学校生活

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商業科商品開発「創作スイーツ」提案プレゼンテーション

6月13日(金)は、定時制商業科の商品開発「創作スイーツ」提案プレゼンテーションが実施されました。

この創作スイーツ開発計画は、昨年度開発した「ミニタルト」に続く新しい商品を開発するべく、3・4年生の課題研究で、生徒が3班に分かれて商品案を作成してきました。本日はその提案プレゼンテーションをする日です。

共同開発としてご協力いただく、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータの館長様とシェフの方を講師としてお招きしました。

 

はじめに、生徒たちの提案を聴いていただきます。

 

まずは2班の提案からです。2班からは「水俣×ザッハトルテ」を提案します。以下は発表の要旨です。

ザッハトルテは、オーストリアが発祥の地と言われています。私達の班は前に一度食べたことがあってその美味しさが記憶に残っていたのでもう一度詳しく調べてみました。ザッハトルテは大人から子供まで好まれるのではないでしょうか?オーストリアが発祥なので外国の方にも食べてもらえると思いました。ザッハトルテをそのまま出すのではなくて水俣産の特産品を使ってアレンジしようと班の中で話し合いました。それで甘夏をペースト状にして中心部に入れます、甘夏の皮を小さく刻んで上層部に乗せてみました。もう一つは水俣産の抹茶ザッハトルテの下層部に抹茶をおりこんで上層部に抹茶入のペーストで模様をいれる。形は丸型の直径5cmで厚みが5cmにしようと思っています。価格350円で考えています。

この企画のコンセプトは「水俣の特産品とザッハトルテのコラボで海外の方にも水俣の特産品の良さを知ってもらう」です。

ザッハトルテが海外発祥の食べ物なので、海外の方たちがこられたときに少しでも興味を持ってもらいたいという思いもありターゲットの中に日本の子供から大人までだけでなく海外の方も視野にいれてみました。

形は丸型にして直径・高さどちらも5cmで考えています。主に店内での飲食でテイクアウトもできるようにしたいと思っています。考えた商品があまり大きくはないので価格は350円で考えています。

甘夏の方は中の生地(白いところ)に甘夏マーマレードを混ぜた生地をチョコ生地の間に挟もうと思っています。その生地をチョコでコーティングした上に生クリームをのせ、そこに甘夏を削ったものをのせようと考えています。生クリームだけだと見た目がシンプルすぎるきがしたので生クリームの横にチョコペンでデコレーションをしようと思っています。

抹茶の方はチョコペンの部分を緑にして甘夏の方と見分けをつけられるようにしたり、中に練り込むもの生クリームの上に乗せるものを甘夏ではなく抹茶と相性がいいレモンにして、甘夏のほうと区別がつけられるようにしました。甘夏の方はチョコ生地を使っていましたが、抹茶のほうは生地をチョコではなく抹茶生地を使いたいと考えています。

2つともなるべく違った味にしてお客さんに楽しんでもらえたらいいなと思っています。これで2班の発表を終わります。

続けて、2班の提案に対しての講師の先生方からのアドバイスです。以下は指導助言の要旨です。

2班の案については、絵にすることで、とても見やすかったのが良かったです。また、材料が何が必要とかいうことをピックアップしてもらって、何が何グラムいるのかといったところまで、レシピを引っ張ってきていたのが良かったです。

抹茶の方ですが、何の味を一番に出したいのか、抹茶を一番に出したいということですよね。それなら、レモンがアクセントになってきます。抹茶の味を引き立てる、これのアクセントになっていて、これもとても良かったです。

甘夏の方ですが、チョコとチョコの間の甘夏は、どんな甘夏ですか。フレッシュなのか、それともマーマレードなのか、というのを聞きたいのですが。(生徒:ざく切りにします。)わかりました。

第一印象としてはとてもかわいらしくて良いなと思ったのと、コンセプトが海外の方ということで、確かに現在道の駅は、海外のお客様が増えていますので、水俣の特産品を知ってもらうというのはすごく良いコンセプトだなと思いました。ケーキが350円くらいということなのですが、みなさん、最近ケーキ買ったという人いますか。(生徒:挙手)あんまりいないんですね。今、ケーキ屋さんでは結構値段が上がっていて、ケーキが350円というのは、なかなか見ないんですよね。400以上くらい、高くて700円とかで作ってあったりするので、チョコレート自体が今すごく値上がりしているので、350円で買えたらすごくいいと思うのですが、現実的には計算するとちょっと厳しいかなと思います。

