日誌

芦高ブログ

育友会主催 学校清掃活動

晴れ育友会主催の学校清掃活動を11月1日(日)に開催しました。

7月豪雨災害から4ヶ月、芦北高校は応急的な片付けを行い、学校生活と授業を優先して参りました。コロナ禍で校外からのボランティア受入れが難しく、片付けや掃除が後回しになった場所がたくさんあります。

今回の清掃活動には生徒、保護者、職員合わせて100人以上の方が参加してくださいました。卒業生の保護者の参加もあり、たくさんの方が泥だらけでの活動となりました。

プールのトイレです。当初に泥を掻き出しただけだったので、手付かず状態でした。

泥の塊を出して、高圧洗浄機やポンプで吸い上げたプールの水を利用してきれいにしました。

剣道場は水没して壊れた棚や床の間の掃除、道場外周りの溝上げをしました。

床の雑巾がけは何度も往復しました。

体育館横 フェンス沿いの溝は泥が堆積して草が生い茂っていました。溝の中に入っての草撤去はなかなかの重労働です。

農場の溝上げ 細い溝にたっぷり泥が溜まっていました。

甘夏果樹園は山から流れ込んだ石がゴロゴロ散らばって、足下がとても危険でした。

石撤去のおかげで、12月末頃に行う収穫時は安心して実習が出来ます。

道具の片付けを終えて、支援物資としていただいていた水やジュースと育友会からパンの配付がありました。

前日に公式の大会があった部活動もあり、貴重な休日にも係わらず参加してくださった皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました。

今後とも育友会活動に御理解・御協力くださいますようお願い申し上げます。

 

生徒達の夢を乗せて、おれんじ列車出発進行!

7月の豪雨災害を受けて、一部不通となっていた「肥薩おれんじ鉄道」が全線で運転を再開することになりました。お祝い興奮・ヤッター!

これまでに川内ー佐敷間の不通区間は8月に解消され、残る佐敷ー八代間のトンネル付近の土砂の影響で一部不通が続いておりました。生徒達はその間、準備いただいた代替バスに乗って通学をしていました。バス

令和2年11月1日(日)、ついに「肥薩おれんじ鉄道」全線での再開の運びとなりました。

この日生徒達は、肥薩おれんじ鉄道株式会社様よりご招待をいただいて、記念イベントと記念乗車をさせていただきました。キラキラ電車

式典前に、生徒達は肥薩おれんじ鉄道様からイベント参加の説明や注意事項を説明いただきました。また、丁校長とともに、多くの来賓の方々にも声をかけていただきました。

続々と関係者のみなさまがご来場される中、取材を受けたりしながらも、ドキドキワクワク期待・ワクワクの心境で式典の開始を待ちます。

式典イベントが始まると、多くの方々やマスコミ関係の方々で会場はいっぱいになりました。

そしてホームには、今回の記念イベントのために、おれんじ食堂の特別列車が到着していました。イベント

この日を待ちわびた多くの方々の歓声や、手持ちのカメラや携帯のシャッター音があふれかえっていました。視聴覚

くまモンも、このイベントのために来てくれました!ハート

 

多くの方々が見守る中、テープカットお祝い

芦校ガールズ芦校ボーイズも並んで記念撮影、そして記念乗車します!グループ視聴覚

 

町長による出発進行の合図と芦北鉄砲隊による祝砲のあと、多くの方々に見守られながら、「全線運転再開記念列車」は佐敷駅を出発しました。電車音楽喜ぶ・デレ

 

通学列車とは違う雰囲気に、ついついきょろきょろしてしまいます。

土砂が流入していた復旧地点を通過!

トンネルに入ると、照明が木目調の美しい車内に照らされて、華やかな雰囲気に!

おれんじ食堂車内では車内アナウンスがなされ、記念のスイーツがふるまわれました!記念日給食・食事興奮・ヤッター!

スイーツと海岸の景色とともに!いつもの通学列車が、なんとも言えない贅沢な時間になりました!

車窓の風景を楽しみながら、おいしいスイーツに舌鼓!キラキラ

その間にも、おれんじ列車は海岸線を、安全にスムーズに走っています!電車音楽

記念乗車チケットとともに!

名残惜しいですが、いよいよ終点の八代駅にまもなく到着。いつもとは違った車窓の風景をしみじみと味わうことができました!

おれんじ食堂の車両は、八代駅へ到着しました。キラキラ

私たちのために、こんなすてきな旅を用意して下さいました肥薩おれんじ鉄道株式会社様、ありがとうございました。また、この復旧のために多大なご尽力を賜り、心から感謝申し上げます。また、多くの関係者の方々にも、この復旧のために力を尽くしていただいたことだと思います。誠にありがとうございます。笑うイベント

 

これから毎日、生徒達はそれぞれに未来への希望という大きな夢を乗せて、肥薩おれんじ鉄道で通学してまいります。私たち芦北高校生は、全線復旧させていただいたこの感謝の気持ちを忘れず、に頑張って参ります。これからもどうぞよろしくお願いします!電車にっこりハート

 

 

芦北町×IT企業×芦北高校 連携協定へ!

令和2年10月23日(金)

「ICTを活用した芦北高校の魅力向上に関する連携協定調印式」が本校で執り行われました!

 

この協定は、芦北町と町が誘致したIT企業グループが、本校の魅力向上に向けた事業を進めるための連携協定ですキラキラキラキラ

IT企業が持つ知識やノウハウを教職員や生徒に提供し、地域に根ざした人材育成や、地域の活性化が期待される県立高校では県内初の画期的な取り組みです!

