学校生活 南稜NOW

2020年3月の記事一覧

レーズンの物語

総合農業科はブドウ栽培に取り組んでいます。

収穫時に脱粒したり、色づきが悪いブドウを使って何かできないかと考え、あさぎり町から貸与されている食品乾燥機を使いレーズンを作ってみました。

そのレーズンを何かに活用できないかと、あさぎり町のパン工房「麦の音」さんに相談したところ、「ピーオーネ、巨峰、安芸クイーンがミックスされた縦割レーズンは珍しい。味にも多少のばらつきがあるが、それも手作り感がでていて面白い。」との評価をいただきました。

早速、レーズンパンにして持ってきて頂きました。

レーズンを柔らかくするために、ワイン漬けしたものとラム酒漬けにしたものをパン生地に練り込んで焼いて頂きました。総合農業科2年植物コース16名で両方のパンを試食し評価しました。その結果、ラムレーズンパンがおいしいというアンケート結果がでました。

今後もパン工房「麦の音」さんと連携し、レーズンを使った商品開発に取り組みます。今年秋頃には期間限定、あるいはイベントで販売を予定しています。

 

 

 

春うらら ♪ ♬

ヤマザクラが満開を過ぎ、カワヅザクラが八分咲きになっています。濃いピンク色が目を引きます。ボケの花も満開です。春ですね。ソメイヨシノの蕾みも膨らみ開花も間近です。

久しぶり!

新型コロナウイルス対策で休校が続く中、本日(3月16日)は久々の登校日でした。生徒たちは久しぶりに先生や友人と再会し嬉しそうでした。きっと長い休校に時間をもてあます生徒たちも多かったのでしょう。たくさんの課題をお土産に帰宅していました。これからは時間が足りないかも知れませんね。

果樹園の様子

モモの開花が確認されました。摘蕾、摘花の時期です。

ナシの花芽も大きくなってます。

ブルーベリーの様子です。

ブドウも樹木が水を吸い上げ、休眠期を終え、動き始めた様子が確認できました。

ベリーAは新芽が色づき膨らみ始めています。

今年は暖冬だったため、果樹の動きが早いようです。

ブドウは萌芽直前に褐斑病予防のため石灰硫黄合剤を散布します。モモはせん孔細菌病予防のため、開花前にボルドー液を散布しました。

たまには外で

花曇りに時折柔らかな日差しがさす神苑の様子です。

南稜生の皆さんは、神苑がどこにあるがすぐにわかるでしょうか?

 

校内は木々の整備が進んでいます。

神苑も背の高い木々で覆われていましたが、すっかり姿を変え神殿原次郎先生の碑も道沿いから

眺めることができます。今は切られた木のくずが、爽やかで心地の良い香りを漂わせていました。

 

感染予防には気をつけながら、たまには外に出て新鮮な空気を吸いたいですね。