 

次に3班の提案です。

3班からは2つの商品を提案します。まずは、1つ目の「~水俣抹茶甘夏ムース~」からです。以下は発表の要旨です。

私たちが今回プレゼンする商品は「水俣抹茶甘夏ムース」です。

食べた人見た人の記憶に残る商品にしたいと思い、他のとこから来た人や水俣市民の人に実際に見て感じて楽しんでもらい水俣の特産品を使って水俣の名物やいいところを知ってもらうそして、お子様でも食べやすく見た目でも楽しんで思い出として記憶に残るものにするというコンセプトにしました。

家族連れや観光に来た人遊びに来た人全員が食べれるようにお子様から大人まで幅広い年代をターゲットにしました。

販売方法は店内販売でテイクアウトも可能にできるようにしました。カップのサイズは直径7.5センチで高さは7センチを目安にしました。

値段は材料費など色々考えて300円程度にできればと思ってます 保存方法は大体1日〜3日 冷凍保存は1週間〜10日間ぐらいが目安と考えてます。

抹茶のムースの材料は、ホワイトチョコ  10g ・抹茶(粉)0.8g ・牛乳30ml・卵黄1個半・水(ゼラチン用小さじ2)・グラニュー糖 8g・ゼラチン 0.8g・生クリーム 25ml・金箔(飾り用)です。

甘夏ムースは二層にしたいので甘夏ムースの方は、生クリーム 20ml・ゼラチン 0.5g・グラニュー糖 4g・甘夏のピューレ 30ml・水(ゼラチン用小さじ3)・甘夏(飾り用)です。ヨーグルトムースの方は、プレーンヨーグルト 45 ml・グラニュー糖  5g・生クリーム     25 ml・水(ゼラチン用小さじ3)・ゼラチン  0.8gです。

甘夏ムースはヨーグルトムースと甘夏ムースの二層にしました。トッピングには甘夏の果実をのせようと思ってます。

抹茶ムースは抹茶のムース一層だけで 飾りとして金箔をのせたいと思ってます。

以下は、この提案についての、講師の先生方からの指導・助言です。

当店では、コーヒームースを出していて、時期的にはイチゴムース等をこれまで作ったことがあって、実際ムースは売れるので、とても良いなと思っていて、ショーケースに並んだときも、すごく色が映えるので、そういった面でもムースは良いなと思いました。生徒たちのこれまでの様々なアルバイト経験からも、こういったお店には、どういったお客さんが来るといったことも、より詳しく調べてくれているので、すごく良かったなと思います。 

 

3班2つ目の提案です。「みかんとお茶のミニクレープ」です。以下は発表の要旨です。

私達はみかんとお茶のミルクレープを紹介します。水俣の特産品を使ったスイーツを作ることを考えて思いついたのがミルクレープでした。最初はみかんのクリームを使っただけのミルクレープも考えていましたが、お茶の方も使いたいと思いクレープの生地に茶粉を練り込むことを思いつき今の形になりました。

私達は、水俣の特産品のみかんとお茶を入れたミルクレープを考案しました。大きさは直径20cmの8分割で一切れずつ売ろうと考えていて今回は年齢層は10代から40代の若い世代をターゲットに考えています。

クリームは薄皮をむいたみかんを200gとマーガリンを大さじ1、薄力粉を大さじ1.5、クリーミングパウダーを大さじ3、砂糖を30グラムとバニラエッセンスを数滴と、ピールを適量入れます。

抹茶生地の材料は、薄力粉95g、茶粉10g、砂糖15g、塩ひとつまみ、ベーキングパウダー数滴、卵M〜Lサイズを2個、牛乳300g、サラダ油20g、バニラオイル数滴です。

茶粉を生地の中で練り込み、あいだのクリームにはみかんを使用してその中にみかんのピールを練り込むことで柑橘の風味を楽しむことができ、より多くの世代の方々にたべていただけると思います。

甘さは控えめで食べやすく、ポリフェノールの抗肥満作用で体型を気にする方でも食べやすいスイーツになっています。

価格はひときれ1個400円で考えています。

以下は、この提案についての、講師の先生方からの指導・助言です。

レシピまですごく拾ってあって、最後に画像まで見せてもらって、わかりやすかったです。原価を色々と調べてみましたが、クリームの方が80.3円、クレープの生地の方がだいたい20枚くらい作ったとして、333.5円、413.8円、これを20センチ大として、8で割って51.725円。安いですね。でも、手間暇かかるんですよ。クレープをいっぱい作らなくちゃいけないので。そして、それにプラス容器等、売るまでに何が必要となってくるかというのを考えていかないといけないので、だからケーキ屋さんは高いんですよね。今、色んな物が値上がりしてきているので、卵も高い、小麦粉(薄力粉)も高い。色んな値段が上がってきているので、店頭に並ぶ時には、かなりの値段になってきます。