【調印式の様子】

 

 

 

 

 

熊本県教育長 古閑 陽一 様

IT企業連携グループ HALO 代表者 株式会社MARUKU 代表取締役 小山 光由樹 様

芦北町 町長 竹﨑 一成 様  

 

皆様をお迎えし、無事に調印式を終えることができました興奮・ヤッター!

 

古閑教育長からは、「今回の豪雨災害で大きな被害を受けた本校への希望となるよう事業を進めたい。この連携協定はICT教育の大きな一歩です」と祝辞をいただきました!

 

後半は、記者会見が行われ各社からの質問に、本校生徒も堂々と答える姿が印象的でしたにっこり

【記者会見の様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑写真左下 堂々と記者の質問に答える生徒会長 濵田 朝陽 君王冠

 

丁 薫校長からは「これから、本校の魅力を一層高め地域を元気にしたい」と、今後の取り組みへの期待を寄せられました!

芦北高校は、今後プログラミングやデザインの知識や技術を学習し、農業科、林業科、福祉科、それぞれの専門分野に生かし、ひいては町や地域の課題を生徒自ら考え解決する手段として活用したいと考えています!

早速来年1月には現1年生、4月には新1年生全員に一人一台端末(クロムブック)の整備が決定し、より一層ICT教育に力を入れていきます!

 

考えただけでワクワクしてくるような、スケールの大きいビジョンに圧倒されながらも、芦北町や協力していただくIT企業グループの皆様に感謝し、より一層地域に根ざした教育と人材育成に取り組んで参る決意を抱きました!

これからも、地域とともに歩み、挑戦する芦北高校を、ぜひ応援して下さい興奮・ヤッター!

3年生 模擬投票に学ぶ!

選挙に対する正しい知識を学ぶとともに模擬投票の体験を行なう「模擬投票」の講座を、芦北町選挙管理委員会のご協力の下、総合学習室で行なっていただきました。

本校3年生と芦北支援学校分教室3年生との合同で実施されました。

はじめに、芦北町役場の一田様より、選挙に関する講演を、スライドとカラフルな資料とともにわかりやすく説明いただきました。

そのうえで、芦北町役場の2人の職員の方に、芦北町長選を模した演説を行なっていただきました。芦北町の選挙公報まで、きちんと作成いただきました。ありがとうございます。

 

休憩を挟んで、いよいよ「模擬投票」を体験します!

はじめに、農業科3年の山下くんが、みんなの前で、投票を行なう上での「受付」や「投票記載所」、そして「投票箱」への投票について、芦北町選挙管理委員の方にていねいに説明いただきながら、模擬投票を行ないました。3年生のみなさんは、この様子を興味深く眺めていました。

さて、いよいよ「模擬投票」です!初めて行なう投票行動に、少しドキドキしながらも、全員が行なうことができました。

「模擬投票」を終えたあとで、芦北町選挙管理委員の方から、開票作業の手続きや開票などについて、カギのかかった投票箱を提示されながら開けて説明をされました。

最後に、福祉科3年の笹尾さんが、「実際に模擬投票を行なうことで、選挙に対する考え方や選挙のルール、投票所での投票のやり方について詳しく学ぶことができました。」と謝辞を述べました。

 

3年生のみなさんにとって初めてのことが多かったと思いますが、これからも選挙についての正しい理解につとめるとともに、選挙権年齢になったら必ず投票に行きましょう!

 

鹿本農業高校が被災地支援に来てくれました

 「7月の豪雨で被災した芦北高校を応援したい」ということで、山鹿市にある鹿本農業高校の農業クラブの生徒が芦北高校を訪れてくれましたバス

  

今年は新型コロナウイルスの影響で他校との農業クラブの交流がなかったので、お互い初対面です。まずはお互いの学校紹介をして交流を始めましたピース

 

鹿本農業高校からは花プランターと授業で作ったクッキーをいただきました期待・ワクワク花プランターには直筆のメッセージが書いてあり、とても心温まるものをいただきました鉛筆

 

芦北高校の被災状況を知りたいということでしたので、写真で当時の状況を見た後、実際のその現場(校内)を案内しました学校

 

最後に交流を記念して全員で写真撮影をしましたキラキラそして、芦北高校からは交流の記念として林業科で作成した木工製品をプレゼントしました。両校にとって今日はとても充実した1日になりました。鹿本農業高校の皆さん、本当にありがとうございました笑う

学年別弁論大会

10月16日(金)の2時間目に、学年別弁論大会が実施されました。お知らせ

先日、クラスの予選を終えた生徒達から、学年の代表を決める大会でした。

本来でしたら、学年別に集合をして、生徒の前で実施するのですが、コロナ感染拡大予防のため、事前にビデオ収録を行ないました。視聴覚

(事前のビデオ収録の様子)

 

本番では、各教室で生徒達はそれぞれの教室で事前に録画された発表を聴き、審査を行ないました。グループ

(当日、教室で発表を聴く生徒達の様子)

 

それぞれの発表に、生徒達がそれぞれに抱く思いを深く感じ取ることのできる弁論が展開されました。

生徒達それぞれに、心に響くものがあったと思います。キラキラ

 

さて、それぞれの学年で代表が2名ずつ、合計6名が審査により本選に出場することが決定しました。3ツ星

11月13日(金)に実施予定の「芦高祭」当日、上記6名によります本選が行なわれます。イベント

今度は、全校生徒の前で、みなさんの想いを届けて下さい。興奮・ヤッター!

