開会式では芦北高校と芦北支援学校佐敷分教室の代表1名ずつが選手宣誓をしました
精一杯頑張って全員が時間内に完走できるように頑張ってもらいたいです
しかし、頑張ってもケガをしてしまってはいけません準備運動は入念に行いました
そのあとはアップの時間が設けられ各々がスタートに向けて準備をしていました
運営の準備も万端です
9時50分男子がスタートしました。出発1分後の暫定1位と2位ですどこまでこの勢いが続くか見ものですね
今年も草野校長先生参戦です
10時女子と佐敷分教室がスタートしました。出発1分後の暫定1位と2位です
女子は男子と比べハイスピードにならず一団となっての出発になりました
男子1位 3年福祉科 杉村君
女子1位 2年福祉科 脇さん(2連覇)
最後まで全員諦めずに完走することができました
係を手伝ってくれた生徒もお疲れ様でした
走った後は恒例の育友会からの豚汁の提供がありました
企業からの協賛もうけみんなでおいしくいただきました
育友会の皆さま準備から当日の調理までありがとうございました
上位10名には表彰を行いました入賞おめでとうございました
街頭で応援していただいた多くの方々本当にありがとうございました
生徒も本当に助けになったと思います
今回の様子であしきたに元気と感謝を少しでも伝えることができたのであれば幸いです
今後とも応援よろしくお願いします(K)
今日は農業科2年「食品製造」の実習
さて、言葉で長々と説明するよりも、実際に見ていただくのが一番です 一生懸命製造に取り組んだ生徒たちの笑顔と、愛情たっぷりの完成したデコレーションケーキをどうぞご覧ください
12月13日(土)、14日(日)の2日間、2つのフットサル大会に参加しました。
①「azzurro FESTA 2025~2026 TSUNAGU 九州ラウンド」
リーグ戦4試合の結果は、1分3敗でした。 強敵揃いで苦しい展開ばかりでしたが、粘り強く守る試合もあり、多くの収穫を得る大会となりました。
②「第8回 GRATIA CUP Dream Futsal over16」
この大会は16歳以上であれば誰でも参加できます。今回は高校生チームが3、社会人チームが5チーム参加し、1日で7試合をこなしました。
戦績は2分け5敗(特別ルールで1勝6敗)の7位でした。体力的にもきつく、社会人の技術に圧倒されました。チームの持ち味も悪い癖もはっきり出た大会となり、「この経験を次に生かす」とお互い誓い合いました。
私たちは人数こそ少ないですが、みんなで楽しく練習し、雰囲気の良いチームです。その成果として、入部して半年のサッカー未経験者がでこの2日間で2点決めました。チーム力は確実にレベルアップしています。
「見た人が自然と応援したくなるチーム」を目指して、感謝の気持ちをもって、これからも本気で挑戦し続けます!!
12月16日(火)林業科3年生の森育・木育班が水俣第二小学校5年生に森林教室を実施しました
まずは実施場所である学校裏の峰崎農園に登っていきます
途中お兄さんたちと話をしながら登っていきます
いよいよ森林教室の始まりです
天気も快晴徐々に気温も上がってきて過ごしやすい感じになってきました
日程説明や注意事項の後、高校生による紙芝居を使った森林の勉強をしました
身近にある森林がどのような機能や役割を持っているのかを説明しました
そのあと伐倒見学と植林体験を行いました
初めてクヌギの木が倒れるのを間近で見て小学生から歓声が上がっていました
伐倒した高校生も久しぶりだったので緊張していましたが、
無事狙い通り伐倒方向も決められたので安心していました
植林体験は代表の小学生3名にしてもらいました
高校入学の4年後くらいには4~5mぐらいには大きくなっている予定ですぜひ成長の様子を見てもいらいたいですね
最後にネイチャーゲームをしました
毎年3年生が考えた自然を使ったゲームを行います
今年は「おんなじものを見つけよう」ということで高校生のお兄さんが持っている見本のものよりも大きいものを見つけたりするゲームです
小学生の皆さん元気よく野を駆け回って楽しんでいる様子でした
今回の森林教室で少しでも森林や環境について興味を持ってもらえたら幸いです
これからも私たちの大切な自然を守る活動をしていきたいと思います