質問ですが、みかんと書いてあるのですが、みかんの種類は何で考えられていますか?(生徒:みかんは甘夏です。)甘夏ですね。ありがとうございます。私も抹茶が凄く好きなんですけど、抹茶と甘夏の組み合わせはパンケーキのお店とかでもあったりするので、すごく良いなと思っているんですが、このミニクレープがちょっと手間がかかるかなというのが正直なところです。でも、すごくおいしそうで良いなと思いました。

最後に、1班からの提案です。

 

1班からは「Free & Round」と題した創作ドーナツです。以下は発表の要旨です。

「グルテンフリー」+「丸い形」。自由でやさしい響きのある名前にしました。

私達は今回、地元ミスタードーナツの閉店により過疎化が進んだ地域の活性化を図ることを課題として考え、ドーナツを選びました。

そして、グルテンフリーを利用することで様々なアレルギーを持った消費者にも商品を手に取っていただくことが出来ます。

他にも、視覚的な魅力からSNS映えに繋げる、特産品を使うことでバリエーションを豊富にするなどの利点があります。

イートインでもテイクアウトでも販売可能です。それによりアップセルも狙うことができます。

サイズは直径約4cm程で、カップに3〜4個いれる予定です。

フレーバーは、プレーン、水俣茶、バラ、期間限定での販売になる不知火の4つになります。

ターゲット層は幅広く、幼児から高齢者までです。子供は2歳以上から食べることが出来ます。

コストは200円〜270円程の低価格で検討しています。

基本薄力粉などを使うところを米粉にしてグルテンフリーを意識した。豆乳には貧血予防などの健康効果。米油にはビタミンE(若返りのビタミンともいう)が他の食用油より多く、オリザノール(コレステロールの低下や美白効果をもつ)などが含まれていて細胞の健康維持を助ける働きをします。

黒砂糖にはミネラルが豊富で血糖値の上昇を抑える効果が期待されています。ベーキングパウダーの代わりに片栗粉を使用し、片栗粉は消化が良く、病後の食事にも適していると言われています。バニラエッセンスにはリラックス効果や腸内環境の改善など健康への様々な良い影響があります。

基本薄力粉などを使うところを米粉にしてグルテンフリーを意識した。豆乳には貧血予防などの健康効果。米油にはビタミンE(若返りのビタミンともいう)が他の食用油より多く、オリザノール(コレステロールの低下や美白効果をもつ)などが含まれていて細胞の健康維持を助ける働きをします。

黒砂糖にはミネラルが豊富で血糖値の上昇を抑える効果が期待されています。ベーキングパウダーの代わりに片栗粉を使用し、片栗粉は消化が良く、病後の食事にも適していると言われています。バニラエッセンスにはリラックス効果や腸内環境の改善など健康への様々な良い影響があります。

以下は、この提案についての、講師の先生方からの指導・助言です。

今までにない、米粉を使ったものですね。他にも色々な素材を使っていて、健康面も考えてて、特にこの素材の何が良いのかをちゃんと調べてありますね。これも素晴らしいなと思います。私も調べたのですが、直径7センチで6個分で調べたんですよ。同じ材料ではないのですが、だいたい似たような材料で、6個分で400円になると、これが6個分だから1個66円とか、67円とかになるんですね。全部で400円くらいかなと。でも、良いところをついていると思います。あと、味を変えるのにお茶、バラ、不知火とあるんですけれども、これをどのように練り込むのか、上にかけるのか、そこらへんが知りたかったなと思いました。あと、当事業所では、揚げ物が出来ないけれども、ドーナツは揚げるだけじゃないんですね。焼きドーナツというのもあるので、焼きで考えていくと、とても良いんじゃないかなと思います。

