学校生活
建設現場見学(1学年)
熊本県建設業協会上益城支部主催の見学会に参加してきました。
この研修は、社会インフラを支えている建設業の理解を深め、視野を広げることで自身の将来の進路等に役立てることを目的として行われました。
まず最初に、川野地区の砂防施設の現場を見学しました。
大型の重機を使った建設現場に圧倒されました。
建設される砂防により、土石流などの災害が少しでも抑えられる工事について丁寧に説明をしていただきました。
次に、三栄開発(株)様で、ブロック工場の見学をさせていただきました。
建設現場に必要不可欠な生コンやコンクリートブロックについての説明をしていただきました。
日頃、間近で目にすることのないブロックの山はとても珍しく貴重な経験となりました。
最後に7月3日の豪雨災害により崩落した金内橋の復旧工事の現場を見学に行きました。
現在、仮橋を架けるための下部工の施行を行われており、クレーンを使って基礎の埋め込みをされている様子を見ることができました。
大型の重機によるミリ単位の作業に確かな技術と誇りが感じられました。
また、クラス毎に「測量」、「ドローン操作(ドローンによる映像解析を含む)」を体験させていただきました。
測量やドローン操作は、本校の林業科学科でも学習する内容ですが、他学科の生徒たちにとっては経験がなく、林業科学科の学び知る機会にもなりました。
ドローンによる映像解析では、撮影した映像をパソコンで3D化するなど、建設現場においてもICT施工やAI技術によって効率化や生産性の向上が図られていることを直に知り、学ぶことができました。
今回、矢部高校生のためにたくさんの方にご協力をいただき本当にありがとうございました。
本日の見学をとおして、これから必要な知識や技術、今後学ぶべきことを教えていただきました。
また、建設業界の現状についても理解が深まり、生徒たちの考え方の広がりや進路選択の一助となったと思います。
※最後に生徒の感想文の一部を掲載いたします。
・建設業もICTを活用して進化していっていることに驚きました
・なかなか聞けないことを聞かせていただいたり、内部のことを説明してくださったので非常に貴重な体験ができました。
・工事にどういったものを使っているのか、どういう時にどのようなことをしているのかを具体的に説明していただき分かりやすかった。
・とても楽しかったし、働いていらっしゃる方々がとてもカッコ良く見えました。
・ドローン操作を初めて見ておもしろかったです。
・若い人が少ないのでもっと増えて欲しいと思いました。