 

芦北高校、アニメ化(第11&12話(最終話))

放課後ていぼう日誌も、先日TV放送の最終話が放映されました。

今回も、多くの校舎のシーンが登場していました。

アニメでは夏の風景でしたが、本校の樹木は少しずつ秋の気配を感じさせてくれます。

廊下のシーンも登場していました。右は、西日が少し和らいできた本校の廊下の風景です。

授業が終わって放課後の教室のシーン、カーテンの色も本校と同じですね!

廊下を通るシーンですが、アニメではキレイなあじさいが咲きほこっていますね!

ここはふたりがランチを食べていた中庭のシーンのすぐ裏手になります。

生徒昇降口のシーンでは、遠くに生徒達の自転車小屋が見えています。

外側の外観は、実際よりも豪華に描かれていますね!ありがとうございます音楽

赤いレンガの舗道の先に自転車小屋が見えるシーン、実際よりもきれいに描かれていますね!

 

さて、この11&12話では、陽渚さんがキス釣りに挑戦するシーンが2話連続で紹介されていましたね。

イソメのえさが苦手な陽渚さんは、イソメのルアーでキス釣りに挑戦。

他の部員が軽快に釣り上げる中、ひとり収穫を上げられず落ち込む陽渚さん。

しかし、そんなことでは諦めず、どうしたら釣れるかネット検索を行ないながら考え続ける陽渚さん。

それでもうまくはいかず、友人との何気ない会話をきっかけに、今目の前に広がる海のキスに向き合い、ついに釣り上げることに成功しました!

4人の個性あふれる「放課後ていぼう日誌」のコミックでストーリーは、これからも続いていきます。そちらでも、芦北町や芦北高校のシーンがさらに見られると良いですね!

 

さて、そのような目の前の課題を高校生が多様な視点から情報を集めたり、考察したり、みんなで話し合ったりしながら学んでいく科目に、「総合学習(総合的な学習の時間)」というものがあります。本校では専門高校のため、農業科、林業科の3年生ではそれぞれの専攻学科の「課題研究」がそれに充てられています。

 

本校農業科のほうじ茶を研究したグループがあります。

(農業科ほうじ茶班発表スライドより)

 芦北水俣のお茶の生産量を調べ、県内有数の産地であることを知ると、地元の栽培農家を訪ねたり、大学の協力を得て、「緑茶・紅茶・ほうじ茶」の成分分析を行ないました。分析結果からほうじ茶には中性脂肪や血糖値の上昇を抑える働きがある成分が多く含まれているということが分かりました。また、同大学の学長から「ほうじ茶は製造工程で加熱をするため、カテキン類が減少している。苦味や渋味が無く加工品の原料として適しているのでは」という助言をいただきました。

そのため、生徒達は地元のお茶の認知度を上げようと、加工食品の開発に取り組み始めました。

(農業科ほうじ茶班発表スライドより)

早速生徒達はほうじ茶を使ったシフォンケーキ作りに着手。様々に製造方法を変えたり、試食アンケートを繰り返したりしました。また、地元の洋菓子店の方にも製造技術のアドバイスを受け、約1年後に完成しました。

(農業科ほうじ茶班発表スライドより)

「ほうじ茶シフォンケーキ」は様々な販売実習でも好評で、多くの方に楽しんでいただきました。

また、商品開発に協力いただいた地元の洋菓子店で、実際に商品として今現在も販売されています。

(農業科ほうじ茶班発表スライドより:写真は昨年度のものです)

この取り組みは、昨年の熊本県の大会で最優秀賞を受賞。また、多くのメディアでも、「ほうじ茶シフォンケーキ」の取り組みを報道いただきました。こうしたこともあり、生徒達が目標としていた『地元のお茶の認知度を上げる!』ということにつなげることができました。

 

つづいて、林業科では、以前アマモの植栽についてご紹介しました。

(林業科アマモ班発表スライドより)

生徒達がアマモの植栽をはじめたっきかけは、約18年近く前に地元芦北漁協より「海のゆりかご」としてのアマモ場を復活させてほしいという依頼があったことがきっかけでした。以来、生徒達は大学などの支援を受けて当初の約30倍もの広さまで拡大させることができました。

(林業科アマモ班発表スライドより)

(アマモの移植と生育調査の様子:写真は1月(左)と6月(右)のものです。)

40年ほど前の野坂の浦は、海の生物たちが多く生息していました。しかし、近年防波堤の建設と放置された人工林から河川への土砂の流入によって湾内にヘドロが堆積し、アマモが埋もれてしまいました。ここは、従来のアマモの植栽方法がなかなか通用しません。そこで、彼らは演習林で用いている別の方法を思いつきます。

(林業科アマモ班発表スライドより)

(ロープ式に使用する花枝の採取とロープ式に取り組む様子)

 

森林でロープを用いた種の散布方法を、海へ応用してみることでした。上記の右図のように、アマモの花枝(種子)をロープに括り付けてアマモの種子散布を促す方法です。この方法により、最初にご紹介したような大規模なアマモの造成に成功しました。

(林業科アマモ班発表スライドより)

(カキ殻撒きに取り組む生徒達の様子:写真は1月のものです)

 

しかし、この種子散布法では、ヘドロの深い海域では繁殖が難しかったようです。そこで、今度は「カキ殻」を敷き詰めることでヘドロの巻き上がりによる光量不足を補う方法を試みました。現在、生徒達はこのヘドロとアマモの生育との関係を様々に検証しながら、よりよい方法がないか検討を重ね続けています。

