学校生活

2019年11月の記事一覧

熊商デパートに参加(商業科)

 11月30日(土)、熊商デパートへの参加は今年で3回目となりました。

 県内の商業関係高等学校が実施する販売実習のなかでも最大規模のお客さまをお迎えする熊商デパートへの参加をとおして、普段教室で学んできた専門知識や技術を実践する機会となりました。また、同じように商業を学んでいる仲間の姿を間近に見て、自分たちが今後さらに成長していくために何が必要かを考えるチャンスとなりました。

 毎年お声かけくださり、このような機会を与えてくださいましたことに感謝し、今後、授業や資格取得により一層力を入れていきたいと思います。

課題研究「B級グルメ商品開発」(商業科・情報管理科)

 今年度、商業科・情報管理科三年生の課題研究「B級グルメ商品開発」選択で、重光産業株式会社(味千ラーメン)様と協同し、新ラーメンを開発しました。

 『地域資源を活用し、地域復興を目指す』を目標に、「ターゲット・コンセプト」など一から話し合い、営業担当の方からアドバイスをいただきながら開発してまいりました。

 内容は、味千ラーメンの元々ある黒マー油と、今回新開発していただいた「緑のネギマー油」、そして地元木屋本店様より提供していただいた「奇跡の塩麹」を使用した、こってりの中にもあっさりした後味のラーメンとなっています。

 商工フェスタで試作販売し大好評でした。今後は、商品名の決定・店舗での販売へと進めていく予定です。店頭販売になりましたら、みなさまもぜひ食べてみてはいかがでしょうか?


①ターゲット・コンセプト会議1


②ターゲット・コンセプト会議2


③味千ラーメンの営業担当の方と会議1


④味千ラーメンの営業担当の方と会議2


⑤ラーメン試食会


⑥木屋本店様へ訪問


⑦商工フェスタ1


⑧商工フェスタ2


⑨商工フェスタ3

令和元年度交通講話

 11月20日(水)、全校生徒を対象に交通講話を行いました。菊池自動車学校より講師の先生をお招きし、交通事故の現状やながら運転の危険性について、体験や活動を踏まえ講演していただきました。

 シミュレーターを利用したり、ゲームをしたりしながらの講演だったため、生徒も最後まで真剣に取り組んでいました。特にシミュレーターを利用し、スマホを操作しながら運転する場面では、事故が多く発生しましたが、第三者の視点で見ることができました。また、数字を探すゲームをしながら「死角」の存在を体験しました。今回の講演のことを頭に入れて、引き続き安全運転で自転車や原付バイクに乗って欲しいと思います。

 お忙しい中、ご講演いただきありがとうございました。

赤ちゃん交流会(電子機械科3年)

  本年度4回目、最後のクラスです。今回は18人のお母さんと19人の子どもさんが参加してくれました。

子どもたちがホールに到着すると、生徒たちの表情もすぐに優しい笑顔になりました。今回は生後三か月の赤ちゃんも3人参加してくれました。「え・・・どうやって抱くと?」「こうだよ」「怖い怖い!!」「大丈夫しっかり手入れて!」と赤ちゃんの抱っこの仕方を教え合う姿もみられました。ボールを転がして走りまわったり、箱を高く積みあげたり、おもちゃを指さしながらにこにこしたり・・・それぞれの月齢に合わせた遊び方、関わり方の違いを感じることができたようです。

 最後には手作りおもちゃのプレゼントをしました。フェルトでつくられた人形の中にはビニール袋が入っていてカサカサと音がなります。これは赤ちゃんがお母さんのお腹の中で聞いていた音に近い音で、とても安心するそうです。それぞれがいろいろな思いをこめて作ったおおちゃ、喜んでもらえてよかったです。

 ご協力いただきました児童館の皆様、お母様方、本当にありがとうございました。

人権教育講演会

 本日6限目、「ヒューマンネットワーク熊本」の野尻千穂子様に講演をしていただきました。12歳の頃に手術を受けてから今までのいきさつや経験、考えの変化などをとても丁寧に情熱を持って話していただきました。「人権とは人を思いやること」ということも話されました。人権のことのみならず、命の大切さ、生きることの大変さ、素晴らしさ、高校生の在り方まで教えられたような気がします。手術の日を延期してまで、ご講演していただきました。大変ありがとうございました。

(生徒の感想)

〇当たり前だと思っていることは実はそうではなく、普通に生きられているということがどれだけ幸せなことなのかを知りました。つらいことがあっても、気持ちで負けないようにしようと思いました。

〇頑張れば頑張るほど身につくと改めて思いました。

〇私も死ぬまでに目標を達成できるように頑張っていこうと思います。

〇今生きていること、あたりまえに過ごせていることに感謝をしていきたいと思いました。

〇命の大切さをより深く感じることができ、野尻さんの熱い気持ちがみんなに届いて、これからにつながる講演会だったと思います。

〇自分の個性をしっかり認め、胸を張って生きていこうと思いました。

〇一番印象に残ったことは、一人一人に一人分の苦労があるということです。今まで、自分はきついから、面倒くさいからと逃げてきたことがあるので、今後は逃げずに自分に与えられた苦労だと思ってやっていきたいです。

〇私は何回も「死にたい」と軽い気持ちで思っていたことがあったけど、今回の公演を聞いてたった一つの命を大切にして、これからも充実した生活をおくっていきたいと思います。

2年生企業見学

 11月6日(水)、2年生は地元企業の見学に行ってきました。

 エイティー九州株式会社、フジクラプレシジョン株式会社、メルコ・ディスプレイ・テクノロジー株式会社、株式会社山清工業九州の4社を2コースに分かれて訪問しました。それぞれの企業で事業内容や生産している製品の説明を受けた後、工場内を見学させていただきました。地元熊本に、世界に誇れる技術を持つ立派な会社があることを知る貴重な機会となりました。今回学んだことを進路選択に活かしていきます。

 訪問させていた企業様、お忙しい中受け入れていただきありがとうございました。

第27回熊本県アイディアロボット競技大会

 11月2日(土)にクランメッセ熊本の「物産フェア」の中で標記の大会が行われ、電子機械科のエコ電部ロボット班と課題研究班で出場しました。大会内容は人が操縦するリモコンロボットとマイコン制御等で自走できる自立型ロボットのコラボレーションで行われます。テニスボールやゴルフボールなどのアイテムを取り込み、坂や段差などの障害物を乗り越えて、所定の位置に設置することで得点し、制限時間3分間の中でその得点を競います。

 今大会はリモコンロボットのみでの出場しました。様々なアイデアを持つロボットが集結する中で、予選5位(14チーム中)の得点を取得し、上位8チームが進出できる決勝トーナメントに勝ち上がりました。決勝トーナメント1回戦は玉名工業高校との試合で惜しくも敗退してしまいましたが、敗退した最終得点の結果、全体でも5位という成績でした。

 このようにロボット製作を通して、技術向上はもとより生徒自ら一つの目標に打ち込み、努力の大切さやチームワークの必要性なども学び、大会結果よりも大きな財産になったのではないかと思います。来年は更に進歩して上位入賞、そして全国大会に出場したいと思いますので、応援の程よろしくお願いいたします。

〔大会結果〕

優 勝   御船高等学校   「御船A天神」

準優勝   御船高等学校   「御船B龍鳳」

三 位   小川工業高等学校 「北辰」

四 位   玉名工業高等学校 「玉電丸」

アイデア賞 熊本工業高等学校 「電波部、動きます」

五 位   鹿本商工高等学校 「エコ電部ロボット班「天雷」」