学校生活(商工ブログ)

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【全国総文・弁論】 「かがわ総文」弁論部門にて優秀賞を受賞しました!

令和7年7月30日(火)・31日(水)の2日間、香川県で開催された第48回全国高等学校総合文化祭(通称「かがわ総文」)弁論部門に、本校2年の茂見藍乃さんが熊本県代表として出場しました。

この全国大会は、各都道府県の代表が一堂に会し、それぞれが自身の思いや考えを力強く語りかける、まさに“言葉の祭典”とも言える舞台です。

茂見さんは、大会前日の29日(月)に行われた発表順抽選にて「9番」を引き当てました。全体の中でも早い順番となる中、リハーサルでも本番を見据えた落ち着きと集中力で、最終確認に取り組みました。

そして迎えた本番当日。
茂見さんは、これまで積み重ねてきた日々の練習と想いを胸に、堂々と壇上に立ちました。

自らの体験や問題意識をもとに豊かな表現力で聴衆に語りかけ、聴く人の心を強く惹きつけました。
その言葉には説得力と熱意があり、発表が終わると会場からは温かい拍手が送られました。

その結果、茂見さんは見事「優秀賞」を受賞。
全国の舞台での快挙に、本人は嬉しそうな笑顔を見せていました。

この経験は、茂見さんにとって大きな自信となり、今後の進路や人生においてもかけがえのない力になることでしょう。

茂見さん、本当におめでとうございます。

【One Team プロジェクト】地域の伝統文化にふれる——渋うちわ制作体験を実施しました

令和7年7月29日(火)
熊本県が推進する「One Team プロジェクト事業」の一環として、山鹿地域の三つの県立高校による合同学習活動が行われました。今回の活動は、地域の伝統工芸である「来民の渋うちわ」の制作体験(第1回)です。

 

本事業は、県立高校の多様な学科・コースの特性を生かしながら、学校や学科の枠を越えた教育活動を行うことを目的とした取組です。今回は、鹿本高等学校鹿本農業高等学校、そして本校・鹿本商工高等学校の3校の生徒が合同で活動に参加しました。

 

第1回目となるこの日は、「渋うちわ制作体験①」として、デザインの構想から下書き、そして色付けまでを行いました。生徒たちは、それぞれの個性を生かした自由な発想で絵柄を考え、筆を手に真剣なまなざしでうちわと向き合っていました。

 

  

この活動は、単なるものづくり体験にとどまらず、約400年の歴史をもつ伝統工芸「渋うちわ」の文化や技術を継承する意義を深く学ぶ機会でもあります。実際の職人の技に触れることで、地域で働くことへの理解を深め、郷土への愛着や勤労観・職業観の醸成にもつながっています。

 

なお、来週には「渋うちわ制作体験②」として、いよいよ完成までの工程が予定されています。完成した作品は、生徒たちの手による地域文化の再解釈として、見る人の心を惹きつけるものとなるでしょう。

 

県立高校だからこそ実現できるこのような連携と、地域の魅力を再発見する学びの場を、今後も大切にしていきたいと考えています。

【中学生体験入学】ご参加ありがとうございました!

7月25日(金)、鹿本商工高校では中学生体験入学を開催しました。
今年度は昨年度を大きく上回る、約180人の中学生・保護者の皆さんにご参加いただき、校内は終始にぎやかで活気にあふれる一日となりました。皆さん、本当にありがとうございました。

 

開会行事では、校長先生・教頭先生からの挨拶に続き、生徒会による学校紹介を実施。高校生活のリアルな魅力が伝わるよう、工夫を凝らしたプレゼンで歓迎の気持ちを届けました。

 

その後、中学生の皆さんは4つの学科(商業科・情報管理科・機械科・電子機械科)のうち、希望した2学科を体験。
体験学習のテーマは以下のとおりです。

  • 商業科「ビジネス計算にチャレンジ!」
  • 情報管理科「ポスター制作に挑戦しよう!」
  • 機械科「削る、曲げる、切る・・・金属加工を体験しよう!」
  • 電子機械科「電子機械科のメカトロニクスを体験しよう!」

 

体験では各科の在校生が丁寧にサポートに入り、「先輩が優しく教えてくれて安心した」「作業がとても面白かった」など、参加した中学生からはたくさんの嬉しい声をいただきました。

 

また当日は、本校生徒会が中心となって運営を担当。各科の生徒も連携しながら、学校全体でおもてなしの気持ちを持って中学生を迎えました。酷暑の中ではありましたが、暑さを吹き飛ばすほどの笑顔と熱気に満ちた1日となりました。

 

これをきっかけに、鹿本商工高校での学びに興味を持ってくれたら嬉しいです。
今後の進路選択の参考として、今回の体験が少しでもお役に立てれば幸いです。
皆さんのまたのご来校を、心よりお待ちしております!