写真でも見ましたが、見た目もかわいくて、グルテンフリーということで素材も工夫されていて、良いなと思いました。米粉も実際、今道の駅でも地元産の米粉パンがあるので、そういったものを使ったらまた、オリジナルのドーナツができるので、良いなと思っています。そして今、ミスドもまた「もっちゅりん」とかで流行ってますし、幅広く色んな方々に愛されている商品なので、すごく良い視点だなと思ってます。水俣の「おるがんと」さんが、6月~7月頃にドーナツ店をオープンするんですよね。そういったのもあるんですけど、おるがんとさんは全然好きに作ってくださいとのことだったので、そういったことはあまり気にせずにやっても良いのかなと思っています。「ドーナツ被り」があるなとか気にされなくても良いというのはお伝えしておきます。そして、味は色々と水俣茶、不知火とあるんですけど、それ以外でも通年をとおして、他にも季節のものとか使ったら、1年かけて色んな味が出せるので、そういった面でも季節感を出せるので、良い案だなと思いました。

 

続けて、全体を通しての、館長様からの所感及び指導助言です。以下はその要旨です。

今、3人で意見交換をしたところですが、商品開発につながるアイディアですね。そこらへんがですね、今のドーナツは、かなり実現の可能性が高いかなと。味も色々変えられるし、受ける商品になるんではないかなという印象を今持っています。ただ、私どもの厨房では、匂いが色んなものに着くことから、揚げることができないので、焼くという方法でならばやれるのではないかなということですね。

その次に、2番手につけたのが、抹茶と甘夏のムースですね。こちらも非常に一般受けしやすいのと、技術的にいけそうな感じですね。4つご提案いただきましたけれども、今の2つがですね、今のところ私どものなかでは、良い印象を持っているところでございます。

最後は、生徒会書記の生徒より、生徒代表謝辞が行われました。

生徒たちの創意工夫に富んだ商品案と、そのプレゼンにおける粘り強さにより、4商品の提案のうち、なんと半数の2商品もの案に対して、今後の商品化につながる可能性があるという示唆をいただきました。

今回は残念ながら採用までは至り得なかった「ザッハトルテ」と「クレープ」担当であった班の生徒たちも、非常に多面的な角度から研究、そしてプレゼンをしてくれましたので、今後ますます伸びていくであろうその探究力を生かして、今回のプレゼンで商品化の対象となった「ドーナツ」と「ムース」の班に合流し、従来の班の生徒が持つ探究心と合わせて、全生徒で主体性を持ってその力を遺憾なく発揮してもらい、商品化という夢(願い)の実現のために精進してほしいと思います。

今回の講師招へい事業は、受講・提案した生徒たち、そしてその案に基づいて試作品の考案・準備をしてくださる道の駅の講師の先生方の双方が、新たな「宿題」を持ち帰る形となった、共同開発ならではの、次につながる商品開発の提案プレゼンテーションでした。

今後は、「ドーナツ」と「ムース」に関するより詳細な検討会・試作、そして販売開始目標時期である秋口に向けて突き進んでいくことになります。

大変お忙しい中、私たちのためにご来校いただきました、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータの皆様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

定通総体本番

6月8日(日)ついに定通総体の本番日がやってきました。

雨天の出発でしたが、協力して荷物をバスに積み込みます。

熊本市の湧心館高校では、バドミントン競技があります。こちらも雨で大変ですが、協力して荷物を降ろします。

 

 体育館2階の卓球場スペースをお借りして、本校の控えスペースを作ります。

そして、開会式です。

 バドミントンは開会式後、まずは男子の部のダブルスからです。

男子の部のダブルスは2名1組が出場し、2名とも奮戦しました結果、初戦は突破しました。

続けて、女子の部のダブルスです。

女子の部ダブルスは、4組中まずは1年生ペア1組が先に出場し、とても良い試合展開を繰り広げ、見事にデビュー戦初勝利をあげました。その後の2年生ペアの1組も奮戦し、初戦を突破しました。

残る女子の部2組も奮戦し、練習の成果をよく出せた戦いができ、2年生ペアの1組はシード校とあたりましたが善戦し、惜しくも敗退しました。そして3年生と2年生のペア1組は堂々たる戦いで、次のステージにも進みました。

続けて、女子の部のシングルスです。

 

女子の部シングルスは、3名が出場し、いずれも初戦を制しました。

続けて、男子の部シングルスです。

 

2名が出場し、奮闘しましたが、男子枠の壁は厚く、惜敗しました。

続けて、先の1回戦でデビュー戦初勝利をあげて勝ち上がってきた女子ダブルス1年生コンビの準々決勝です。

 

健闘しましたが、ここで惜しくも敗退しました。しかし、1年生ながらもここまで勝ち上がってきたことは、とても立派です。試合後、両者とてもすがすがしい表情をしていたのが印象的でした。ベスト8です。