 

(夕陽をバックに、芦北湾内で生育調査を行なう生徒達の姿:写真は昨年度のものです)

 

最後に、福祉科では介護技術を3年間を通じて継続的に学び、介護についての専門スキルを学校や介護実習を通じて磨いていきます。

生徒達は、それぞれの介護施設に実習で向かう前に、事前に介護技術について学んだり、介護施設の方と事前打ち合わせを行ないます。

介護施設では、初めて行くときはドキドキしながらも、入所者の方々への様々な対応を経験しながら学んでいきます。笑顔で対話をして、信頼関係を築きます。お顔を拝見しながら、ペースを考えて食事の介助を行ないます。その中でも、レクリエーション活動は楽しみの一つで、たくさん楽しんでもらいます。誰かを笑顔にすることが、生徒達にとって最高の報酬になっています。

 

ここで学んだことは、みんなで振り返りを行ないます。

また、3年生になると、全体でのケース別の課題発表会を行ないます。

でも、これで終わりではありません。3年生の終わりに、生徒達は介護福祉士の国家試験に挑みます。

高校在学中にこの国家資格が取得できる学校は、そう多くはありません。本校生の合格率は、常に全国平均を上回っており、平成30年度は100%の合格者を出しました。

 

前回のブログで、「カササギ」と紹介した鳥の名前は、「アオサギ」の誤りでした。

お詫びと訂正をさせていただきます。

アオサギさんは、時々本校のプールにも遊びにやってきていますよ。

 

さて、「放課後ていぼう日誌」のTV放映は終了しましたが、これを通じて芦北町の様々な魅力も再発見することができました。芦北高校はドラマティックなスクールライフにあふれています。今後、多くのみなさんに芦北高校の様々な魅力を発見していただけたら幸いです。

 

(上記のアニメ放送の写真は、秋田書店様の許可を得て掲載させていただいております。) 

 

 

 

 

 

 

 

 

芦北町復旧・復興ボランティア(第1回・第2回)を実施しました

 7月に発生した熊本県豪雨災害から3ヶ月が過ぎましたが、復旧作業に苦慮されているところも多くあります。芦北高校も多くの方々の支援を受けて学校再開ができました。芦北町の復旧・復興に少しでもお役に立てたらと思い、生徒会・ボランティア部・アマモ研究班を中心にボランティアを計画しました。まずは、多くの立木や災害ゴミ等が流れ込んでいる芦北海岸の清掃活動に取り組みました。

<第1回目> 10月10日(土)  御立岬海浜公園


      海岸清掃

      流木撤去

      ゴミ拾い

 この日だけで流木は、2tトラック7台分、ゴミ類は4台分を収集しました。御立岬海浜公園館長の木倉さんからは、災害後から大潮の度に海岸には多くの流木やゴミが流れ着く話をお聞きしました。芦北の宝である海を守るためにも今後も私たちにできることを取り組みたいと思います。

<第2回目>10月17日(土)芦北漁協付近・芦北湾(野坂の浦)

 午前中に予定していた鶴ヶ浜海浜公園の清掃活動ボランティアは雨のため後日に延期となりましたが、午後から天気が回復したため、芦北漁協周辺及び海底ゴミ・流木の撤去作業をアマモ研究班とボランティアの生徒合計16人で行いました。

 海に漂流する災害ゴミの清掃

 芦北漁協より船2隻を準備いただき、船上からと潮が引いた干拓で流木撤去作業を行いました。

 芦北高校では、18年前から芦北湾のアマモ場保全活動に取り組んでいます。活動当初、0.25haであったアマモ場は、長年の活動により7.5haまでに拡大していました。しかし、今回の豪雨災害によりアマモ場は壊滅的な被害を受けています。現在、アマモ研究班の調査では、約5haのアマモ場が土砂に埋もれ、消失している状況がわかってきました。

  豊かなアマモ場、豊かな漁場、豊かな海を守るためにも本日の作業は重要なことです。

 最後に、全員で「芦北の海を守るぞ!」とアマモ場の復活に向けてのかけ声をかけて写真撮影しました。

 

 

 

避難訓練

生徒には予告なしで避難訓練が行われました。

火災発生場所は、加工実習棟です。

非常ベルと誘導放送に従って速やかに避難します。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

               全員無事が確認されました。

 

 

               かかった時間は・・・・・・・・

 

 

 

 

           4分13秒

 

             教頭先生より講評をいただきます。

 

  

 

 

経験が訓練には必要である。その経験値をあげることが重要である。

 

 

 

 

 

 その中でも「自助」

 みんな助け合いということも大切だけれども最終的には自分の命は自分で守る!これに尽きる。そのためには、このような訓練を通して瞬時に判断できる力、行動できる力を身につけてほしい。

というお話をいただきました。

 

 

  災害はいつ起こるか分からない。訓練とはいえ次は3分台目指して頑張りましょう!

