学校生活ブログ

【授業の取り組み(国語・現代社会コラボ授業)2学年】ディベート

 2学年の授業で、『国語総合』と『現代社会』の時間を利用して、ディベートに取り組みました。

 クロスカリキュラム(教科横断的指導)の一環として、現代社会の授業で扱われた学習内容をテーマに、国語でディベートの理論を学び、それを実際のディベートとして論戦が繰り広げられました。
 図書館の秋田先生にご協力いただきながら、図書館やタブレット端末を利用してディベートに必要な資料を収集しました。資料検索には朝日新聞社が提供している記事検索サイト「朝日けんさくくん」を利用して、効果的に新聞記事を活用することが出来ました。3月14~17日の授業で発表を行い、担任の先生や他教科の先生方にも観覧いただきました。


●テーマ①「日本は積極的安楽死を法的に認めるべき」
●テーマ②「日本は救急車の利用を有料化すべき」

・朝日けんさくくんを使っての資料収集

・各教室での論戦やジャッジ(審判)の様子

 

 自分たちで調べ、班内で意見を固め、反対意見の人と議論を交わしました。そして、自分たちでお互いのジャッジをしました。初めてディベートを体験した人が多かったようです。自分の意見を述べる・質問する・相手の意見を聞く・相手の意見に対してさらに自分の意見を述べるという力は、これから社会の一員として生活していく上で必要な力です。今後も様々な機会を通して、自分を表現する力を身に付けていきたいです。

 

【授業の取り組み(英語・地理コラボ授業)1学年】防災学習

1学年の地理総合の授業で、防災学習を行っています。今回は教科横断的指導(クロスカリキュラム)の取り組みとして、コミュニケーション英語Ⅰとの4時間構成のコラボ授業を行いました。

自然災害への対応力を身につけるとともに、英語でのコミュニケーション力を身に付けられるよう、避難所にいる外国人の方と英語で会話をする実践練習を行いました。


・1コマ目(地理総合)

①非常持出袋の中身を考える

②ニュース映像を見て、避難所の様子や、避難所には外国人の方もいるということを知る。


・2、3コマ目(コミュ英Ⅰ①②)

避難所で必要とされる(予想される)支援物資や情報などの英語表現を調べ、班員同士で会話の練習をする。


・4コマ目(コミュ英Ⅰ③)<実践>

様々な状況の避難者(先生方が外国人役となる)に自分たちから英語で話しかけ、避難所の情報を伝える。

<先生方の役>

・赤ちゃんを連れている人 ・ペットを連れてきている人 ・体調を崩している人 ・宗教上、食べられないものがある人 など

 

●生徒の感想●

・今、南海トラフ巨大地震がいつ起きてもおかしくないと言われていますが、もし本当に起こったときには、自分や家族だけでなく、周りの困ってる人にも目を向けられるように、日頃から準備をして心に余裕を持ちたいです。

・今まで何故か避難所にいる人は日本人だけとおもっていたけど、近年外国の方々も留学や企業就職で日本に来て多くの災害の被害を受けていることを知りました。

・実際に外国の人と話すと緊張してあまり聞き取れなかったりなんて言っていいか迷ったりしたので、普段の授業の時からしっかり勉強しておく必要があるなと思いました。実際に外国の人とあったときにもっと話せるようになったらいいなと思いました。

・とても楽しかったし、英語は喋るのが苦手だったけど、実際ジェスチャーなどで伝わったし今回でもっと英語について知りたいと思った。

・ある宗教を信仰していて、避難所に自分が食べてはいけないものしかなかったらどうするのだろう。

・教頭先生の犬面白かった。

・今回のようなコラボ授業はとてもためになるし、生徒の教科への興味も出てくるようになると思うのでこれからも増やしていってほしいです。

 

避難所に限らず、日常生活の中で外国の方と接する機会はこれからどんどん増えていきます。どんなときであっても、自信を持ってコミュニケーションが取れるように、災害に関しての知識や英語力をしっかりと身に付けておきたいと感じました。

【工業科】熊本スーパーハイスクール(KSH)全体発表会

 本日、グランメッセ熊本で開催された「第1回熊本スーパーハイスクール(KSH)全体発表会~県立高校学びの祭典~」に土木科2年生3名が参加してきました。この発表会は、県内各高校の生徒が一堂に会して学校紹介(展示・販売・体験コーナー)をはじめ、取り組まれている探究活動などを発表する場で、多くの来場者とともに賑わいました。本校は県立高校OneTeamプロジェクト事業で取り組んでいる「街なか高校生派出所」についての展示・発表とものづくり体験コーナーを設けPRしてきました。

【3学年】卒業式

 本日、令和4年度第58回卒業証書授与式が行われました。新型コロナウイルスに関する規制も緩和されて、来賓、保護者の方々に迎えられ195名の卒業生が卒業証書を手にしました。

 校訓である温厚・誠実・勤勉の3つの精神を胸に、天草工業高校卒業生としての自信と誇り、そして考動力と利他心を持って、これからの成長と活躍を期待します。未来に幸多かれ。

     開式  荒木教頭先生                  卒業証書授与               校長式辞  西村校長先生

    来賓祝辞 天草市長(馬場昭治 様)  

【3学年】表彰式

明日の卒業式を前に3年生の表彰式が行われました。表彰内容は以下の通りです。(順不同)

・専門高等学校等御下賜金記念品優秀卒業生表彰  ・熊本県がんばる高校生表彰  ・全国情報技術教育研究会賞  ・熊本県高等学校体育連盟表彰

・熊本県高等学校野球連盟表彰  ・熊本県高等学校文化連盟表彰  ・熊本県高等学校図書館部会表彰  ・熊本県高等学校保健会表彰

・ジュニアマイスター顕彰表彰(特別表彰、ゴールド、シルバー)  ・3ヶ年皆勤賞  ・学校長表彰  ・成績優秀賞  ・漢字優秀賞

表彰を受けられた皆さんをはじめ、3年生の皆さん、3年間よく頑張られました。