続けて、同じく初戦を突破して勝ち上がってきた3・4年生男子ダブルスコンビの準々決勝です。

昨年度から組んだ3・4年生タッグでの出場です。おかげさまでここまで勝ち上がりました。普段の練習時も工夫しながら熱心に取り組んでいました。その甲斐あり、準々決勝では大接戦の展開でしたが、惜敗しました。しかし、試合後の弁では、両者とても楽しめたということでした。ベスト8です。

続けて、先ほど勝ち上がった2年生コンビの女子ダブルスペアの準々決勝です。

大健闘の末、惜敗しました。今年度から編成した2年生コンビでしたが、練習時もとても工夫した取り組みをしていまいした。来年度が楽しみです。ベスト8です。

続けて、同じく先ほど勝ち上がった3年生と2年生の女子ダブルスペアの登場です。

またしても堂々たる戦いを制し、準決勝に進出しました。期待が高まります。

続けて、先ほど勝ち上がった女子シングルスの3名の登場です。

まずは4年生女子の生徒です。

会場は競技の性質上、窓を締め切ったうえで暗幕を張っていますので、真剣勝負の生徒たちはみんなたっぷりと汗をかきます。真剣な眼差しで汗をかきながら戦うこの先輩の姿も、後輩たちにとって、とてもかっこよく見えましたことでしょう。ここで敗退はしましたが、最上級学年として、その立場に恥じぬ見事な引退試合でした。ベスト16です。

そして2人目は、3年生女子の生徒2人のうちの1人目です。

 

大健闘の末、惜しくも敗北しました。ずっとバドミントンを続けてきた3年生ですので、練習のときから後輩の面倒もよく見てくれていた生徒です。こちらも後輩の良いお手本となる戦いぶりでした。ベスト16です。

そして、もう1人の3年生です。

エース級の実力を持っている生徒です。見事に勝利し、準々決勝に進出しました。

続けて、先ほど勝ち上がった期待の3年生・2年生コンビの女子ダブルス準決勝です。

大熱戦の末、準決勝戦を制し、とうとう決勝まで進出しました。

続けて、先ほど勝ち上がった3年生女子シングルスの準々決勝です。

手に汗握る大接戦の末、勝利しました。準決勝に進出です。

そして、ほぼ間髪入れず、この生徒の準決勝戦です。シングルスとしては本校の生徒で最後に残った生徒の戦いです。期待が高まります。

 

 

決勝進出をかけた対戦とだけあって、さすがに相手選手も強いです。そんな中でも、本校生徒として恥じぬ堂々とした戦いで粘りを見せてくれます。こちらも大接戦の末、最後は惜しくも敗れました。ベスト4です。

そして、いよいよ女子ダブルスの決勝戦です。泣いても笑ってもこれが最後の一番です。

対戦相手も、装いから相当の強さがうかがえます。かなりの上級選手のようです。

大健闘の末、ここで敗れ去りました。惜しくも準優勝です。しかし、とても立派な戦いでした。対戦後に、互いを称え合う様子がとても感動的でした。

バドミントン競技の、表彰式の様子です。

水俣高校は、女子個人シングルス3位、女子個人ダブルス準優勝、そして、団体としての女子総合優勝の成績でした。これにより、女子個人シングルス3位の生徒1名が全国大会への出場権を獲得しました。

続いて、熊本工業高校で行われた卓球競技の様子です。

 

 

卓球は男女ともにシングルスとして2名出場し、いずれも予選敗退しました。1・2年生ですので、来年、再来年とパワーアップして再挑戦してほしいです。

 

各種賞状及び優勝旗を手に、記念撮影をして、協力して荷物をバスに積み込みます。

 

限られた練習期間を経て、生徒諸君は学校の代表として堂々たる試合を展開してくれ、水俣高校のために活躍してくれました。仲間が出場しているときは、下まで降りて来て応援する様子等、それぞれの友情を垣間見ることもできました。工夫して作戦を立てて戦いに挑む姿は、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現しようとする立派な姿でした。

この日まで、運営に携わってくださった大会本部をはじめとする高体連、各学校の先生方、当日も休日でありながら審判等の運営に関わってくださった高校生のみなさん、生徒の移動に携わっていただいた水俣観光様、いつも応援してくださる保護者及び地域の皆様のおかげで、生徒たちは、またひとつ成長することができました。これからも、水俣高校定時制をよろしくお願いします!