 

 

            次に、実際に消火器を使って消火訓練です。

 

             立尾電設様より消火器取扱説明を受けます。

1,ピンを外す

2,ホースを外す

3,レバーを下げる

消火器の消火剤は3メートルから5メートル。しかも、わずか15秒しか出ない。

 

            これをよく理解して生徒による操作実演

 

 

 

 

 

 今回は、消火剤が出る消火器を使うため、実際の炎を消すようです。

 

 

 

 

 

 

 

   ピンを外す

 

 

 

 

 

 

 

 

   ホースを外す

 

 

 

 


 

  レバーを下げて炎近づいて消火

 

 

 

 

 

              慌てず確実に消火できました。

 

 

        最近、朝晩の気温が下がり過ごしやすくなってきました。

        空気も乾燥しています。

        皆さん火の取扱いには十分注意しましょう。

 

熊本県新人大会男子個人組手優勝!(空手道部)

 10月10日・11日にかけて熊本県高等学校空手道新人大会が行われましたにっこりこの大会は全国選抜大会出場のために実施される九州大会出場をかけた大きな大会です。また、本校はこの大会4連覇(男子団体組手)しており、5連覇のかかった大事な大会でもあります王冠

  

  

男子団体組手5連覇をかけて選手たちは一生懸命戦いましたが、3位という結果になってしましました。九州大会の出場権は確保したのですが、連覇が途切れたことに悔しさを感じる生徒もいました我慢

 

男子個人組手では林業科2年弓削くんが優勝しました期待・ワクワク昨年度の大会では優勝することができませんでしたので、うれしい優勝となりましたお祝い

 

11月に行われる九州大会で上位入賞すれば全国選抜大会に出場できます。全国制覇を目指して頑張ってほしいですキラキラ

芦北高校、アニメ化(第9&10話)

放課後ていぼう日誌、第9話では、芦北高校の校舎のシーンが数多く登場していました。

体育館前のシーンでは、本校の建物やメタセコイヤの木もそのままに、といった雰囲気でした。

梅雨の時期のイメージでしょうか、あじさいでキレイに彩られていました。

体育館前では、多くのスロープが登場していますが、本校には数多くのスロープがあります。

本校の福祉科では、車椅子を使った実習授業であり、多くの生徒達が福祉施設での体験実習前に車椅子での介助についてしっかり学びます。

(「介護チャレンジ教室」で車椅子での介助を学ぶ生徒達:写真は昨年度のものです)

高齢者の方の気持ちを体感するために、特殊なプロテクターをつけて身体の動きに制限を加えたり、視界を狭めるゴーグルをつけて、階段の上り下りを体験したり、介助したりします。

また、介護用ベッドを用いて、食事の介助について体験的に学びます。介助する側とされる側の両方を体験することで、思いやりを大切にした介護のあり方について、生徒達は日々学んでいます。

 

つづいて、プールのシーンでは、本校らしい光景がそのままに浮かび上がっていました。

(上がアニメで登場したシーン、下が本校の現在のプールの様子。)

ていぼう部が釣りの際に海に落ちたときのための救急訓練のシーンでしたね。

 

本校福祉科では、毎年日赤の方に来ていただいて救急訓練の講習を受けたり、障がい者スポーツとして認知度が高まっている車椅子バスケットを体験したりしています。

(日赤の方に講師に来ていただいて、救急訓練について学ぶ生徒達)

(車椅子バスケットに楽しんで取り組む生徒達:写真は昨年度のものです。)

 

9話では、「カササギ」さんが釣り糸に足を絡めているのを、部員みんなで取ろうとしたシーンがとても印象深く残りました。

その試みは、本校林業科の生徒達が、「森・川・海」のつながりを大切にしながら、そこに生息する様々な動植物、昆虫、微生物などを育む取り組みと似ているような気がします。

 

林業科では、森林に親しみ森林の役割を知ってもらおうと、毎年近隣の小学校や支援学校、一般の方々に向けて「森林教室」を開催しています。鏡山の本校演習林に10年ほどかけて整備された約1.4キロに及ぶ自然遊歩道、別名「いやしロード」で、五感で森を感じてもらいます。

(鏡山にある演習林での「森林教室」の様子)

(一般の方々に森林の役割についてイラストを用いて説明する林業科の生徒達:写真は昨年度のものです。)

 

 

第10話では、「のべ竿」を使った「ウキ釣り」に挑戦するシーンが登場していましたが、この日も釣った魚は食べる、とアジゴをていねいに調理しておいしくいただくシーンがいつものように登場していましたね。

本校農業科では、食品製造の授業があり、先日もHPのブログで「カスタード・プディング」や「パウンドケーキ」がレシピ付きで公開されていましたね。

本校には、今年で68年目の歴史を持つ芦北高校伝統のマーマレードジャムがあります。

あらかじめ蒸した『甘夏』を果肉と皮に分け、

皮は細切りにしたうえで、釜で煮詰めます。

特殊な機械をつかって濾したあとで、糖度を測りながら砂糖を加えて煮詰め、

 

 

瓶詰めをし、殺菌して、ラベルを貼って出来上がりです!(写真は昨年度のものです)

(文面の都合上、かなりの行程を省略して紹介しています。)

 

(上記のアニメ放送の写真は、秋田書店様の許可を得て掲載させていただいております。)

 

「放課後ていぼう日誌」は、先週でテレビ放送を終了してしましたが、芦北町や本校にはアニメを通じて紹介された以上の魅力がたくさんあります。是非みなさんも、「放課後ていぼう日誌」で感じられた鮮やかな光景を直接瞳に映してみてください。

  

あたたかいご支援をいただきました!

東京の田町観光協会様(成田範之さん)から、野坂屋旅館様をつうじて芦北高校(生徒・教職員)に向けてマスクを280個寄贈していただきました。

(かわいらしい猫をあしらったデザインに「がんばろう あしきた」とデザインロゴがありました!)

(早速マスクをつけて、笑顔のまなざしをおくる生徒会メンバー!)

