学校生活ブログ
【工業科】街なか高校生派出所
2月19日(日)に天草市の銀天街にて今年度3回目となる「街なか高校生派出所」を開催しました。
今回のワークショップは、機械科:缶バッヂ製作、電気科:光るうちわ製作、土木科:木工椅子製作、情報技術科:オリジナルゲーム体験を実施しました。10時の開始と同時に多くの方々に来場していただき、盛況のうちに終えることができました。荒木教頭先生もACN(天草ケーブルネットワーク)よりインタビューを受けられました。
今年度の「街なか高校生派出所」は今回で最後となりました。これまで多くのご来場、ありがとうございました。
【英語活動】ディベート交流会に参加しました!
2月18日(土)にオンラインで開催された「熊本県高校生即興型英語ディベート交流会」に本校1年生から2チーム参加しました。本校としては2年連続の参加(工業高校では唯一)で、今年は県内8校から18チームの参加でした。「高齢者の自動車免許返納を義務化すべきである」「政府はオンラインゲームの利用時間を制限すべきである」などの論題で、練習試合を含め、各チーム3試合行いました。
Aチームは八代高校B、熊本高校A、熊本商業高校Bを相手に3敗、Bチームは熊本高校D,東稜高校B,熊本商業高校Aを相手に1勝2敗でした。試合後はお互いの校舎風景をタブレットのカメラで見せ合うなどしながら、交流を深めていました。
英語で意見を述べ合うという一見ハードルの高そうなことに1年生が挑戦し、見事にやってのけていた姿は実に頼もしいものでした!
【授業の取り組み(地理総合)1学年】オイルランプ製作
1学年の「地理総合」の授業では、“日本の自然災害と防災”分野で防災について学習しています。
自然災害の多い日本では、どんな災害があるのか把握し、それに備えることが必要です。そこで、1年生全クラスを対象に、災害時でも明かりを確保する力をつけるために、理科の濱田先生のご指導の下、オイルランプを製作する授業を行いました。
●ランプ製作(材料として用意したもの)●
・サラダ油40ml・アルミホイル・キッチンペーパー1枚・マッチ・ピンセット
テーマ「班で自由に材料を使って(全てを使わなくてもOK)、より長く点灯するランプを作る!」
さまざまな工夫をして、アイデアあふれる形のランプを製作する姿が見られました。
万が一災害に遭って停電したとしても、少しの明かりがあるだけで安心感が違います。
実験では、サラダ油を使用しましたが、「シーチキンの缶詰(オイル漬け)」も使うことが出来ます。オイルをランプとして利用できるだけでなく、中のツナは食べることも出来ます。自宅で準備をする防災グッズに1つ足しておきたいアイテムです。
今後も防災について、学びを深めていき、災害に備える力を身に付けていきたいです
【授業の取り組み(防災学習②)】(避難所運営・災害食作り・アウトドア用品)
3年生の選択授業「政治・経済」の授業では、“地域社会の変貌と住民生活”分野において「実践型防災学習」に取り組んでいます。
学習成果発表第2弾となる今回は、英語科・理科・家庭科・土木科の先生方のご協力で進めてきた防災学習の後半部分を紹介します。
●避難所運営ラーニング・英語で避難所運営をしよう●
防災主任である村嶋先生のご指導の下、避難所運営ラーニングを行い、自分が運営側だったら何に気をつけなければならないかを考えました。
英語でのコミュニケーション力を高めれば、日本語を使えない外国の方にも安心して避難所で過ごしてもらうことができます。そこで、英語科の先生方に協力いただき、英語での会話練習を行いました。猪原先生、ALTカイル先生、そして教頭先生に、ロールプレイングをお願いしました。
●災害食をつくろう(鍋でお米を炊く・ポリ袋調理)●
家庭科の小川先生によるご指導の下、鍋でお米を炊きました。
また、アルファ米やポリ袋に入れるだけで簡単に調理できる食事(親子煮(焼き鳥缶と卵)や、蒸しパンなど)も同時に作りました。缶詰やホットケーキミックスを使用しましたので、簡単に手早く作れました。
●アウトドア用品を使ってみよう(テント・調理器具について)
◎土木科・嶋田先生:テント ◎理科・濱田先生:調理器具
アウトドア好きの先生方に、テントの立て方や調理器具の使い方を教わりました。アウトドア用品を備えておくと、災害に遭遇しても安心であると気付きました。
いつ、どこで自然災害に遭遇するか分からないからこそ、平時のうちに防災学習を通じて、災害に備える力を身につけることが必要だと感じました。
●参考文献・資料
・学校防災教育指導の手引き 2017年 熊本県教育委員会発行
・避難所会話セット 埼玉県 県民生活部 国際課発行
・『かんたん、時短「即食レシピ」もしもごはん』2016年 今泉マユコ著 清流出版
【機械倶楽部】消防本部から感謝状をいただきました!
1月25日(水)に機械倶楽部が天草広域連合消防本部から感謝状をいただきました。
消防本部からの依頼を受け、足踏み式消毒スタンドを14台製作・寄贈したことによるものです。ものづくりという本校での学びが、わかりやすい形で地域のために役立つということはありがたいことです。地域とともにある学校をめざす本校にとって、励みとなる感謝状贈呈でした。