定通総体選手激励会

6月6日(金)は、翌々日に迫った定通総体選手激励会が行われました。

 

教頭先生より、激励のお言葉をいただきました。教頭先生は、この2週間の練習期間において、定時制のすべての生徒と練習をしていただきました。これまでみんなと一緒に練習してきた期間がとても良い思い出になったともおっしゃっていただきました。

 

続いて、各種目代表者による決意表明です。本校からは、バドミントン(男子の部)、バドミントン(女子の部)、卓球(男子の部)、卓球(女子の部)に出場します。

 

会の最後には、全体の諸注意がありました。

 

その後、各種目に分かれて打ち合わせをします。トーナメント表の確認をします。

 

最後に、軽く練習した後、持参物の準備です。

明後日の会場はバドミントンが湧心館高校、卓球が熊本工業高校で開催されます。

スポーツ活動をとおして、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するため、明後日は学校代表としてしっかりと戦ってきます。

水俣高校定時制への応援を、よろしくお願いいたします。

みなまた物産展2025本番

5月31日(土)は、いよいよ「みなまた物産展2025」本番日となり、販売実習に参加してきました。

ついに始まりました。全員で協力して設営します。すべてはここから始まります。

 

屋号やPOPの位置を確認します。また、朝納品されたばかりの惣菜パン「シンPITAもち麦&照り焼き」及び「PITAもち麦&むね肉」のシール貼りをします。

  

お釣りの準備等、レジの最終確認をします。前後して、隣接ブースに到着された出水中央高校様とお互いに挨拶をしました。

開店時の、接客十大用語の斉唱をみんなでします。

「暑くなりそうですが、みんなで声を掛け合いながら頑張っていきましょう!」

全員一致団結!実習の成功を願います。

 

そして、いよいよ開店です。高々と号砲が打ち上げられました。最初のお客様を温かくお迎えして実習がスタートします。

 

POPをもってPR「こんにちは~水俣高校です。心を込めてお迎えしています。どら焼き、シンPITAパンはいかがですか~。」「わぁ~美味しそう!いただきます。」「お茶の風味をお楽しみください。」

 

 

どら焼きを中心に、手にとっていただける嬉しさを実感します。

1年生は初参加ですが、落ち着いた接客態度にビックリです!

 

本校の先生方及び卒業生並びに保護者の皆様も応援に駆けつけてくださいました。

「水俣産の甘夏ピールを練り込みました。」「甘夏あんって珍しいね。冷蔵庫で冷やしても美味しいの?」

「お土産にも買って帰ろうか!」

ありがたいお言葉が飛び交います。

残りわずかとなり、閉店までラスト1時間弱を残して完売しました。ありがとうございます。

後片付けも協力して行います。

 

最後は、隣のブースの出水中央高校様に挨拶をして終了です。

 当日は、真夏日のような炎天下の中で熱中症が心配でしたが、皆本当によく頑張りました。声を枯らしてお客様の呼び込みをする者。足の痛みをこらえて立ち続け、自分の役割を全うする者。それぞれが主体的で高い探究心を持って取り組んでくれました。この実習をとおして、生徒の新たな一面を垣間見ました。

 今回の成果と課題については、今週の課題研究や総合実践の授業のなかで、しっかりと振り返りをしていきたいと思います。

 とても良い機会をいただいた水俣商工会議所のみなさまをはじめ、多くの協力企業の皆様、本当にありがとうございました。これからも水俣高校定時制をよろしくお願いします。

物産展販売実習準備

5月29日(木)は、2日後にせまった「みなまた物産展2025」に出店させていただく準備をしました。

本日は、おなじみ「水定どら焼き」のラベルシール貼りをします。1年生は初めてですので、先輩が優しく教えます。

 

 

 共同開発でお世話になっているONITSUKA日昭堂様、いつもありがとうございます。頑張って販売します。

 

エコパーク水俣で開催される「みなまた物産展」では、どら焼きのほかに、Pan工房ベーグル様との共同開発惣菜パン「シンPITAパン」も販売します。「水定どら焼き」は1個各220円、「シンPITAパン」は1個各300円で販売予定です。

水俣高校定時制商業科は、31日(土)のみの販売実習になりますが、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

物産展当日は、店舗番号「50番」の場所に、上記「もえぎ色」の幟旗及び生徒が着用しているこの法被を目印に、ご近所お誘いあわせのうえ、お越しいただければ幸いです。生徒たちが心を込めて接客いたします。たくさんのご来場を、心よりお待ちしております。