大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

 

つづいて、兵庫県の2つの学校から雑巾と温かいメッセージの寄せ書きを贈っていただきました。

神戸常盤女子高等学校さんから、雑巾と、くまもんと鳥さんのやさしいハグのイラストと、カラフルの色紙の一つ一つに心のこもったメッセージを寄せていただきました。たくさんの励ましをいただき、大変ありがとうございました。

 

西宮今津高等学校ING部さんから、雑巾と、学校のキャラクター「しーがるくん」のイラストと部員の方々から温かいメッセージをいただきました。ING部とは?と思い学校HPを確認させていただくと、Imazu Normarization Groupの略で、ボランティアをされている部活動のみなさんということが分かりました。優しい気持ちを、どうもありがとうございました。

 

ここには全てを書ききれませんが、ほかにも多くのみなさまから多くの支援をいただいております。みなさまの温かいご支援により、生徒達は日々かつての日常を少しずつ取り戻しながら、毎日の学校生活を元気に過ごしております。心より感謝申し上げます。

 

生徒総会・生徒会役員選挙

 令和2年度の生徒総会・生徒会役員選挙が行われました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、校内放送やスライド

を活用しました。生徒会役員を中心に、スムーズに会を進めることができました。

生徒たちは真剣な眼差しで、各教室で放送や動画等を視聴しました花丸

  

 

 その後、各学年で会場を分け、生徒会役員選挙の投票を行いました。

各自が責任を持って投票用紙に記入し、投票箱に投入しました。

   

農林水産大臣より激励状をいただきました!

 農林水産大臣の「今年農業クラブ全国大会が中止になったため、今まで農業クラブ活動を頑張ってきた農業高校生たちを励ましたい」という思いから、本校に農林水産大臣から激励状が届きましたキラキラ

  

 農林水産省九州農政局の職員より、本校生徒を代表して林業科3年の農山くん(本校農業クラブ会長)が農林水産大臣の激励状を受け取りましたにっこり

 今年は新型コロナウイルスの影響で様々な大会が中止や代替になりました疲れる・フラフラ高校3年生には来年がありません。悔しい思い、残念な思いがあると思いますが仕方ありません。しかし、学校での頑張ったことはきっと活かされる時が来ると思います学校様々な人たちが皆さんを応援しています!頑張ろう芦北高校生!

芦北高校体験入学!

9月13日(日)、青空の広がる晴天と暑さの和らいだ涼しさに恵まれて、芦北高校体験入学を行ないました。中学生のみなさんや保護者の方々、引率の先生方など、大勢の方にご参加いただきました。

今回は新型コロナ感染拡大予防のため、会場は「生徒会」「農業科」「林業科」「福祉科」の4つのセクションに分かれ、校内放送で開会行事の校長挨拶や諸連絡が行なわれました。

そのうえで、4つのセクションをめぐる体験型の説明会が行なわれました。

「生徒会」のセクションでは、学校紹介、部活動紹介、各学科紹介などがスライドや動画などを用いて行なわれました。

 

「農業科」のセクションでは、「生産・加工・販売」といった学科概要のスライドでの紹介や、果物やジャムの糖度測定を行ないました。舌で味わう感覚と、甘さを数値で測定する体験に、中学生のみなさん興味深そうでした。

 

「林業科」のセクションでは、葉っぱから木を当てるクイズは保護者の方も巻き込んで楽しく行なわれました。また、林業科で学ぶ自然環境の役割についても説明がありました。木工体験では、ストラップ作りを本校生のアドバイスを元に、中学生のみなさん楽しそうに取り組んでいました。

 

「福祉科」のセクションでは、福祉体験を行ないました。「車椅子体験」では、本校生による操作方法の案内のあとで、実際に車椅子に乗ってみたり押してみたりしてもらいました。「杖の体験」では、実際に重心のバランスをとりながら階段を上り下りしてもらいました。初めて体験することで少し緊張したり怖かったりしたかもしれませんが、先輩方のアドバイスに、みなさん笑顔で体験できていてよかったです。

 

本日参加いただいた中学生のみなさん、保護者のみなさん、そして引率の先生方お疲れ様でした。また、本日参加できなかったみなさんにも、芦北高校スクールガイド2020をご覧いただき、芦北高校の魅力をさらに知っていただければ嬉しいです! 

豪雨災害を乗り越え、最後の夏へ~高校総体代替大会・野球独自大会~

7月の豪雨災害では、多方面からたくさんの温かいご支援ご協力をいただき感謝申し上げます。

大きな被害を受けた本校ですが、生徒たちにとって今なお、前を向く理由があります。

それは「追いかけた夢」の実現ですキラキラ

 

7月後半~8月前半にかけて高校総体代替大会、野球の独自大会が開催されました。

コロナ、7月豪雨により、厳しい環境と練習時間も削られた中での大会となりましたが、生徒たちが最後まで諦めずに戦った結果をご紹介したいと思います!

【剣道部】

男子個人戦 

2回戦 3F塩根 メメ - 稲葉(慶誠) 2本勝ち
3回戦 3F塩根  ー  宮本(熊本西) 1-2判定敗退

3年生らしい、堂々たる戦いぶりでした!

熊本日日新聞にも取り上げていただきましたキラキラ

 

【男子バスケットボール部】

芦北 42 - 64 文徳

惜しくも敗れましたが、3年生を中心に粘り強く戦いました!

【弓道部】

男子・女子共に予選敗退となりましたが、すべて出し切りました。悔いはありませんキラキラ

【サッカー部】

代替大会城南ブロック

芦北 1-3 八代清流(2年福祉科石田1得点)

芦北 0-5 矢部

結果は敗退となりましたが、選手・マネージャーは最後まで頑張りました!

さらに一丸となって10月の選手権大会に挑みますキラキラ

 

【女子バレー部】

芦北 0-2 国府(10ー25)( 5-25)

新体制で試合が出来たことを誇りに思いますキラキラ

次は農高大会、春高予選に向けて頑張ります!

 

【女子バドミントン部】

3W笹尾 シングルス1回戦敗退

3年生1名でよく頑張り、ここまで部員を引っ張ってくれました合格

後輩たちの目にはしっかりその姿が焼き付いています!

 

【野球部】体育・スポーツ

芦北 0-8 八代東

”常笑軍団”の名の通り、最後まで野球を楽しんで、自分たちのプレーを貫きました。

これからも、しっかり前を向いて進んでいきます!!

応援ありがとうございました!

 

以上、今夏の高校総体代替大会・夏の独自大会の記録でした3ツ星

今後とも芦北高校の応援よろしくお願いいたします!

 

芦北高校、アニメ化(第7&8話)

ていぼう日誌第8話では、久しぶりに校舎のシーンが登場しました。

 

洪水被害の様子もすっかり無くなったかのように思える正門付近ですが、正門を入ってすぐ左手にツツジの木が植えられています。この地面に泥が固まっており、昨日の夕方は農業科の生徒達がその除去に奮闘していました。見えないところにも、まだ被災の後がありました。

(ツツジの木の根元に固まった泥を除去する生徒)

 

(1階廊下から正面玄関を窓から見える風景)

先輩達と会話する光景では1階の廊下が登場しています。現在1階の廊下の床には修復工事に向けてと思われるテープが貼られ、改修の時期を待っているところです。

保健室のシーンが登場していますが、残念ながら被災しており、現在2階の生徒指導室を保健室に模様替えして使用されています。

 

さて、第7話では、「穴釣り」ということで、ていぼう沿いにがらかぶ釣りをしているシーンが登場しています。先日のブログでも書きましたが、ていぼう沿いでは、林業科の生徒達がアマモの繁殖を行なっています。

(かごしま水族館内で撮影したアマモの水槽の様子:海中のイメージ)

アマモは、多くの海の生き物を育むのに役立ちます。生徒達はアマモ場における海洋生物の生物調査を行ない、様々な生き物たちの生息地として定着していることを示す発表を様々なところで行なっています。

(林業科アマモ班発表スライドより)

こちらは、生徒達がアマモ場で実際に生息を確認した生物たちです。

現在約7.2ヘクタールと当初の約30倍もの広がりを見せる野坂の浦にあるアマモ場は、多くの海洋動植物を育む大切な生息地となっています。世界的にもこのアマモ場が減少傾向にあり、アマモの植栽による環境保全活動は、多くの方々に関心を寄せていただいております。

(今回の豪雨災害でアマモ場も被害を受けており、状況については現在確認中です。)

 

ふたたび8話に話題を戻り、ここではテナガエビの釣りを川で楽しむシーンが登場します。

本校のすぐ隣を流れる乙千屋川周辺は、南九州西回り自動車道路が開通する以前はホタルがたくさん乱舞する生息地でした。しかし工事後、乙千屋川は以前の姿から変貌を遂げ、以前のようにホタルが乱舞する姿が見られなくなりました。

そこで、本校林業科の生徒達が地域の方々と連携して、かつての乙千屋川の姿を取り戻そうと、様々な植栽を行ないました。

(林業科ホタルプロジェクト班発表スライドより)

まず、多様な生物の繁殖地としての川床づくりとして「ネコヤナギ」や「クレソン」の植栽を行ないました。こうした取り組みのおかげで、生徒達による乙千屋川の生物調査では、多様な生物の生息が確認されました。

(林業科ホタルプロジェクト班発表スライドより)

よく見ると、このスライドの左下に「テナガエビ」がいるのが分かりますか?

 

また、地域連携ということで、毎年初夏にホタルの観測会を開いておりました。ホタルの幻影的な光を楽しみに、多くのみなさんが参加して下さいました。また、この様子は地元の新聞社などでも報じていただきました。

(林業科ホタルプロジェクト班発表スライドより)

こうした取り組みを、昨年「高校生水の国フォーラム」でも発表を行ない、多くの方々に関心を寄せていただきました。

豊かな森を育めば、豊かな川、豊かな海をつくることにつながりますそのうえで、豊かな森を作ることの大切さを、本校林業科の生徒達は日々学んでいます。

 

(ホタルまつり開催を前に、元気にポーズをとる生徒達:写真は昨年度のものです)

残念ながら、今回の豪雨災害でせっかく育んだ川床が流れてしまったとのことですが、また復活させるべく「ネコヤナギ」の植栽などに取り組まれるとのことです。

 

アニメ「放課後ていぼう日誌」は、下記の時間帯に放送されています。

BS11 毎週水曜深夜24:00~

RKK  毎週金曜深夜25:55~

上記の写真は、秋田書店様の許可を得て掲載させていただいております。

 

部員のキャラクターが面白いハーモニーを見せてくれていますが、「釣ったら食べる」をモットーにした活動が見ていてほほえましいですね喜ぶ・デレキラキラ

 

 

 

高校生のみなさんから支援をいただきました!

この夏休みの間にも、様々な方々から多くの支援をいただきました。

今回は、その中から2つの学校から送っていただきました支援物資についてご紹介します。

 静岡県にある浜松学芸中学校・高等学校のみなさんから、段ボール2箱分もの様々な文具を贈っていただきました。いろんな生徒さんが、それぞれ手元から持ち寄っていただいたようで、かわいらしいキャラクターのついた文具もあり、本校生徒も大変喜んでいました。生徒の自宅が被災したところもあり、大変助かりました。みなさんの温かいお心遣い、ありがとうございました。

 

 つづいて、愛知県の豊明高校のイラストレーション部のみなさんが、とても愛嬌のあるポップなイラストとともに応援メッセージを寄せていただきました。また、「アマビエ」をあしらったかわいらしいキーホルダーには、『がんばろう熊本』とメッセージが寄せられていました。ネットで調べてみると、このキーホルダーの作成には多くの方の寄付が寄せられていることを知りました。このような支援をみなさまからいただき、大変嬉しく思います。

 

(みなさんの温かい声援に笑顔で感謝を表す生徒会メンバー)

 

 ここでは、これまでにいただいたみなさまの温かいご支援を全てはご紹介できませんが、こうしたさまざまな声援やボランティアの方々のご協力のおかげで、生徒のひとりは、「『早く学校を元の姿に戻すぞ!』、という思いがよりいっそう強まり、精神面で大きな支えにすることができました。」と感想を述べてくれました。

 

 先日から新学期もスタートし、エアコンも何とか間に合って復旧していただきました。まだ施設設備など復旧が必要な箇所は多々ありますが、生徒達の心にはみなさんの温かい気持ちが伝わり、声援を頑張りにかえて、明るく前向きな気持ちで学校生活に臨む姿が見受けられます。みなさまのご支援、どうもありがとうございました。

 

2学期始業式

 

新型コロナの影響で少し短かった夏休みが終わり、今日から2学期がスタートしました。

新型コロナウイルス感染予防と豪雨被害により、全校生徒教室での放送での始業式となりました。

 

 

 

 

 

 

 

校長訓話では、多くの義援金や支援物資寄せられたこと、中でも宮城県と岩手県の高校からの義援金と手紙が紹介されました。(東日本大震災で被災し、受けた支援の感謝の気持ちがあり、今回募金活動を行ったとのことでした。手紙は1階生徒昇降口に掲示してあります。)

そして、『初心にかえる』というお話でした。

新型コロナウイルスと豪雨災害のなかにあって、普段通りの活動ができない状況だからこそ初心にかえる必要がある。

次に、『地域の信頼と期待に応える。』同じ災害を受けた芦北町に何か力になるようなことをしていきたい。

ということでした。

 

今回も校歌斉唱は、演奏を聴きました。

 

 

       写真もソーシャルディスタンス

 

    

 

 

最後に宮城県の加美農業高等学校の生徒さんからの手紙を紹介します。

 

 

                        

熊本県立芦北高等学校の皆さま

 

私たちは、宮城県加美農業高等学校の農業クラブ・家庭クラブです。貴校が大雨の影響で被災したと伺い、私たちにできることを考えました。片付け作業などで使えると思い、応援のメッセージを載せた軍手を贈ることにしました。応援のメッセージは、本校生徒みんなで書きました。ぜひ何かの機会で使っていただけたら嬉しいです。

1日でも早く復興することを願っています。

宮城県加美農業高等学校クラブ・家庭クラブ

 

               

 

 

                 その軍手がこちら 下下下

 

 

                嬉しかったのでハート型にしてみましたハート

 

 

その気持ちがありがたいですねハート

 

2学期も頑張りましょう。

 

      

 

 

 

 

 

 

芦北高校、アニメ化(第5&6話)

毎回オープニングでは、浜辺やていぼうで釣りを行なうシーンが登場しています。

「漁師さんが山に木を植える」という話を聞いたことがある方もおられるかもしれません。

豊かな森は、川を通じて豊富な栄養分やミネラル分などを海へ運び、そのおかげで海が豊かになり、魚が良く捕れるというお話しです。

本校林業科の生徒達は、演習林を通じて、『』のつながりの大切さについて学んでいます。グループ

今回の第5話では、潮干狩りをするシーンが登場していますね!

ところで、海をきれいにする役割として、干潟と藻場があります。

林業科の生徒達は、この中の藻場の育成にも力を入れています。

〔 真冬の海の深夜2時頃、アマモの移植を行なう生徒達:アマモの根は冬に成長します 〕

地元の漁協や大学と連携して、藻場のアマモを繁殖させる取り組みを平成14年から行なっており、

当初0.25ヘクタールだったアマモ場が、現在では7.2ヘクタール約30倍にまで広がっています。興奮・ヤッター!キラキラ

この豊穣の海を取り戻すアマモ再生プロジェクトは、生徒達の様々な発表を通じて、多くの方々に環境問題に関する大きな関心を寄せていただいています。会議・研修

 

つづいて第6話では、地元の釣具屋さんに釣り道具やえさの購入に向かうシーンが登場しています。晴れ

本校生徒も、昨年の夏休みはこのモデルとされる事業所で、インターンシップでお世話になっております。虫眼鏡

釣り好きの生徒が自ら希望して職場体験活動をさせていただきました。お知らせ

様子を伺いに訪ねたこの日は、『えさ作り』に取り組んでいました。汗・焦る

このほかにも、近隣の市町村の事業所で多くの貴重な体験をさせていただきました。にっこりキラキラ

〔上記のインターンシップの写真は、昨年の夏休みのものです。昼

 

さて、第5&6話では、とても個性的な顧問の先生が登場していますね。飲み会・ビール

これからどんな展開になっていくのか、さらに楽しみになってきましたね!